技術分野
ターボ圧縮機及び回転環位置規制ナットに関するものである。
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】ターボ圧縮機において、部品点数の増加を抑えつつ、シャフトの腐食を確実に防止する。
【解決手段】被圧縮流体の圧縮を行うインペラと、当該インペラを収容する筐体と、筐体の内部においてインペラと接続されるシャフトと、シャフトを囲って配置されると共にシャフトに沿った被圧縮流体の漏出を防止するドライガスシール機構とを備えるターボ圧縮機であって、筐体の内部に設けられると共にドライガスシール機構が備える回転環のインペラ側への移動を規制する回転環規制部材を備え、回転環規制部材は、筐体の内部に位置するシャフトの先端部位の周面全域を覆うと共にシャフトよりも被圧縮流体に対する耐食性が高い材料により形成されている。
【選択図】図2
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ところが、特許文献1の方法によると、スリーブを内部スリーブと外部スリーブとに分けて構成する必要があり、部品点数の増加につながる。したがって、特許文献1の方法では、部品点数の増加による組立て作業の煩雑化や信頼性の低下が生じる。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、ターボ圧縮機において、部品点数の増加を抑えつつ、シャフトの腐食を確実に防止することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明は、課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
【発明の効果】
本発明によれば、ドライガスシール機構の回転環の移動を規制する回転環規制部材(回転環位置規制ナット)がシャフトよりも被圧縮流体に対して耐食性が高い材料によって形成されており、この回転環規制部材によってシャフトの先端部位の周面全域が覆われている。つまり、本発明においては、回転環規制部材にシャフトを被圧縮流体から保護する機能が付加されている。このため、本発明によれば、部品点数を増やすことなく、確実にシャフトの腐食を防止することが可能となる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】本発明の一実施形態におけるターボ圧縮機の概略構成を模式的に示す全体図である。
【図2】本発明の一実施形態におけるターボ圧縮機のシャフトとインペラとの接続箇所の近傍を拡大した断面図である。
【図3】本発明の一実施形態におけるターボ圧縮機が備える回転環位置規制ナットの斜視図である。
【図4】(a)が本発明の一実施形態におけるターボ圧縮機が備える回転防止座金を含む図2のさらなる拡大図であり、(b)が回転防止座金の斜視図である。
1……ターボ圧縮機、2……モータ、3……伝達部、4……シャフト、4a……先端部位、4b……雄ネジ、5……インペラ、5a……連結部、5b……溝、6……ハウジング、7……シールプレート、8……ドライガスシール機構、8a……シールケース、8b……第1スリーブ、8b1……係止溝、8c……第1回転環(回転環)、8d……第1固定環、8e……第1ホルダ、8f……第2スリーブ、8g……第2回転環、8h……第2固定環、8i……第2ホルダ、8j……第3回転環、8k……第3固定環、8l……第3ホルダ、9……回収装置、10……窒素供給装置、11……回転環位置規制ナット(回転環位置規制部材)、11a……大径部、11b……延在部、11c……開口部、11d……溝、11e……開口部、11f……雌ネジ、12……Oリング(ガスケット)、13……回転防止座金、13a……突起部、13b……舌部、13c……中央開口、X……腐食性ガス(被圧縮流体)、Y……窒素ガス
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