特開2015-232781IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

ラベリング装置など

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】データポイントへのラベル付与を高速かつ精度よくおこなう。
【解決手段】スコア計算部11は、データポイントおよびデータポイント間の類似度からなるグラフと、計算対象のラベル集合とを入力とし、ラベルごとに各ノードにおけるスコアの下限値と上限値を計算する。そして、ラベル選択部12は、スコア計算部11により計算されたスコアの下限値と、上限値を入力とし、計算対象のラベルを出力する。スコア計算部11およびラベル選択部12は、計算対象のラベルの集合が空集合φとなるまで、繰り返し計算回数を示すカウンタtをインクリメントして処理を繰り返すことで、繰り返し計算の中で再帰的に各ノードのスコアの下限値と上限値を推定し、ラベル未付与のデータポイントへラベル付与をおこなうために不要なスコアの計算を除外する。
【選択図】図17

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

上述の従来技術におけるLabel Propagationは、同じクラスタに属するデータポイントは同じ意味的なラベルを共有するという前提に基づき、データポイントへラベル付与をおこなう。具体的には、Label Propagationは、大量のデータポイントによって明らかになるクラスタ構造に基づき、ラベルが付与されたデータポイントからラベルが付与されていないデータポイントへスコアを伝搬させてラベル付与をおこなう。このため、Label Propagationは、データポイントの数が多いほど、より高い精度でラベル付与をおこなうことができる。 一方、Label Propagationは、データポイントの数が多いほど計算コストが高くなるという問題がある。すなわち、ラベル付与に用いるスコアは、コスト関数と呼ばれる関数を最小化する値に対応する。コスト関数に対する最適解は、データポイントから構成されるグラフ(例えばk-NN(k-Nearest Neighbor algorithm)グラフなど)の隣接行列の逆行列から求めることができる。 ここで、nをデータポイントの数とすると、グラフの隣接行列の大きさはO(n2)のオーダであるため、逆行列を求めるにはO(n3)の計算コストが必要になる。その結果、cをラベルの数とすると、データポイントへラベル付与をおこなうためには、O(n3+cn2)のオーダの計算コストが必要となる。そのため、データポイントの数が多くなると、ラベル付与の効率が低下する。なお、O(*)は、ランダウ記号である。 そこで、Label Propagationは、高速にスコア計算を行うために、ベキ乗法を用いてスコアを繰り返し計算する。ベキ乗法によるスコア計算は、最適スコアに収束する性質を有する。しかし、繰り返し計算はスコアの残差が事前に設定した値より小さくなると終了するため、ベキ乗法により計算されたスコアは残差を含む。よって、ベキ乗法により計算されたスコアは、理論的スコアから乖離するため、ラベル付与の精度に問題がある。 本願が開示する実施形態の一例は、に鑑みてなされたものであって、ラベルが付与されていないデータポイントへラベルを高速かつ精度よく付与することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本願が開示する実施形態の一例は、データポイントと、初期ラベル集合との入力を受け付ける。そして、実施形態の一例は、各データポイントに対する計算対象のラベル集合が含むラベルごとの所定スコアの下限値および上限値について、0回目の計算対象のラベル集合が含むラベルごとの所定スコアの下限値および上限値を、計算対象のラベル集合を初期ラベル集合として計算する。そして、実施形態の一例は、t回目(tは自然数)の・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本願が開示する実施形態の一例によれば、例えば、ラベルが付与されていないデータポイントへラベルを高速かつ精度よく付与することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】図1は、定義1を示す図である。

【図2】図2は、補助定理1を示す図である。

【図3】図3は、補助定理2を示す図である。

【図4】図4は、補助定理3を示す図である。

【図5】図5は、定義2を示す図である。

【図6】図6は、補助定理4を示す図である。

【図7】図7は、補助定理5を示す図である。

【図8】図8は、補助定理6を示す図である。

【図9】図9は、補助定理7を示す図である。

【図10】図10は、補助定理8を示す図である。

【図11】図11は、定義3を示す図である。

【図12】図12は、補助定理9を示す図である。

【図13】図13は、補助定理10を示す図である。

【図14】図14は、補助定理11を示す図である。

【図15】図15は、定理1を示す図である。

【図16】図16は、定理2を示す図である。

【図17】図17は、ラベリング装置の構成の一例を示すブロック図である。

【図18】図18は、ラベル付与処理の一例を示すフローチャートである。

【図19】図19は、ラベル付与処理アルゴリズムの一例を示す図である。

【図20】図20は、ラベル付与プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。

選択図 図17出願人が指定した本件の代表的な図

10 ラベリング装置    11 スコア計算部    12 ラベル選択部    13 ラベル決定部    1000 コンピュータ    1010 メモリ    1020 CPU

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