技術分野
ジェットエンジンに用いられ、燃料と圧縮空気(一次空気、二次空気)との混合気を燃焼させて、燃焼ガスを生成するジェットエンジン用燃焼器
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】 ジェットエンジン用燃焼器1の燃焼性能の向上を図りつつ、再着火性を十分に確保すること。 【解決手段】 アウタライナ11の表面における所定の配置領域(イグナイタ29の直上流側の隣接する領域)Sの直上流側には、プラズマアクチュエータ31が設けられ、プラズマアクチュエータ31は、混合気中の燃料に再着火を行う直前に、各所定の希釈孔19h’から流出する希釈空気Aを燃料の噴霧流Fに対して離反する側へ流すためのプラズマPによる誘導気流(所定の誘導気流)IFを、各所定の希釈孔19h’の入口側に発生させるように構成されたこと。 【選択図】 図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ところで、ジェットエンジン用燃焼器の出口温度の均一性を高めて、ジェットエンジン用燃焼器の燃焼性能の向上を図るには、イグナイタの上流側及び下流側において複数の希釈孔を周方向の全域に満遍なく配置する必要がある。一方、イグナイタの直上流側の隣接する配置領域(イグナイタの直上流側でかつイグナイタに隣接する配置領域)に希釈孔を配置すると、その希釈孔から流出する希釈空気が燃料の噴霧流と干渉して、燃料をイグナイタの先端部付近に到達させることが困難になって、ジェットエンジン用燃焼器の再着火性(高空再着火性)を阻害することになる。そのため、通常、イグナイタの直上流側の隣接する配置領域には希釈孔を配置しないように制約を課して、ジェットエンジン用燃焼器の再着火性を十分に確保していた。つまり、ジェットエンジン用燃焼器の燃焼性能の向上を図りつつ、ジェットエンジン用燃焼器の再着火性を十分に確保することは容易でないという問題がある。
なお、前述の問題は、アニュラ型のジェットエンジン用燃焼器だけでなく、カン型のジェットエンジン用燃焼器についても同様に生じるものである。
そこで、本発明は、前述の問題を解決することができる、新規な構成のジェットエンジン用燃焼器を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の特徴は、ジェットエンジンに用いられ、燃料と圧縮空気(一次空気、二次空気)との混合気を燃焼させて、燃焼ガスを生成するジェットエンジン用燃焼器において、中空環状又は筒状の燃焼器ケースと、前記燃焼器ケース内に設けられ、上流端側に隔壁を有し、内側に混合気を燃焼させるための燃焼室を有し、圧縮空気の一部を希釈空気(二次空気)として前記燃焼室内に導入するための複数の希釈孔が貫通形成された中空環状又・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、前記イグナイタの上流側及び下流側において前記複数の希釈孔を周方向の全域に満遍なく配置した上で、混合気中の燃料に再着火を行う時に、燃料を前記イグナイタの先端部付近まで確実に到達させることができるため、前記ジェットエンジン用燃焼器の燃焼性能の向上を図りつつ、前記ジェットエンジン用燃焼器の再着火性(高空再着火性)を十分に確保することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 図1は、本発明のジェットエンジン用燃焼器の部分側断面図である。
【図2】 図2は、図3におけるII-II線に沿った図である。
【図3】 図3は、図1におけるIII-III線に沿った図である。なお、燃料供給管の図示は省略してある。
【図4】 図4は、図3における矢視部IVの拡大図であって、プラズマアクチュエータの動作を示す図である。
【図5】 図5は、図2におけるV-V線に沿った拡大図であって、プラズマアクチュエータの構成を示す図である。
A:圧縮空気(希釈空気)、F:噴霧流、G:燃焼ガス、IF:誘導気流、P:プラズマ、S:配置領域、1:ジェットエンジン用燃焼器、3:燃焼器ケース、5:アウタケース、7:インナケース、9:燃焼器ライナ、11:アウタライナ、13:インナライナ、15:隔壁、17:燃焼室、19:アウタスリーブ、19h:アウタ希釈孔、21:インナスリーブ、21h:インナ希釈孔、23:燃料噴射弁、23h:ノズル孔、25:燃料供給管、27:スワラ(空気導入部材)、29:イグナイタ、31:プラズマアクチュエータ、33:絶縁体、35:第1電極、37:第2電極、39:交流電源、41:コントローラ
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