(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2016-148129(P2016-148129A)
(43)【公開日】2016年8月18日
(54)【発明の名称】袋付き布用品
(51)【国際特許分類】
A42B 1/00 20060101AFI20160722BHJP
A41D 15/04 20060101ALI20160722BHJP
A42B 1/18 20060101ALI20160722BHJP
【FI】
A42B1/00 T
A42B1/00 B
A41D15/04 Z
A42B1/18 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】書面
【全頁数】4
(21)【出願番号】特願2015-39284(P2015-39284)
(22)【出願日】2015年2月12日
(71)【出願人】
【識別番号】595160282
【氏名又は名称】熊代 尚義
(72)【発明者】
【氏名】熊代 尚義
(72)【発明者】
【氏名】田辺 正明
(57)【要約】
【課題】長方形の布で一方の短辺を折り、長辺に沿って縫い線を入れて袋を作り、日常使用する帽子、ハンカチ、手拭、襟巻、下着等にし、身体から離れないよう紐を使用する場合は簡単に取付け出来るようにする。
【解決手段】1枚の長方形の布2の折り線Cを折って重なった布2の長辺Bの縫い線Dを縫い、頭が出入り出来る頭の出入口Eを持つ袋を作る。この場合、折り線Cに沿って紐3が通れるように紐の出入口Fを作り、紐3を通す場合は一方の紐の出入口Fより指先で紐3の先端を袋内に入れ、頭の出入口Eから指先を入れ紐の先端を摘まんで他方の紐の出入口Fより外部に出し紐3の両端を結ぶ。布用品1の使用目的は長辺の長さによって変えることとする。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
日常使用する布用品であって、
布で長方形の一方の短辺を平行に折り、長辺の両端を縫い合わせて袋にし、頭から額まで収容出きるサイズの布の使用を基本とし、長辺の布の長さによって種々の日用品に使用し、袋に紐を通すことにより身体から離れないように装着出来ることを特徴とする袋付き布用品。
【請求項2】
日常使用する布用品であって、
請求項1で袋に紐を通す方法は布で長方形の短辺を平行に折り両端を縫い合わせた節、折り目の間に紐が通れるよう両端に隙間を作り紐の出入口とし、一方の紐の出入口より指先で紐の先端を袋内に入れ、頭を収容する出入口から指先を入れ、紐の先端を摘まんで他方の紐の出入口より外部に出す簡易な方法を特徴とする袋付き布用品。
【請求項3】
日常使用する布用品であって、
請求項1の布の短辺を折り両端を縫い合わせて形状を正方形状としハンカチ兼日除け帽子として使用し、風の強い場合は紐によって顎下で結び風に飛ばされないように出来ることを特徴とする袋付き布用品。
【請求項4】
日常使用出来る布用品であって、
請求項3で使用する布にガーゼ状の視野の効く布を使用して虫が飛翔する時期、正方形側を顔の方にして被り虫対策とし他の帽子と併用出来ることを特徴とする袋付き布用品。
【請求項5】
日常使用する布用品であって、
請求項1の布で長方形の長辺を長くして、帽子兼襟巻として使用、浴槽では体を洗う布又は拭く布として使用することを特徴とする袋付き布用品。
【請求項6】
日常使用する布用品であって、
請求項5の布で紐を通し、通した布を背部にして紐を腹部上で繋ぎ、布を後方より股間を通して腹部上で繋いだ紐の下を通して布の先端を前に下げると、下着として使用出来ることを特徴とする袋付き布用品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は長方形の布の一方の短辺を袋にして、身近な生活面で帽子、虫除け用等多種使用に関することである。
【背景技術】
【0002】
今まで身体に付けて健康に役立つ袋付き布用品は聞いた事が無い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
長方形の布の一方の短辺を袋に製縫して、日常使用する多種の布用品とし、紐で身体から離れないよう簡易に袋内を通れるようにして装着出来るものを目標にしている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は上記目標のため長方形の布の一方の短辺を袋にするため、短辺を平行に折り、折り重なった両辺を縫い合わせて袋にし、頭から額まで収容出来るサイズの布の使用を基本にして、折り目の間に紐を通すため塞がないように紐の出入口を作り重なった両端を縫い合わせて袋にした布用品を作製する。
【発明の効果】
【0005】
上述したように長方形の短辺を折って正方形にした場合は帽子とハンカチ、透視出来るガーゼ状の布を使用した場合は正方形を顔面に飛翔する虫対策、紐を通して顎下で結ぶと風対策になる。
【0006】
上述で長い長方形の布を使用した場合は帽子兼襟巻、浴用、紐を通して下着として使用する場合は紐を通した布を背部にして紐を腹部上で結び、他方の短辺を背部より股間の下を通して腹部上で結んだ紐の下を通して、布の先端を前で下げ下着として使用することが出来る。
【0007】
上述の長方形の布が人により長い場合は紐を通した布を紐と一緒に巻くことにより長さを短かく調整することが出来る。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を
図1、
図2に基づいて説明する。
【0010】
図1において長方形の布2を示し折り線Cは短辺A平行であり、長辺Bの長さは目的によって変えることとする。
【0011】
図2は
図1の折り線Cを折って形状を正方形にした図である。
【0012】
図2で長辺Bの縫い線Dを縫い合わせて袋を作る際、紐3が折り線Cの内側を通れるように紐の出入口Fを作って縫い線Dを縫い合わせ、短辺Aより頭から額迄出入り出来る頭の出入口Eを作る。
【0013】
上記で紐3を取り付ける方法は一方の紐の出入口Fより指先で紐3の先端を袋内にいれ、頭を収容する頭の出入口Eから指先を入れ、紐3の先端を摘まんで他方の紐の出入口Fより外部に出す方法で出し、目的によって顎下又は腹上で結ぶこととする。
【0014】
正方形にした布用品1はハンカチ兼帽子、透明なガーゼ状の布2を使用した場合は正方形を顔面にして飛翔する虫対策として目を保護する。風が強い場合は紐3を使用して顎下で結び風対策とする。
【0015】
上記の短辺Aに同じ幅の布2を追縫い又は最初から長い布2を使用して、寒い時期に帽子として被りながら首に巻く襟巻として、浴槽では体を洗う又は拭き用として使用する。
【0016】
上記の長くした布2に紐3を通して、その布2を背部にして紐3を腹上で結び、背部より布2を股間の下を通して腹部上で結んだ紐3の下を通して前に下げ下着に使用する。
【符号の説明】
【0017】
1 布用品
2 布
3 紐
A 短辺
B 長辺
C 折り線
D 縫い線
E 頭の出入口
F 紐の出入口