特開2016-107299IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

例えば、部材表面を覆う酸化被膜や塗装膜やめっき層や錆び・汚れ等の被膜を除去するのに好適なレーザクリーニング装置に関するものである。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】被膜の厚さの多少にかかわらず、部材の表面にダメージを与えることなく簡単且つ確実に被膜を除去することが可能なレーザクリーニング装置を提供する。
【解決手段】レーザ発振器2と、レーザ発振器2からのレーザ光Lを集光してアルミニウム板Wの表面Waに照射するレーザヘッド4と、レーザヘッド4の駆動部6と、制御部7と、データベース8を備え、データベース8には、良好と判定される場合の除去条件に対応する除去施工条件としてのレーザ出力,パルス周波数,被膜除去速度などがデータとして蓄積され、アルミニウム板Wの酸化被膜を除去するにあたって除去条件が入力されることで、データベース8に蓄積した除去施工条件の中から、除去条件に対応する最適な除去施工条件としてのレーザ出力,パルス周波数,被膜除去速度などを選定して制御部7に出力する。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

したレーザクリーニング装置には、まず部材の表面に被膜を残さないことが要求される。したがって、したレーザクリーニング装置によって被膜を除去する場合には、部材の表面への入熱量を多目に設定したレーザ光照射が行われるが、被膜の厚さの多少によって、部材への入熱量が多すぎて部材の表面に少なからずダメージを与えてしまうことがある。 つまり、した従来のレーザクリーニング装置では、被膜を残さず且つ部材の表面にダメージを与えずに除去を行うことが容易ではないという問題があり、この問題を解決することが従来の課題となっている。 本発明は、したような従来の課題を解決するためになされたもので、被膜の厚さの多少にかかわらず、部材の表面にダメージを与えることなく簡単且つ確実に被膜を除去することが可能なレーザクリーニング装置を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

した目的を達成するために成された本発明の第1の態様は、部材の表面の被膜を除去するレーザクリーニング装置であって、レーザ発振器と、前記レーザ発振器からパルス発振されるレーザ光を集光して前記部材の表面上の被膜に照射しつつ走査するレーザヘッドと、前記レーザヘッドを前記部材の表面に沿って移動させる駆動部と、前記レーザ発振器,前記レーザヘッド及び前記駆動部に接続されて、レーザ出力,パルス周波数,被・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明に係るレーザクリーニング装置によれば、被膜の厚さの多少にかかわらず、部材の表面にダメージを与えることなく簡単且つ確実に被膜を除去することが可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の一レーザクリーニング装置を概略的に説明する模式図である。

【図2】図1のレーザクリーニング装置によって最適な除去施工条件で除去加工が成された試験片S2,S4,S6の各表面外観写真(a)〜(c)である。

【図3】図1のレーザクリーニング装置によって最適な除去施工条件で除去加工が成された試験片S2,S4,S6の各断面形態の電子顕微鏡写真(a)〜(c)である。

【図4】図1のレーザクリーニング装置によって最適な除去施工条件で除去加工が成された試験片S2,S4,S6の各表面粗さを示すグラフ(a)〜(c)である。

【図5】比較のために最適とは言えない除去施工条件で除去加工が成された試験片S1,S3,S5の各表面外観写真(a)〜(c)である。

【図6】比較のために最適とは言えない除去施工条件で除去加工が成された試験片S1,S3,S5の各断面形態の電子顕微鏡写真(a)〜(c)である。

【図7】比較のために最適とは言えない除去施工条件で除去加工が成された試験片S1,S3,S5の各表面粗さを示すグラフ(a)〜(c)である。

【図8】試験片S2の酸化被膜除去後の部材溶融深さを示す断面形態の電子顕微鏡写真である。

【図9】試験片S2の酸化被膜除去後のビッカース硬さを示すグラフである。

【図10】被膜除去速度を3通りに設定して、試験片S2に対して酸化被膜の除去を行った際の表面外観写真である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 レーザクリーニング装置   2 ファイバーレーザ発振器(レーザ発振器)   4 ガルバノスキャナ(レーザヘッド)   6 多関節ロボット(駆動部)   7 制御部   8 データベース   9 赤外線温度計(温度測定手段)   10 高速度カメラ(撮影手段)   L レーザ光   P レーザ光照射部   W アルミニウム板(部材)   Wa アルミニウム板の表面

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