(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2016-154823(P2016-154823A)
(43)【公開日】2016年9月1日
(54)【発明の名称】椅子からの立ち上がる時の補助具
(51)【国際特許分類】
A61G 5/00 20060101AFI20160805BHJP
【FI】
A61G5/00 502
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】4
(21)【出願番号】特願2015-51389(P2015-51389)
(22)【出願日】2015年2月25日
(71)【出願人】
【識別番号】591236840
【氏名又は名称】小田原 勉
(72)【発明者】
【氏名】小田原 勉
(57)【要約】 (修正有)
【課題】高齢者や障害者が椅子から自力で立ち上がれ、介護補助者から解放され、運動効果も得られる補助具を提供する。
【解決手段】補助具は、椅子の上にアームを差込める座を置き、立ち上がる際にはアームが差し込まれ、テコの原理で軽い手の自力でハンドルバーを前に押せば座が前かがみに押し上げられ、高齢者や障害者が立ち上がることを補助する。ハンドルバーは角度の選択が出来る。差込受け金物は複数設置出来る。ハンドルバーも両手用に2本差し込む事も1本差込で利用する事も可能である。ハンドル棒は上部で両手の巾などに広く加工することも可能である。
【選択図】
図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
テコの原理を利用したハンドルバーと一体のコロ状の支点台とアームとの連動で椅子の上の座を前かがみで持ち上げる椅子からの立ち上がり補助装置。
ハンドルバーは差し込み式である為に、立ち上がる際にのみ使用する為に座してる状況では邪魔にはならず、携帯にも便利です。
【発明の詳細な説明】
福祉機器
【発明の概要】
高齢者や障害者の中で椅子から立ち上がる能力が衰えて来た方々が自力で立ち上がる補助具で、テコの原理を利用して差し込み式ハンドルバーを前に押せば、ハンドルバーに連動したアームがテコの原理で手に力が少なくても椅子の上の座が前かがみに押し挙げられて立ち上がれる、椅子からの立ち上がり補助具
【発明が解決しようとする課題】
高齢者や障害者の方々で足腰の力が減少して椅子から立ち上がれない人達が軽い手の自力でテコの原理を用いて自らの体を前のめりにハンドルバーを押す事で立ち上がれる課題の解決。
椅子の上にアームを差込める座を置き、立ち上がる際にアームを差し込み、テコの原理で軽い手の自力でハンドルバーを前に押せば座が前かがみに押し上げられて立ち上がれる為の補助具。ハンドルバーは角度の選択肢が出来る、差込受け金物を複数設置。ハンドルバーも両手用に2本差し込む事も1本差込で利用する事も可能。
ハンドル棒は上部で両手の巾などで広く加工しての対応も可能。
今迄、立ち上がる際に介護補助者に抱かれて苦痛の中で立ち上がる事が、手に軽い力があれば、介護補助者からも解放されて、運動効果も出来て双方にメリットが出る。
【図面の簡単な説明】
【
図1】差込式ハンドルバーを差し込む装置にアームとコロ状の椅子の上に乗せる支点台とを一体化した装置の図
【
図3】装置の断面図、クッション座の中のボードに取り付けたアーム受けインサート金物、アーム、コロ状の支点台、ハンドルバー差込受け金物、等の図。ハンドルバーは体型に合わせて上部で広げる。
【
図5】椅子に乗せた装置と点線で表示する人が座してる斜視図
【
図6】ハンドルバーを押して人が自動的に尻が斜めに押し上げられて人が立ち上がる点線表示の人の姿
図示の構成で、足腰の力が弱っていても、手に軽い力があれば、テコの原理で自力で椅子から立ち上がれます。
【符号の説明】
1 椅子の上に置くマット(マットの中にアームを差し込む受け金物付き)
2 マットを前のめりにハンドルバー連動で挙げるアーム
3 テコの原理を利用したハンドルバー
4 ハンドルバーを受ける支点コロ
5 ハンドルバーを支点コロと一体で受ける金物
6 差込バー受け金物
7 ハンドルは角度を変えて使用出来る差込受け金物