特開2015-63647IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

摺動部材に関し、グリス等の潤滑剤を効果的に保持して低摩擦性を持続させることが可能な摺動部材

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】摺動面にグリス等の潤滑剤を効果的に保持して、その潤滑剤による低摩擦性を長期に亘って持続させることができる摺動部材を提供する。
【解決手段】本発明に係る摺動部材10は、例えばガラス繊維等の無機充填剤11を含有した樹脂成形品からなるものであり、その無機充填剤11が露出した微小溝12が設けられた摺動面10aを有している。この摺動部材10は、その摺動面10aに設けた微小溝12にグリスや潤滑油等の潤滑剤20が充填されて用いられる。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、上述したような実情に鑑みて提案されたものであり、摺動面にグリス等の潤滑剤を効果的に保持して、その潤滑剤による低摩擦性を長期に亘って持続させることができる摺動部材を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、上述した課題を解決するために鋭意検討を重ねた。その結果、無機充填剤を含有した樹脂成形品を用い、その樹脂成形品の樹脂を一部除去して無機充填剤が露出される微小溝を形成し、その微小溝を形成した面を摺動面とした摺動部材とすることで、その微小溝内にグリス等の潤滑剤が効果的に保持され、長期に亘り低摩擦性が持続することを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は以下のものを提供する・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、相手材と接触し摺動する摺動面に、樹脂中に含まれる無機充填剤を露出させた微小溝を設けるようにしているので、その微小溝内にグリス等の潤滑剤を効果的に保持することができる。これにより、その潤滑剤による低摩擦性を長期に亘って持続させることができ、相手材との焼き付き等も防止することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】摺動部材の拡大断面を模式的に示した図である。

【図2】潤滑剤付き摺動部材の拡大断面を模式的に示した図である。

【図3】実施例において評価サンプル(樹脂プレート)の表面(摺動面)に形成した微小溝の形状を模式的に示した図である。

【図4】潤滑剤保持性の評価にて行った動摩擦係数の測定結果を示すグラフである。

【図5】潤滑剤残存性の評価にて行った洗浄処理後の樹脂プレートの紫外線照射下での観察写真である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 潤滑剤付き摺動部材   10 摺動部材   10a 摺動面   11 無機充填剤   12 微小溝   12a 微小溝の側壁   13 山   20 潤滑剤

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