特開2015-39069(P2015-39069A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特開2015-39069タッチパネルタイプのコンピューター端末
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2015-39069(P2015-39069A)
(43)【公開日】2015年2月26日
(54)【発明の名称】タッチパネルタイプのコンピューター端末
(51)【国際特許分類】
   H03M 11/04 20060101AFI20150130BHJP
   G06F 3/023 20060101ALI20150130BHJP
   G06F 3/02 20060101ALI20150130BHJP
   H03M 11/14 20060101ALI20150130BHJP
【FI】
   G06F3/023 310L
   G06F3/02 310E
   G06F3/02 310K
   G06F3/023 320D
【審査請求】有
【請求項の数】7
【出願形態】OL
【全頁数】28
(21)【出願番号】特願2011-46503(P2011-46503)
(22)【出願日】2011年3月3日
(31)【優先権主張番号】特願2010-137277(P2010-137277)
(32)【優先日】2010年6月16日
(33)【優先権主張国】JP
(31)【優先権主張番号】特願2010-186233(P2010-186233)
(32)【優先日】2010年8月23日
(33)【優先権主張国】JP
(31)【優先権主張番号】特願2010-225763(P2010-225763)
(32)【優先日】2010年10月5日
(33)【優先権主張国】JP
(31)【優先権主張番号】特願2011-40252(P2011-40252)
(32)【優先日】2011年2月25日
(33)【優先権主張国】JP
(71)【出願人】
【識別番号】599122684
【氏名又は名称】藤本 広慶
(72)【発明者】
【氏名】藤本 広慶
【テーマコード(参考)】
5B020
【Fターム(参考)】
5B020AA02
5B020AA20
5B020BB02
5B020CC06
5B020CC12
5B020DD23
5B020DD30
5B020GG05
(57)【要約】
【課題】従来のタッチパネル方式のコンピューター端末用キー入力装置は、映像を見ながらでないとキーボード自体のキーの位置がわからなかったので、キーボードの使い勝手が悪いという問題があった。
【解決手段】本発明は、入力用キーを変換用キーと連動させる同一キー表示を利用したシンプルなキーの表示とすることにより一目で認識できる様にし、タッチパネルタイプのパネル上に入力の補助パネルを設置でき、その補助パネルを取り外さなくてもパネルをコンピューター端末の裏側へ収納できるので入力補助用器具が簡便に使用でき、ディスプレーの表示映像に影響を与えない効果的なコンピューター端末等の使用ができるものである。
【選択図】図16
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピューター端末の側面や側面付近に対して挟み込む又は囲み込んだ着脱固定用のフレーム又はクリップ部分、
及び、タッチパネル面上において設置するパネルタイプのキー入力補助部
及び上記の着脱固定用のフレーム又はクリップ部分と上記の入力補助部を連結し、コンピューター端末のパネル面からコンピューター端末の裏側の面へ移動させるガイド
及び、上記入力補助部をコンピューター端末の上面及び下面で固定する機構、
を構成したことを特徴とする、タッチパネルの入力補助用器具。
【請求項2】
上記請求項1のパネルタイプのキー入力補助部において、
タッチパネル面の入力ボタンの上方に位置する動画や画像や入力した文字を表示する範囲に存在せず、
タッチパネルの入力用ボタン上に穴が空いたパネル、及び、そのパネルのコンピューター端末側の面に接触部分が小さくなるためのパネル支持用突起を構成としたことを特徴とする、タッチパネルの入力補助用器具。
【請求項3】
上記請求項1のパネルタイプのキー入力補助部において、
タッチパネル面の入力ボタンの上方に位置する動画や画像や入力した文字を表示する範囲に存在せず、
パネルの表から裏の面まで貫通した複数の穴を有したパネル、及び、その穴を貫通しタッチパネル面を押すことができる突起部分を有した通常のキーボードと類似の機構のキー用ボタンを構成としたことを特徴とする、タッチパネルの入力補助用器具。
【請求項4】
上記請求項1のパネルタイプのキー入力補助部において、
それぞれのキーが同一のシリコンやゴムなどの変形が容易な物質のシート又はプレートに構成され、
前述のシート又はプレートにおいてプラスチックや金属やカーボンなどによる変形を抑制する物質、を構成したことを特徴とする、タッチパネルの入力補助用器具。
【請求項5】
上記請求項2のキー入力補助部のパネルのFとJの穴の下部におけるパネル表面上、又は、上記請求項3又は上記請求項4、のキー入力補助部のFとJのキー用ボタンにおいて、
指での認識用の凸又は凹又はそれらを複合した形状の構造を構成としたことを特徴とする、タッチパネルの入力補助用器具。
【請求項6】
上記請求項1記載のコンピューター端末の側面や側面付近に対して挟み込む又は囲み込んだ着脱固定用のフレーム又はクリップ部分におけるコンピューター端末の裏面側において、
通常のデスクトップパソコン等に使用する立てて固定ができ倒しても固定が可能であるキーボードの角度調整用の脚を構成としたことを特徴とする、タッチパネルの入力補助用器具。
【請求項7】
上記請求項1のコンピューター端末の側面や側面付近に対して挟み込む又は囲み込んだ着脱固定用のフレーム又はクリップ部分が、コンピューター外装と一体化したもの又はコンピューター外装自体として構成し、
上記請求項1におけるタッチパネル面上において設置するパネルタイプのキー入力補助部、
及び上記のコンピューター外装と上記の入力補助部を連結し、コンピューター端末のパネル面からコンピューター端末の裏側の面へ移動させるガイド、
及び、上記入力補助部をコンピューター端末の上面及び下面で固定する機構、
を構成としたことを特徴とする、コンピューター外装。
【請求項8】
変換用の表示ボタンを押すことにより、他の表示ボタン中に表記された文字から数字への変換が可能であるタッチパネルタイプのコンピューター端末のキー表示において、
(F7)と(7)、(F8)と(8)、(F9)と(9)、(U)と(4)、(I)と(5)、(O)と(6)、(J)と(1)、(K)と(2)、(L)と(3)、(N)と(0)、が一つのキー上に表示された同一表示キーを構成としたことを特徴とする、タッチパネルタイプのコンピューター端末。
【請求項9】
上記請求項8のボタンの大きさ又はボタンの形状を変化させて、各ボタン間における入力信号の関知領域の範囲を変化させる機能を有したことを特徴とする、タッチパネルタイプのコンピューター端末。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タッチパネルタイプのパーソナルコンピューターやタッチパネルタイプの電子書籍端末などのコンピューター類などにおいて画面に表示される入力用キーボードや入力用キーボード周辺のコンピューターの外装の改良に関する。
【背景技術】
【0002】
ディスプレイ等の映像表示画面は平らでなければ他の画像表示の時凹凸が邪魔になるので、従来のタッチパネル方式のコンピューター用キーボードは、映像を見ながらでないとキーボード自体の表示すなわちキーの位置がわからなかったので、キー自体をシンプルにしたため、キーボードの使い勝手が悪いものであった。
【0003】
図1は一般的なタッチパネルタイプのコンピューターを正面から見た簡略図の一例であり、(1)は表示画面の縁で、(2)は画面の表示部分であり、(3)の矢印は(1)付近の範囲を示したものである。
【0004】
上記の例は説明のために記述したものであり、シート収納箱やシート収納箱を包装しているシートの形状、材質、構造などの種類は様々なものがある。
【0005】
特開2003−241889は、第2キーの選択的な操作により、第1キーに割り付けられた数字と他の文字を選択して入力するタッチスクリーン式のキーパッドが示されているが、各「数字キー」に対してアルファベットが複数個入っておりアルファベットの入力にはボタンを複数回押さなければならない場合が多いので指を動かす回数が増える。
【0006】
特表2006−526857は、数字0〜9で標識付けされた10個に割り付けられた仮想スイッチの内の一つを入力した後、アルファベット文字及び数字で標識付けされた仮想スイッチの選択的な操作により、数字と他の英文字を選択して入力するタッチパネル式の文字入力方法が示されているが、この装置も上記0005と同様にアルファベットの入力には複数回のボタンの入力が必要となる。
【0007】
特開2005−092441は、タブキーの選択的な操作により、12キーに割り付けられた数字と他の英文字を選択して入力するタッチパネル式の文字入力方法が印されているが、この方法もアルファベットを入力する際英文字キーを何度も押さなければならず上記0005と類似の問題点を有する。
【0008】
特開2001−273075は、タッチパネル式入力装置において、画面の表示より外に基準位置を識別する突起(以下、同様の働きをする突起を「識別突起」と記載)が付加されているが、これらは通常のパソコン用キーボードの突起の位置付近に存在するものではなく、操作には慣れが必要である。
【0009】
特開2000−222105は、指の移動をできるだけ少なくしたキーボードであるが、一般的なキーボードとは形状がかけ離れており、操作に慣れが必要である。
【0010】
特開平08−064063は、画面に粘着させる透明なタッチキーユニットに突起を設けたものである。
【0011】
特開2000−181629は、平坦な透明フィルムと凹凸のついた透明フィルムを組み合わせたものである。
【0012】
特開2001−117721は、タッチパネル式のキーボード上に、それぞれのキーに対応した穴を構成に持つ取り外し式のガイダンスを設けたものである。
【0013】
特開2001−216078は、表示されたキー上にキー識別用の凹凸を設けたものである。
【0014】
特開2003−281959は、タッチパネルの画面上に指が滑りやすい部分と滑りにくい部分を構成としたものである。
【0015】
特開2006−293945は、センサの形状に対応した触覚部(ユーザーが指先で触覚できる物理的構造物)とタッチパネルの構造を同一に構成したものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0016】
【特許文献1】特開2003−241889
【特許文献2】特表2006−526857
【特許文献3】特開2005−092441
【特許文献4】特開2001−273075
【特許文献5】特開2000−222105
【特許文献6】特開平08−064063
【特許文献7】特開2000−181629
【特許文献8】特開2001−117721
【特許文献9】特開2001−216078
【特許文献10】特開2003−281959
【特許文献11】特開2006−293945
【非特許文献】
【0017】
【非特許文献1】広辞苑 第6版
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0018】
以上に述べた従来のタッチパネルタイプのコンピューターでは、タッチパネルのキー操作において不便なものであった。
【0019】
本発明は、このような従来のタッチパネルタイプのコンピューターが有していた上記の問題を解決するために、通常のパソコン用キーボードに類似の入力用キーを変換用キーと連動させる同一キー表示とすることにより一目でどこにどのボタンがあるかの認識を簡便にし、タッチパネルタイプコンピューターの位置認識をしやすくする入力補助具の便利な使用が可能となることによりディスプレーの表示映像に影響を与えず入力用キーボードの使用を簡便に行える様にしたものである。
【課題を解決するための手段】
【0020】
本発明のタッチパネルの入力補助用器具は上記目的を達成するために、
コンピューター端末の側面や側面付近に対して挟み込む又は囲み込んだ着脱固定用のフレーム又はクリップ部分、
及び、タッチパネル面上において設置するパネルタイプのキー入力補助部
及び上記の着脱固定用のフレーム又はクリップ部分と上記の入力補助部を連結し、コンピューター端末のパネル面からコンピューター端末の裏側の面へ移動させるガイド
及び、上記入力補助部をコンピューター端末の上面及び下面で固定する機構を構成したことを特徴とする。
【0021】
本発明の一つのタッチパネルの入力補助用器具は、
上記0020のパネルタイプのキー入力補助部において、
タッチパネル面の入力ボタンの上方に位置する動画や画像や入力した文字を表示する範囲に存在せず、
タッチパネルの入力用ボタン上に穴が空いたパネル、及び、そのパネルのコンピューター端末側の面に接触部分が小さくなるためのパネル支持用突起を構成としたことを特徴とする。
【0022】
本発明の一つのタッチパネルの入力補助用器具は、
上記0020のパネルタイプのキー入力補助部において、
タッチパネル面の入力ボタンの上方に位置する動画や画像や入力した文字を表示する範囲に存在せず、
パネルの表から裏の面まで貫通した複数の穴を有したパネル、及び、その穴を貫通しタッチパネル面を押すことができる突起部分を有した通常のキーボードと類似の機構のキー用ボタンを構成としたことを特徴とする、タッチパネルの入力補助用器具。
【0023】
本発明の一つのタッチパネルの入力補助用器具は、
上記0020のパネルタイプのキー入力補助部において、
それぞれのキーが同一のシリコンやゴムなどの変形が容易な物質のシート又はプレートに構成され、
前述のシート又はプレートにおいて、プラスチックや金属やカーボンなどによる変形を抑制する物質、を構成としたことを特徴とする。
【0024】
本発明の一つのタッチパネルの入力補助用器具は、
上記0021のキー入力補助部のパネルのFとJの穴の下部におけるパネル表面上、又は、上記0022又は0023のキー入力補助部のFとJのキー用ボタンにおいて、
指での認識用の凸又は凹又はそれらを複合した形状の構造を構成としたことを特徴とする、タッチパネルの入力補助用器具。
【0025】
本発明の一つのタッチパネルの入力補助用器具は、
上記0020記載のコンピューター端末の側面や側面付近に対して挟み込む又は囲み込んだ着脱固定用のフレーム又はクリップ部分におけるコンピューター端末の裏面側において、
通常のデスクトップパソコン等に使用する立てて固定ができ倒しても固定が可能であるキーボードの角度調整用の脚を構成としたことを特徴とする、タッチパネルの入力補助用器具。
【0026】
本発明の一つのコンピューター外装は、上記0020のコンピューター端末の側面や側面付近に対して挟み込む又は囲み込んだ着脱固定用のフレーム又はクリップ部分が、コンピューター外装と一体化したもの又はコンピューター外装自体として構成し、 上記0020におけるタッチパネル面上において設置するパネルタイプのキー入力補助部、
及び上記のコンピューター外装と上記の入力補助部を連結し、コンピューター端末のパネル面からコンピューター端末の裏側の面へ移動させるガイド、
及び、上記入力補助部をコンピューター端末の上面及び下面で固定する機構、を構成としたことを特徴とする。
【0027】
本発明のタッチパネルタイプのコンピューター端末は、
変換用の表示ボタンを押すことにより、他の表示ボタン中に表記された文字から数字への変換が可能であるタッチパネルタイプのコンピューター端末のキー表示において、
(F7)と(7)、(F8)と(8)、(F9)と(9)、(U)と(4)、(I)と(5)、(O)と(6)、(J)と(1)、(K)と(2)、(L)と(3)、(N)と(0)、が一つのキー上に表示された同一表示キー、を構成としたことを特徴とする。
【0028】
本発明の、タッチパネルタイプのコンピューター端末は、
上記0027のボタンの大きさ又はボタンの形状を変化させて、各ボタン間における入力信号の関知領域の範囲を変化させる機能を有したことを特徴とする。
【0029】
上記0020の作用は、
コンピューター端末の側面や側面付近に対して挟み込む又は囲み込んだ着脱固定用のフレーム又はクリップ部分、
及び、タッチパネル面上において設置するパネルタイプのキー入力補助部
及び上記の着脱固定用のフレーム又はクリップ部分と上記の入力補助部を連結し、コンピューター端末のパネル面からコンピューター端末の裏側の面へ移動させるガイド
及び、上記入力補助部をコンピューター端末の上面及び下面で固定する機構を構成したことを特徴とするために、
キー入力の補助用器具が装備されてないタッチパネルタイプのコンピューターでも、キー入力の補助用器具を使用できる様にすることが可能である。
【0030】
上記0021の作用は、
タッチパネル面の入力ボタンの上方に位置する動画や画像や入力した文字を表示する範囲に存在しないために、タッチパネル面では画像を見ることができ、タッチパネルの裏側面では収納がしやすく裏側面に他の機能を持たせやすくでき、
また、タッチパネルの入力用ボタン上に穴が空いたパネルと、そのパネルのコンピューター端末側の面に接触部分が小さくなるためのパネル支持用突起を構成としたことにより、パネル上に指をおいてもパネルがタッチパネルのボタン付近の入力面を押しにくくでき、構造をシンプルにすることが可能である。
【0031】
上記0022の作用は、
タッチパネル面の入力ボタンの上方に位置する動画や画像や入力した文字を表示する範囲に存在しないために、タッチパネル面では画像を見ることができ、タッチパネルの裏側面では収納がしやすく裏側面に他の機能を持たせやすくでき、
パネルの表から裏の面まで貫通した複数の穴を有したパネル、及び、その穴を貫通しタッチパネル面を押すことができる突起部分を有した通常のキーボードと類似の機構のキー用ボタンを構成としたことことにより、パネル上に指をおいてもパネルがタッチパネルを押しにくくでき、また、タッチパネルを通常のキーボードに近いタッチで入力することが可能である。
【0032】
上記0023の作用は、
上記0020のパネルタイプのキー入力補助部において、それぞれのキーが同一のシリコンやゴムなどの変形が容易な物質のシート又はプレートに構成され、前述のシート又はプレートにおいて、プラスチックや金属やカーボンなどによる変形を抑制する物質、を構成としたために、タッチパネルを通常のキーボードに近いタッチで入力することが可能である。
【0033】
上記0024の作用は、
上記0021のパネルタイプのキー入力補助部のパネルのFとJの穴の下部におけるパネル表面上、又は、上記0022又は上記0023のパネルタイプのキー入力補助部のFとJのキー用ボタンにおいて、
指での認識用の凸又は凹又はそれらを複合した形状の構造を構成としたことにより、通常のキーボードと同じ感覚でキーの位置の把握をすることができる。
【0034】
上記0025の作用は、
上記0020記載のコンピューター端末の側面や側面付近に対して挟み込む又は囲み込んだ着脱固定用のフレーム又はクリップ部分におけるコンピューター端末の裏面側において、
通常のデスクトップパソコン等に使用する立てて固定ができ倒しても固定が可能であるキーボードの角度調整用の脚を構成としたことにより、机等にコンピューター端末をおいた時にコンピューター端末の角度を変えることができる。
【0035】
上記0026の作用は、
上記0020のコンピューター端末の側面や側面付近に対して挟み込む又は囲み込んだ着脱固定用のフレーム又はクリップ部分が、コンピューター端末と一体化したもの又はコンピューター端末自体として構成し、上記0020におけるタッチパネル面上において設置するパネルタイプのキー入力補助部、及び上記のコンピューター外装と上記の入力補助部を連結し、コンピューター端末のパネル面からコンピューター端末の裏側の面へ移動させるガイド、及び、上記入力補助部をコンピューター端末の上面及び下面で固定する機構、を構成としたために、コンピューター自体が本発明の請求項1の作用を有し、使用することが可能となる。
【0036】
上記0027の作用は、文字キーを抑えてシフト用のキーを押すことにより文字を数字に変化させるキーボードにおいて、 (F7)と(7)、(F8)と(8)、(F9)と(9)、(U)と(4)、(I)と(5)、(O)と(6)、(J)と(1)、(K)と(2)、(L)と(3)、(N)と(0)、が同一のキーで表記された表示キーを有するために、
タッチパネルタイプキーボードの表示を、通常のキーボードのアルファベット表示と通常の数値キーにより近い並びにすることができる。
【0037】
上記0028の作用は、上記0027のボタンの大きさ又はボタンの形状を変化させて、各ボタン間における入力信号の関知領域の範囲を変化させる機能を有するために、
タッチパネルに表示されたキーにおける、キーの関知領域を広くしてダイレクトに指で入力しやすくしたり、キーの関知領域を狭くしてキーとキーの間隔を広くしてパネルに不意にものが当たってもパネルが反応しすぎない様にすることができる。
【発明の効果】
【0038】
上記0020の効果は、キー入力の補助用器具が装備されてないタッチパネルタイプのコンピューターでも、キー入力の補助用器具を使用できる様にすることが可能であるために、使用者のニーズに合わせた機器の使用に柔軟に対応することができるという効果を有する。
【0039】
上記0021の効果は、
タッチパネル面では画像を見ることができ、タッチパネルの裏側面では収納がしやすく裏側面に他の機能を持たせやすくでき、また、パネル上に指をおいてもパネルがタッチパネルを押しにくくでき、構造をシンプルにすることが可能であるために、持ち運び及びキー入力に便利なタッチパネル式コンピュータ端末の使用ができるという効果を有する。
【0040】
上記0022の効果は、
タッチパネル面では画像を見ることができ、タッチパネルの裏側面では収納がしやすく裏側面に他の機能を持たせやすくでき、また、パネル上に指をおいてもパネルがタッチパネルを押しにくくでき、また、タッチパネルを通常のキーボードに近いタッチで入力することが可能であるために、持ち運び及びキー入力に便利な通常のキーボードに近いタッチ感覚のタッチパネル式コンピュータ端末の使用ができるという効果を有する。
【0041】
上記0023の効果は、タッチパネルを通常のキーボードに近いタッチで入力することが可能であるために、通常のキーボードに近い感じでタッチパネル式コンピューターを使用することができるという効果を有する。
【0042】
上記0024の効果は、
通常のキーボードと同じ感覚でキーの位置の把握をすることができるために、使用者のキー操作がしやすくなるという効果を有する。
【0043】
上記0025の効果は、
机等にコンピューター端末をおいた時にコンピューター端末の角度を変えることができるために、使用者が簡便にコンピューター端末の角度を調整することができるという効果を有する。
【0044】
上記0026の効果は、コンピューター自体が本発明の請求項1の作用を有し、使用することが可能となるために、コンピューター自体をスリムにすることができるという効果を有する。
【0045】
上記0027の効果は、パソコン用キーボードのF7、F8、F9、U、I、O、J、K、L、Nを表記したキーにおいてそれらの文字に対応した数字が割り当てられているので、通常のキーボードと同様のアルファベットの配列による入力や、通常の計算機の文字配列に近い数値キーの表示と入力が行え、キーボードがコンパクトに表示されるために、キーボード部分以外のタッチパネルの画面上における動画や画像や文字などを映し出す部分の範囲を広く表示したり、マウスの働きをするタッチ式のマウスやタッチパネルを利用した手書き文字入力などが行えるという効果を有する。
【0046】
上記0028の効果は、タッチパネルに表示されたキーにおける、キーの関知領域を広くしてダイレクトに指で入力しやすくしたり、キーの関知領域を狭くしてキーとキーの間隔を広くしてパネルに不意にものが当たってもパネルが反応しすぎない様にすることができるために、タッチパネルの補助用装置が使いやすくなるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0047】
図1】従来のタッチパネルタイプのコンピューター外装一例の簡略図
図2】本発明で使用可能である凸形状一例の簡略図
図3】本発明で使用可能である凹形状一例の簡略図
図4】本発明で使用可能である凸又は凹形状一例の簡略図
図5】本発明の着脱用フレーム一例の簡略図
図6】本発明の着脱用フレーム一例の簡略図
図7】本発明の着脱用フレーム一例の簡略図
図8】本発明のキー入力補助部一例の簡略図
図9】本発明のキー入力補助部一例の簡略図
図10】本発明のキー入力補助部一例の簡略図
図11】本発明のキー入力補助部一例の簡略図
図12】本発明の収納式の脚一例の簡略図
図13】本発明で使用可能な構造部分一例の簡略図
図14】本発明のタッチパネルタイプのコンピューター一例の簡略図
図15】本発明のタッチパネルタイプのコンピューター一例の簡略図
図16】本発明のタッチパネルタイプのコンピューター一例の簡略図
図17】本発明のタッチパネルタイプのコンピューター部分一例の簡略図
図18】本発明のタッチパネルタイプのコンピューター一例の断面簡略図
図19】本発明で表示可能であるタッチパネルの機能表示一例の簡略図
図20】本発明で使用可能であるガイド一例の簡略図
図21】本発明で使用可能なストッパーと入力パネル連動機構一例の簡略図
【発明を実施するための形態】
【0048】
以下、本発明の形態を図2図13に基づいて説明する。
【0049】
図2は本発明の請求項5で使用可能な断面構造の簡略図の一例を示し、(6)は(1)の平面になった部分で、(4)は平面より盛り上がった凸形状の部分で、(5)はくぼみ部分であり、(A)は突起がドーム状になったもので、(B)は突起の頂点が平らになったものであり、(C)は突起の頂点がくぼんだものであり、(D)はくぼみが(C)より大きいものである。
【0050】
図3は本発明の請求項5で使用可能な断面構造の簡略図の一例を示し、(6)は(1)の平面になった部分で、(4)は平面より盛り上がった凸形状の部分で、(5)はくぼみ部分であり、(A)はくぼみがドーム状になったもので、(B)はくぼみの底が平らになったものであり、(C)はくぼみに突起を設けたものであり、(D)は突起が(C)よりなだらかになったになったものである。
【0051】
図4は本発明の請求項5で使用可能な構造の上から見た簡略図の一例を示し、(A)〜(D)の(7)は上から見たくぼみ又は突起であり、曲線形状又は直線形状又はその複合した形状によりなり、図2や3及び図4で用いられているものとの組み合わせや他の形状のものとの組み合わせは、本発明の条件を満たすものであればその種類は限定しない。
【0052】
図5は本発明の請求項1で使用可能な構造の正面の断面簡略図の一例を示し、(9)はコンピューター端末の側面や側面付近に対して挟み込む着脱固定用のフレーム部分であり、(8)はコンピューター端末の側面付近をスライドさせてはめ込む部分を示したものである。
【0053】
図6は本発明の請求項1で使用可能な構造を側面から見た簡略図の一例を示し、(9)は図5の(9)の(8)付近と同様の働きをするものを横から見たもので、(10)と(10’)と(10’’)は左右の(9)をつなぐフレームで、(11)は請求項1のキー入力補助部をタッチパネルタイプコンピューターのパネル面と裏の面の間において移動させるガイドである。
【0054】
図7は本発明の図6を上から見た図であり、(10’’)側からコンピューター端末を出し入れするタイプのものである。
【0055】
図8は本発明の請求項2の簡略図一例を示し、(12)は請求項2のパネル型のキー入力補助用器具で、(13)の指の通過が可能な穴と、(13’)のガイド通過用の穴と、キーボードのFとJのボタンの下部付近のパネル(12)に(7)のくぼみ又は突起を有したものであり、本発明のパネルの形状や構造や材質の種類は本発明の条件を満たすものであれば、その種類は限定しない。
【0056】
図9は本発明の請求項2の接触部分が小さくなるためのパネル支持用突起の簡略図一例を示し、(A)は(12)の断面図で(12’)はタッチパネル面(2)に接触しその接触部分が小さくなるための突起であり、(B)及び(C)は(12)を上から見た図で、(B)の(12’)は線状に(12’)が(12)を支えるもので、(C)の(12’)は部分的な突起で(12)を支えるものである。
【0057】
図10は本発明の請求項3で使用可能である機構の簡略図一例を示し、(A)は請求項3を上から見た部分図で、(B)は(A)の断面図であり、(12’)をもつパネル部分に(15)のバネ部を固定し、(15)に設けた穴に(14’)の突起により固定される(14)のボタン部分を示したものである。
【0058】
(14”)は(14)を押すことにより、パネルの穴から下へ出て(2)のタッチパネルを押すボタンの下部である。
【0059】
また、図10の(B)の(12)は一体型で一枚のパネルが作られたものであっても、(12)が(X)層のパネルと(Y)層の2層のパネルよりなり(X)層と(Y)層の間にバネなどを挟んだ後に2層を合わせるものであってもよく、その種類は限定しない。
【0060】
図11は本発明の請求項1のガイドの簡略図一例を示し、(10)のフレームに(16)の軸による回転運動をするアーム型ガイド部分に、(12)のパネルが連結したものである。
【0061】
(12)のパネルをタッチパネル面からタッチパネルの裏側の面まで移動させる方式は、図6の様にスライドさせるタイプのガイドであっても、図11の様にアームと軸を利用した回転運動によるタイプのガイドであってもよく、(12)と(9)を取り外さなくてもタッチパネル式のコンピューター端末の表面から裏面まで移動させることができるものであれば、その種類は限定しない。
【0062】
また、(10)や(11)や(12)や(16)自体が取り外し可能であってもよく、本発明の請求項の条件を満たすものであれば、その種類は限定しない。
【0063】
図12は本発明の請求項6の装置一例の図であり、(A)は図7の(10’’)と同様のフレーム構成部を裏側から見た図であり、(17)は通常のパソコン用のキーボードと同様に収納できる脚であり、(B)は(A)を横から見た断面図であるが、脚の固定の種類や形状や構造など、その種類は限定しない。
【0064】
図13は本発明で使用可能な構造部分一例の図であり、(A)は図12の(17)と(10’’)付近の図、(B)は図7図8などで使用可能なフレームとパネルの固定用の凹凸の図、(C)は本発明のフレームとパネルで使用可能な構造の断面図例であり、(A)は(19)が(18)の中に入り回転する軸となり、(B)は(21)が(9)に接触してスライドし(20)の中に入ることにより固定されるストッパーの役目をする構造の例である。
【0065】
また図13の(C)は、フレーム(9)の上側がコンピューター端末のタッチパネル表示面上で隙間を空けパネル(12)を支えて固定し、(9)の下部に(12)を回してきた時にはそのままフレームの間に挟み突起で固定する、フレームの構造の例である。
【0066】
本発明の請求項1〜請求項7は、本発明の下記の請求項8、請求項9以外のキー配列のタッチパネルタイプのコンピューター端末でも使用が可能であり、他のキーボード配列に対応させて製造するなど、本発明の請求項8、請求項9に関わらず本発明請求項1〜請求項7の応用の種類は限定しない。
【0067】
図2図13は本発明の説明のために記載した例であり、それらの形状や構造や材質などを限定したものでなく、類似の効果を示すものであり本発明の請求項の条件を含んだものであれば、それらの種類は限定しない。
【実施例】
【0068】
図14は本発明の請求項8のタブレットタイプのコンピューター一例の簡略図を示したものであり、表示ボタンの大きさを変えてボタンとボタンの間隔を変化させることにより本発明の請求項9の機能を有するものとすることができる。
【0069】
図15は本発明の請求項3と請求項5と請求項8と請求項9のタッチパネルタイプのコンピューター一例の簡略図を示したもので、(12)は請求項3のボタンを有するパネルで、(9)は請求項1のフレーム部分で、(16)は請求項1及び図11と類似の機能のガイドで、FとJのボタンには請求項5の突起を設けたもので、図14の様にタッチパネルの構成位置や構成方向は様々に構成でき、本発明の条件を満たすものであれば、その種類は限定しない。
【0070】
また、図15のアルファベットに対して、本発明以外の他の配列の表示にするものなども考えることができる。
【0071】
「Shift」キーを押さえることにより同一のキー中に表示された文字や記号の入力が行え、「Shift keep」キーを押さえることによりShiftボタンを押さえなくても持続して複数のキーの同一キー側の文字又は記号の入力が行え、「全/半 Caps Lock」キーは文字の全角日本語又は半角アルファベットの表示切り替えを行い半角表示の時に「Fn」キーと「全/半 Caps Lock」を同時に押さえることにより連続したアルファベットの大文字の入力が行え、「Change」と表示のあるスペースキーを同時に押すことにより入力又はキーを押す前に入力した文字や記号を変換できるものである。
【0072】
図16は本発明のタッチパネルタイプのコンピューター外装一例の簡略図を示し、本発明の請求項1と請求項4と請求項7と請求項8と請求項9を有したものの例であり、上記図15と類似したFとJとF4とF8に請求項5の突起を有し、(1)は本発明請求項7のコンピューター外装で、(12’)は請求項4のパネルで、(9’)は(12’)を固定するための(1)に設けられたくぼみである。
【0073】
また、図16は数値キーの表示を通常の計算機と類似したものとし、アルファベットの表示は通常のキーボードの表示と同じものであり、通常のキーボードにある記号のほとんどを表示しているので、プログラミング等にも使用でき、また、コンピューター外装の大きさの種類もA4サイズのものからそれより小さなものなど、様々なものが考えられる。
【0074】
図17は本発明の請求項4及び請求項5のタッチパネルタイプのキーボード一例の簡略図を示し、(A)は請求項4のゴム又はシリコン製の弾力性のある変形しやすい物質(19)の内部にプラスチックやカーボンなどの変形しにくい物質(18)が内蔵されたものの断面、(B)は(19)に(18)を貫通させて固定したものの断面、(C)は(B)の(19)を(B)と垂直な方向から見た部分図で(19’)は(18)を貫通させ固定するための穴であり、(18)や(19)の形状や構造や材質の種類は様々なものが考えられ、その種類は限定しない。
【0075】
また、図17の(D)は本発明の請求項4のタッチパネルタイプのキーボード一例の簡略図を示し、(19)の周囲に(18)が設置され、(13’)のガイド用の穴を有したものであり、本発明の請求項の条件を満たすものであればそれらの形状や構造や材質の種類は限定しない。
【0076】
図17は本発明の請求項4及び請求項5のタッチパネルタイプのキーボード一例の簡略図を示し、(19’’)は(19)に設けられたタッチパネル用のボタンであり、(20)は(19’’)に設けられた請求項5の突起であり、本発明の請求項の条件を満たすものであればそれらの形状や構造や材質の種類は限定しない。
【0077】
図18の(A)は本発明の請求項7のコンピューター外装の断面一例の簡略図を示し、(22)は請求項1のフレームとコンピュータ本体の一部分が一体化した請求項7のものであり、(21)はタッチパネル面、(23)は請求項2や請求項3や請求項4のパネルを固定するために設けたパネル固定用の突起である。
【0078】
また、図18の(A)はパネルの固定部分のみを記載したものであるが、同様に本明細書の図11の(10)や図12の(10’’)を一体化したものも考えることができ、本発明の請求項の条件を満たすものであればそれらの形状や構造や材質の種類は限定しない。
【0079】
図18の(B)は図16の(16’)付近を含む断面図であり、(1)上面と下面のくぼみに(12’)のパネルが固定されるものである。
【0080】
図19は本発明の図14図16に表示可能である機能表示部分を示したものであり、(A)はマウスの働きをするタッチパネル上の表示で(B)は(A)の後側にある機能表示部分が前面に表示された手書き入力部分であり、(C)はタッチパネル上に表示される動作をする前の状態に戻したり、元に戻した動作を進めたり、文字の色を変えたりする機能ボタンであり、従来から存在するものである。
【0081】
図19などの機能のための表示の使用は、入力補助用パネルの使用時に上のタッチパネル画面に表示し、他の外付けのディスプレイを使用してキーボードの様に使用するなど様々であり、本発明の条件を満たすものであればその種類は限定しない。
【0082】
図20の(A)は図16の請求項7記載のガイド一例の簡略図を示し、(16)はコンピューター外装(16)に軸で連結するパネルを連結するためのガイドである。
【0083】
図20の(B)は(16)に矢印方向の弾性を持たせた材質のものを示した例であるが、ガイドの種類は硬質の高分子化合物や金属などのものであっても、また弾性のある高分子化合物などのものであってもよく、その種類は限定しない。
【0084】
図21の(A)と(B)は本発明で使用可能であるストッパー一例を示し、ストッパーを横方向にスライドさせることによりパネルを固定するタイプのもの、(B)はコンピューター外装又は着脱用のフレームなどに磁石を装着しパネルにも磁石を装着させることでパネルを固定するストッパーを示したものである。
【0085】
図21の(C)は入力用パネルをコンピューター外装のタッチパネル面に固定することにより、タッチパネル面付近に設けられたボタンを入力用パネルが押して、コンピューターが入力用補助パネルの使用モードになるためのボタン周辺を示したものの例である。
【0086】
また、USBケーブルなどを使用した有線の通信や、無線LANなどを使用した無線通信による、モニタや他の機器を使用した機器同士の連携機能などの使用は様々であり、本発明の条件を満たすものであればその種類は限定しない。
【0087】
請求項1の本発明のキー入力補助用器具はプラスチックやシリコンやゴムなどの高分子化合物や金属やガラスやカーボンや木や繊維製品等で作ってもよく、本発明の請求項1の条件を満たすものであれば、その種類は限定しない。
【0088】
また、(2)のパネルなどにキズ防止用の通常のゲーム機等で使用する透明なフィルムを貼って使用するなど、他の機能やものとの併用や組み合わせなど、その種類は限定しない。
【0089】
本発明の請求項1の装置とタッチパネルタイプのコンピュータ端末を一体化して製造することも考えることができ、(12)等の働きをする部品とコンピューター本体にマグネットを用いて(12)の開閉した時の固定をするものなども考えることができる。
【0090】
本発明の実施態様は以下の通りである。
1.本発明のタッチパネルタイプのコンピューター端末は、本発明の条件を満たすものであれば、形状や構造や材質など、その種類は限定しない。
2.本発明のタッチパネルタイプのコンピューター端末は、本発明の条件を満たすものであれば、他の機能や装置との組み合わせなど、その種類は限定しない。
3.本発明の請求項8に組み合わせる他のキーの種類は様々である。
4.本発明の請求項8の構成位置の種類は、本発明の条件を満たすものであれば、限定しない。
5.本発明の請求項1〜請求項7は、本発明の請求項8、請求項9以外のタッチパネルタイプのコンピューター端末にも使用することができる。
【符号の説明】
【0091】
1:表示画面の縁 、 2:画面の表示部分 、 3:1付近の範囲 、
4:突起 、 5:くぼみ 、 6:平らな面
7:くぼみ又は突起の形状例 、 8:コンピューター端末の固定部付近 、
9:コンピューター端末の固定用フレーム 、 9’:コンピューター外装
10:ガイドの固定用フレーム 、 10’・10’’:下部のフレーム 、
11:スライド用ガイド 、 12・12’:パネル 、
12’:パネル裏側の突起物 、 13:パネルに設けた穴 、
13’:パネルに設けたガイド用の穴 、 14::指に接するボタン表面 ,
14’:ボタン固定用の突起 、 14’’:タッチパネルを押すボタン下部部分 、15:バネ 、 16:アーム型ガイド 、 17:収納式の脚 、
18:変形しにくい材質の構造物 、 19:変形しやすい材質の構造物 、19’:変形しやすい材質の構造物に設けた穴 、 19’’:キー用ボタン 、
20:指での感知用突起 、 21:タッチパネル面 ,
22:コンピューターの断面部分 、
23:コンピュータ部分に設けたパネルの固定用突起
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
【手続補正書】
【提出日】2011年7月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タッチパネルタイプのパーソナルコンピューターやタッチパネルタイプの電子書籍などのコンピューター類などにおいて画面に表示される入力用キーボードや入力用キーボード周辺のコンピューターの外装の改良に関する。
【背景技術】
【0002】
ディスプレイ等の映像表示画面は平らでなければ他の画像表示の時凹凸が邪魔になるので邪魔になるので、従来のタッチパネル方式のコンピューター用キーボードは、映像を見ながらでないとキーボード自体の表示すなわちキーの位置がわからなかったので、キー自体をシンプルにしたため、キーボードの使い勝手が悪いものであった。
【0003】
図1は一般的なタッチパネルタイプのコンピューターを正面から見た簡略図の一例であり、(1)は表示画面の縁で、(2)は画面の表示部分であり、(3)の矢印は(1)付近の付近の範囲を示したものである。
【0004】
特開2003−241889は、第2キーの選択的な操作により、第1キーに割り付けられた数字と他の文字を選択して入力するタッチスクリーン式のキーパッドが示されているが、各「数字キー」に対してアルファベットが複数個入っておりアルファベットの入力にはボタンを複数回押さなければならない場合が多いので指を動かす回数が増える。
【0005】
特表2006−526857は、数0〜9で標識付けされた10個に割り付けられた仮想スイッチの内の一つを入力した後、アルファベット文字及び数字で標識付けされた仮想スイッチの選択的な操作により、数字と他の英文字を選択して入力するタッチパネル式の文字入力方法が示されているが、この装置も上記0004と同様にアルファベットの入力には複数回のボタンの入力が必要となる。
【0006】
特開2005−092441は、タブキーの選択的な操作により、12キーに割り付けられた数字と他の英文字を選択して入力するタッチパネル式の文字入力方法が記されているが、この方法もアルファベットを入力する際英文字キーを何度も押さなければならず上記0004と類似の問題点を有する。
【0007】
特開2001−273075は、タッチパネル式入力装置において、画面の表示より外に基準位置を識別する突起(以下、同様の働きをする突起を「識別突起」と記載)が付加されているが、これらは通常のパソコン用キーボードの突起の位置付近に存在するものではなく、操作には慣れが必要である。
【0008】
特開2000−222105は、指の移動をできるだけ少なくしたキーボードであるが、一般的なキーボードとは形状がかけ離れており、操作に慣れが必要である。
【0009】
特開平08−064063は、画面に粘着させる透明なタッチキーユニットに突起を設けたものである。
【0010】
特開2000−181629は、平坦な透明フィルムと凹凸のついた透明フィルムを組み合わせたものである。
【0011】
特開2001−117721は、タッチパネル式のキーボード上に、それぞれのキーに対応した穴を構成に持つ取り出し式のガイダンスを設けたものである。
【0012】
特開2001−216078は、表示されたキー上にキー識別用の凹凸を設けたものである。
【0013】
特開2003−281959は、タッチパネルの画面上に指が滑りやすい部分と滑りにくい部分を構成としたものである。
【0014】
特開2006−293945は、センサの形状に対応した触覚部(ユーザーが指先で触覚できる物理的構造物)とタッチパネルの構造を同一に構成したものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0015】
【特許文献1】特開2003−241889
【特許文献2】特表2006−526857
【特許文献3】特開2005−092441
【特許文献4】特開2001−273075
【特許文献5】特開2000−222105
【特許文献6】特開平08−064063
【特許文献7】特開2000−181629
【特許文献8】特開2001−117721
【特許文献9】特開2001−216078
【特許文献10】特開2003−281959
【特許文献11】特開2006−293945
【非特許文献】
【0016】
【非特許文献1】広辞苑 第6版
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0017】
以上に述べた従来のタッチパネルタイプのコンピューターでは、タッチパネルのキー操作において不便なものであった。
【0018】
本発明は、このような従来のタッチパネルタイプのコンピューターが有していた上記の問題を解決するために、通常のパソコン用キーボードに類似の入力用キーと連動させる同一キー表示とすることにより一目でどこにどのボタンがあるのかの認識を簡便にし、タッチパネルタイプコンピューターに位置認識をしやすくする入力補助具の便利な使用が可能となることによりディスプレーの表示映像に影響を与えず入力用キーボードの使用を簡便に行えるようにしたものである。
【課題を解決するための手段】
【0019】
本発明のタッチパネル入力補助器具は上記目的を達成するために、
コンピューター端末の側面や側面付近に対して挟み込む又は囲み込んだ着脱固定用のフレーム又はクリップ
及び、タッチパネル面上において設置するキー入力用の凹凸を有するパネル
及び上記の着脱固定用のフレーム又はクリップと上記の入力補助部を連結し、コンピューター端末のタッチパネル面からコンピューター端末の裏側の面へキー入力用の凹凸を有するパネルを移動させるガイド
及び、上記入力補助部をコンピューター端末のタッチパネル面及びコンピューター端末の裏側の面で固定する機構を構成したことを特徴とする。
【0020】
本発明の一つのタッチパネル入力補助器具は、
上記0019キー入力用の凹凸を有するパネルにおいて、
タッチパネル面の入力ボタンの上方に位置する動画や画像や入力した文字を表示する範囲にキー入力用の凹凸を有するパネルが存在せず
タッチパネルの入力用ボタン上に穴が開いたキー入力用の凹凸を有するパネル、及び、そのパネルのコンピューター端末側の面に接触部分が小さくなるためのパネル支持用突起を構成としたことを特徴とする。
【0021】
本発明の一つのタッチパネル入力補助器具は、
上記0019キー入力用の凹凸を有するパネルにおいて、
タッチパネル面の入力ボタンの上方に位置する動画や画像や入力した文字を表示する範囲にキー入力用の凹凸を有するパネルが存在せず
パネルの表から裏まで貫通した複数の穴を有したキー入力用の凹凸を有するパネル、及びその穴を貫通しタッチパネル面を押すことができる突起部分を有した通常のキーボードと類似の機構のキー用ボタンを構成としたことを特徴とする。
【0022】
本発明の一つのタッチパネル入力補助器具は、
上記0019キー入力用の凹凸を有するパネルにおいて、
それぞれのタッチパネルへの入力用ボタンが同一のシリコンやゴムなどの変形が容易な物質のシート又はプレートに構成され、
前述のシート又はプレート、プラスチックや金属やカーボンなど変形を抑制する物質を内蔵したことを特徴とする。
【0023】
本発明の一つのタッチパネル入力補助器具は、
上記0020キー入力用の凹凸を有するパネルのFとJの穴の下部におけるキー入力用の凹凸を有するパネル表面上、又は、上記0021又は0022キー入力用の凹凸を有するパネルのFとJのキー用ボタンにおいて、
指での認識用の凸又は凹又はそれらを複合した形状の構造を構成としたことを特徴とする。
【0024】
本発明の一つのタッチパネル入力補助器具は、
上記0019記載のコンピューター端末の側面や側面付近に対して挟み込む又は囲み込んだ着脱固定用のフレーム又はクリップにおけるコンピューター端末の裏側面において、
通常のデスクトップパソコン等に使用する立てて固定ができ倒しても固定が可能であるキーボードの角度調整用の脚を構成としたことを特徴とする。
【0025】
本発明の一つのコンピューター外装は、上記0019のコンピューター端末の側面や側面付近に対して挟み込む又は囲み込んだ着脱固定用のフレーム又はクリップが、コンピューター外装と一体化したもの又はコンピューター外装自体として構成し、上記0019におけるタッチパネル面上において設置するキー入力用の凹凸を有するパネル
及び上記のコンピューター外装と上記のキー入力用の凹凸を有するパネルを連結し、コンピューター端末のタッチパネル面からコンピューター端末の裏側面へキー入力用の凹凸を有するパネルを移動させるガイド
及び、上記入力補助部をコンピューター端末のタッチパネル面及びコンピューター端末の裏側の面で固定する機構、を構成としたことを特徴とする。
【0026】
上記0019の作用は、コンピューター端末の側面や側面付近に対して挟み込む又は囲み込んだ着脱固定用のフレーム又はクリップ、及び、タッチパネル面上において設置するキー入力用の凹凸を有するパネル、及び上記の着脱固定用のフレーム又はクリップと上記の入力補助部を連結し、コンピューター端末のタッチパネル面からコンピューター端末の裏側の面へキー入力用の凹凸を有するパネルを移動させるガイド、及び、上記入力補助部をコンピューター端末のタッチパネル面及びコンピューター端末の裏側の面で固定する機構を構成したことを特徴とするために、
キー入力の補助用器具が装備されてないタッチパネルタイプのコンピューターでも、キー入力の補助用器具を使用できるようにすることが可能である。
【0027】
上記0020の作用は、
タッチパネル面の入力ボタンの上方に位置する動画や画像や入力した文字を表示する範囲にキー入力用の凹凸を有するパネルが存在しないために、タッチパネル面では画像を見ることができ、タッチパネルの裏側面では収納がしやすく裏側面に他の機能を持たせやすくでき、
また、タッチパネルの入力用ボタン上に穴が開いたキー入力用の凹凸を有するパネルと、そのパネルのコンピューター端末側の面に接触部分が小さくなるためのパネル支持用突起を構成としたことにより、キー入力用の凹凸を有するパネル上に指をおいてもパネルがタッチパネルのボタン付近の入力面を押しにくくでき、構造をシンプルにすることが可能である。
【0028】
上記0021の作用は、
タッチパネル面の入力ボタンの上方に位置する動画や画像や入力した文字を表示する範囲にキー入力用の凹凸を有するパネルが存在しないために、タッチパネル面では画像を見ることができ、タッチパネルの裏側面では収納がしやすく裏側面に他の機能を持たせやすくでき、
パネルの表から裏の面まで貫通した複数の穴を有したキー入力用の凹凸を有するパネル、及び、その穴を貫通しタッチパネル面を押すことができる突起部分を有した通常のキーボードと類似の機構のキー用ボタンを構成としたことにより、キー入力用の凹凸を有するパネル面上に指をおいてもキー入力用の凹凸を有するパネルがタッチパネルを押しにくくでき、また、タッチパネルを通常のキーボードに近いタッチで入力することが可能である。
【0029】
上記0022の作用は、
上記0019キー入力用の凹凸を有するパネルにおいて、それぞれのタッチパネルへの入力用ボタンが同一のシリコンやゴムなどの変形が容易な物質のシート又はプレートに構成され、前述のシート又はプレート、プラスチックや金属やカーボンなど変形を抑制する物質、を内蔵したために、タッチパネルを通常のキーボードに近いタッチで入力することが可能である。
【0030】
上記0023の作用は、上記0020キー入力用の凹凸を有するパネルのFとJの穴の下部におけるキー入力用の凹凸を有するパネル表面上、又は、上記0021又は0022キー入力用の凹凸を有するパネルのFとJのキー用ボタンにおいて、指での認識用の凸又は凹又はそれらを複合した形状の構造を構成としたことを特徴としたことにより、
通常のキーボードと同じ感覚でキーの位置の把握をすることができる。
【0031】
上記0024の作用は、上記0019記載のコンピューター端末の側面や側面付近に対して挟み込む又は囲み込んだ着脱固定用のフレーム又はクリップにおけるコンピューター端末の裏側面において、通常のデスクトップパソコン等に使用する立てて固定ができ倒しても固定が可能であるキーボードの角度調整用の脚を構成としたことを特徴としたことにより、机等にコンピューター端末をおいた時にコンピューター端末の角度を変えることができる。
【0032】
上記0025の作用は、上記0019のコンピューター端末の側面や側面付近に対して挟み込む又は囲み込んだ着脱固定用のフレーム又はクリップが、コンピューター外装と一体化したもの又はコンピューター外装自体として構成し、上記0019におけるタッチパネル面上において設置するキー入力用の凹凸を有するパネル、及び上記のコンピューター外装と上記のキー入力用の凹凸を有するパネルを連結し、コンピューター端末のタッチパネル面からコンピューター端末の裏側面へキー入力用の凹凸を有するパネルを移動させるガイド、及び、上記入力補助部をコンピューター端末のタッチパネル面及びコンピューター端末の裏側の面で固定する機構、を構成としたために、コンピュータ自体が本発明の請求項1の作用を有し、使用することが可能となる。
【発明の効果】
【0033】
上記0019の効果は、
キー入力の補助用器具が装備されていないタッチパネルタイプのコンピューターでも、キー入力の補助用器具を使用できるようにすることが可能であるために、使用者のニーズに合わせた機器の使用に柔軟に対応することができるという効果を有する。
【0034】
上記0020の効果は、
タッチパネル面では画像を見ることができ、タッチパネルの裏側面では収納がしやすく裏側面に他の機能を持たせやすくでき、また、キー入力用の凹凸を有するパネル上に指をおいてもパネルがタッチパネルを押しにくくでき、構造をシンプルにすることが可能であるために、持ち運び及びキー入力に便利なタッチパネル式コンピューター端末の使用ができるという効果を有する。
【0035】
上記0021の効果は、
タッチパネル面では画像を見ることができ、タッチパネルの裏側面では収納がしやすく裏側面に他の機能を持たせやすくでき、また、キー入力用の凹凸を有するパネル面上に指をおいてもキー入力用の凹凸を有するパネルがタッチパネルを押しにくくでき、また、タッチパネルを通常のキーボードに近いタッチで入力することが可能であるために、持ち運び及びキー入力に便利な通常のキーボードに近いタッチ感覚のタッチパネル式コンピューター端末の使用ができるという効果を有する。
【0036】
上記0022の効果は、タッチパネルを通常のキーボードに近いタッチで入力することが可能であるために、通常のキーボードに近い感じでタッチパネル式コンピューターを使用することができるというを有する。
【0037】
上記0023の効果は、通常のキーボードと同じ感覚でキーの位置を把握することができるために、使用者のキー操作がしやすくなるという効果を有する。
【0038】
上記0024の効果は、机等にコンピューター端末をおいた時にコンピューター端末の角度を変えることができるために、使用者が簡便にコンピューター端末の角度を変えることができるという効果を有する。
【0039】
上記0025の効果は、コンピューター自体が本発明の請求項1の作用を有し、使用することが可能となるために、コンピューター自体をスリムにすることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0040】
図1】従来のタッチパネルタイプのコンピューター外装一例の簡略図
図2】本発明で使用可能である凸形状一例の簡略図
図3】本発明で使用可能である凹形状一例の簡略図
図4】本発明で使用可能である凸形状又は凹形状一例の簡略図
図5】本発明の着脱固定用フレーム一例の簡略図
図6】本発明の着脱固定用フレーム一例の簡略図
図7】本発明の着脱固定用フレーム一例の簡略図
図8】本発明のキー入力用の凹凸を有するパネル一例の簡略図
図9】本発明のキー入力用の凹凸を有するパネル一例の簡略図
図10】本発明のキー入力用の凹凸を有するパネル一例の簡略図
図11】本発明のキー入力用の凹凸を有するパネル一例の簡略図
図12】本発明の収納式の脚一例の簡略図
図13】本発明で使用可能な構造部分一例の簡略図
図14】本発明で使用可能なタッチパネルタイプのコンピューター一例の簡略図
図15】本発明を有するタッチパネルタイプのコンピューター一例の簡略図
図16】本発明を有するタッチパネルタイプのコンピューター一例の簡略図
図17】本発明のタッチパネルタイプのコンピューター部分一例の簡略図
図18】本発明のタッチパネルタイプのコンピューター一例の断面簡略図
図19】本発明で表示可能であるタッチパネルの機能表示一例の簡略図
図20】本発明で使用可能であるガイド一例の簡略図
図21】本発明で使用可能なストッパーと入力パネル連動機構一例の簡略図
【発明を実施するための形態】
【0041】
以下、本発明の形態を図2図13に基づいて説明する。
【0042】
図2は本発明の請求項5で使用可能な断面構造の簡略図の一例を示し、(6)は(1)の平面になった部分で、(4)は平面より盛り上がった凸形状の部分で、(5)はくぼみ部分であり、(A)は突起がドーム状になったもので、(B)は突起の頂点が平らになったものであり、(C)は突起の頂点がくぼんだものであり、(D)はくぼみが(C)より大きいものである。
【0043】
図3は本発明の請求項5で使用可能な断面構造の簡略図の一例を示し、(6)は(1)の平面になった部分で、(4)は平面より盛り上がった凸形状の部分で、(5)はくぼみ部分であり、(A)はくぼみがドーム状になったもので、(B)はくぼみの底が平らになったものであり、(C)はくぼみに突起を設けたものであり、(D)は突起が(C)よりなだらかになったものである。
【0044】
図4は本発明請求項5使用可能な構造の上から見た簡略図の一例を示し、(A)〜(D)の(7)は上から見たくぼみ又は突起であり、曲線形状又は直線形状又はその複合した形状によりなり、図23及び図4で用いられているものとの組み合わせや他の形状のものとの組み合わせは、本発明の条件を満たすものであればその種類は限定しない。
【0045】
図5は本発明の請求項1で使用可能な構造の正面の断面簡略図の一例を示し、(9)はコンピューター端末の側面や側面付近に対して挟み込む着脱固定用のフレーム部分であり、(8)はコンピューター端末の側面付近をスライドさせてはめ込む部分を示したものである。
【0046】
図6は本発明の請求項1で使用可能な構造を側面から見た簡略図の一例を示し、(9)は図5の(9)の(8)付近と同様の働きをするものを横から見たもので、(10)と(10’)と(10’’)は左右の(9)をつなぐフレームで、(11)は請求項1のキー入力用の凹凸を有するパネルをタッチパネルタイプコンピューターのタッチパネル面と裏の面の間においてキー入力用の凹凸を有するパネルを移動させるガイドである。
【0047】
図7は本発明の図6を上から見た図であり、(10’’)側からコンピューター端末を出し入れするタイプのものである。
【0048】
図8は本発明の請求項2の簡略図一例を示し、(12)は請求項2のパネル型のキー入力補助用器具で、(13)の指の通過が可能な穴と、(13’)のガイド通過用の穴と、キーボードのFとJのボタンの下部付近のパネル(12)に(7)のくぼみ又は突起を有したものであり、本発明のパネルの形状や構造や材質の種類は本発明の条件を満たすものであれば、その種類は限定しない。
【0049】
図9は本発明の請求項2の接触部分が小さくなるためのパネル支持用突起の簡略図一例を示し、(A)は(12)の断面図で(12’)はタッチパネル面(2)に接触しその接触部分が小さくなるための突起であり、(B)及び(C)は(12)を上から見た図で、(B)の(12’)は線状に(12’)が(12)を支えるもので、(C)の(12’)は部分的な突起で(12)を支えるものである。
【0050】
図10は本発明の請求項3で使用可能である機構の簡略図一例を示し、(A)は請求項3を上から見た部分図で、(B)は(A)の断面図であり、(12’)をもつパネル部分に(15)のバネ部を固定し、(15)に設けた穴に(14’)の突起により固定される(14)のボタン部分を示したものである。
【0051】
(14’’)は(14)を押すことにより、パネルの穴から下へ出て(2)のタッチパネルを押すボタンの下部である。
【0052】
また、図10の(B)の(12)は一体型で一枚のパネルが作られたものであっても、(12)が(X)層のパネルと(Y)層の2層のパネルよりなり(X)層と(Y)層の間にバネなどを挟んだ後に2層を合わせるものであってもよく、その種類は限定しない。
【0053】
図11は本発明の請求項1のガイドの簡略図一例を示し、(10)のフレームに(16)の軸による回転運動をするアーム型ガイド部分に、(12)のパネルが連結したものである。
【0054】
(12)のパネルをタッチパネル面からタッチパネルの裏側の面まで移動させる方式は、図6の様にスライドさせるタイプのガイドであっても、図11のようにアームと軸を利用した回転運動によるタイプのガイドであってもよく、(12)と(9)を取り外さなくてもタッチパネル式のコンピュータ端末の表面から裏面まで移動させることができるものであればその種類は限定しない。
【0055】
また、(10)や(11)や(12)や(16)自体が取り外し可能であってもよく、本発明の請求項の条件を満たすものであれば、その種類は限定しない。
【0056】
図12は本発明の請求項6の装置一例の図であり、(A)は図7の(10’’)と同様のフレーム構成部を裏側から見た図であり、(17)は通常のパソコン用のキーボードと同様に収納できる脚であり、(B)は(A)を横から見た断面図であるが、脚の固定の種類や形状や構造など、その種類は限定しない。
【0057】
図13は本発明で使用可能な構造部分一例の図であり、(A)は図12の(17)と(10’’)付近の図、(B)は図7図8などで使用可能なフレームとパネルの固定用の凹凸の図、(C)は本発明のフレームとパネルで使用可能な構造の断面図例であり、(A)は(19)が(18)の中に入り回転する軸となり、(B)は(21)が(9)に接触してスライドし(20)の中に入ることにより固定されるストッパーの役目をする構造の例である。
【0058】
また図13の(C)は、フレーム(9)の上側がコンピューター端末のタッチパネル表示画面上で隙間を空けパネル(12)を支えて固定し、(9)の下部に(12)を回してきた時にはそのままフレームの間で挟み突起で固定する、フレームの構造例である。
【0059】
本発明の請求項1〜請求項7は、本発明の下記の図14図16の以外のキー配列のタッチパネルタイプのコンピューター端末でも使用がであり、他のキーボード配列に対応させて製造するなど、本発明の請求項1〜請求項7の応用の種類は限定しない。
【0060】
図2図13は本発明の説明のために記載した例であり、それらの形状や構造や材質などを限定したものではなく、類似の効果を示すものであり本発明の請求項の条件を含んだものであれば、それらの種類は限定しない。
【実施例】
【0061】
図14は本発明で使用可能なタブレットタイプのコンピューター一例の簡略図を示したものであり、表示ボタンの大きさを変えてボタンとボタンの間隔を変化させる機能を有するものとすることができる。
【0062】
図15は本発明の請求項3と請求項5を有するタッチパネルタイプのコンピューター一例の簡略図を示したもので、(12)は請求項3のボタンを有するパネルで、(9)は請求項1のフレーム部分で、(16)は請求項1及び図11と類似の機能のガイドで、FとJのボタンには請求項5の突起を設けたもので、図14の様にタッチパネルの構成位置や構成方向は様々に構成でき、本発明の条件を満たすものであれば、その種類は限定しない。
【0063】
また、図15のアルファベットに対して、本発明以外の他の配列の表示にするものなども考えることができる。
【0064】
「Shift」キーを押さえることにより同一のキー中に表示された文字や記号の入力が行え、「Shift keep」キーを押さえることによりShiftボタンを押さえなくても持続して複数のキーの同一キー側の文字又は記号の入力が行え、「全/半 Caps Lock」キーは文字の全角日本語又は半角アルファベットの表示切り替えを行い半角表示の時に「Fn」キーと「全/半 Caps Lock」を同時に押さえることにより連続したアルファベットの大文字の入力が行え、「Change」と表示のあるスペースキーを同時に押すことにより入力又はキーを押す前に入力した文字や記号を変換できるものである。
【0065】
図16は本発明のタッチパネルタイプのコンピューター外装一例の簡略図を示したものであり、本発明の請求項1と請求項4と請求項7を有したものの例であり、上記図15と類似したFとJとF4とF8に請求項5の突起を有し、(1)は本発明請求項7のコンピューター外装で、(12’)は請求項4のパネルで、(9’)は(12’)を固定するための(1)に設けられたくぼみである。
【0066】
また、図16は数値キーの表示を通常の計算機と類似したものとし、アルファベットの表示は通常のキーボードの表示と同じものであり、通常のキーボードにある記号のほとんどを表示しているので、プログラミング等にも使用でき、また、コンピューター外装の大きさの種類もA4サイズのものからそれより小さなものなど、様々なものが考えられる。
【0067】
図17は本発明の請求項4及び請求項5のタッチパネルタイプのキーボード一例の簡略図を示し、(A)は請求項4のゴム又はシリコン性の弾力性のある変形しやすい物質(19)の内部にプラスチックやカーボンなどの変形しにくい物質(18)が内蔵されたものの断面(B)は(19)に(18)を貫通させて固定したものの断面、(C)は(B)の(19)を(B)と垂直な方向から見た部分図で(19’)は(18)を貫通させ固定するための穴であり、(18)や(19)の形状や構造や材質の種類は様々なものが考えられ、その種類は限定しない。
【0068】
また、図17の(D)は本発明の請求項4のタッチパネルタイプのキーボード一例の簡略図を示し、(19)の周囲に(18)が設置され、(13’)のガイド用の穴を有したものであり、本発明の請求項の条件を満たすものであればそれらの形状や構造や材質の種類は限定しない。
【0069】
図17は本発明の請求項4及び請求項5のタッチパネルタイプのキーボード一例の簡略図を示し、(19’’)は(19)に設けられたタッチパネル用のボタンであり、(20)は(19’’)に設けられた請求項5の突起であり、本発明の請求項の条件を満たすものであればそれらの形状や構造や材質の種類は限定しない。
【0070】
図18の(A)は本発明の請求項7のコンピューター外装の断面図一例の簡略図を示し、(22)は請求項1のフレームとコンピューター本体の一部が一体化した請求項7のものであり、(21)はタッチパネル面、(23)は請求項2や請求項3や請求項4のパネルを固定するために設けたパネル固定用の突起である。
【0071】
また、図18の(A)はパネルの固定部分のみを記載したものであるが同様に本明細書の図11の(10)や図12の(10’’)を一体化したものも考えることができ、本発明の請求項の条件を満たすものであればそれらの形状や構造や材質の種類は限定しない。
【0072】
図18の(B)は図16の(16’)付近を含む断面図であり、(1)タッチパネル面コンピューター端末の裏側の面のくぼみに(12’)のパネルが固定されるものである。
【0073】
図19は本発明の図14図16に表示可能である機能表示部分を示したものであり、(A)はマウスの働きをするタッチパネル上の表示で(B)は(A)の後ろ側にある機能表示部分が前面に表示された手書き入力部分であり、(C)はタッチパネル上に表示される動作をする前の状態に戻したり、元に戻した動作を進めたり、文字の色を変えたりする機能ボタンであり、従来から存在するものである。
【0074】
図19などの機能のための表示の使用は、入力補助用パネルの使用時に上のタッチパネル画面に表示し、他の外付けのディスプレイを使用してキーボードの様に使用するなど様々であり、本発明の条件を満たすものであればその種類は限定しない。
【0075】
図20の(A)は図16の請求項7記載のガイド一例の簡略図を示し、(16)はコンピューター外装(16)に軸で連結するパネルを連結するためのガイドである。
【0076】
図20の(B)は(16)に矢印方向の弾性を持たせた材質のものを示した例であるが、ガイドの種類は硬質の高分子化合物や金属などのものであっても、また弾性のある高分子化合物などのものであってもよくその種類は限定しない。
【0077】
図21の(A)と(B)は本発明で使用可能であるストッパー一例を示し、ストッパーを横方向にスライドさせることによりパネルを固定するタイプのもの、(B)はコンピューター外装又は着脱用のフレームなどに磁石を装着しパネルにも磁石を装着させることでパネルを固定するストッパーを示したものである。
【0078】
図21の(C)は入力用パネルをコンピューター外装のタッチパネル面に固定することにより、タッチパネル面付近に設けられたボタンを入力用パネルが押して、コンピューターが入力補助パネルの使用モードになるためのボタン周辺を示したものの例である。
【0079】
また、USBケーブルなどを使用した有線の通信や、無線LANなどを使用した無線通信による、モニタや他の機器を使用した機器同士の連携機能などの使用は様々であり、本発明の条件を満たすものであればその種類は限定しない。
【0080】
請求項1の本発明のキー入力補助用器具はプラスチックやシリコンやゴムなどの高分子化合物や金属やガラスやカーボンや木や繊維製品等で作ってもよく、本発明の請求項1の条件を満たすものであれば、その種類は限定しない。
【0081】
また、(2)のパネルなどにキズ防止用の通常のゲーム機等で使用する透明なフィルムを貼って使用するなど、他の機能やものとの併用や組み合わせなど、その種類は限定しない。
【0082】
本発明の請求項1の装置とタッチパネルタイプのコンピューター端末を一体化して製造することも考えることができ、(12)等の働きをする部品とコンピューター本体にマグネットを用いて(12)の開閉した時の固定をするものなども考えることができる。
【0083】
本発明の実施態様は以下の通りである。
1.本発明のタッチパネルタイプのコンピューター端末は、本発明の条件を満たすものであれば、形状や構造や材質など、その種類は限定しない。
2.本発明のタッチパネルタイプのコンピューター端末は、本発明の条件を満たすものであれば、他の機能や装置との組み合わせなど、その種類は限定しない。
.本発明の請求項1〜請求項7は、本明細書の図14図16で示したもの以外のタッチパネルタイプのコンピューター端末にも使用することができる。
【符号の説明】
【0084】
1:表示画面の縁 、 2:画面の表示部分 、 3:1付近の範囲 、
4:突起 、 5:くぼみ 、 6:平らな面 、
7:くぼみ又は突起の形状例 、 8:コンピューター端末の固定部付近 、
9:コンピューター端末の固定用フレーム 、 9’:コンピューター外装 、
10:ガイドの固定用フレーム 、 10’・10’’:下部のフレーム 、
11:スライド用ガイド 、 12・12’:パネル 、
13:パネルに設けた穴 、 13’:パネルに設けたガイド用の穴 、
14:指に接するボタン表面 、 14’:ボタン固定用の突起 、
14’’:タッチパネルを押すボタン下部部分 、 15:バネ 、
16:アーム型ガイド 、 17収納式の脚 、
18:変形しにくい材質の構造物 、 19:変形しやすい材質の構造物 、
19’:変形しやすい材質の構造物に設けた穴 、 19’’:キー用ボタン 、
20:指での感知用突起 、 21:タッチパネル面 、
22:コンピューターの断面部分 、
23:コンピューター部分に設けたパネルの固定用突起
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピューター端末の側面や側面付近に対して挟み込む又は囲み込んだ着脱固定用のフレーム又はクリップ
及び、タッチパネル面上において設置するキー入力用の凹凸を有するパネル
及び上記の着脱固定用のフレーム又はクリップと上記の入力補助部を連結し、コンピューター端末のタッチパネル面からコンピューター端末の裏側の面へキー入力用の凹凸を有するパネルを移動させるガイド
及び、上記入力補助部をコンピューター端末のタッチパネル面及びコンピューター端末の裏側の面で固定する機構を構成したことを特徴とする、タッチパネル入力補助器具。
【請求項2】
上記請求項1のキー入力用の凹凸を有するパネルにおいて、
タッチパネル面の入力ボタンの上方に位置する動画や画像や入力した文字を表示する範囲にキー入力用の凹凸を有するパネルが存在せず
タッチパネルの入力用ボタン上に穴が開いたキー入力用の凹凸を有するパネル、及び、そのパネルのコンピューター端末側の面に接触部分が小さくなるためのパネル支持用突起を構成としたことを特徴とする、タッチパネル入力補助器具。
【請求項3】
上記請求項1のキー入力用の凹凸を有するパネルにおいて、
タッチパネル面の入力ボタンの上方に位置する動画や画像や入力した文字を表示する範囲にキー入力用の凹凸を有するパネルが存在せず
パネルの表から裏まで貫通した複数の穴を有したキー入力用の凹凸を有するパネル、及びその穴を貫通しタッチパネル面を押すことができる突起部分を有した通常のキーボードと類似の機構のキー用ボタンを構成としたことを特徴とする、タッチパネル入力補助器具。
【請求項4】
上記請求項1のキー入力用の凹凸を有するパネルにおいて、
それぞれのタッチパネルへの入力用ボタンが同一のシリコンやゴムなどの変形が容易な物質のシート又はプレートに構成され、
前述のシート又はプレート、プラスチックや金属やカーボンなど変形を抑制する物質を内蔵したことを特徴とする、タッチパネル入力補助器具。
【請求項5】
上記請求項1のキー入力用の凹凸を有するパネルのFとJの穴の下部におけるキー入力用の凹凸を有するパネル表面上、又は、上記請求項3又は請求項4のキー入力用の凹凸を有するパネルのFとJのキー用ボタンにおいて、
指での認識用の凸又は凹又はそれらを複合した形状の構造を構成としたことを特徴とする、タッチパネル入力補助器具。
【請求項6】
上記請求項1記載のコンピューター端末の側面や側面付近に対して挟み込む又は囲み込んだ着脱固定用のフレーム又はクリップにおけるコンピューター端末の裏側面において、
通常のデスクトップパソコン等に使用する立てて固定ができ倒しても固定が可能であるキーボードの角度調整用の脚を構成としたことを特徴とする、タッチパネル入力補助器具。
【請求項7】
上記請求項1のコンピューター端末の側面や側面付近に対して挟み込む又は囲み込んだ着脱固定用のフレーム又はクリップが、コンピューター外装と一体化したもの又はコンピューター外装自体として構成し、上記請求項1におけるタッチパネル面上において設置するキー入力用の凹凸を有するパネル
及び上記のコンピューター外装と上記のキー入力用の凹凸を有するパネルを連結し、コンピューター端末のタッチパネル面からコンピューター端末の裏側面へキー入力用の凹凸を有するパネルを移動させるガイド
及び、上記入力補助部をコンピューター端末のタッチパネル面及びコンピューター端末の裏側の面で固定する機構、を構成としたことを特徴とする、コンピューター外装。