技術分野
複数の建物ユニットを接合してユニット建物を構築するユニット建物の構築方法に関するものである。
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】建物ユニットを製造する工場が建築現場の近くに無い場合でも、比較的低コストでユニット建物を構築することができるユニット建物の構築方法を提供する。 【解決手段】第1の工場F1から第2の工場F2へ複数の構面部材としての床パネル部材11,・・・、天井パネル部材12,・・・、側面パネル部材13,・・・及び壁パネル部材14,・・・を輸送手段としてのトレーラーT1、輸送船S1、トレーラーT2で輸送する工程と、第2の工場F2において、これらを支持装置2によって支持した状態で接合して組み立て、複数の建物ユニット1,・・・を製造する工程と、第2の工場F2から建築現場へ複数の建物ユニット1,・・・を輸送手段で輸送する工程と、建築現場において、複数の建物ユニット1,・・・を接合してユニット建物Uを構築する工程とからなる構成とされている。 【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
近年、僻地や国外でも、強度が高く、短い工期で構築することができるユニット建物の需要が高まってきている。
しかしながら、この場合、建物ユニットを製造する工場が建築現場の近くに有るとは限らず、多くの場合、両者間の距離が長くなる。そのうえ、建物ユニットは、箱状体の内部の空いた空間が大きいため、輸送効率が高いとは言えず、建物ユニットを長距離輸送することは輸送コストの大幅な増加を招いてしまっていた。一方、建物ユニットを製造する工場を別途新設することは莫大な建設コストがかかってしまう。
そこで、本発明は、建物ユニットを製造する工場が建築現場の近くに無い場合でも、比較的低コストでユニット建物を構築することができるユニット建物の構築方法を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
前記目的を達成するために、本発明のユニット建物の構築方法は、複数の建物ユニットを接合してユニット建物を構築するユニット建物の構築方法であって、第1の工場において、前記建物ユニットを構成するための複数の構面部材を製造する工程と、前記第1の工場から当該第1の工場よりも前記ユニット建物の建築現場に近い第2の工場へ複数の前記構面部材を輸送手段で輸送する工程と、前記第2の工場において、複数の前記構面部・・・ 続きを
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【発明の効果】
このような本発明のユニット建物の構築方法は、複数の建物ユニットを接合してユニット建物を構築するユニット建物の構築方法であって、第1の工場において、建物ユニットを構成するための複数の構面部材を製造する工程と、第1の工場から第1の工場よりもユニット建物の建築現場に近い第2の工場へ複数の構面部材を輸送手段で輸送する工程と、第2の工場において、複数の構面部材を、支持装置によって支持した状態で接合して組み立て、複数の建物ユニットを製造する工程と、第2の工場から建築現場へ複数の建物ユニットを輸送手段で輸送する工程と、建築現場において、複数の建物ユニットを接合してユニット建物を構築する工程とからなる構成とされている。
した構成なので、第1の工場で建物ユニットを構成するための複数の構面部材を製造し、ユニット建物の建築現場に近い第2の工場で、複数の構面部材を、支持装置によって支持した状態で接合して組み立て、複数の建物ユニットを製造するため、特に、第1の工場と第2の工場との間の距離が長い場合でも、一度に多くの資材を輸送して輸送効率を高めることができ、輸送コストの増加を抑えることができる。特に、第1の工場と第2の工場との間の距離は50km以上であり、第2の工場と建築現場との間の距離は50km以下であるようにしたり、第1の工場と第2の工場との間の距離は、第2の工場と建築現場との間の距離の10倍以上であるようにしたりすると、輸送コストの増加を抑える効果が大きい。
これにより、建物ユニットを製造する工場が建築現場の近くに無い場合でも、比較的低コストでユニット建物を構築することができる。
ここで、第1の工場は、既設の工場である場合は、第1の工場として、建物ユニットまで製造する既存の工場を利用するので、新たな建設コストがかからない。なお、第2の工場を新設するとしても、構面部材を製造する工程が不要なので、この第2の工場の建築コストは比較的低く抑えることができる。
また、第2の工場を、建築現場の近傍の箇所に仮設する場合は、第2の工場は仮設であるので、必要でなくなれば、容易に撤退することができる。
また、第2の工場を仮設する箇所には、建築現場との間が陸上輸送可能である箇所を選択する場合は、第2の工場と建築現場との間で荷物積替作業を必要とせず、陸上輸送手段のみで建物ユニットを輸送することができる。
さらに、第2の工場には、賃貸物件の内部に支持装置を載置して利用する場合は、賃貸契約を解除して、支持装置などを撤去するだけで、第2の工場が必要でなくなれば、容易に撤退することができる。
また、支持装置は、使用状態よりも小さくなるように、分解又は折り畳み可能とされ、乾式接合のみで組立可能である場合は、支持装置を、分解又は折り畳んで、輸送手段により様々な場所に容易に輸送して組み立てることができ、使い回すことができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 実施例のユニット建物の構築方法の概略構成を示す説明図である。
【図2】 実施例で用いられる建物ユニットの概略構成を示す説明図である。
【図3】 実施例における第2の工場の概略構成を示す説明図である。
【図4】 実施例で用いられる支持装置の概略構成を示す説明図である。
U ユニット建物
1 建物ユニット
11 床パネル部材(構面部材)
12 天井パネル部材(構面部材)
13 側面パネル部材(構面部材)
14 壁パネル部材(構面部材)
2 支持装置
21 載置部
22 支持部
3 クレーン
4 フォークリフト
5 台車
F1 第1の工場
F2 第2の工場
A ユニット置場
M 事業管理会社
B 第2の工場の近隣の企業
C コンテナ
E 建物設備
T1 トレーラー(輸送手段)
T2 トレーラー(輸送手段)
T3 トレーラー(輸送手段)
T4 トレーラー(輸送手段)
T5 トラック(輸送手段)
T6 トラック(輸送手段)
S1 輸送船(輸送手段)
S2 輸送船(輸送手段)
W1 人員
W2 人員
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