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特開2016-149731スマートホン・セキュリティーケース
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2016-149731(P2016-149731A)
(43)【公開日】2016年8月18日
(54)【発明の名称】スマートホン・セキュリティーケース
(51)【国際特許分類】
   H04M 1/11 20060101AFI20160722BHJP
   H04N 5/225 20060101ALI20160722BHJP
   H04M 1/21 20060101ALI20160722BHJP
   G03B 17/56 20060101ALI20160722BHJP
【FI】
   H04M1/11 Z
   H04N5/225 F
   H04M1/21 M
   G03B17/56 H
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】4
(21)【出願番号】特願2015-39286(P2015-39286)
(22)【出願日】2015年2月12日
(71)【出願人】
【識別番号】514233107
【氏名又は名称】吉澤 誠
(72)【発明者】
【氏名】吉澤 誠
【テーマコード(参考)】
2H105
5C122
5K023
【Fターム(参考)】
2H105DD03
5C122DA09
5C122EA07
5C122GE09
5K023AA07
5K023MM03
(57)【要約】      (修正有)
【課題】オフィス内へのスマートフォンの持込を可能とし、スマートホンを社内パソコンへ接続した、個人情報・機密情報の搾取とカメラ・ビデオ機能を使用した、個人情報・機密情報の盗撮を防止する。
【解決手段】スマートホンセキュリティーケース1には、スマートホンのカメラ・ビデオの自動焦点機能を抑制するための半透明なシート2を全体に設け、スマートホンの取り出しを規制する施錠機能鍵4を装着した。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
スマートホンセキュリティーケースには、スマートホンのカメラ・ビデオの自動焦点機能を抑制するための半透明なシートを全体に設け、スマートホンの取り出しを規制する施錠機能を装着したスマートホンセキュリティーケース。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
スマートホンを使用した個人情報・機密情報の漏洩を防止するものである。
【背景技術】
【0002】
スマートホンを社内のパソコンへ接続した、個人情報・機密情報の搾取が問題となっているが、オフィス内へのスマートホンの持込はノーチェックとなっている。また、持込を制限することは、親族からの緊急連絡や個人所有スマートホンを業務で使用している場合の顧客からの業務連絡が不能となることにより、問題が発生する可能性があり、また、オフィス内へスマートホンの持込を禁止した場合には、別途、個人所有スマートホンの保管場所の確保と保管管理者を設置する必要があり、持込を制限することは容易ではない。
但し、オフィス内でスマートホンの使用できる可能は、機能を電話の通話・電子メールの送受信・インターネットの検索に制限する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
スマートホンを社内のパソコンへ接続し、企業のコンピュータからの個人情報・機密情報の不正取得が行われている。また、カメラ・ビデオ機能を使用した、個人情報・機密情報の盗撮も同様に、防止すことが必要となっている。
本発明は、以上の問題を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
スマートホンセキュリティーケースには、スマートホンのカメラ・ビデオの自動焦点機能を抑制するための半透明なシートを全体に設け、スマートホンの取り出しを規制する施錠機能を装着したスマートホンセキュリティーケース。
【発明の効果】
【0005】
本発明のスマートホンセキュリティーケースに各個人のスマートホンを格納しケースを施錠後、オフィスに持ち込むことにより、スマートホンと社内のパソコンへの接続機能が不能となる。また、スマートホンのカメラ・ビデオ機能を抑制することができる。
電話の通話・電子メールの送受信・インターネットの検索等の機能につては、通常通りに使用できるようになるので、個人情報・機密情報の不正取得が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】スマートホンセキュリティーケースの平面図である。
図2】スマートホンセキュリティーケースに、スマートホンで電話の通話を使用した場合の使用状態図である。
図3】スマートホンセキュリティーケースに、スマートホンでカメラ機能を使用した場合の使用状態図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)スマートホンセキュリティーケース(1)に半透明なシート(2)を全体に貼り付 ける。
(ロ)スマートホンセキュリティーケース(1)のスマートホン投入口(3)に鍵(4) を取り付ける。
本発明は以上のような構造である。
オフィスの入室前に、スマートホン(5)をスマートホンセキュリティーケース(1)に収め施錠後、鍵(4)はオフィス退室時まで、セキュリティー管理者が保管する。
スマートホンセキュリティーケース(1)のスマートホン投入口(3)が施錠され、オフィス内でのスマートホンセキュリティーケース(1)からのスマートホン(5)の取り出しが出来なくなる。これにより、スマートホン(5)と社内のパソコンへの接続機能が不能となり、大量の個人情報・機密情報の流出が防止できる。
また、スマートホンセキュリティーケース(1)に半透明なシート(2)を全体に貼り付ことにより、スマートホン(5)のカメラ・ビデオの自動焦点機能が正常にはたらかなくなり、個人情報・機密情報の盗撮防止(カメラ・ビデオで個人情報・機密情報が盗撮されて場合には、パソコンからの情報流出と異なり、盗撮されても盗撮の履歴が残らない)ができる。
但し、半透明なシート(2)により、スマートホン(5)の画面の内容は認識できるため、オフィス内での電話の通話・電子メールの送受信・インターネットの検索は、通常と同じ状態で使用可能である。
オフィス退室時には、セキュリティー管理者が保管から鍵(4)を受け取り、スマートホンセキュリティーケース(1)を開錠後、スマートホン(5)を取り出し、スマートホンセキュリティーケース(1)と鍵(4)をセキュリティー管理者に返却する事により、繰り返し何度でも使用が可能である。
【符号の説明】
【0008】
1 スマートホンセキュリティーケース 2 半透明なシート
3 スマートホン投入口 4 鍵
5 スマートホン
図1
図2
図3