特開2016-118086(P2016-118086A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2016-118086(P2016-118086A)
(43)【公開日】2016年6月30日
(54)【発明の名称】携帯式スロープ用収納具
(51)【国際特許分類】
   E04F 11/06 20060101AFI20160603BHJP
   A61G 5/00 20060101ALI20160603BHJP
【FI】
   E04F11/06
   A61G5/00 504
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
【全頁数】5
(21)【出願番号】特願2014-259850(P2014-259850)
(22)【出願日】2014年12月24日
(71)【出願人】
【識別番号】000100791
【氏名又は名称】アイシン軽金属株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100114074
【弁理士】
【氏名又は名称】大谷 嘉一
(72)【発明者】
【氏名】黒田 定信
(72)【発明者】
【氏名】川口 聡
【テーマコード(参考)】
2E101
【Fターム(参考)】
2E101BB01
2E101DD46
(57)【要約】
【課題】収納性に優れる携帯式スロープ用収納具の提供を目的とする。
【解決手段】携帯式スロープの収納具であって、フロア等から所定の間隔を隔てて立設した一対の第1レール及び第2レールを有し、前記第1レール及び第2レールは対向面に、携帯式スロープの両サイド部を上下方向に収納するための一対の第1収納溝部と第2収納溝部とを有し、前記第1収納溝部と第2収納溝部との一方又は両方にストッパー部を有し、前記ストッパー部又は携帯式スロープの収納側端部の一方又は両方に緩衝材を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯式スロープの収納具であって、フロア等から所定の間隔を隔てて立設した一対の第1レール及び第2レールを有し、
前記第1レール及び第2レールは対向面に、携帯式スロープの両サイド部を上下方向に収納するための一対の第1収納溝部と第2収納溝部とを有し、
前記第1収納溝部と第2収納溝部との一方又は両方にストッパー部を有し、前記ストッパー部又は携帯式スロープの収納側端部の一方又は両方に緩衝材を設けたことを特徴とする携帯式スロープ用収納具。
【請求項2】
前記第1レールと第2レールとの間に携帯式スロープの収納間隔に合せた補助部材を、当該第1レールと第2レールとの間に連結してあることを特徴とする請求項1記載の携帯式スロープ用収納具。
【請求項3】
前記補助部材又は第1,第2レールのうち一方又は両方と携帯式スロープとの間に収納時のガダ止め部材を設けたことを特徴とする請求項2記載の携帯式スロープ用収納具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯式スロープを収納する収納具に関する。
【背景技術】
【0002】
持ち運びが自由で必要な時にスロープとして使用できる携帯スロープが提案されているが、使用しない時の収納方法が問題となる。
非特許文献1には、壁にフックを設け、吊り下げ収納する例が開示されている。
しかし、スロープを横方向に吊り下げるので、スロープの長さに合ったスペースが必要になる。
また、フックを設ける壁等が必要になる。
非特許文献2には、携帯式スロープを1/4にまで折り畳みボックス状にした構造を示す。
しかし、これではそのまま床等に置くことになり、安定性がない。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
【非特許文献1】Wheelchair Ramp Accessories [Access Appraisais Ltd.]
【非特許文献2】Multi Fold Pet Ramp [Trek Pet.Com]
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、収納性に優れる携帯式スロープ用収納具の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る携帯式スロープ用収納具は、フロア等から所定の間隔を隔てて立設した一対の第1レール及び第2レールを有し、前記第1レール及び第2レールは対向面に、携帯式スロープの両サイド部を上下方向に収納するための一対の第1収納溝部と第2収納溝部とを有し、前記第1収納溝部と第2収納溝部との一方又は両方にストッパー部を有し、前記ストッパー部又は携帯式スロープの収納側端部の一方又は両方に緩衝材を設けたことを特徴とする。
このようにすると、携帯式スロープは必要に応じて折り畳み、上から一対の第1及び第2収納溝部の間に差し込むだけで収納できる。
【0006】
本発明においては、第1レールと第2レールとの間に携帯式スロープの収納間隔に合せた補助部材を、当該第1レールと第2レールとの間に連結してあってもよい。
このようにすると、携帯式スロープの収納間隔に合せて予め、第1レールと第2レールとを補助部材で一体化しておくことができるので、どこにでも簡単に設置できる。
【0007】
本発明に係る収納具は、建築物の出入口,店舗の出入口等に設置しておくことができるが、さらにバス等の車両のフロアに設置する場合には、補助部材又は第1,第2レールのうち一方又は両方と携帯式スロープとの間に収納時のガダ止め部材を設けるとよい。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る収納具は、上から差し込むだけで携帯式スロープを収納できるので、省スペース,コンパクトである。
また、使用したい時には上方に引き出すだけでよい。
また、ガタ防止手段を設けるとバス等の車両のフロア等にも容易に設置し、移動の際に振動音が発生するのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明に係る収納具の構造例を示し、(a)は収納前、(b)は収納後を示す。
図2】携帯スロープを収納した状態を上から見た図を示す。
図3】携帯式スロープの例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明に係る携帯式スロープ用収納具の構造例を以下図面に基づいて説明する。
図1に収納具10の斜視図、図2に携帯式スロープ20を収納した状態を上から見た図を示す。
収納具10は、第1収納溝部11aを有する第1レール11をフロア等からブラケット11bを用いて立設し、この第1収納溝部11aに対向するように第2収納溝部12aを有する第2レール12をブラケット12bを用いて立設する。
この際に第1レール11と第2レール12との間隔は、携帯式スロープ20を折り畳んだ状態の収納幅Wに対応させることになる。
そこで、パネルやバー材等の補助部材13にて予め第1レール11と第2レール12とを連結しておけば、現地にて間隔の寸法合せをすることなく設置できる。
本実施例では、第1レール11及び第2レール12をアルミニウム合金の押出材で製作し、嵌合溝部11d,12dの間にパネル材からなる補助部材13を差し込み連結した例になっている。
このようにすると、収納具の位置が明確になり、後述するように補助部材13を用いて携帯式スロープを固定することもできる。
図1に示すように、第1収納溝部11a及び第2収納溝部12aの下端部には、緩衝材からなるストッパー部11c,12cを設けてあり、携帯式スロープ20を収納具10の上部の第1,第2収納溝部11a,12aの上端開口部から差し込むだけで収納できる。
この緩衝材は、携帯式スロープ20の収納方向の下端部に設けることもできる。
【0011】
図2に収納具10に携帯式スロープ20を収納した状態を上から見た図を示す。
第1収納溝部11aと第2収納溝部12aとの溝幅は、それぞれ携帯式スロープ20の折り畳んだ状態のサイド部の厚みに合せることになる。
この際に携帯式スロープ20がガタ付くのを防止することで、バス等のフロアに設置した場合、車両走行時にガタ音が発生するのを抑えることができる。
そこで本実施例では、第1及び第2収納溝部11a,12aの補助部材13側とは反対側の溝側壁に緩衝部材11e,12eを取り付けるとともに、携帯式スロープ20の補助部材13と対向する側面に緩衝部材からなるキノコ状の突起部25を形成した。
これにより、補助部材13と突起部25との間の反発力により、携帯式スロープ20のガタが防止される。
なお、この突起部25は、補助部材13側に設けてもよい。
本実施例では、携帯式スロープ20の収納時に上部に位置する部位に突起部25を設けたので、携帯式スロープ20の下端部であって、突起部25を設けた面とは反対側の面に緩衝部材26a,26bを設けた例になっているが、収納具10と携帯式スロープ20との間での緩衝部材の設定方法に特に制限はない。
【0012】
携帯式スロープ20は、持ち運び可能なものであれば構造そのものに制限はない。
図3に示した実施例は、2つのスロープ体21,22を中央部の軸連結部23で折り畳み可能にした例である。
また、各スロープ体21,22は、パネル21a,22と側端レール部21b,22bからなり、折り畳んだ状態で持ち運ぶための持手部24a,24bを有する例になっている。
【符号の説明】
【0013】
10 収納具
11 第1レール
11a 第1収納溝部
11b ブラケット
11c ストッパー部
12 第2レール
12a 第2収納溝部
12b ブラケット
12c ストッパー部
13 補助部材
20 携帯式スロープ
図1
図2
図3