【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
【0012】
第1の特徴に係る発明は、発信者番号と決済情報とを関連付けて記憶させた決済情報データベースを記憶部に備え、一以上の通話機能を備えた通信端末と通信可能に接続された決済端末であって、
前記通信端末から着信した通話を開始する通話機能と、
前記着信した通話に係る前記通信端末の発信者番号を取得する発信者番号取得手段と、
前記決済情報データベースから、前記取得した発信者番号と関連付けて記憶された決済情報を抽出する決済情報抽出手段と、
を備えることを特徴とする決済端末を提供する。
【0013】
第1の特徴に係る発明によれば、発信者番号と決済情報とを関連付けて記憶させた決済情報データベースを記憶部に備え、一以上の通話機能を備えた通信端末と通信可能に接続された決済端末は、前記通信端末から着信した通話を開始し、前記着信した通話に係る前記通信端末の発信者番号を取得し、前記決済情報データベースから、前記取得した発信者番号と関連付けて記憶された決済情報を抽出する。
【0014】
第1の特徴に係る発明は、決済端末のカテゴリであるが、決済方法、及び決済端末用プログラムであっても、カテゴリに応じた同様の作用、効果を奏する。
【0015】
第2の特徴に係る発明は、前記通信端末から、決済に係る請求情報を受信する請求情報受信手段と、
前記抽出した決済情報を用いて前記受信した請求情報に係る請求を決済する決済実行手段と、
を備えることを特徴とする第1の特徴に係る発明である決済端末を提供する。
【0016】
第2の特徴に係る発明によれば、第1の特徴に係る発明である決済端末は、前記通信端末から、決済に係る請求情報を受信し、前記抽出した決済情報を用いて前記受信した請求情報に係る請求を決済する。
【0017】
第3の特徴に係る発明は、前記通信端末に対して、前記抽出した決済情報を送信することで、当該通信端末に当該決済情報を用いて決済を実行させることを可能にする決済情報使用許可手段と、
を備えることを特徴とする第1又は第2の特徴に係る発明である決済端末を提供する。
【0018】
第3の特徴に係る発明によれば、第1又は第2の特徴に係る発明である決済端末は、前記通信端末に対して、前記抽出した決済情報を送信することで、当該通信端末に当該決済情報を用いて決済を実行させることを可能にする。
【0019】
第4の特徴に係る発明は、通話機能を備えた通信端末と、発信者番号と決済情報とを関連付けて記憶させた決済情報データベースを記憶部に備える決済端末とが通信可能に接続された決済システムであって、
前記通信端末は、
前記決済端末に通話を発信する発信手段と、
前記発信中、又は前記通話中の少なくともいずれかにおいて、前記通信端末の発信者番号を前記決済端末に送信する発信者番号送信手段と、
前記決済端末に請求情報を送信する請求情報送信手段と、
を備え、
前記決済端末は、
前記通信端末から着信した通話を開始する通話機能と、
前記着信した通話に係る前記通信端末の発信者番号を取得する発信者番号取得手段と、
前記決済情報データベースから、前記取得した発信者番号と関連付けて記憶された決済情報を抽出する決済情報抽出手段と、
前記通信端末から、決済に係る請求情報を受信する請求情報受信手段と、
前記抽出した決済情報を用いて前記受信した請求情報に係る請求を決済する決済実行手段と、
を備えることを特徴とする決済システムを提供する。
【0020】
第4の特徴に係る発明によれば、通話機能を備えた通信端末と、発信者番号と決済情報とを関連付けて記憶させた決済情報データベースを記憶部に備える決済端末とが通信可能に接続された決済システムにおいて、前記通信端末は、前記決済端末に通話を発信し、前記発信中、又は前記通話中の少なくともいずれかにおいて、前記通信端末の発信者番号を前記決済端末に送信し、前記決済端末に請求情報を送信する。また、前記決済端末は、前記通信端末から着信した通話を開始し、前記着信した通話に係る前記通信端末の発信者番号を取得し、前記決済情報データベースから、前記取得した発信者番号と関連付けて記憶された決済情報を抽出し、前記通信端末から、決済に係る請求情報を受信し、前記抽出した決済情報を用いて前記受信した請求情報に係る請求を決済する。
【0021】
第5の特徴に係る発明は、通話機能を備えた通信端末と、発信者番号と決済情報とを関連付けて記憶させた決済情報データベースを記憶部に備える決済端末とが通信可能に接続された決済システムであって、
前記通信端末は、
前記決済端末に通話を発信する発信手段と、
前記発信中、又は前記通話中の少なくともいずれかにおいて、前記通信端末の発信者番号を前記決済端末に送信する発信者番号送信手段と、
前記決済端末から決済情報を受信する決済情報受信手段と、
前記受信した決済情報を用いて、決済を行う決済手段と、
を備え、
前記決済端末は、
前記通信端末から着信した通話を開始する通話機能と、
前記着信した通話に係る前記通信端末の発信者番号を取得する発信者番号取得手段と、
前記決済情報データベースから、前記取得した発信者番号と関連付けて記憶された決済情報を抽出する決済情報抽出手段と、
前記通信端末に対して、前記抽出した決済情報を送信することで、当該通信端末に当該決済情報を用いて決済を実行させることを可能にする決済情報使用許可手段と、
を備えることを特徴とする決済システムを提供する。
【0022】
第5の特徴に係る発明によれば、通話機能を備えた通信端末と、発信者番号と決済情報とを関連付けて記憶させた決済情報データベースを記憶部に備える決済端末とが通信可能に接続された決済システムにおいて、前記通信端末は、前記決済端末に通話を発信し、前記発信中、又は前記通話中の少なくともいずれかにおいて、前記通信端末の発信者番号を前記決済端末に送信し、前記決済端末から決済情報を受信し、前記受信した決済情報を用いて、決済を行う。また、前記決済端末は、前記通信端末から着信した通話を開始し、前記着信した通話に係る前記通信端末の発信者番号を取得し、前記決済情報データベースから、前記取得した発信者番号と関連付けて記憶された決済情報を抽出し、前記通信端末に対して、前記抽出した決済情報を送信することで、当該通信端末に当該決済情報を用いて決済を実行させることを可能にする。
【0023】
第6の特徴に係る発明は、発信者番号と決済情報とを関連付けて記憶させた決済情報データベースを記憶部に備え、一以上の通話機能を備えた通信端末と通信可能に接続された決済端末が実行する決済方法であって、
前記通信端末から着信した通話を開始するステップと、
前記着信した通話に係る前記通信端末の発信者番号を取得するステップと、
前記決済情報データベースから、前記取得した発信者番号と関連付けて記憶された決済情報を抽出するステップと、
を備えることを特徴とする決済方法を提供する。
【0024】
第7の特徴に係る発明は、発信者番号と決済情報とを関連付けて記憶させた決済情報データベースを記憶部に備え、一以上の通話機能を備えた通信端末と通信可能に接続された決済端末に、
前記通信端末から着信した通話を開始するステップ、
前記着信した通話に係る前記通信端末の発信者番号を取得するステップ、
前記決済情報データベースから、前記取得した発信者番号と関連付けて記憶された決済情報を抽出するステップ、
を実行させることを特徴とする決済端末用プログラムを提供する。