【解決手段】 使用者が押下可能に構成されたボタン(100)と、弾性体で構成され、前記ボタンを支持可能に構成された弾性支持部(110または111)と、前記弾性支持部よりも剛性が高い剛体で構成され、前記ボタンを1点で支持可能に構成されたスイッチ足部(120)と、前記スイッチ足部の下側に設けられ、前記ボタンの押下によって接点をオフ状態からオン状態に変化可能に構成されたスイッチ部(130)と、前記ボタンの略中央の下部に設けられた光源(140)と、前記スイッチ部(130)及び前記光源(140)が設けられた基板(150)と、を備えることを特徴とする照光式スイッチを提供する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の照光式のスイッチでは、ボタンの押下によって接点のオンオフ状態を変化させるスイッチ部が、ボタン中央下部に設けられているため、ボタン中央下部に光源を設けることができなかった。そのため、照光式のスイッチの光の状態に光斑が発生してしまう課題があった。また、仮にボタン中央下部に光源を設けた場合、スイッチ部をボタン中央下部に設けることができなくなり、ボタンを押下した際にスイッチ部に十分に荷重が伝わらず、ボタンの荷重が重くなるという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記課題を解決するために次のような手段を採る。なお、以下の説明において、発明の理解を容易にするために図面中の符号等を括弧書きで付記するが、本発明の各構成要素はこれらの付記したものに限定されるものではなく、当業者が技術的に理解しうる範囲にまで広く解釈されるべきものである。
【0006】
本発明の手段1は、
使用者が押下可能に構成されたボタン(100)と、
弾性体で構成され、前記ボタンを支持可能に構成された弾性支持部(110または111)と、
前記弾性支持部よりも剛性が高い剛体で構成され、前記ボタンを1点で支持可能に構成されたスイッチ足部(120)と、
前記スイッチ足部の下側に設けられ、前記ボタンの押下によって接点をオフ状態からオン状態に変化可能に構成されたスイッチ部(130)と、
前記ボタンの略中央の下部に設けられた光源(140)と、
前記スイッチ部(130)及び前記光源(140)が設けられた基板(150)と、を備える
ことを特徴とする照光式スイッチである。
【0007】
上記構成の照光式スイッチによれば、ボタン中央下部に光源(140)が設けられているため、照光式スイッチに光斑が発生することを防止することができる。また、スイッチ足部(120)と弾性支持部(110)との配置により、使用者がボタン(100)を押下した際に、スイッチ部(130)に十分に荷重が伝わる構成とすることができる。
【0008】
本発明の手段2では、
前記弾性支持部(110または111)は、前記光源を挟んでスイッチ足部(120)と対峙する位置に、前記ボタンを2点で支持可能に構成されている
ことを特徴とする手段1の照光式スイッチである。
【0009】
上記構成の照光式スイッチによれば、ボタン(100)を3点で支持する構造となるためボタン(100)を安定させることができる。
【0010】
本発明の手段3は、
前記弾性支持部(110)は、前記2点をそれぞれ別の部品で支持する
ことを特徴とする手段1または手段2の照光式スイッチである。
【0011】
上記構成の照光式スイッチによれば、ボタン(100)を3点で支持する部品をそれぞれ別の部品としているため、ボタン(100)をさらに安定させることができる。
【0012】
本発明の手段4は、
前記弾性支持部(111)は、前記2点を1つの部品で支持する
ことを特徴とする手段1乃至手段3のいずれかの照光式スイッチである。
【0013】
上記構成の照光式スイッチによれば、上記2点を1つの部品で支持可能な弾性支持部(111)を備えるため、上記2点をそれぞれ別の部品で支持する構成と比較して、部品点数を削減することが可能となる。
【0014】
本発明の手段5では、
前記ボタン100は、
前記光源が発する光を透過可能で、前記光源が光を発していないときには略黒色に視認される程度のグレー色のボタン本体(101)と、
前記ボタン本体上に形成された、シルバー色またはシルバー色と同系色の第1塗装膜(102)と、
前記第1塗装膜上に形成された第2塗装膜(103)と、を備える
ことを特徴とする手段1乃至手段4のいずれかの照光式スイッチである。
【0015】
上記構成の照光式スイッチによれば、第2塗装膜(103)を装飾する色に制限がない、レーザー加工が可能なスイッチを構成することができる。また、第1塗装膜(102)としてシルバー色またはシルバー色と同系色の膜を用いているため、照光時にも光漏れがなく、明度差の高い照光スイッチを構成することができる。
【0016】
本発明の手段6は、
上記いずれかの照光式スイッチを備える電子機器である。
【0017】
上記構成の電子機器によれば、暗い場所での視認性に優れた電子機器を構成することができる。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本発明に係る実施形態について、以下の構成に従って図面を参照しながら具体的に説明する。ただし、以下で説明する実施形態はあくまで本発明の一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定的に解釈させるものではない。なお、各図面において、同一の構成要素には同一の符号を付しており、その説明を省略する場合がある。
1.実施形態1
(1)照光式スイッチの構成
(2)比較例
2.実施形態2
3.実施形態3
(1)照光式スイッチの構成
(2)比較例
4.本発明の特徴
5.補足事項
【0020】
<1.実施形態1>
まず、本発明の実施形態1について、
図1乃至
図3を参照しながら説明する。なお、
図3は本実施形態の特徴を説明するための比較例である。
【0021】
<(1)照光式スイッチの構成>
図1及び
図2は、本実施形態の照光式スイッチの構成例を示す図である。
図1は照光式スイッチの上面側から見た図、
図2は照光式スイッチを側面から見た図である。これらの
図1及び
図2に示すように、本実施形態の照光式スイッチは、ボタン100、弾性支持部110、スイッチ足部120、スイッチ部130、光源140、基板150、及びラバーボタン部160を含んで構成される。
【0022】
<ボタン100>
ボタン100は、プラスチックなどの樹脂で矩形状に形成され、使用者(ユーザ)が押下可能に構成されている。ボタン100には、該ボタン100を押下された際に実行される機能を示唆する文字またはマークが印字されて構成される。なお、ここでのボタン100への印字は、必ずしも印刷によるもののみを指すのではなく、レーザー加工などで形成されたものも含む。ボタン100は、スイッチ足部120と一体に形成されている(
図2参照)。ただし、ボタン100とスイッチ足部120とはそれぞれ別部品として形成されて、互いに接着される構成であってもよい。この場合、ボタン100とスイッチ足部120とは、異なる素材で形成されてもよい。
【0023】
<ラバーボタン部160>
図2に示すように、ラバーボタン部160は、ボタン100の下部に、ボタン100と略同じ大きさで、ゴムなどの弾性体で形成される。ラバーボタン部160は、弾性支持部110と一体に形成されている(
図2参照)。ただし、ラバーボタン部160と弾性支持部110とは、それぞれ別部品として形成されて、互いに接着される構成であってもよい。この場合、ラバーボタン部160と弾性支持部110とは、異なる素材で形成されてもよい。ラバーボタン部160は、光源140が発する光を透過可能な色及び素材で形成される。
【0024】
<弾性支持部110>
弾性支持部110は、ラバーボタン部160を介して、ボタン100を2点で支持可能に、2つの部品で形成される。弾性支持部110は、ゴムなどの弾性体で形成される。
図2に示すように、弾性支持部110は、光源140を挟んでスイッチ足部120と対峙する位置に配置される。弾性支持部110の下端は、基板150に接している。弾性支持部110は、使用者がボタン100を押下していない状態では、ボタン100を上方に押し上げる力を加えるよう構成される。
【0025】
<スイッチ足部120>
スイッチ足部120は、ボタン100を1点で支持可能に構成される。スイッチ足部120は、上記の弾性支持部110よりも剛性が高い剛体で形成される。
図2に示すように、スイッチ足部120は、ラバーボタン部160に形成された貫通孔を貫通するよう、ボタン100と一体形成される。スイッチ足部120は、使用者がボタン100を押下したときでも変形しない程度の剛性を備える。
【0026】
<スイッチ部130>
スイッチ部130は、上記スイッチ足部120の下側に設けられ、使用者が上記ボタン100を押下することによって、このスイッチ部130の中に形成された接点をオフ状態からオン状態へと変化可能に構成されている。すなわち、使用者がボタン100を押下している状態(ボタンを押した状態)ではスイッチ部130の中の接点がオン状態となり、使用者がボタン100の押下を停止した状態(ボタンを押していない状態)ではスイッチ部130の中の接点がオフ状態となる。スイッチ部130は、使用者がボタン100を押下していない状態では、スイッチ足部120を介してボタン100を上方に押し上げる力を加えるよう構成される。
【0027】
弾性支持部110と、スイッチ部130とは、使用者がボタン100を押下した状態で同程度変位し(押し下がり)、押下されない状態では平らになるよう、バランスの取れた構成とする。
【0028】
<光源140>
光源140は、基板150上に配置されたLEDなどであって、所定の電圧または電流を印加することで発光可能に構成される。光源140は、基板150上の、ボタン100の略中央下部に形成される。
【0029】
<基板150>
基板150は、上記スイッチ部130及び光源140が設けられたプリント基板である。基板150は、弾性支持部110に接しており、この弾性支持部110の下端を支持可能に形成される。基板150には、ここで説明する照光スイッチとは別の照光スイッチがアレイ状に形成される。基板150には、光源140に電圧または電流を印加するための駆動回路、及びスイッチ部130のオンオフの状態を検出可能な制御回路などが構成される。
【0030】
<(2)比較例>
次に、
図3を参照しながら、本実施形態の比較例について説明する。この比較例は、本実施形態の特徴を示すものではなく、本実施形態の特徴を分かりやすくするために説明するものである。
【0031】
図3は、比較例の照光式スイッチを上面側から見た図である。この
図3で示す各構成は、
図1及び
図2で説明した本実施形態の構成と同様のものであり、各構成が配置される位置が異なっている。
【0032】
図3に示すように、比較例の照光式スイッチでは、スイッチ部130がボタン100の中央下部の基板上に配置されており、光源140が中央下部よりも、上面から平面視で下方向に(つまり中央部からずれた位置に)配置されている。このような構成になっているのは、弾性支持部110がボタン100を四方で支持しているためである。
【0033】
この比較例のような構成では、光源140がボタン100の中央下部には配置されないため、光源140が発光したとき、使用者はボタン100に光斑を視認することとなる。
【0034】
<2.実施形態2>
次に、本発明の実施形態2について、
図4を参照しながら説明する。本実施形態が実施形態1と異なる点は、実施形態1の弾性支持部110が1つの部品(弾性支持部111)で形成されている点であり、それ以外の構成については同様である。以下の説明では、この相違点についてのみ説明し、実施形態1と同様の点についてはその説明を省略する。
【0035】
図4は、本実施形態の照光式スイッチを上面側から見た図である。
図4に示すように、弾性支持部111は、実施形態1で示した2点を1つの部品で支持するよう形成されている。すなわち、弾性支持部111は、光源140を挟んでスイッチ足部120と対峙する位置の、幅方向(光源140とスイッチ足部120とを結ぶ直線に対して、上面から見て垂直方向)に長さを有するよう形成されている。弾性支持部111は、このように形成されることで、ボタン100を3点で支持可能となる。
【0036】
<3.実施形態3>
次に、本発明の実施形態3について、
図5及び
図6を参照しながら説明する。なお、
図6は本実施形態の特徴を説明するための比較例である。本実施形態では、実施形態1におけるボタン100の構成について相違しており、それ以外の構成については同様である。したがって、以下の説明では、この相違点についてのみ説明し、実施形態1と同様の構成についてはその説明を省略する。
【0037】
<(1)照光式スイッチの構成>
図5は、本実施形態の照光式スイッチを側面から見た図である。上記のとおり、本実施形態では、
図2と比較してボタン100の構成が異なる。すなわち、ラバーボタン部160の上方には、ボタン本体101、第1塗装膜102、及び第2塗装膜103が形成されている。これらの、ボタン本体101、第1塗装膜102、及び第2塗装膜103を合わせて、ボタンと呼ぶことがある。
【0038】
<ボタン本体101>
ボタン本体101は、ラバーボタン部160の上方に設けられるボタンの本体として形成され、光源140が発する光を透過可能に構成される。ボタン本体101は、光源140が光を発していないときには、使用者が略黒色であると視認する程度のグレー色に着色されている。例えば、ボタン本体101は、グレー色の着色プラスチックで形成される。
【0039】
<第1塗装膜102>
第1塗装膜102は、
図5に示すように、ボタン本体101の上方及び側方を覆うように形成されており、光を反射可能なシルバー色、またはシルバー色と同系色の素材で形成される。第1塗装膜102は、使用者に見せたい文字の部分のみ溝状に除去されている。
【0040】
<第2塗装膜103>
第2塗装膜103は、第1塗装膜102の上方及び側方を覆うように形成されており、任意の外装色に着色されて構成される。ただし、レーザー光を反射する白色などの色以外の色が用いられる。第2塗装膜103は、第1塗装膜102が除去された箇所と同じ箇所において、使用者に見せたい文字の部分のみ溝状に除去されている。光源140が発光した状態では、使用者は、第1塗装膜102及び第2塗装膜103が除去された溝部分について光を視認することとなり、この溝部分によって形成される文字を認識することとなる。
【0041】
上記のようなボタン本体101、第1塗装膜102、及び第2塗装膜103は、以下のようにして形成される。まず、ボタン本体101の上方及び側方の全体に第1塗装膜102を形成する。次に、この第1塗装膜102の上方及び側方の全体に、第2塗装膜103を形成する。次に、第2塗装膜103の上方からレーザー光を照射し、使用者に見せたい文字の形状に合わせた溝を形成する。このとき、第2塗装膜103は、上記のとおりレーザー光を反射しない色で形成されているため、レーザー光の照射によって除去することができる。また、第1塗装膜102は、シルバー色またはシルバー色と同系色の素材で形成されており、レーザー光を直接照射した場合にはレーザー光を反射して除去することができないが、ここではその表面に第2塗装膜103が形成されているため、第2塗装膜103の除去と同時に第1塗装膜102も除去することが可能となる。
【0042】
<(2)比較例>
次に、
図6を参照しながら、本実施形態の比較例について説明する。この比較例は、本実施形態の特徴を示すものではなく、本実施形態の特徴を分かりやすくするために説明するものである。
【0043】
図6に示すように、比較例の照光式スイッチでは、ボタン本体101の上方及び側方に、ボタン本体101の全体を覆うように第3塗装膜104が形成され、この第3塗装膜104の上方及び側方に、第3塗装膜104を覆うように第2塗装膜103が形成されている。第2塗装膜103は、上記実施形態3のように溝が形成されているが、第3塗装膜104にはこのような溝は形成されていない。第3塗装膜104は、使用者に見せたい任意の色の、透過性を有するプラスチック等で形成されている。
【0044】
このような構成の照光式スイッチでは、実施形態3の構成と異なりシルバー色の第1塗装膜102を備えていないため、光源140からの光がボタンの全体から漏れ出てしまい、溝によって形成された文字等の部分とそれ以外の部分との明度の差が少なくなる。
【0045】
<4.本発明の特徴>
上記の実施形態1乃至実施形態3に記載の本発明の照光式スイッチは、以下のような特徴を備える。
【0046】
本発明の照光式スイッチは、使用者が押下可能に構成されたボタン100と、弾性体で構成され、ボタン100を支持可能に構成された弾性支持部(110または111)と、弾性支持部110よりも剛性が高い剛体で構成され、ボタン100を1点で支持可能に構成されたスイッチ足部120と、スイッチ足部120の下側に設けられ、ボタン100の押下によって接点をオフ状態からオン状態に変化可能に構成されたスイッチ部130と、ボタン100の略中央の下部に設けられた光源140と、スイッチ部130及び光源140が設けられた基板150と、を備えることを特徴としている。
【0047】
上記構成の照光式スイッチによれば、ボタン中央下部に光源140が設けられているため、照光式スイッチに光斑が発生することを防止することができる。また、スイッチ足部120と弾性支持部110との配置により、使用者がボタン100を押下した際に、スイッチ部130に十分に荷重が伝わる構成とすることができる。
【0048】
また、本発明の照光式スイッチでは、弾性支持部(110または111)は、光源140を挟んでスイッチ足部120と対峙する位置に、ボタン100を2点で支持可能に構成されていることを特徴としている。
【0049】
上記構成の照光式スイッチによれば、ボタン100を3点で支持する構造となるためボタン100を安定させることができる。
【0050】
また、本発明の照光式スイッチでは、弾性支持部110は、上記の2点をそれぞれ別の部品で支持することを特徴としている。
【0051】
上記構成の照光式スイッチによれば、ボタン100を支持する3点をそれぞれ別の部品としているため、ボタン100をさらに安定させることができる。
【0052】
また、本発明の照光式スイッチでは、弾性支持部111は、上記の2点を1つの部品で支持することを特徴としている。
【0053】
上記構成の照光式スイッチによれば、上記2点を1つの部品で支持可能な弾性支持部111を備えるため、上記2点をそれぞれ別の部品で支持する構成と比較して、部品点数を削減することが可能となる。
【0054】
また、本発明の照光式スイッチでは、ボタン100は、光源140が発する光を透過可能で、光源140が光を発していないときには略黒色に視認される程度のグレー色のボタン本体101と、ボタン本体101上に形成された、シルバー色またはシルバー色と同系色の第1塗装膜102と、第1塗装膜102上に形成された第2塗装膜103と、を備えることを特徴としている(実施形態3参照)。
【0055】
上記構成の照光式スイッチによれば、第2塗装膜103を装飾する色に制限がない、レーザー加工が可能なスイッチを提供することができる。また、第1塗装膜102としてシルバー色またはシルバー色と同系色の膜を用いているため、照光時にも光漏れがなく、明度差の高い照光スイッチを提供することができる。
【0056】
また、このような構成の照光式スイッチによれば、レーザー加工が容易であるため、凹凸がある面にでも、レーザー光によって除去された溝によるパターン(文字など)を形成することができる。そのため、照光式スイッチの構成の幅が広くなり、デザインに優れた照光式スイッチを提供することができる。
【0057】
また、本発明は、上記いずれかの照光式スイッチを備える電子機器を含む。
【0058】
上記構成の電子機器によれば、暗い場所での視認性に優れた電子機器を提供することができる。
【0059】
<5.補足事項>
以上、本発明の各実施形態についての具体的な説明を行った。上記説明は、あくまで一実施形態としての説明であって、本発明の範囲はこの一実施形態に留まらず、当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
【0060】
例えば、上記実施形態における実施形態2と実施形態3とを組み合わせた照光式スイッチを形成することが可能である。
【0061】
また、上記実施形態におけるラバーボタン部160は、必ずしもゴムで構成される必要はなく、適度な柔軟性を備え、変形後に元に戻ろうとする力を発する弾性体で構成されてもよい。