技術分野
この発明は、コネクタ同士の誤嵌合を抑制する技術
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】コネクタの誤嵌合をより容易に抑制することができる技術を提供することを目的とする。
【解決手段】電線モジュール10は、コネクタ付電線12と誤嵌合防止部材30と、を備える。コネクタ付電線12は、複数のキャビティ22が形成されたコネクタハウジング20と、前記キャビティ22に挿入される少なくとも1本の端子付電線14とを含む。誤嵌合防止部材30は、前記キャビティ22のうち前記端子付電線14が挿入されていない空キャビティ26の少なくとも1つに、誤嵌合の際に相手側端子64が挿入される領域の少なくとも一部を塞ぐように設けられる。
【選択図】図3
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかしながら、コネクタごとに突起部の位置を変えると共に、相手側コネクタの嵌合穴の位置を変える場合、コネクタごとに金型が必要になり、この分のコストがかかる恐れがある。また、特許文献1に記載のコネクタ付モジュールの場合、両方のコネクタにアタッチメントを設けることが必要となり、この分のコスト及び工数等がかかる恐れがある。また、特許文献2に記載のコネクタの場合、破断可能部が破断された際に、切りくずが生じる恐れがある。
そこで、本発明は、コネクタの誤嵌合をより容易に抑制することができる技術を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
課題を解決するため、第1の態様に係る電線モジュールは、複数のキャビティが形成されたコネクタハウジングと、前記キャビティに挿入される少なくとも1本の端子付電線とを含むコネクタ付電線と、前記キャビティのうち前記端子付電線が挿入されていない空キャビティの少なくとも1つに、誤嵌合の際に相手側端子が挿入される領域の少なくとも一部を塞ぐように設けられた誤嵌合防止部材と、を備える。
【発明の効果】
第1〜第6の態様に係る電線モジュールによると、キャビティのうち端子付電線が挿入されていない空キャビティの少なくとも1つに、誤嵌合の際に相手側端子が挿入される領域の少なくとも一部を塞ぐように設けられた誤嵌合防止部材を備えるため、誤嵌合の際に、相手側端子が誤嵌合防止部材と接触することで、誤嵌合を認識可能となる。これにより、コネクタの誤嵌合をより容易に抑制することができる。
特に、第2の態様に係る電線モジュールによると、相手側端子が挿入される側の開口からキャビティの内部に圧入されてはまり込むように形成された圧入部を含むため、圧入部でコネクタハウジングへの固定と相手側端子の挿入の抑制とを行うことができる。
特に、第3の態様に係る電線モジュールによると、誤嵌合防止部材は、圧入部に連なるとともに、キャビティの相手側端子側の開口が形成された面のうち開口以外の部分を覆う面接触部を含むため、コネクタハウジングが相手側コネクタハウジングに嵌った際にがたつくことを抑制することができる。
特に、第4の態様に係る電線モジュールによると、誤嵌合防止部材がキャビティの相手側コネクタハウジング側の開口を塞ぐように形成された開口塞ぎ部を含むため、圧入部が挿入されたキャビティ以外のキャビティでも相手側端子の挿入を抑制することができる。これにより、相互に誤嵌合を抑制できる電線モジュールの数を増やすことができる。
特に、第5の態様に係る電線モジュールによると、誤嵌合防止部材は、端子付電線が挿入される側の開口からキャビティの内部にはまり込むように形成されているとともに、その先端面が塞がれているダミー栓部を含むため、端子部と同様の形状をもつ部材により誤嵌合を抑制することができる。
特に、第6の態様に係る電線モジュールによると、誤嵌合防止部材は、ダミー栓部に連なると共に、端子付電線が挿入される側の開口から外部に延出する延出部を含むため、延出部を掴んで作業することで誤嵌合防止部材の取り外しを容易に行うことができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】第1電線モジュールを示す斜視図である。
【図2】第1電線モジュールを相手側コネクタハウジング側から見た概略正面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿って切断した断面図である。
【図4】第1誤嵌合防止部材を示す斜視図である。
【図5】2つの電線モジュール間で相互の誤嵌合を抑制できる組み合わせの例を説明する図である。
【図6】第1電線モジュールにおいて、誤嵌合を防いでいる様子を説明する図である。
【図7】2つの電線モジュール間で一方の誤嵌合のみを抑制できる組み合わせの例を説明する図である。
【図8】第2電線モジュールを相手側コネクタハウジング側から見た概略正面図である。
【図9】第2誤嵌合防止部材を示す斜視図である。
【図10】第3電線モジュールを示す断面図である。
【図11】第3誤嵌合防止部材を示す斜視図である。
10,10A,10B,10C,10D 電線モジュール
12 コネクタ付電線
14 端子付電線
16 電線
18 端子
20 コネクタハウジング
22 キャビティ
26 空キャビティ
30,30C,30D 誤嵌合防止部材
32 圧入部
34 面接触部
35 開口塞ぎ部
36 ダミー栓部
38 延出部
60,60A,60B 相手側コネクタ付電線
62 相手側端子付電線
64 相手側端子
66 相手側コネクタハウジング
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