技術分野
圧縮機
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】腐食性ガスの液化を防止し、これによって腐食を防止した圧縮機を提供する。
【解決手段】羽根車と、羽根車に取り付けられた回転軸と、羽根車を収容するケーシングと、を備える圧縮機であり、ケーシングに加熱機構を設けた。加熱機構は、ケーシング内に形成された流路と、流路中に加熱媒体を流通させる加熱媒体供給手段と、を有して構成されている。加熱媒体が水蒸気であることが好ましい。ケーシングに設けられた温度センサと、加熱媒体供給手段に設けられて流路に供給する加熱媒体の温度を調整する温度調整部と、温度センサの検出値に基づいて温度調整部による加熱媒体の温度調整を制御する制御部と、をさらに備えることが好ましい。
【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかしながら、腐食性の物質が液化しない条件で運転し続けようとしても、例えばプラントが停止し、したがって圧縮機も運転を停止する場合などでは、前記の条件を維持することが困難である。そこで、プラントの停止時などでは圧縮機内を窒素等によってパージし、腐食を防止するといったことが考えられる。しかし、その場合には、再稼働時に再度窒素と作動ガス(腐食性ガス)とを置換する必要があり、効率が悪いといった問題がある。
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、腐食性ガスの液化を防止し、これによって腐食を防止した圧縮機を提供することにある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の圧縮機は、羽根車と、前記羽根車に取り付けられた回転軸と、前記羽根車を収容するケーシングと、を備える圧縮機であって、前記ケーシングに加熱機構を設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
本発明の圧縮機によれば、ケーシングに加熱機構を設けたので、運転停止時など所望の条件で運転できない場合に、前記加熱機構によってケーシングを加熱することにより、ケーシング内の羽根車やこれに取り付けられた回転軸の雰囲気を加熱し、腐食性ガスの液化を防止することができる。したがって、腐食性ガスの液化による回転軸等の腐食を防止することができる。
また、本発明の別の圧縮機によれば、ケーシングに加熱媒体を流通させることができるようにしたので、ケーシング内の羽根車やこれに取り付けられた回転軸の雰囲気を加熱し、腐食性ガスの液化を防止することができる。したがって、腐食性ガスの液化による回転軸等の腐食を防止することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】本発明に係る圧縮機の一実施形態となる遠心圧縮機を備える圧縮機ユニットの概略構成を示す断面図である。
【図2】圧縮機ユニットとこれに接続する加熱媒体供給手段を模式的に示す図である。
1…圧縮機ユニット、2d…出力軸(回転軸)、3…遠心圧縮機(圧縮機)、3A…第1遠心圧縮機(圧縮機)、3B…第2遠心圧縮機(圧縮機)、10…羽根車、11…ケーシング、12…媒体流路(流路)、13…流入路、14…流出路、21…供給配管、22…排出配管、20…加熱媒体供給手段、25…温度調整弁(温度調整部)、28…温度センサ、40…制御部
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