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特開2015-228137情報処理装置、情報処理システム、その制御方法及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2015-228137(P2015-228137A)
(43)【公開日】2015年12月17日
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理システム、その制御方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/22 20120101AFI20151120BHJP
【FI】
   G06Q50/22 102
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
【全頁数】20
(21)【出願番号】特願2014-113524(P2014-113524)
(22)【出願日】2014年5月30日
(71)【出願人】
【識別番号】390002761
【氏名又は名称】キヤノンマーケティングジャパン株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】592135203
【氏名又は名称】キヤノンITソリューションズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100189751
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 友輔
(74)【代理人】
【識別番号】100188938
【弁理士】
【氏名又は名称】榛葉 加奈子
(72)【発明者】
【氏名】井川 範仁
(72)【発明者】
【氏名】岸野 健司
【テーマコード(参考)】
5L099
【Fターム(参考)】
5L099AA02
(57)【要約】      (修正有)
【課題】ユーザの現在の位置と、ユーザが所定時間までに戻るべき位置の情報を用いて、ユーザが移動可能な範囲を通知する仕組みを提供する。
【解決手段】携帯端末から、携帯端末の現在位置を示す位置情報を取得し、取得した位置情報をユーザ情報と対応付けて記憶し、携帯端末に対応するユーザの待ちを記憶しておき、前回取得した前回位置と新たに取得した現在位置とを用いて、前記携帯端末が、目的地に近付いているか否かを判定し、携帯端末が目的地に近付いていないと判定した場合に、携帯端末に対して待ち時間に係る通知を行う。
【選択図】図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
位置情報の測定機能を備える携帯端末と通信可能な情報処理装置であって、
前記携帯端末から、前記携帯端末の現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記位置情報取得手段で取得した位置情報を、ユーザ情報と対応付けて記憶する位置情報記憶手段と、
前記携帯端末に対応するユーザの待ちを記憶する待ち時間記憶手段と、
前記位置情報取得手段により前回取得した位置情報であって、位置情報記憶手段に記憶された前回位置と、前記位置情報取得手段により新たに取得した前記現在位置とを用いて、前記携帯端末が、目的地に近付いているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段で、前記携帯端末が目的地に近付いていないと判定した場合に、前記携帯端末に対して、前記待ち時間に係る通知を行う通知手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記携帯端末の位置情報が示す現在位置から目的地までの移動時間と、現在時刻から前記待ち時間から特定される所定時間後の時刻までの時間とを用いて、前記通知手段による通知をすべきか否かを判定する通知判定手段と
を備えることを特徴とし、
前記通知手段は、前記通知判定手段で前記通知を行うべきと判定した場合に、前記携帯端末に対して、前記待ち時間に係る通知を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記通知をすべき条件である時間の情報を記憶する通知条件記憶手段と、
を備え、
前記通知判定手段は、前記携帯端末の現在位置から目的地までの移動時間と、現在時刻から前記待ち時間から特定される所定時間後の時刻までの時間との差の時間が、前記通知条件に合致する場合に、前記通知をすべきと判定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記通知判定手段は、前記携帯端末の現在位置から目的地までの移動時間が、現在時刻から前記待ち時間から特定される所定時間後の時刻までの時間以上となった場合に、前記通知をすべきと判定することを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記移動速度は、前記前回位置及び前回位置の取得時間と、前記現在位置及び現在位置の取得時間との差の距離及び時間の情報を用いて算出される、前記位置から前記現在位置までの移動速度であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
位置情報の測定機能を備える携帯端末と通信可能な情報処理装置の制御方法であって、
前記携帯端末から、前記携帯端末の現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得工程と、
前記位置情報取得工程で取得した位置情報を、ユーザ情報と対応付けて記憶する位置情報記憶工程と、
前記携帯端末に対応するユーザの待ちを記憶する待ち時間記憶工程と、
前記位置情報取得工程により前回取得した位置情報であって、位置情報記憶工程に記憶された前回位置と、前記位置情報取得工程により新たに取得した前記現在位置とを用いて、前記携帯端末が、目的地に近付いているか否かを判定する判定工程と、
前記判定工程で、前記携帯端末が目的地に近付いていないと判定した場合に、前記携帯端末に対して、前記待ち時間に係る通知を行う通知工程と、
を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
【請求項7】
位置情報の測定機能を備える携帯端末と通信可能な情報処理装置で実行が可能なプログラムであって、
前記情報処理装置を、
前記携帯端末から、前記携帯端末の現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記位置情報取得手段で取得した位置情報を、ユーザ情報と対応付けて記憶する位置情報記憶手段と、
前記携帯端末に対応するユーザの待ちを記憶する待ち時間記憶手段と、
前記位置情報取得手段により前回取得した位置情報であって、位置情報記憶手段に記憶された前回位置と、前記位置情報取得手段により新たに取得した前記現在位置とを用いて、前記携帯端末が、目的地に近付いているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段で、前記携帯端末が目的地に近付いていないと判定した場合に、前記携帯端末に対して、前記待ち時間に係る通知を行う通知手段として機能させることを特徴とする情報処理装置のプログラム。
【請求項8】
携帯端末と、情報処理装置とを含む情報処理システムであって、
前記携帯端末は、
前記携帯端末の現在位置を示す位置情報を測定する位置情報測定手段と、
前記位置情報測定手段で測定した位置情報を、前記サーバに送信する位置情報送信手段と、
前記サーバから受け付けた通知に応じて、通知の内容を表示画面に表示する表示手段と、
を備え、
前記情報処理装置は、
前記携帯端末から、前記携帯端末の現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記位置情報取得手段で取得した位置情報を、ユーザ情報と対応付けて記憶する位置情報記憶手段と、
前記携帯端末に対応するユーザの待ちを記憶する待ち時間記憶手段と、
前記位置情報取得手段により前回取得した位置情報であって、位置情報記憶手段に記憶された前回位置と、前記位置情報取得手段により新たに取得した前記現在位置とを用いて、前記携帯端末が、目的地に近付いているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段で、前記携帯端末が目的地に近付いていないと判定した場合に、前記携帯端末に対して、前記待ち時間に係る通知を行う通知手段と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理システム、その制御方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
病院等において、診察待ちの患者は受診順に呼び出される。しかし、呼び出された際に受付付近にいなければ、受診の順番をスキップされてしまうため、患者は待合室を離れることができないという問題があった。
【0003】
これに対し特許文献1は、診察開始までの待ち時間の情報と患者の所有する携帯端末の位置情報、携帯端末の位置から病院までの距離を用いて、患者の現在位置から患者が病院に戻るまでどれだけの時間がかかるか算出し、診察開始時間までに患者が病院に戻れない場合は、診察待ちの順番を後ろに回す技術が公開されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009−289132号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
病院には診察受付時間(診療受付時間)があり、時間外になってしまうと病院が閉まってしまうため、患者は診察を受けることができなくなってしまう。特許文献1に記載の技術においては、診察待ちの順番を変更することで診察自体を遅らせるものであって、予定していた診察時間までに患者を病院に戻らせるためのものではない。
【0006】
本発明は、ユーザの現在の位置と、ユーザが所定時間までに戻るべき位置の情報を用いて、ユーザが移動可能な範囲を通知する仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の情報処理装置は、位置情報の測定機能を備える携帯端末と通信可能な情報処理装置であって、前記携帯端末から、前記携帯端末の現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記位置情報取得手段で取得した位置情報を、ユーザ情報と対応付けて記憶する位置情報記憶手段と、前記携帯端末に対応するユーザの待ちを記憶する待ち時間記憶手段と、前記位置情報取得手段により前回取得した位置情報であって、位置情報記憶手段に記憶された前回位置と、前記位置情報取得手段により新たに取得した前記現在位置とを用いて、前記携帯端末が、目的地に近付いているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段で、前記携帯端末が目的地に近付いていないと判定した場合に、前記携帯端末に対して、前記待ち時間に係る通知を行う通知手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ユーザの現在の位置と、ユーザが所定時間までに戻るべき位置の情報を用いて、ユーザが移動可能な範囲を通知する仕組みを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の実施形態における、情報処理システムの構成の一例を示す図である。
図2】本発明の実施形態における、各種装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3】本発明の実施形態における、各装置の機能構成の一例を示す図である。
図4】本発明の実施形態における、通知サービスの申込用二次元コード発行処理の流れを示すフローチャートである。
図5】本発明の実施形態における、通知サービスの申込処理の流れを示す図である。
図6】本発明の実施形態における、通知処理の流れを示すフローチャートである。
図7】本発明の実施形態における、データ構成の一例を示す図である。
図8】本発明の実施形態における、通知サービス申込画面の構成の一例を示す図である。
図9】本発明の実施形態における、通知サービス申込完了画面の構成の一例を示す図である。
図10】本発明の実施形態における、通知画面の構成の一例を示す図である。
図11】本発明の実施形態における、受付端末における画面遷移の様子の一例を示す図である。
図12】本発明の実施形態における、距離算出のための計算式の一例を示す図である。
図13】本発明の実施形態における、携帯端末の現在位置、携帯端末の前回位置、医療機関の位置の関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明は、ユーザの現在の位置と、ユーザが所定時間までに戻るべき位置の情報を用いて、ユーザが移動可能な範囲を通知する仕組みを提供することを目的とする。
【0011】
例えば、ユーザの移動に伴って、それ以上病院から離れた場合、診察時間までに病院に戻れなくなることをユーザに通知することを目的とする。言い換えれば、それ以上病院から離れなければ、診察時間までに病院に戻ることができる旨をユーザに通知することを目的とする。
【0012】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0013】
図1を参照して、本発明の実施形態における、情報処理システムの構成の一例について説明する。図1は、本発明の実施形態における、情報処理システムの構成の一例を示す図である。
【0014】
図1に示すように、本実施形態の情報処理システムは、携帯端末100、サーバ200、受付端末300がネットワーク(例えばLAN)101を介して通信可能に接続され、構成されている。携帯端末100には、GPS機能(位置測定機能)が備えられているものとする。
【0015】
サーバ200は、診察を受けるユーザ(患者)の診察履歴の情報を記憶している。診察履歴とは、例えば、「誰が(どの診察券番号の患者が)」「いつ」「どこの科に」「どのような内容の」診察を受けに来て、「診察時間はどの程度だったか」を記憶している。
【0016】
受付端末300は、病院の受付(待合室)に設置されている端末であり、例えば、診察を受けに来たユーザからの操作を受け付けることで、当該ユーザの診察の申込みを受け付ける。そして、当該診察の申込に応じて、申込情報(例えば、申込を受け付けた時間、申込んだユーザの診察券番号、診察を希望する科等の情報)をサーバ200に送信する。
【0017】
サーバ200は、申込情報を受信して、当該申込情報に基づいた診察待ちの状況を通知する通知サービスの申込み画面のURLを含んだ二次元コードの情報を、受付端末300に送信する。
【0018】
携帯端末100のCPU201は、受付端末300のディスプレイに表示された二次元コードをカメラで撮影して読み込み、二次元コードに含まれるURLに、ブラウザソフトウェアの機能を用いてアクセスする。
【0019】
ここでいう通知サービスはサーバ200によって提供され、例えば、携帯端末のGPS機能を用いて測定される携帯端末の位置情報(ユーザの位置)、移動速度の情報、診察の待ち時間の情報を用いて、どの程度の距離(範囲)までであれば、病院から離れても診察時間までに戻ってこられるかを通知するサービスである。以上が図1の、本発明の実施形態における、情報処理システムの構成の一例についての説明である。
【0020】
次に図2を参照して、本発明の実施形態における、各種装置のハードウェア構成の一例について説明する。図2は、本発明の実施形態における、各種装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
【0021】
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(BaSic Input / Output SyStem)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な各種プログラム等が記憶されている。
【0022】
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM202にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
【0023】
また、205は入力コントローラで、入力装置209等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、液晶ディスプレイ等のディスプレイ装置210への表示を制御する。なお、ディスプレイ装置は、液晶ディスプレイに限られず、CRTディスプレイなどであっても良い。これらは必要に応じてクライアントが使用するものである。
【0024】
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
【0025】
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示したLAN400)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
【0026】
なお、CPU201は、例えばRAM202内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ装置210上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ装置210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
【0027】
ハードウエア上で動作する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM202にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。以上が図2の説明である。
【0028】
次に、図3を参照して、本発明の実施形態における、各装置の機能構成の一例について説明する。図3は、本発明の実施形態における、各装置の機能構成の一例を示す図である。
【0029】
受付端末300の、通知申込先表示部321は、通知サービスの申込先のURLを含む二次元コードを表示する表示部である(図11)。
【0030】
通知申込部301は、通知申込先表示部321から二次元コードを読み取って取得した申込先にアクセスして、通知サービスの申込を行う申込部である。位置情報測定部302は、携帯端末100のGPS機能を用いて、携帯端末100の現在位置(緯度・経度)を測定する測定部である。位置情報送信部303は、位置情報測定部302で測定した位置情報をサーバ200に送信する送信部である。
【0031】
通知受信部304は、サーバ200から通知メールを受信する受信部である。通知表示部305は、通知メールを表示する表示部である。
【0032】
申込受付部311は、携帯端末100から通知サービスの申込を受け付ける受付部である。位置情報受信部312は、携帯端末100の現在位置の情報を受信する受信部である。待ち時間記憶部313は、携帯端末100を有するユーザの、診察開始時間(診察開始時刻)までの待ち時間を記憶する記憶部である。
【0033】
位置判定部314は、携帯端末100の現在位置が、例えば、前回の携帯端末100の位置よりも、目的地(診察を受ける病院の位置)に近付いているか判定する判定部である。通知部315は、携帯端末100の現在位置が、例えば、前回の携帯端末100の位置よりも、目的地に近付いている場合に、携帯端末100に、待ち時間を通知する通知部である。以上が図3の、本発明の実施形態における、各装置の機能構成の一例についての説明である。
【0034】
次に図4を参照して、本発明の実施形態における、通知サービスの申込用二次元コード発行処理の流れについて説明する。図4は、本発明の実施形態における、通知サービスの申込用二次元コード発行処理の流れを示すフローチャートである。
【0035】
受付端末300は、診察受付時間の間常時起動しており、ディスプレイには、図11の受診科選択画面が表示されているものとする。
【0036】
また、受付端末300には、不図示のカードリーダ(診察カード/診察券を検知して、受付端末300に診察券番号を送信する機器)が接続されているものとする。ここでは、診察券番号=患者の識別情報(ユーザの識別情報/ユーザ情報)であるものとする。
【0037】
受付端末300のCPU201は、受診科選択画面1100(図11)において、受診科の選択を受け付ける(ステップS401)。
【0038】
例えば、図11の受診科選択画面1100における、受診科ボタン1101、1102等のうち、いずれかの受診科選択ボタンの押下を受け付け、「決定」ボタン1103の押下指示を受け付けることで、受診科の選択を受け付ける。
【0039】
受付端末300のCPU201は、「決定」ボタン1103の押下を受け付けた場合に、カード検知画面1110を表示画面に表示し、カードリーダを介して、患者の所持する診察券を検知する(ステップS402)。
【0040】
そして、当該検知したカードより診察券番号を取得して(ステップS403)、当該取得した診察券番号と、ステップS401で選択を受け付けた受診科の情報を、診察受付情報として、サーバ200に送信する(ステップS404)。
【0041】
サーバ200のCPU201は、当該診察受付情報を受信して(ステップS405)、受診番号を付与し、診察待ちデータテーブルに登録する。診察待ちデータテーブルについては、図7の説明で後述する。
【0042】
ここで図7を参照して、本発明の実施形態における、各種データ構成の一例について説明する。図7は、本発明の実施形態における、各種データ構成の一例を示す図である。図7に示す各データ(データテーブル)は、サーバ200の外部メモリに記憶されるものとする。
【0043】
診察待ちデータテーブル700は、診察待ち(診療待ち、受診待ち)の状態を示すテーブルである。受診科701は、サーバ200のCPU201がステップS405で受信した診察受付情報に含まれていた受診科の情報であって、患者が受信する科の情報を示す。
【0044】
受診番号702は、診察待ちデータテーブル700の各データ(診察待ち情報)を一意に識別するための識別情報である。当該受診番号702は、サーバ200のCPU201が、ステップS405で受信した診察受付情報を、当該診察待ちデータテーブル700に登録する際に発行される一意の数値である。
【0045】
診察券番号703は、診察券の識別番号であって、サーバ200のCPU201が、ステップS405で受信した診察受付情報に含まれていた、患者(ユーザ)を識別する識別番号である。
当該診察券番号703は患者マスタ710に示すように、患者の氏名と対応付けて、別途記憶・管理されている。
【0046】
診察予測時間704は、診察券番号703の示す患者が、受診科701の示す科で診察を受けるまでの待ち時間である(待ち時間記憶手段)。当該待ち時間の算出は、サーバ200のCPU201が行う。当該待ち時間の算出方法については後述する。
携帯端末位置705は、ユーザの所持する携帯端末100(携帯端末ID707の示す携帯端末)から受信した、携帯端末100の位置情報である(位置情報記憶手段)。
【0047】
受診状況706は、受診済か否かを示す。受診状況706は、例えば、診察室内に設置された不図示のPCより、受診完了の旨の情報を受け付けた場合に、サーバ200のCPU201によって、「済」に書き換えられる。診察待ちデータテーブル700において、新規に診察待ち情報が生成される場合、受診状況706には、受診が完了していないことを示す「未」の値が挿入される。
【0048】
携帯端末ID707は、診察券番号703と対応付けて記憶される、診察券番号703の示すユーザの携帯端末の識別情報(例えばIPアドレス)である。当該診察券番号703と携帯端末ID707の対応付け方法については後述する。メールアドレス708は、通知サービスにおける通知メールを送信する送信先(通知先)を示す。端末位置取得時間709は、サーバ200が携帯端末位置705を取得した時間である。
【0049】
患者の受診履歴は、受診履歴テーブル720に記憶される。受診履歴テーブルは、患者の受診履歴を記憶するテーブルであり、時診察券番号721は、受診日時723の示す日時に、受診科722にて、診察内容724の示す診察を受けた患者の診察券の番号である。診察時間725には、各診察にかかった時間が記憶される。
【0050】
尚、当該受診履歴テーブル720の情報は、例えば、診察室内に設置された不図示のPCより受診完了の旨の情報を受け付けた場合に(医師が当該PCを操作することで、サーバ200に対する受診履歴情報の送信が行われた場合に)、サーバ200のCPU201が、当該受診した診察履歴の情報を、受診履歴テーブル720に記憶するものである。
【0051】
受診履歴テーブル720が未作成の場合、当該診察室内のPCから診察履歴の情報を受信することで、サーバ200のCPU201が受診履歴テーブル720を生成するが、本発明の実施形態においては、既に受診履歴テーブル720が生成され、サーバ200の外部メモリに記憶されているものとする。
【0052】
サーバ200のCPU201は、当該受診履歴テーブルの情報を用いて、患者の受診時間を算出し、ある患者の直前までの、他の患者の受診時間の総計=待ち時間として、待ち時間を算出する。
【0053】
診察時間テーブル730は、受診履歴を持たない患者の診察時間を予測するために利用される診察時間を記憶している。当該診察時間テーブル730は、予め、サーバ200の外部メモリに記憶されているものとする。
【0054】
申込画面データテーブル740は、診察待ち情報が登録されることで(診察の予約がされることで)サーバ200のCPU201が生成する通知サービス申込用の申込画面データの構成するhtmlファイル743、サーバ200のCPU201により当該htmlファイル743と対応付けて生成された、申込画面にアクセスするためのURL742と、当該申込画面に対応する診察券番号741と、を記憶するテーブルである。
【0055】
当該htmlファイルは、例えば、図8の申込画面800のような画面を構成するデータである。
【0056】
ユーザは、自身が所有する携帯端末で当該URLにアクセスすることで、当該ユーザの診察に係る情報(受診番号、受診科、診察券番号等)を確認し、通知サービスへの申込(登録)を行うことが出来る。
【0057】
htmlファイル743とURL742は、サーバ200の外部メモリに記憶される。
【0058】
通知時間テーブル750(通知条件記憶手段)は、通知サービスにより通知を行う条件を示す。具体的には、現在時刻から診察開始時刻までの時間(待ち時間)から、ユーザの現在位置(携帯端末100の現在位置)から病院の位置(医療機関の位置/目的地)までの移動時間までの差の時間d4が、通知時間751(−5分〜+15分 又は 0以上)の間であれば、携帯端末100に対して、病院に戻るよう通知するというものである。
【0059】
いずれの条件を設定するかは、サーバ200に対するユーザの操作に応じて変更可能である。フラグ752は、いずれの通知時間751が有効かを示す。フラグ752=1の通知時間が通知すべきか否かの判定に用いられる。フラグ752=0の通知時間は、通知すべきか否かの判定に用いられない。
【0060】
例えば、通知時間751=「−5≦d4≦15(分)」が有効な状態で、待ち時間=60分、病院までの移動時間=56分の場合、時間の差は−4分であり、それ以上病院から離れると、診察開始時刻までに病院に戻れないことをユーザに通知するために、サーバ200のCPU201は携帯端末100に通知メールを送信する。
【0061】
待ち時間=60分、病院までの移動時間=20分の場合、ユーザは余裕を持って病院に戻ることが可能と考えられるため、通知は行わない。通知を行わないことで、ユーザが病院の近くにいるにも関わらず、ユーザの、携帯端末で通知を確認する煩わしさを軽減することが出来る。
【0062】
また、通知の時間に幅を持たせるため、例えば、待ち時間=60分、病院までの移動時間=70分の場合(時間の差=+10分の場合)にも通知をするよう、通知時間751を記載している。
【0063】
これは、ユーザの移動速度によっては、待ち時間と病院までの移動時間の差=−5分の間に携帯端末100の位置情報の取得、及び携帯端末100への通知が出来ない可能性があるからである。
【0064】
また、例えば、通知時間751=「d4≧0(分)」が有効な場合、待ち時間=60分、病院までの移動時間=60分以上であれば、(つまり、時間の差が0分以上=所定の時間以上であれば)通知を行う。待ち時間=60分、病院までの移動時間=60分より短いのであれば、ユーザは診察開始時刻までに病院に戻ってこられるため、通知は行わない。
【0065】
サーバ200のCPU201は、ユーザからの操作を受け付けることで、フラグ752の値を変更し、ユーザが所定の位置(移動時間から推測される、診察開始時間に間に合う限界の位置)にいる場合に通知を行うか、ユーザが所定の範囲を超えた場合(診察開始時間に間に合う限界の位置以上に、病院から離れた場合)に通知を行うかを切替える。以上が図7の説明である。
【0066】
図4の説明に戻る。サーバ200のCPU201は、ステップS405で受信した、診察受付情報に含まれる診察券番号を診察券番号703に、CPU201は、ステップS405で受信した、診察受付情報に含まれる受診科の情報を受診科701に挿入した、新たな診察待ち情報を生成して、診察待ちデータテーブル700に追加登録する。登録に際して、サーバ200のCPU201は、当該診察待ち情報の識別情報である受信番号を生成して、追加登録する診察待ち情報の受診番号702に挿入する。
【0067】
サーバ200のCPU201は、当該診察券番号を診察券番号741に有するURL742、htmlファイル743を生成し(ステップS407/画面情報生成手段)、当該URL742の情報を埋め込んだ二次元コードを生成して(ステップS408)、外部メモリに記憶する。そして、当該二次元コードの情報を受付端末300に送信する(ステップS409)。
【0068】
当該htmlファイル743は、例えば、図8の申込画面800のような画面を構成するデータである。受診番号801は、ステップS405でサーバ200が受診した診察受付情報を、診察待ちデータテーブルに追加登録する際に発行した受診番号である。
【0069】
診察券番号802、受診科803は、ステップS405でサーバ200が受診した診察受付情報に含まれていた診察券番号、受診科の情報である。メールアドレス入力受付部804は、通知サービスから通知メールを受信するメールアドレス(通知先の情報)の入力を受け付ける入力受付部である。
【0070】
「登録」ボタン805は、サーバ200が提供する通知サービスへの申込(メールアドレスの登録)をするためのボタンである。当該「登録」ボタン805が押下されると、携帯端末100のCPU201は、当該申込画面800を表示しているクライアントアプリケーションの機能を用いて、携帯端末100自身の識別情報(例えば、IPアドレス)、GPS機能で測定されている位置情報、申込画面800で入力を受け付けたメールアドレスを、申込画面800に表示されている受診番号801と共に、サーバ200に送信する(後述のステップS509)。
【0071】
当該「登録」ボタン805には、例えば、サーバ200のIPアドレスのように、携帯端末100の識別情報、位置情報、メールアドレス、受診番号801を返信すべき返信先の情報が埋め込まれており、携帯端末100のCPU201は、当該「登録」ボタン805に埋め込まれた返信先に、携帯端末100の識別情報、位置情報、メールアドレス、受診番号801を送信する。
【0072】
受付端末300は、当該二次元コードの情報を受信し(ステップS410)、表示画面に表示する(ステップS411)。例えば、図11の二次元コード表示画面1120のような画面を表示する。以上が図4の説明である。
【0073】
次に図5を参照して、本発明の実施形態における、通知サービスの申込処理の流れについて説明する。図5は、本発明の実施形態における、通知サービスの申込処理の流れを示す図である。
【0074】
携帯端末100のCPU201は、患者(ユーザ)から、二次元コード表示画面1120に表示された二次元コードの読み取り指示(例えば、二次元コードの読み取りアプリケーションの起動及び二次元コードの撮影指示)を受け付け(ステップS501)、二次元コードの読み取り処理を行う(ステップS502)。
【0075】
携帯端末100のCPU201は、読み取った二次元コード内のURLを特定して、ウェブブラウザ機能を有するクライアントアプリケーションを起動し、当該特定したURLへアクセスする(ステップS503)。つまり、URLに対応する通知サービスの申込画面を、サーバ200に要求する。
【0076】
サーバ200のCPU201は、携帯端末100からの通知サービスの申込画面の要求を受け付け(ステップS504)、要求に応じた画面情報(htmlファイル)を要求元の携帯端末に送信する(ステップS505)。
【0077】
ここで送信されるhtmlファイルが構成する画面は、例えば、図8の申込画面800のような画面である。申込画面800の説明は上述したため、ここでは割愛する。
【0078】
携帯端末100のCPU201は、当該画面情報を受信し(ステップS506)、上述したクライアントアプリケーションの機能を用いて、申込画面800を表示画面に表示する(ステップS507)。
【0079】
そして、通知メールの送信先となるメールアドレスの入力を受け付け(ステップS508)、当該申込画面800を表示しているクライアントアプリケーションの機能を用いて、携帯端末100自身の識別情報(例えば、IPアドレス)、GPS機能で測定されている位置情報、申込画面800で入力を受け付けたメールアドレスを、申込画面800に表示されている受診番号801と共に、サーバ200に送信する(ステップS509)。
【0080】
サーバ200のCPU201は、ステップS509で携帯端末100から送信された各情報を受信し(ステップS510)、申込完了メール(図9に示す申込完了を通知するためのメール)を生成して、ステップS510で受診したメールアドレス(通知先メールアドレス)に送信する(ステップS511)。
【0081】
携帯端末100のCPU201は、申込完了メールを受信し(ステップS512)、表示画面に表示する(ステップS513)。
【0082】
サーバ200のCPU201は、ステップS514において、診察待ちデータテーブル700を参照し、ステップS510で受信した受信番号から診察券番号703を特定する。そして、当該診察券番号703と同一の診察券番号の値を、721に有する診察履歴情報を特定して、当該診察券の持ち主であるユーザの診察にかかるであろう時間(診察予測時間)を算出する(ステップS514)。
【0083】
具体的には、サーバ200のCPU201は、同一の診察券番号(同一ユーザ)の、ステップS405で診察の予約を受け付けた受診科と同一の受診科(受診科722)にて診察を受けた際の診察時間725の平均値を算出し、診察予測時間とする。
【0084】
サーバ200のCPU201は、当該診察予測時間を、ステップS510で受信した受診番号に対応する、診察待ちデータテーブル700の診察予測時間704に登録する。また、ステップS510で受信した携帯端末の識別情報、メールアドレスを、ステップS510で受信した受診番号に対応付けて、携帯端末ID707(携帯端末の識別情報)、メールアドレス708に記憶する。(ステップS515)。以上が図5の説明である。
【0085】
次に図6を参照して、本発明の実施形態における、通知処理の流れについて説明する。図6は、本発明の実施形態における、通知処理の流れを示すフローチャートである。
【0086】
サーバ200は、図6の処理を所定の時間ごとに繰り返し実行しているものとする。
【0087】
サーバ200のCPU201は、前回、当該図6の処理を実行してから(例えば、ステップS603の処理実行時点から)所定の時間が経過したか判定する(ステップS601)。当該所定の時間の情報は、サーバ200の外部メモリに予め記憶されているものとする。
【0088】
サーバ200のCPU201は、前回処理実行時から所定の時間が経過していないと判定した場合(ステップS601でNO)、処理をステップS601の前に戻す。前回処理実行時から所定の時間が経過したと判定した場合(ステップS601でYES)、サーバ200のCPU201は、診察待ちデータテーブル700の先頭n名分の未受診データ(受診状況706=「未」のデータ)に対し、ステップS603〜S612の処理を受診科ごとに繰り返し処理する。
【0089】
サーバ200のCPU201は、携帯端末ID707の情報に基づいて、ユーザ(患者)の携帯端末100に対して、携帯端末の現在位置(位置情報/所在地)の問い合わせを行う。つまり、位置情報の取得要求を送信する(ステップS603)。
【0090】
携帯端末100のCPU201は、当該位置情報の取得要求を受信し、携帯端末100の備えるGPS機能を用いて、携帯端末100の現在所在位置の経度・緯度(現在位置p2)を測定し、サーバ200に送信する(ステップS604/位置情報測定、位置情報送信)。
【0091】
以下、距離、時間の情報の算出処理について記載するが、算出した距離の情報、時間の情報は、それぞれ、サーバ200のCPU201が、サーバ200の外部メモリの所定の領域に記憶するものとする。算出した距離、時間の情報を用いて、新たな値を算出する場合、当該外部メモリに記憶された距離、時間の情報を読み出して算出処理を行うものとする。
【0092】
サーバ200のCPU201は、当該携帯端末100から、前回取得した位置情報(つまり、サーバ200の外部メモリに記憶されている、携帯端末ID707に対応する、携帯端末位置705の位置)を取得し(位置情報取得手段)、前回取得した位置情報(前回位置p1)からの医療機関の位置d1までの距離を算出する(ステップS605)。
【0093】
携帯端末100の現在位置、前回位置、医療機関の位置等の関係図は、図11に記載する。
【0094】
距離の算出は、サーバ200のCPU201が、図12に示す公式を用いて行う。
【0095】
尚、前回位置p1が記憶されていない場合は、医療機関の位置d1を前回位置p1とする。
【0096】
サーバ200のCPU201は、ステップS604で取得した現在位置p2と、ステップS605で取得した前回位置p1より、前回位置から現在位置までの移動距離d2(ユーザの移動距離d2)を算出する(ステップS606)。
【0097】
サーバ200のCPU201は、医療機関の位置d1と、ステップS604で取得した現在位置p2より、医療機関〜現在位置間の距離d0を算出する(ステップS607)。
【0098】
サーバ200のCPU201は、ステップS607で算出した医療機関〜現在位置間の距離d0と、前回位置p1から現在位置p2までの移動時間(ステップS606で算出した移動距離d2と、前回位置を取得した時刻(端末位置取得時間709)と現在時刻との差の時間t0)より、前回位置p1から現在位置p2までの移動速度を算出する(移動速度=移動距離d2÷p1からp2までの移動時間)。
【0099】
そして、現在位置p2から医療機関の位置p0までの距離及び、前回位置p1から現在位置p2までの移動速度を用いて、現在位置p2から医療機関の位置p0までの移動にかかる時間(移動時間t1)を算出する(ステップS608/移動時間t1=p2からp0までの距離÷p1からp2までの移動速度)。
【0100】
サーバ200のCPU201は、現在処理中の診察待ち情報の直前までの、受診状況706=「未」の診察待ち情報を全て取得し、当該取得した診察待ち情報の、診察予測時間704の合計値を、待ち時間t2として算出する(ステップS609)。
【0101】
尚、ここでは、診察予測時間704の合計値=待ち時間t2としたが、実際には、診察開始の時間になるまでに病院に戻っておく必要があるため、例えば、診察予測時間704の合計値から所定時間差し引いた時間を待ち時間として算出するようにしてもよい。(例えば、診察予測時間704の合計値=60分、所定時間=10分の場合、待ち時間t2=50分)。
【0102】
サーバ200のCPU201は、前回位置p1から医療機関の位置p0までの距離d1と、現在位置p2から医療機関の位置p0までの距離d0を用いて、患者が前回から現在までの間に、医療機関(病院)に近付いているか判定する(ステップS610)。つまり、ユーザが病院に向かっているか判定する。
【0103】
例えば、距離d0−距離d1が0よりも小さい場合、患者が医療機関(病院)に近付いていると判断する。また、距離d0−距離d1が0以上の場合、患者は前回位置と同じ場所に留まっているか、又は、前回位置よりも病院から離れていると判定する。
【0104】
患者が医療機関(病院)に近付いていると判定した場合(ステップS610でYES)、病院に向かっているユーザに対して病院に戻ってくるよう通知する必要はないと判断し、通知メールを携帯端末100に送信することなく、処理をステップS614に移行する。患者が医療機関(病院)に近付いていないと判定した場合(ステップS610でNO)処理をステップS610に移行する。
【0105】
サーバ200のCPU201は、ステップS608で算出した現在位置p2から医療機関の位置p0までの移動時間t1と、ステップS609で算出した待ち時間t2を比較し、移動時間t1−待ち時間t2=通知時間751の範囲以内か(通知時間751に合致するか)判定する(ステップS611/通知判定手段)。
【0106】
移動時間t1−待ち時間t2=通知時間751の範囲以内でない場合(ステップS610でNO)、処理をステップS614に移行する。移動時間t1−待ち時間t2=通知時間751の範囲以内である場合(ステップS610でYES)、それ以上病院から離れると診察開始時刻(所定時間後)までに病院に戻れなくなることをユーザに通知すべく、通知メールを生成する(ステップS612)。
【0107】
ここでいう通知メールとは、例えば図10に示す通知メール1000である。サーバ200のCPU201は、残りの待ち人数、待ち時間を挿入した通知メール1000を作成して、ステップS603で位置情報の問い合わせを行った携帯端末100に送信する(ステップS613)。
【0108】
携帯端末100のCPU201は、当該通知メール1000を受信して(ステップS615)、表示画面に表示する(ステップS616)。
【0109】
サーバ200のCPU201は、ステップS605で取得した携帯端末100の現在位置p2、当該現在位置p2を受信した際の日時の情報を、診察待ちデータテーブル700の携帯端末位置705、端末位置取得時間709に上書する。以上が図6の説明である。
【0110】
以上、説明したように、本発明によれば、ユーザの現在の位置と、ユーザが所定時間までに戻るべき位置の情報を用いて、ユーザが移動可能な範囲を通知することができる。
【0111】
例えば、ユーザの移動に伴って、それ以上病院から離れた場合、診察時間までに病院に戻れなくなることをユーザに通知することができる。
【0112】
言い換えれば、それ以上病院から離れなければ、診察時間までに病院に戻ることができる旨をユーザに通知することができる。
【0113】
なお、本発明の実施形態においては、病院の待ち時間の通知サービスとして説明を行ったが、飲食店の待ち時間等を通知する仕組みとして機能させてもよい。
【0114】
本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
【0115】
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
【0116】
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
【0117】
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
【0118】
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
【0119】
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
【0120】
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
【0121】
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0122】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
【0123】
尚、前述した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【符号の説明】
【0124】
100 携帯端末
101 LAN
200 サーバ
300 受付端末
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13