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特開2015-59096血中エタノールおよびアセトアルデヒド濃度上昇抑制剤
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2015-59096(P2015-59096A)
(43)【公開日】2015年3月30日
(54)【発明の名称】血中エタノールおよびアセトアルデヒド濃度上昇抑制剤
(51)【国際特許分類】
   A61K 36/07 20060101AFI20150303BHJP
   A61P 39/02 20060101ALI20150303BHJP
   A23L 1/30 20060101ALI20150303BHJP
   A23L 2/52 20060101ALI20150303BHJP
【FI】
   A61K35/84 A
   A61P39/02
   A23L1/30 B
   A23L2/00 F
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2013-192968(P2013-192968)
(22)【出願日】2013年9月18日
(71)【出願人】
【識別番号】591011410
【氏名又は名称】小川香料株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100127926
【弁理士】
【氏名又は名称】結田 純次
(74)【代理人】
【識別番号】100140132
【弁理士】
【氏名又は名称】竹林 則幸
(74)【代理人】
【識別番号】100106769
【弁理士】
【氏名又は名称】新井 信輔
(72)【発明者】
【氏名】松井 謡子
(72)【発明者】
【氏名】増田 秀樹
(72)【発明者】
【氏名】西村 修
(72)【発明者】
【氏名】熊谷 日登美
(72)【発明者】
【氏名】廣中 聡
【テーマコード(参考)】
4B017
4B018
4C088
【Fターム(参考)】
4B017LC03
4B017LG19
4B017LP01
4B018LB08
4B018LB10
4B018MD53
4B018ME14
4B018MF01
4C088AA08
4C088AC17
4C088CA05
4C088CA08
4C088NA14
4C088ZC37
(57)【要約】
【課題】 高い効果を有し安全な血中エタノールおよびアセトアルデヒド濃度上昇抑制剤、並びに当該薬剤を含有する飲食品、医薬品、香料組成物を提供することである。
【解決手段】 シイタケ中の成分を有効成分として含有する血中エタノールおよびアセトアルデヒド濃度上昇抑制剤、並びに当該薬剤を含有する飲食品、医薬品、香料組成物である。
【選択図】 なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
シイタケ中の成分を有効成分として含有する血中エタノール濃度上昇抑制剤。
【請求項2】
シイタケ乾燥体1質量部に対して0.5〜50質量部の水またはエタノール水溶液で抽出して得られるシイタケ抽出物を有効成分として含有する血中エタノール濃度上昇抑制剤。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の血中エタノール濃度上昇抑制剤を含有することを特徴とする血中エタノール濃度上昇抑制用飲食品。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の血中エタノール濃度上昇抑制剤を含有することを特徴とする血中エタノール濃度上昇抑制用香料用組成物。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の血中エタノール濃度上昇抑制剤を含有することを特徴とする血中エタノール濃度上昇抑制用医薬品。
【請求項6】
シイタケ中の成分を有効成分として含有する血中アセトアルデヒド濃度上昇抑制剤。
【請求項7】
シイタケ乾燥体1質量部に対して0.5〜50質量部の水またはエタノール水溶液で抽出して得られるシイタケ抽出物を有効成分として含有する血中アセトアルデヒド濃度上昇抑制剤。
【請求項8】
請求項6又は7に記載の血中アセトアルデヒド濃度上昇抑制剤を含有することを特徴とする血中アセトアルデヒド濃度上昇抑制用飲食品。
【請求項9】
請求項6又は7に記載の血中アセトアルデヒド濃度上昇抑制剤を含有することを特徴とする血中アセトアルデヒド濃度上昇抑制用香料用組成物。
【請求項10】
請求項6又は7に記載の血中アセトアルデヒド濃度上昇抑制剤を含有することを特徴とする血中アセトアルデヒド濃度上昇抑制用医薬品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シイタケ(椎茸、学名:Lentinus edodes)の成分を有効成分として含有する血中エタノールおよびアセトアルデヒド濃度上昇抑制剤ならびにこれを含有する香料組成物、飲食品、医薬品に関する。
【背景技術】
【0002】
飲酒により摂取されたエタノールは胃や腸管で吸収され、主に肝臓においてアセトアルデヒドを経て酢酸に代謝される。一般的に、血中エタノール濃度が0.05〜0.1%の時には、ほろ酔いの状態で爽快感や気分の発揚を覚えるが、0.2%を超えると深酔い、泥酔という好ましくない状態になる。
また、飲酒に伴う頭痛や嘔吐の原因となるのは、エタノールの代謝物であるアセトアルデヒドであり、これは血中濃度が0.5ppm以上になると頭痛・悪心・嘔吐などの不快症状を引き起こす。このように、血中エタノール濃度や血中アセトアルデヒド濃度は、過剰飲酒による好ましくない状態や不快症状が引き起こされるかどうかの指標となり得る。よって、飲酒後の血中のエタノール濃度およびアセトアルデヒド濃度の上昇を抑制することは、飲酒による不快症状の緩和につながると考えられる。
【0003】
これまでに柑橘糖蜜のアルコール発酵産物と冬虫夏草抽出物の混合物(特許文献1)、大豆たんぱく質とコエンザイムQ10の混合物(特許文献2)、α‐ラクトアルブミン(特許文献3)、シジミ(特許文献4)などがエタノールの吸収代謝を調節して血中のエタノールやアセトアルデヒドの上昇を抑制することが報告されている。
しかし飲酒によって生じる不快症状に対して高い効果を有する素材への要望は極めて強く、さらなる素材の探索が求められている。
【0004】
シイタケは古くから日本の食材として用いられているキノコであり、免疫賦活作用(特許文献5)やコレステロール上昇抑制作用(特許文献6)を有することが知られている。生シイタケを刻んだり乾燥シイタケを水に浸漬したりすると、細胞破壊により香気前駆体成分であるレンチニン酸から、特有の香気であるレンチオニンなどの環状硫黄化合物が生じる。この香気成分の生成過程では、エタノールの代謝改善作用のあるピルビン酸も生成することが知られている(特許文献7および非特許文献1)。
しかしながら、シイタケ中にはピルビン酸以外にもエタノール吸収代謝調節作用を有する成分があることはこれまでに知られていなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2012−17337号公報
【特許文献2】特開2012−219087号公報
【特許文献3】特開2008−143861号公報
【特許文献4】特開2007−210989号公報
【特許文献5】特開2000−229861号公報
【特許文献6】特公昭53−10126号公報
【特許文献7】特許第3715529号明細書
【0006】
【非特許文献1】Agr. Biol. Chem., vol.35, No.13, p2070-2080, 1971
【非特許文献2】日本アルコール・薬物医学会雑誌 35(3), 190-191, 2000
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の解決しようとする課題は、高い効果を有する血中エタノールおよびアセトアルデヒド濃度上昇抑制剤、並びに当該薬剤を含有する飲食品、医薬品、香料組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは上記目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、シイタケ中に血中エタノールおよびアセトアルデヒド濃度上昇抑作用を有する成分があることを見出し、発明を完成させるに至った。
【0009】
すなわち、本発明は以下の通りである。
(1)シイタケ中の成分を有効成分として含有する血中エタノールおよびアセトアルデヒド濃度上昇抑制剤。
(2)シイタケ乾燥体1質量部に対して0.5〜50質量部の水またはエタノール水溶液で抽出して得られるシイタケ抽出物を有効成分として含有する血中エタノールおよびアセトアルデヒド濃度上昇抑制剤。
(3)上記(1)又は(2)に記載の血中エタノールおよびアセトアルデヒド濃度上昇抑制剤を含有することを特徴とする血中エタノール濃度およびアセトアルデヒド濃度上昇抑制用飲食品。
(4)上記(1)又は(2)の血中エタノールおよびアセトアルデヒド濃度上昇抑制剤を含有することを特徴とする血中エタノール濃度およびアセトアルデヒド濃度上昇抑制用香料用組成物。
(5)上記(1)又は(2)の血中エタノールおよびアセトアルデヒド濃度上昇抑制剤を含有することを特徴とする血中エタノール濃度およびアセトアルデヒド濃度上昇抑制用医薬品。
【発明の効果】
【0010】
本発明の抽出物を有効成分とする血中エタノールおよびアセトアルデヒド濃度上昇抑制剤を摂取することにより、飲酒後のエタノールによる様々な不快症状が改善される。具体的には、飲酒後短時間に現れる悪酔いや、翌日になってから現れる悪酔い(いわゆる二日酔い)の症状である吐き気や頭痛などの著しい不快感を改善することができる。
本発明の原材料のシイタケは日本の代表的な食用キノコであり全国各地で生産されているので入手しやすくコスト面で有利である。また、古来より食用に供されてきた経緯があり安全面でも有利である。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】エタノール投与ラットの血中エタノール量の変化にピルビン酸およびシイタケエキス投与が与える影響を表したグラフである。
図2】エタノール投与ラットの血中アセトアルデヒド量の変化にピルビン酸およびシイタケエキス投与が与える影響を表したグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
〔1〕血中エタノールおよびアセトアルデヒド濃度上昇抑制剤
本発明の血中エタノールおよびアセトアルデヒド濃度上昇抑制は、シイタケ中の成分を有効成分として含有する。
シイタケ(Lentinus edodes)は、古来より日本人が食品素材としてきたキノコであり、日本、韓国、中国、台湾、フィリピン、ボルネオ、ニューギニア、マレーシアに分布する。栽培方法は原木栽培と菌床栽培の二種類がある。一般的に生シイタケまたは干しシイタケの形態で食し、生シイタケはてんぷら、炒め物、鍋物などに用いられる。干ししいたけは旨味成分であるグアニル酸が多いため出汁に用いられることが多い。
【0013】
本発明の血中エタノールおよびアセトアルデヒド濃度上昇抑制剤においては、生シイタケをそのまま用いても良く、乾燥させたもの、もしくは乾燥後粉砕した粉末を用いることもできる。また、これらを溶媒抽出、圧搾、酵素分解、超臨界抽出、濃縮、希釈、固液分離、精製等の公知の技術を単独あるいは組み合わせて得られるエキスあるいは粉末であってもよい。
【0014】
このとき、好ましい方法としては溶媒抽出が挙げられる。用いられる溶媒としては、例えば水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、アセトン、1,3−ブチレングリコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、酢酸、酢酸エチル、エーテル、ヘキサン等およびこれらの混合溶媒が挙げられ、これらのうち水、エタノールおよびエタノール水溶液(エタノール濃度が10〜90%)が望ましい。
【0015】
用いる溶媒の量は特に限定されるものではないが、通常はシイタケの乾燥体1質量部に対して0.5〜50質量部、好ましくは1.0〜30質量部、特に好ましくは5.0〜20質量部で用いられる。溶媒量がシイタケの乾燥体に対して0.5質量部未満の場合は、溶媒の種類によっては抽出が十分でない場合があり、溶媒量が50質量部を超える場合は経済的に有利でない場合がある。
【0016】
抽出方法としては、そのまま又は粉砕物を適当な抽出溶媒に浸漬する方法、加温下(常温〜溶媒の沸点の範囲)で攪拌する方法等によって得ることが出来る。例えば、シイタケの粉砕物を37℃の水中で30〜60分間攪拌して抽出物を得る方法や、シイタケの粉砕物を室温下、50%エタノール中で10〜60分間攪拌して抽出物を得る方法などが挙げられる。
【0017】
また、得られた抽出物を分画してもよい。特に、合成吸着樹脂による分画が好ましい。本発明に用いる合成吸着剤は、一般に不溶性の三次元架橋構造ポリマーであってイオン交換基のような官能基を実質的に持たないものである。
本発明に用いる合成吸着剤としては、スチレン−ジビニルベンゼン共重合体、例えば三菱化学株式会社製の「セパビーズSP70(商品名)」(細孔分布:細孔容積1.6mL/g、比表面積870m2/g、最頻度半径が71Å)や「ダイヤイオンHP20(商品名)」(細孔分布:細孔容積1.3mL/g、比表面積590m2/g、最頻度半径が260Å)等が使用できるが、これらに限るものではない。
【0018】
〔2〕血中エタノールおよびアセトアルデヒド濃度上昇抑制用組成物
本発明の血中エタノールおよびアセトアルデヒド濃度上昇抑制剤においては、飲食品用または医薬用として通常用いられている他の任意成分を含有させて、血中エタノールおよびアセトアルデヒド濃度上昇抑制用組成物とすることが出来る。用いられる任意成分としては、例えば甘味料、着色料、保存料、増粘安定剤、酸化防止剤、苦味料、酸味料、乳化剤、強化剤、製造用剤、賦形剤、崩壊剤、結合剤、滑沢剤、コーティング剤、可塑剤及び香料などであり、これらを添加して各種製剤・剤型として用いることもできる。
【0019】
〔3〕血中エタノールおよびアセトアルデヒド濃度上昇抑制用飲食品
本発明に関わる血中エタノールおよびアセトアルデヒド濃度上昇抑制剤を含有する飲食品を製造するには、上記の方法で製造した成分またはその製剤を用いることができ、慣用の手段を用いて、食用に適した状態、例えば、顆粒状、粒状、錠剤、カプセル剤、ソフトカプセル剤、ペースト状等に形成したものを用いることができる。
この飲食品は、そのまま食用に供してもよく、また種々の食品(例えばハム、ソーセージ、かまぼこ、ちくわ、パン、バター、粉乳、菓子など)に添加して使用、あるいは水、酒類、果汁、牛乳、清涼飲料水等の飲物に添加して使用してもよい。
【0020】
〔4〕血中エタノールおよびアセトアルデヒド濃度上昇抑制用医薬品
本発明の血中エタノールおよびアセトアルデヒド濃度上昇抑制を医薬品として使用する場合には、そのままでも種々の投与形態で使用できるが、好ましくは錠剤、丸剤、粉剤、シロップ剤、乳剤、液剤、カプセル剤、注射剤のような製剤化した内服薬として使用する。
本発明の血中エタノールおよびアセトアルデヒド濃度上昇抑制剤の摂取量は、年齢、体重、症状、疾患の程度、医薬品や飲食品の形態等により適宜選択・決定されるが、例えば、抽出、乾燥した粉末として1日当たり1mg〜100g程度、好ましくは10mg〜10gとされ、1日数回に分けて摂取しても良い。
【実施例】
【0021】
以下、実施例等を挙げて本発明をさらに説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0022】
〔製造例1〕
干しシイタケ60gをミル粉砕し、1200g、37℃の湯にて1時間攪拌抽出した。固液分離後、抽出液を凍結乾燥し、21.6gの粉末を得た。島津高速液体クロマトグラフProminence有機酸分析システム(カラム;有機酸分析用カラムShim-pak SCR-102H、検出器;電気伝導度検出器)を用いて粉末中のピルビン酸量を定量したところ、乾燥固形中に0.61%のピルビン酸を含有することが確認された。
【0023】
〔試験例1〕
雄性ラット27匹を9匹ずつ3群(コントロール群、ピルビン酸投与群、シイタケエキス投与群)に分け、それぞれに表1に示したサンプルを経口投与した。シイタケエキス投与群は、ピルビン酸摂取量がピルビン酸投与群と同じになるように投与量を設定した。経時的(0、30、60、90、120、150、180分後)に尾静脈から採血し、得られた血漿中のエタノール量およびアセトアルデヒド量を測定した。
エタノール量の測定には、F−キット エタノール(J.K.インターナショナル)を用いた。
アセトアルデヒドは、2,4−ジニトロフェニルヒドラジン試薬で誘導体化後に高速液体クロマトグラフ(カラム;Capcell pak C18 MG、検出;UV365nm)を用いて測定した。
【0024】
その結果、エタノール摂取による血中エタノール量および血中アセトアルデヒド量の増加は、シイタケエキスの摂取により抑制されることが確認された(図1図2)。また、エタノール投与後30分間での血中エタノール上昇速度に関して、コントロールに対してシイタケエキス投与群の方が、上昇速度が53.6%にまで抑制された。さらに、血中アセトアルデヒド濃度上昇速度に関して、コントロールに対してシイタケエキス投与群の方が、上昇速度が18.4%にまで抑制された。
【0025】
一方、血中エタノール代謝促進作用が報告されているピルビン酸は、今回の試験条件では効果が確認されなかったが、理由として既報(非特許文献2)に比べて、経口投与するエタノール量に対するピルビン酸投与量がきわめて少なかったことが考えられる。よってシイタケエキスの血中エタノールおよびアセトアルデヒド量低下効果は、エキス中のピルビン酸以外の成分が寄与しているものと考えられる。
【0026】
【表1】
【0027】
〔実施例1〕うどんつゆ
表2のように配合し、うどんつゆを調製した。
【0028】
【表2】
【0029】
〔実施例2〕ドリンク剤
表3のように配合し、ドリンク剤を調製した。
【0030】
【表3】
【0031】
〔実施例3〕ポップコーン
ポップコーン100gに対し、精製塩1.7gおよび製造例1のシイタケエキス粉末1gを混合したものを添加した。
【0032】
〔実施例4〕お茶漬けの素
表4のように配合し、少量の水を練り合わせて顆粒化してお茶漬けの素を調製した。
【0033】
【表4】
【0034】
〔実施例5〕顆粒剤
製造例1のシイタケエキス粉末5.0gに、乳糖5.0g、トウモロコシデンプン5.0gを加えて練合し、造粒した後、乾燥して整粒した。
【0035】
〔実施例6〕カプセル剤
製造例1のシイタケエキス粉末5.0g、トウモロコシデンプン5.0g、乳糖5.0g、結晶セルロース1.0gを充分に混合した後、カプセルに充填し、カプセル40個とした。
【0036】
〔実施例7〕錠剤
製造例1のシイタケエキス粉末50gにトウモロコシデンプン2.0g、乳糖50g、ステアリン酸カルシウム0.2g、タルク1.8gを充分に混合した後、打錠機により打錠し、重量0.52gの錠剤を200錠製造した。
【産業上の利用可能性】
【0037】
本発明により、血中エタノールおよびアセトアルデヒド濃度上昇抑制を提供することができる。それを摂取することで、飲酒後の血中エタノールおよびアセトアルデヒドの上昇を抑制し、飲酒後の悪酔いや二日酔いと言った不快症状に対して予防あるいは改善効果を得ることが期待できる。
図1
図2