【解決手段】圧力を有する内容物を充填することができる容器11と、その容器11の開口部を覆うようにして装着されるキャップ12と、その容器11の開口部とキャップ12との間に装着される弁体13と、その容器11の開口部の外周面とキャップ12の内周面との間で水平方向に圧縮されるシール材14とを備えている吐出容器10。この吐出容器10のキャップ12を上方に移動させることにより、弁体13が開放されて内容物を吐出できる開放状態を呈し、キャップ12を下方に移動させることにより、弁体13が容器11の開口孔を閉じる位置で固定される閉鎖状態を呈する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の
図3の吐出容器は、容器内の内容物が加圧されると内容物が吐出されるため、不意な外力が容器に加えられるだけで内容物が吐出されてしまう。例えば、搬送の時には必要以上に注意が必要となる。
本発明は、簡易な操作で内容物を吐出することができ、吐出時および吐出後に内容物の漏れがない新しい構造の吐出容器を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の吐出容器は、圧力を有する内容物を充填するための容器と、前記容器の開口部を覆うようにして装着され、吐出孔が設けられたキャップと、前記容器の開口部とキャップとの間に装着される弁体と、前記容器の開口部とキャップとの間で水平方向に圧縮されるシール材とを備えており、前記キャップは、外部操作によって前記容器に対して容器の軸方向に移動可能であり、前記キャップを前記容器に近づく方向に移動させることにより、前記弁体が前記キャップと前記容器の開口部との間の前記容器の開口孔を閉じる位置で固定される閉鎖状態を呈し、前記キャップを前記容器から離れる方向に移動させることにより、前記弁体が前記キャップと前記容器の開口部との間で解放される開放状態を呈することを特徴としている。
【0006】
このような吐出容器であって、前記キャップが前記容器の開口部にネジ嵌合で装着されているものが好ましい。しかし、前記キャップが前記容器の開口部にクリップ嵌合で装着されていてもよい。
このような吐出容器であって、前記容器の開口部とキャップとの間に、キャップの離脱を防止するセーフロックが設けられているものが好ましい。
【発明の効果】
【0007】
本発明の吐出容器は、圧力を有する内容物を充填するための容器と、前記容器の開口部を覆うようにして装着され、吐出孔が設けられたキャップと、前記容器の開口部とキャップとの間に装着される弁体と、前記容器の開口部とキャップとの間で水平方向に圧縮されるシール材とを備えており、前記キャップは、外部操作によって前記容器に対して容器の軸方向に移動可能であり、前記キャップを前記容器に近づく方向に移動させることにより、前記弁体が前記キャップと前記容器の開口部との間の前記容器の開口孔を閉じる位置で
固定される閉鎖状態を呈し、前記キャップを前記容器から離れる方向に移動させることにより、前記弁体が前記キャップと前記容器の開口部との間で解放される開放状態を呈するため、キャップへの簡単な操作で内容物の吐出/停止ができる。つまり、キャップを容器から離れる方向に移動させると、キャップと容器の開口部との間で弁体が開放され、容器内の圧力を有する内容物が弁体を押し前記容器の開口孔を開き、吐出孔より吐出される。一方、キャップを容器に近づく方向に移動させると、キャップと容器の開口部との間の容器の開口孔を閉じる位置で弁体が固定されるので、内容物の吐出を停止できる。さらに、開閉操作によりキャップを容器に対して軸方向に移動させても、シール材は容器の開口部とキャップとの間で水平方向に圧縮されているためシールを維持することができ、キャップと容器との間から内容物が漏れない。
【0008】
本発明の吐出容器であって、キャップが容器の開口部にネジ嵌合で装着されている場合、キャップを回転させるだけで内容物の吐出/停止操作ができる。
また、キャップが前記容器の開口部にクリップ嵌合で装着されている場合、キャップを容器に対して容器の軸方向に引く/押すだけで内容物の吐出/停止操作ができる。
本発明の吐出容器であって、容器の開口部とキャップとの間に、キャップの離脱を防止するセーフロックが設けられている場合、キャップへの吐出/停止操作で、キャップが容器から離脱することがない。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1に示す吐出容器10は、圧力を有する内容物を充填することができる容器11と、その容器11の開口部を覆うようにして装着されるキャップ12と、その容器11の開口部とキャップ12との間に装着される弁体13と、その容器11の開口部の外周面とキャップ12の内周面との間で水平方向に圧縮されるシール材14とを備えている。
この吐出容器10に圧力を有する内容物Cを充填して吐出製品となる。
この吐出容器10は、外部操作によってキャップ12を容器11に対して上下に移動させることにより、弁体13がキャップ12と容器11の開口部との間の容器11の開口孔を閉じる位置で固定された閉鎖状態と、弁体13がキャップ12と容器11の開口部との間で開放された開放状態との切替ができる。
【0011】
容器11は、可撓性を有する容器本体16と、その容器本体16を閉じるようにして挿入される弁座17とを備えている。
容器本体16は、筒状の胴部16a、その上端に設けられたテーパー状の肩部16bと、その上端に設けられた筒状の首部16cとからなるチューブ容器である。胴部16aの下端は、溶着または接着されて閉じられている。首部16cの外周には、外周突起18が螺旋状に形成されており、その下方にシール材14を保持するシール係止部19が形成されている。シール係止部19は、シール材14を上下で挟むように環状に形成された2本の突起19aからなる。なお、環状の凹部としてもよい。シール材14を後述するキャップ12との間で、半径方向に圧縮できるように固定されれば、特にその構造は特定される
ものではない。
このような容器本体16は、ポリエチレンなどの合成樹脂、アルミニウムなどの軽金属等から成形される。例えば、合成樹脂の場合は押出成型にて筒状体にして、その筒状体内に空気を吹き込んで成形するブロー成型にて成形することができる。また、軽金属の場合はインパクト成形により成形することができる。さらに、合成樹脂のシートとアルミニウムのシートを重ね、その周囲を貼り合わせたり溶着したりして成形してもよい。なお、容器本体の首部16cおよび肩部16bと弁座17とを一体に成形し、肩部16bの下端に合成樹脂製のシートまたは金属箔製のシートを巻いて容器11を成形してもよい。
【0012】
弁座17は、弁体13を収容する筒状体であり、その上端外周には半径方向外側に突出したフランジ部17aが設けられており、その下端内周には半径方向内側に突出した環状の段部17bが形成されている。
この弁座17は、フランジ部17aが容器16の首部16cの上端に支持され、首部16c内に吊るすようにして配置される。容器本体16の首部16cと弁座17によって、容器11の開口部が形成される。そして、この段部17bの中心孔が容器11の開口孔となる。
このような弁座17は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、ポリアセタールなどの合成樹脂から成形される。
【0013】
キャップ12は、上底12aを備えた筒体である。上底12aの中心には、吐出孔20が形成されており、上底12aの下面には、弁体13を支持する支持部21が形成されている。支持部21は、下面から下方に突出した筒体である。支持部21には、スリット21aが形成されている。このスリット21aは、弁体13を支持部21で支持しているとき、内容物を支持部21の外部から内部に通すためのものである。キャップ12の内側面には、容器本体16の外周突起18と螺合する内周突起22が螺旋状に形成されており、内周突起22の下方は鉛直方向に真っ直ぐに延びた円筒部23となっている。この円筒部23は、シール材14を外側から圧縮する部位である。
このようなキャップ12は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、スチレンブタジエン共重合体などの合成樹脂から成形される。
【0014】
弁体13は、ボール弁である。この弁体13は、容器11の開口孔を気密に閉じるように設計されている。なお、平らなディスク弁を用いてもよく、容器11の開口孔を閉じることができれば、特にその形状は限定されない。
シール材14は、Oリングである。シール材14は、容器本体16の環状の2つの突起19aの間に保持され、突起19aの間のまっすぐな側壁(首部16cの外周面)とキャップ12の円筒部23のまっすぐな内面との間で水平方向に圧縮され、かつ、キャップ12の上下移動時にその円筒部23を摺動するように構成されている。しかし、シール材14は、キャップ12の内面に保持され、キャップ12の上下移動時に容器本体16の首部16cを摺動するように構成されてもよい。
【0015】
このように構成された吐出容器10は、
図1のようにキャップ12を奥深くまで螺進させてキャップ12を下方に移動させることにより弁体13がキャップ12の支持部21と容器11の開口部(段部17b)との間の容器11の開口孔を閉じる位置で固定される(吐出容器10の閉鎖状態)。詳しくは、弁体13が、キャップ12の支持部21の下端と弁座17の段部17bとで挟まれて固定される。
次いで、
図2のようにキャップ12を開くように回転させてキャップ12を上方に移動させることによりキャップ12と容器11の開口部との間の空間が拡張され、弁体13が開放される(吐出容器10の開放状態)。このとき、容器11内に圧力を有する内容物Cが充填されているため、自動的に、あるいは、軽く容器本体16を押しつぶすことにより、弁体13は内容物Cによって上方に押され、弁座17の段部17bから離れてキャップ
12の支持部21に支持される。つまり、容器11の開口孔が開かれる。そのため、内容物Cが容器11の開口孔から支持部21のスリット21aを介して吐出孔20から吐出される(
図2の矢印参照)。なお、閉鎖状態から開口状態へとキャップ12が上方に移動している間、容器11に保持されたシール材14は、半径方向に圧縮された状態でキャップ12の円筒部23の内面を摺動するため、キャップ12の下端から内容物Cが液漏れすることがない。そして、キャップ12を奥深く螺進させ下方に移動させることにより、吐出容器10は、再度、閉鎖状態になる。このように吐出容器10はキャップ12を操作するだけで開閉することができ、繰り返しの使用が可能なものである。
【0016】
この吐出容器10に充填される圧力を有する内容物Cとは、原液と噴射剤が乳化や溶解などにより混ざり圧力を有するものである。例えば、原液にイソペンタンなどの低沸点溶剤やブタンなどの液化ガスを加えたものが挙げられる。
原液としては、シェービング、保湿、アンチエイジング、クレンジングなどのスキンケア用、消炎鎮痛剤、鎮痒剤、水虫薬などの医薬品用のクリームやゲルなどが挙げられる。
【0017】
図3の吐出容器30は、容器31を2層構造のものとしている。つまり、容器31は、外容器32と、その内部に収容される内容器33と、外容器32および内容器33を閉じるようにして挿入される弁座34とを備えている。そして、内容器33内に原液Sが充填され、外容器32と内容器33の間の空間に加圧剤Pが充填されたものである。この吐出容器30における圧力を有する内容物とは、可撓性の内容器33に充填された原液Sを、外容器32と内容器33の間の空間に充填した加圧剤P(窒素ガスなどの圧縮ガスや液化ガス)により常時加圧したものになる。他の構成は、
図1の吐出容器10と実質的に同じであり、キャップ12、弁体13、シール材14を備えている。
【0018】
外容器32は、実質的に
図1の吐出容器10の容器本体16と同じものである。
内容器33は、筒状の胴部33a、その上端に設けられたテーパー状の肩部33bと、その上端に設けられた筒状の首部33cとからなるチューブ容器である。胴部33aの下端は、外容器32の胴部16aの下端に挟まれるようにして、外容器32と一体となっている。内容器33としては、ポリエチレンなどの合成樹脂、アルミニウムなどの軽金属等から成形され、加圧剤の圧力により収縮しやすくするために、外容器32よりも柔らかいものを用いることが好ましい。
弁座34は、下端外周が内容器33を受け入れる内容器連結部34aとなっている。他の構成は、
図1の吐出容器10と実質的に同じであり、フランジ部17a、段部17bを備えている。そして、外容器32の首部16cと弁座34によって容器31の開口部が形成され、この段部17bの中心孔が容器31の開口孔となる。
【0019】
このように構成された吐出容器30は、
図1の吐出容器10と実質的に同じように繰り返し使用できる。つまり、キャップ12を容器31に対して下に向かって螺進させることにより弁体13がキャップ12と容器31の開口部との間で容器31の開口孔を閉じて固定される(閉鎖状態)。次いで、キャップ12を開くように上に向かって回転させることによりキャップ12と容器31の開口部との間の空間が拡張され、弁体13が開放される(開放状態)。これにより、原液Sを吐出孔20から吐出できる。また、吐出容器10と同様に、シール材14は外容器32の首部とキャップ12の円筒部との間でシール構造を保つため、キャップ12の下端から内容物が液漏れすることながない。なお、弁体13は、外部から内容器内への流体の流れを阻止する逆止弁の効果も奏するため、内容器33は原液が吐出されるに伴って潰れる。そのため、例えば、外容器32を透明または半透明とすることにより、内容器の変形が目視でき、残量を確認することができる。
【0020】
図4の吐出容器40は、容器41が硬質材料によって成形されている。他の構成は、
図1の吐出容器10と実質的に同じであり、弁体13、シール材14を備えている。
容器41は、硬質な容器本体44と、その容器本体44を閉じるようにして挿入される弁座17とを備えている。弁座17は、
図1の吐出容器10と実質的に同じものである。
容器本体44は、筒状の胴部44a、胴部の下端を閉じる底部44bと、胴部の上端に設けられたテーパー状の肩部44cと、その上端に設けられた筒状の首部44dとからなる硬質な容器である。首部44dの外周には、外周突起18が螺旋状に形成されており、その下方にシール材14を保持するシール係止部19が形成されている。シール係止部19は、シール材14を上下で挟むように環状に形成された2本の環状突起19aからなる。
このような容器本体44は、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等の合成樹脂、あるいは、アルミニウム等の軽金属から成形される。例えば、合成樹脂材料を射出成型にてプリフォームとし、さらにそのプリフォームを二軸延伸ブロー成型にて成形することができる。また、アルミニウムなどの金属スラグをインパクト成形により筒状体とし、絞り加工あるいは絞りしごき加工により成形してもよい。
【0021】
キャップ42は、上底の42aの上面に、上方に延びる支持棒46が複数形成されている。この支持棒46は、吐出対象物に対して押し付け、支持棒46の先端と吐出対象物との摩擦によってキャップ42を回転させるための補助部になる。他の構成は、
図1の吐出容器10と実質的に同じであり、支持部21、内周突起22、円筒部23を有している。
【0022】
このように構成された吐出容器40も、実質的に
図1の吐出容器10と同様に使用できる。つまり、閉鎖状態の吐出容器40の支持棒46の先端を頭、首、肩等の吐出対象物に押し付け、その先端と吐出対象物との摩擦を利用して、キャップ42が容器41に対して上に向かうように回転させ、吐出容器40を開放状態にする(
図4b参照)。これにより、内容物Cが吐出孔20から吐出される。また、
図1の吐出容器10と同様に、シール材14は容器本体44の首部44dとキャップ42の円筒部23との間でシール構造を保つため、キャップ42の下端から内容物が液漏れすることがない。
【0023】
図5の吐出容器50は、シール材14の保持位置を変更したものであり、シール材14を容器とキャップの装着部より上方に設けている。詳しくは、容器51と、その容器51の開口部を覆うようにして装着されるキャップ52と、弁体13、シール材14とを有する。弁体13およびシール材14は
図1の吐出容器10と実質的に同じである。
容器51は、硬質な容器本体54と、その容器本体54を閉じるようにして挿入される弁座17とを備えている。弁座17は、
図1の吐出容器10と実質的に同じものである。容器本体54は、首部44dの外周突起18の上方にシール材14を保持するシール係止部55が形成されている。シール係止部55は、首部44dに形成された環状凹部からなる。なお、
図1または
図4の吐出容器のように環状突起を設けてもよい。他の構成は、
図4の容器本体44と実質的に同じである。
キャップ52は、内面の内周突起22の上方に鉛直方向に真っ直ぐに延びた円筒部56が形成されている。他の構成は、
図1の吐出容器10と実質的に同じであり、吐出孔20、支持部21が設けられている。
【0024】
このように構成された吐出容器50も、実質的に
図1の吐出容器10と同様に使用できる。つまり、キャップ52を容器51に対して上に向かうように回転させ、吐出容器50を開放状態にする(
図5b参照)。また、吐出容器10と同様に、シール材14は容器本体54のシール係止部55とキャップ52の円筒部56との間でシール構造を保つため、キャップ52の下端から内容物が液漏れすることがない。吐出容器50は、シール材14の保持位置をネジ構造(容器とキャップの装着部)より上方に設けているため、あるいは、シール材の保持位置を容器の開口部と容器とキャップの装着部の間に設けているため、容器51の上端とシール材14との間の距離が小さくなり、内容物が容器51の開口部に溜まりにくく、無駄なく吐出することができる。
【0025】
図6の吐出容器60は、容器61とキャップ62とがクリップ嵌合で結合されたものである。他の構成は
図1の吐出容器10と実質的に同じであり、弁体13、シール材14を備えている。
容器61は、容器本体63と弁座17とを備えている。弁座17は、
図1の吐出容器10の弁座17と実質的に同じものである。容器本体63の首部16cの外周に半径方向外側に突出する環状の外突起63aが形成されている。外突起63aは、上面および下面が傾斜しており、断面が略二等辺三角形状を呈している。また、外突起63aの下方に、半径方向外側に突出する外係止突起63bが形成されている。外係止突起63bは、下面が水平面であり、上面が傾斜面となっており、断面が略直角三角形状を呈している。他の構成は
図1の吐出容器10の容器本体16と実質的に同じものである。
キャップ62は、内面に半径方向内側に突出する環状の内突起62aが形成されている。内突起62aは、上面および下面が傾斜しており、断面が略二等辺三角形状を呈している。内突起62aの下方に、半径方向内側に突出する内係止突起62bが形成されている。内係止突起62bは、下面が傾斜面であり、上面が水平面であり、断面が略直角三角形状を呈している。他の構成は
図1のキャップ12と実質的に同じである。
【0026】
このように構成されているため、
図6aに示すように、弁体13を固定する閉鎖状態では、内突起62aの上面が外突起63aの下面と接触して、キャップ62が上側に移動しないように係合され、外係止突起63bの水平面と内係止突起62bの水平面とは離間している。一方、キャップ62に上方向の外力を加えて上側に移動させた弁体13が開放される開放状態では、内突起62aが外突起63aを乗り越えるが、外係止突起63bの水平面と内係止突起62bの水平面とが当接し、キャップ62が内容物Cの圧力を受けても容器61から外れないようにロックされる(セーフロック)。そのため、安全に内容物の吐出操作ができる。
なおセーフロックは、
図1〜
図5の吐出容器にも採用することができる。詳しくは、螺旋状に形成された外周突起18および内周突起22の下方または上方に設けることにより実現できる。