(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2015-24828(P2015-24828A)
(43)【公開日】2015年2月5日
(54)【発明の名称】合成樹脂製ボトル
(51)【国際特許分類】
B65D 1/02 20060101AFI20150109BHJP
C08J 3/22 20060101ALI20150109BHJP
C08L 67/02 20060101ALI20150109BHJP
C08L 77/00 20060101ALI20150109BHJP
【FI】
B65D1/02 Z
C08J3/22CFD
C08L67/02
C08L77/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-153940(P2013-153940)
(22)【出願日】2013年7月24日
(71)【出願人】
【識別番号】000223193
【氏名又は名称】東罐興業株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】000002820
【氏名又は名称】大日精化工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100083183
【弁理士】
【氏名又は名称】西 良久
(72)【発明者】
【氏名】榎本 泰久
(72)【発明者】
【氏名】磯部 武志
(72)【発明者】
【氏名】押川 克哉
(72)【発明者】
【氏名】上野 将司
(72)【発明者】
【氏名】甲斐 智
(72)【発明者】
【氏名】芝田 正之
(72)【発明者】
【氏名】早川 英樹
(72)【発明者】
【氏名】秋元 稔雄
【テーマコード(参考)】
3E033
4F070
4J002
【Fターム(参考)】
3E033AA01
3E033BA17
3E033BA18
3E033BA30
3E033BB03
3E033CA11
3E033DA03
3E033DB03
3E033FA10
3E033GA02
4F070AA47
4F070AA54
4F070AC15
4F070AC65
4F070AE04
4F070FA01
4F070FA17
4F070FB04
4F070FB06
4J002CF061
4J002CL012
4J002CL032
4J002DE136
4J002EA067
4J002FD096
4J002FD097
4J002GG01
(57)【要約】
【課題】長期間使用しても黄変等の変色が目立たないようマスクする意匠性に優れた合成樹脂製ボトルに関する。
【解決手段】この発明の合成樹脂製ボトルは、ポリエチレンテレフタレート87〜92重量%、ナイロン3〜6重量%、及びブルーイング剤を含んだマスターバッチ4〜7重量%を含む組成物を成形することで得られる肉厚が0.2mm〜0.5mmの容器であることを特徴とし、アセトアルデヒドとナイロンとの反応による黄変をブルーイングで目立たないようにマスクすることができる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポリエチレンテレフタレート87〜92重量%、ナイロン3〜6重量%、及びブルーイング剤を含んだマスターバッチ4〜7重量%を含む組成物を成形することで得られる肉厚が0.2mm〜0.5mmのPET容器であることを特徴とする合成樹脂製ボトル。
【請求項2】
マスターバッチが、白色の着色料とブルーイング剤とからなっており、ブルーイング剤が0.001〜5重量%含まれていることを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂製ボトル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、長期間使用しても黄変等の変色が目立たないようマスクする意匠性に優れた合成樹脂製ボトルに関するものである。
【背景技術】
【0002】
PET(ポリエチレンテレフタレート)ボトルにおいて、意匠性が重視される用途の場合、その素材の透明性を大きな長所としているため、着色をする事が少ない。また、着色をしても内容物が見える程度の半透明の着色に留まっている場合が多い。
また、バリアー性の向上を求める場合、前記透明性を犠牲にしないために多層構造を採っている。
一方、バリアー材をブレンドすると透明性が無くなるため、使用例が少なく、ブレンドによる色調の変化は意識されていなかった。
【0003】
しかし、PETボトルの肉厚を薄肉構造にした場合、バリアー性の低下が見られる。
そこで、バリアー性を厚肉ボトルレベルと同程度にするために、多層構造によるバリアー層設置で対処する場合が多いが、多層構造を行う為には設備、金型等技術難易度とコストヘの影響が大きくなる。
一方、バリアー材のPET樹脂へのブレンドによりバリアー性は向上できるが前述のように素材の透明性が損なわれ、又ブレンドにより外観での経時変化(特に高温下)での変色(黄変)の発生が懸念される。
特開2003−192918号公報では、(A)銀系抗菌剤100重量部と、(B)プリン塩基類、ピリミジン塩基類又はチアベンダゾールより選ばれた1種類又は2種類以上を1〜100重量部を合計量でプラスチックに0.05〜5.0重量%含有することを特徴とする着色防止機能を有する抗菌性プラスチック組成物が開示されているが、プラスチック母材としてPETにナイロンブレンドして用いるものではなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2003−192918号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来0.7mm厚程度以上のPETボトルを、例えば0.2〜0.5mm厚程度に薄肉軽量化し、遮光目的のために半透明の着色を行った製品で薄肉化によるバリアー性の低下をポリエチレンテレフタレートにナイロンをブレンドすることで解決を見たが、上記ナイロンブレンドによる影響で、23℃程度の常温下では1年間の経過観察では変色が確認できなかったが、40℃程度の高温下では数ヶ月間の保存により前記ナイロンブレンドのPETボトルが黄変(色差程度ΔE=3.2)することが判明した。
ここで色差程度ΔEは分光測光計(CM−3500、ミノルタ株式会社製造)により透過法方式で測定したもので、ΔE=1.5〜3.0は「感知しうる程に異なる、3.0〜6.0は「著しく異なる」と評価される。
これは、ポリエチレンテレフタレートとナイロンが混ざった樹脂の場合、熱が加わったポリエチレンテレフタレートから発生するアセトアルデヒドがナイロンと反応して、黄色素が生成されたものと思われる。
【0006】
また、ボトル内に収納する内容液との関係を検討すると、内容液として洗口液を例にとると、洗口液の一般的な成分としては、水、溶液(水+エタノール)、エタノール、グリセリン(溶剤)、サッカリン(香味剤)、PEO硬化ヒマシ油(可溶化剤)、塩化セチルピリジニウム(殺菌剤)、グリチルリチン酸カリウム(抗炎症剤)、トリクロサン(殺菌剤)、クエン酸ナトリウム(pH調整剤)、無水クエン酸(pH調整剤)、PCA塩(清掃助剤)、L−メントール(口中清涼剤)などからなっている。
そこで、前記それぞれの単独成分について、ナイロンブレンドのPETボトルのサンプル片を浸漬し、該サンプル片の色差の経時変化を測定した。
その結果、エタノールに浸漬させたサンプル片が他の内容液の成分(ΔE=2.3〜3.9)に比して著しく黄変(色差程度ΔE=8.0)しているのを確認できた。
ここでΔE=6.0〜12.0は「きわめて著しく異なる」と評価される。
これは、エタノールが酸化するとアセトアルデヒドとなるので、エタノールの酸化により発生したアセトアルデヒドが前記ナイロンの成分と反応して黄変したものと考えられる。
【0007】
次に、内容液自体について、前記洗口液と、その各成分(水、水+エタノール、エタノール、グリセリン、サッカリン、PEO硬化ヒマシ油、塩化セチルピリジニウム、グリチルリチン酸カリウム、トリクロサン、クエン酸ナトリウム、無水クエン酸、PCA塩、L−メントール)のそれぞれについて色差を経時で測定したが、5ヶ月間の経過観察では、後述のグリチルリチン酸カリウム以外は、ほとんど黄変するような現象は確認できなかった(色差程度ΔE=0.1〜0.6の範囲内であった)。
抗炎症剤として使用されるグリチルリチン酸カリウムにおいては保存5ヶ月で色差程度ΔE=1.3となり、前記サンプル中で一番値が大きくなったが、上記グリチルリチン酸カリウムを含む洗口液としてはΔE=0.7に止まっており、内容液との関係では、色調変化に大きな影響がないことが分かった。
ここでΔE=0.5〜1.5は「僅かに異なる」と評価される。
【0008】
これにより、前記のように高温下でのPET及び酸化した内容液の成分中のエタノールにより発生するアセトアルデヒドとナイロンとの反応による黄変に対して、これをマスクすればよいことが分かった。
そこで、本発明者らは、ナイロンブレンドの薄肉の合成樹脂製ボトルにおいて、ナイロンの混合割合がバリアー性を損なわない範囲内とし、且つ所定のブルーイング剤を含むマスターバッチを混合することで、高温下で発生するナイロンに起因した色調変化(黄変)を目立たなくマスクすることができることを発見し、本発明を完成するに至った。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、
ポリエチレンテレフタレート87〜92重量%、ナイロン3〜6重量%、及びブルーイング剤を含んだマスターバッチ4〜7重量%を含む組成物を成形することで得られる肉厚が0.2mm〜0.5mmのPET容器であることを特徴とする。マスターバッチにはブルーイング剤が0.001〜5重量%含まれていることが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
ポリエチレンテレフタレートにナイロンをブレンドすることで、コスト面への影響を少なくして、容器の薄肉化によるバリアー性の低下を抑えることができる。
また、白系統など黄変による影響が見られる色彩を容器に着色する場合に、高温下での経時変化でナイロンブレンドに起因した黄変が生じるが、これに補色となるブルーイング剤を含むマスターバッチを混合することで、前記黄変を目立たなくして、ボトルの意匠性を長期間維持する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】
図1は合成樹脂ボトルの一例を示すもので(a)は正面図、(b)は側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
ポリエチレンテレフタレートにナイロンブレンドして薄肉によるバリアー性の低下を抑え、更にブルーイング剤を含んだマスターバッチを混合して成形された薄肉の合成樹脂製ボトルであって高温下で発生する色調変化(黄変)を目立たなくマスクすることを実現した。
【0013】
以下、好ましい実施の形態を挙げて本発明を詳細に説明する。
本発明の合成樹脂製ボトルは、ポリエチレンテレフタレート87〜92重量%、ナイロン3〜6重量%、及びブルーイング剤を含んだマスターバッチ4〜7重量%を含む組成物を成形することで得られる。
成形される合成樹脂製ボトルの肉厚は、0.2mm〜0.5mmの範囲内に設定された薄肉軽量構造であり、使用後に容易に押し潰すことができるボトルとして成形される(
図1参照)。
【0014】
図1で例示するボトル1は、使用後に押し潰すための凹溝2が縦横に形成された変容ボトルを例示したが、その形状、構造、容量は特に図示例に限定されるものではない。
このボトルは胴部のみ0.2〜0.5mmとし、胴部以外は0.3mm〜0.mmの肉厚に設定しているが、全ての肉厚が0.3〜0.5mmであってもよい。
【0015】
[ポリエチレンテレフタレート]
ポリエチレンテレフタレートには、ホモポリマー、コポリマーなどの公知のボトル用のPET樹脂を用いることができる。
【0016】
[ナイロン]
ナイロンは、ナイロン6、ナイロン6,6など公知のナイロンを用いることができる。
例えば、酸素や炭酸ガスに対するバリアー性を示すMXD6ナイロン(三菱ガス化学株式会社製)などが挙げられる。
ナイロンは6重量%を超えると成形時のPET容器が黄変しやすくなり、3重量%未満であるとPET容器のバリアー性が低下する。
【0017】
[マスターバッチ]
マスターバッチは、本発明では、ブルーイング剤を含むマスターバッチからなる。
特に、効果が大きいものは白に着色したボトルの場合であり、通常、白着色マスターバッチとなる。
【0018】
[ブルーイング剤]
ここで、ブルーイング剤とは黄味の白色に微量添加して白さを強調する色材である。
本発明では、ブルーイング剤を0.001〜5重量%用いる。
特に、効果の大きい白着色の場合では、白色の着色料として酸化チタン1〜70重量%、ブルーイング剤を0.001〜5重量%用いる。
ブルーイング剤はマスターバッチ中で5重量%を超えると着色力が高くなり過ぎ、別の趣、になってしまい、0.001重量%未満であると着色力が低すぎて黄味の色調をマスキングする効果が得られない。
【0019】
マスターバッチのべース樹脂としてはポリエステル系樹脂、ナイロン系樹脂等が使用できる。酸化チタンにはアナターゼ型、ルチル型等の結晶系があるが、特に限定はされない。
ブルーイング剤としては各種顔料や染料が使用できる。
【0020】
本発明のマスターバッチの作成は樹脂にブルーイング剤を配合後、溶融混練すればよく、溶融混練時に使用する装置や溶融混練方法は限定されるものではない。例えば、ポリエチレンテレフタレート樹脂とブルーイング剤等を例えば、タンブラーブレンダー、ヘンシェルミキサー、スーパーミキサーのような混合機で予め均一に混合した後に単軸押出機や多軸押出機で溶融混練造粒する方法や二本ロール、ニーダー、バンバリーミキサー等で溶融混練した後に押出機を用いて造粒する方法等が挙げられる。
【0021】
マスターバッチの配合量としては100重量部に対して4〜7重量部とする。 ただし、ブルーイング剤の配合量は、前述のように、マスターバッチ中に0.001〜5重量%含まれる様にする。
上記では、白色に着色した合成樹脂製ボトルを例示したが、この発明では、黄変により影響を受ける色彩の着色であれば白色に限定されない。
【0022】
[ボトルの作製方法]
上記発明の組成をもとに、合成樹脂製ボトルがPETボトルと同じ公知製法により成形される。
[ボトルの評価方法]
1.バリアー性
酸素透過度
保存条件 23℃ 50%RH 1ヵ月保存
2.変色性
合成樹脂製ボトルについて、試験前と、内容液として前記洗口液を充填し保存条件40℃、暗所保管、保存期間5ヶ月経過時点とで色差を計測し、その結果を基に以下の基準を定めた。
ΔE=0〜0.5は「かすかに異なる」:◎
ΔE=0.6〜1.5未満は「僅かに異なる」:○
ΔE=1、5〜3.0未満は「感知しうる程に異なる」:×
ΔE=3.0〜6.0未満は「著しく異なる」:××
ΔE=6.0〜12.0は「極めて著しく異なる」:×××
「」内はNBS単位:米国の商務省規格基準局(現在は全国規格技術研究所に改組)による色差の表現による。
次に実施例及び比較例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【実施例1】
【0023】
PET樹脂:INDORAMA社「REMAPET N1」90重量%、MXD6ナイロン(ナイロン樹脂;三菱ガス化学株式会社製)5重量%、及びマスターバッチA(ブルーイング剤を含む白着色マスターバッチ)5重量%を混合して成形した。ボトルの肉厚が0.3mm(胴部のみ0.2mm)の薄肉軽量構造であり、使用後に容易に押し潰すことができる容量1000mLのボトル1としてボトルを作製した。
成形物の組成及び評価結果を以下の表1に示す(以下、同じ)。
【実施例2】
【0024】
実施例1で混合する樹脂組成物の配合を、92重量%、MXD6ナイロン3重量%、及びマスターバッチA5重量%とした以外は実施例1と同様にしてボトルを作製した。
【実施例3】
【0025】
実施例1で混合する樹脂組成物の配合を、87.3重量%、MXD6ナイロン6重量%、及びマスターバッチA6.7重量%とした以外は実施例1と同様にしてボトルを作製した。
【実施例4】
【0026】
実施例1で混合する樹脂組成物の配合を、87.3重量%、MXD6ナイロン6重量%、及びマスターバッチB(ブルーイング剤を含む白着色マスターバッチ)6.7重量とした以外は実施例1と同様にしてボトルを作製した。
【実施例5】
【0027】
ボトルの肉厚を0.5mmにした以外は実施例1と同様にしてボトルを作製した。
これらの場合には、バリアー性、変色性において好適な結果が得られたことが確認された(表1参照)。
【0028】
[比較例1]
実施例1で混合する樹脂組成物の配合を、95重量%及びマスターバッチC(ブルーイング剤を含まない白着色マスターバッチ)5重量%とした以外は実施例1と同様にしてボトルを作成した。
色差程度(ΔE)及びNBS単位のいずれもが高かった。
【0029】
[比較例2]
樹脂組成物の配合を93重量%、MXD6ナイロン2重量%及びスターバッチA5重量%とした以外は実施例1と同様にしてボトルを作成した。
ナイロンの割合が少なすぎるためバリアー性能の数値の低下が見られた。
【0030】
[比較例3]
樹脂組成物の配合を、90重量%、MXD6ナイロン5重量%、及びマスターバッチC5重量%とした以外は実施例1と同様にしてボトルを作製した。
ナイロンは含有するが、ブルーイング剤を含まないためΔE及びNBS単位のいずれの点でも不良となった。
【0031】
前記評価方法で変色性を評価した結果、表1に示すように、実施例1〜5ではナイロンを配合したにもかかわらず色差程度ΔE=1.5以下に抑えることができた。
また、マスターバッチの混合の有無により、ナイロンのバリアー性能に影響が無いことも確認された。
【0032】
成形物の組成および評価結果
【表1】
【0033】
注)表中のマスターバッチの欄で(A)のマスターバッチA
ルチル型酸化チタン33重量%、アンスラキノン系染料0.002重量%、ポリエチレンテレフタレート樹脂(IV値0.83dl/g)66.998重量%
表中のマスターバッチの欄で(B)のマスターバッチB
ルチル型酸化チタン33重量%、アンスラキノン系染料0.001重量%、ポリエチレンテレフタレート樹脂(IV値O.83dl/g)66.999重量%
表中のマスターバッチの欄で(C)のマスターバッチC
ルチル型酸化チタン33重量%、ポリエチレンテレフタレート樹脂(IV値0.83d1/g)67重量%
【0034】
上記結果は、ボトル形状を異にした場合にも同様であることが確認された。
【産業上の利用可能性】
【0035】
この発明では、前記色彩に着色する合成樹脂製ボトルを薄肉軽量化するために、バリアー性の維持のためポリエチレンテレフタレートにナイロンを混合する際に、マスターバッチの混合により黄変をマスクし目立たなくすることができる。
ボトルに収納する内容液、内容物は本実施例に限定されるものではなく、エタノールを含まないものでもよい。
従って、この発明の合成樹脂製ボトルは、各種用途の家庭用品向けの着色合成樹脂製ボトルに広く適用することができる。
【符号の説明】
【0036】
1 合成樹脂製ボトル
2 凹溝