技術分野
この発明は、ギアなどの伝達部材からローラ部材などの被伝達部材に回転力を伝達する回転駆動伝達機構と、それを備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置と、そこに設置される定着装置と、に関するものである。
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】伝達部材から被伝達部材に回転力が偏りなく効率的に伝達されて、回転力伝達時に双方の部材がぶつかって打音が生じる不具合が比較的簡易に抑止される、回転駆動伝達機構、定着装置、及び、画像形成装置を提供する。 【解決手段】加圧ローラ31(被伝達部材)の軸部31aに、曲面部31a0と、回転中心に対して等距離かつ等分に配列された複数の平面部31a1と、を設けている。また、ギア45(伝達部材)の穴部45aに、曲面部31a0の外形dよりも大きな内径Dからなる第1内周部S1と、第1内周部S1に隣接してその内径D´が連続的に減少するように形成された第2内周部S2と、第2内周部S2に隣接して平面部31a1に接触可能に形成された第3内周部S3と、を設けている。 【選択図】図7
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
上述したような従来の定着装置は、ギア(伝達部材)から加圧ローラ(被伝達部材)に回転力を偏りなく効率的に伝達するために、加圧ローラの軸部の形状を略小判状(又は、略矩形状)に形成して、それよりも一回り大きな略小判状(又は、略矩形状)に形成された穴部をギアに設けた場合などに、上述した特許文献2のものと同様の理由で、回転力伝達時に双方の部材がぶつかって打音が生じてしまう可能性があった。
これに対して、このような不具合を解決するために、特許文献2の技術を応用して、ギアの外周側の離間した位置に磁石を設置して、ギアに磁力を作用させてギアを変位させる方策も考えられる。しかし、その場合、磁石を設置するためのスペースやコストが余分に必要になったり、駆動ギアとギアとの噛み合いが変化してしまったりすることになる。
また、このような問題は、定着装置に設置される回転駆動伝達機構に限定されずに、画像形成装置を含めた種々の装置に設置される回転駆動伝達機構に共通するものである。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、伝達部材から被伝達部材に回転力が偏りなく効率的に伝達されて、回転力伝達時に双方の部材がぶつかって打音が生じる不具合が比較的簡易に抑止される、回転駆動伝達機構、定着装置、及び、画像形成装置を提供することにある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
この発明の請求項1記載の発明にかかる回転駆動伝達機構は、伝達部材から被伝達部材に回転力を伝達する回転駆動伝達機構であって、前記伝達部材と前記被伝達部材とのうちの一方は、所定の外径からなる曲面部と、前記外形の範囲内において前記曲面部の回転中心から引いた仮想垂線の長さが互いに等しく前記仮想垂線が前記回転中心を中心に互いに等分に配列されるように形成された複数の平面部と、を具備した軸部を備え、前記伝・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、伝達部材から被伝達部材に回転力が偏りなく効率的に伝達されて、回転力伝達時に双方の部材がぶつかって打音が生じる不具合が比較的簡易に抑止される、回転駆動伝達機構、定着装置、及び、画像形成装置を提供することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。
【図2】 定着装置を示す構成図である。
【図3】 定着装置を幅方向にみた側面図である。
【図4】 ニップ部の近傍を示す拡大図である。
【図5】 定着ベルトが保持部材に保持された状態を示す断面側面図である。
【図6】 定着ベルトが保持部材に保持された状態を示す概略正面図である。
【図7】 定着装置における回転駆動伝達機構を示す拡大正面図である。
【図8】 定着装置における回転駆動伝達機構を示す拡大側面図である。
【図9】 変形例としての、定着装置における回転駆動伝達機構を示す拡大正面図である。
【図10】 従来の定着装置を示す構成図である。
1 画像形成装置(画像形成装置本体)、
20 定着装置、
21 定着ベルト(定着回転体)、
31 加圧ローラ(加圧回転体、被伝達部材)、
31a 軸部(被伝達部材)、
31a0 曲面部、
31a1 平面部(Dカット部)、
31a2 軸部側穴部、
45 ギア(伝達部材)、
45a 穴部、
45b 突出部、 45b1 当接面、
45c ギア側軸部(軸部)、 45c1 平面部(Dカット部)、
S1 第1内周部、 S2 第2内周部、 S3 第3内周部。
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