特開2015-231782IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

移動体の運行管理に関し、特に車両や列車の運行管理装置、方法、及びプログラム

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】運転整理等の際に、システム内部に格納される列車の駅着発時刻を予測演算するための「定数テーブル」を列車運行管理システムから呼び出し、容易に変更可能にする。
【解決手段】列車運行管理装置1に、各車両の走行実績を記録した実績データを記憶する領域41と、各車両の運行予測するための演算に利用する予測演算定数を記憶する領域42と、各車両の実績データを抽出し、実績データの統計処理から得られた解析値を算出する演算部30と、予測演算定数の変更候補となる解析値、及び予測演算定数から解析値へ更新するかどうかを選択する選択手段を表示するグラフィカルユーザインターフェースと、を備える。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

運転整理等の際に一定時間内の列車の駅着発時刻を予測演算することが必要になる。そのために、本願発明者等は、予測演算に利用する各駅間の走行時分や駅停車時間等の予測演算定数に、適切なタイミングで、適切な値を選択的に使用することが重要であることを見出した。 例えば、4月は移動の季節であり、3月に比べると急激に人の流れが変わり、通勤時間帯の旅客量が増加することがある。旅客量が急激に増加すると、駅における乗降量の増加を吸収するために駅停車時間は増加する傾向になる。このような場合に、過去1ヶ月(つまり3月)の列車の実際の駅停車時間等から平均して得られた値を「予測演算定数」として無条件に利用して4月の列車の駅着発時刻を予測演算を行っても実情に合わないものになってしまう。別の例として、日本の7月に多くの学校の夏休みが始まると、特定の行楽地や遊園地等の旅客量が急激に増える場合があり、同様の現象が起こる。 従って、本願に先だって検討した本件発明者が検討した装置においては、機械的に最新の過去の1ヶ月の平均値を無条件に「予測演算定数」として利用することは行われていなかった。すなわち、「予測演算定数」とは、統計的に得られた過去の実績値を経験則に照らして選択した値であり、通常はアップデートしない「定数」として一括して定数テーブルに準備していた。その「定数」を利用して運転整理における列車の駅着発時刻の予測演算するが、その「定数」を用いての列車の駅着発時刻の予測が走行実績とのかい離を起こす割合が大きくなったときに「定数」のアップデートを行ってきた。しかしながらその定数テーブルは、アップデートが必要になるとシステムを構築した業者だけが知っている特定のアドレスにある定数テーブルを書き換えるものであり、オペレータが定数テーブルを更新することはできなかった。 本件発明の一つの目的は、システム内部に格納される列車の駅着発時刻を予測演算するための「定数テーブル」を列車運行管理システムから呼びだし、容易に変更可能にすることにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の一例によれば、車両運行管理装置を、各車両の走行実績を記録した実績データを記憶する第1記憶領域と、各車両の運行予測するための演算に利用する予測演算定数を記憶する記憶する第2記憶領域と、各車両の第1期間の前記実績データを抽出し、前記第1期間における前記実績データの統計処理から得られた解析値を算出する演算部と、記予測演算定数、前記予測演算定数の変更候補となる前記解析値、及び前記予測演算定数・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、ユーザインタフェースにより、車両の予測演算定数の保守作業が容易になる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】列車運行管理装置のハードウェア構成の一例を示す。

【図2】列車運行管理システムにおける列車運行計画ダイヤの一例を示す。

【図3】定数保守プログラムの一例を示すフローチャートである。

【図4】実績ダイヤDBの構成例を示す。

【図5】解析結果DBの構成例を示す。

【図6】予測演算定数DBの構成例を示す。

【図7】定数保守プログラムのグラフィカルユーザインタフェースをしめす。

【図8】実施例2に係る定数保守プログラムのグラフィカルユーザインタフェースを示す。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1…列車運行管理装置、 2…コンピュータ本体、 3…ネットワーク、 4…広域ネットワーク、5…駅、 10…入力装置、 20…表示装置、 30…演算部(CPU)、 40…記憶部、 41…実績ダイヤDB、 42…予測演算定数DB、 43…解析結果DB、 44…定数保守プログラム、 45…実績ダイヤ解析ルーチン、 46…定数差分表示ルーチン、 200…列車運行計画ダイヤ、   400…実績ダイヤテーブル、 401…線区、 402…駅、 403…番線、 404…識別、 405…ダイヤ区分、 406…列車番号、 407…到着時刻、 408…出発時刻、410〜440…実績ダイヤテーブル、   500…解析結果テーブル1(停車時間)、 501…列車番号、 502…駅、 503…線区、 504…識別、 505…ダイヤ区分、 506…停車時間、   600…予測演算定数テーブル1(停車時間)、 601…列車番号、 602…駅、 603…線区、 604…識別、 605…ダイヤ区分、 606…停車時間、610…予測演算定数テーブル2(走行時間)、   700…グラフィカルユーザインタフェース(GUI)、 701…定数統計期間選択ボタン、 702…予測演算定数選択ドロップダウンメニュー、 703…定数選択テーブル 、 704…チェックの全選択ボタン、 705…チェックの全解除ボタン、 706…更新定数のインストールボタン、 707…スクロールバー   800…第2のグラフィカルユーザインタフェース(GUI)、 801…定数統計期間(1)入力領域、 802…定数統計期間(2)入力領域、 803…定数選択テーブル2

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