【解決手段】光源ユニット5000は、光を透過するカバー正面部5210と、光を透過しカバー正面部5210の周縁から立ち上がるカバー側面部5220と、カバー側面部5220の立上方向の端部によって形成される開口9305を塞ぐモジュール取付部5100とを有する箱形状である。光源ユニット5000は、箱形状の内部に発光素子1101がカバー正面部5210に対向するように配置されている。器具本体部6100は、光源ユニット5000のモジュール取付部5100を受ける板状の光源受部6121と、光源受部6121の周縁9406から、光源ユニット5000のカバー側面部5220に対向し、かつ、カバー側面部5220との間に操作空間6000Sを保ちながら、天板底部方向9304に立ち上がる第二側面部6122を有する。
光を透過する透光底部と、光を透過し前記透光底部の周縁から立ち上がる壁状の透光側面部と、前記透光側面部の立ち上あがる立上方向の端部によって形成される開口を塞ぐ天板とを有する箱形状の光源ユニットであって、前記箱形状の内部に、発光素子が前記透光底部に対向するように配置された光源ユニットと、
前記光源ユニットの前記天板を受ける板状の天板受部と、前記天板受部の周縁から、前記光源ユニットの前記透光側面部に対向し、かつ、前記透光側面部との間に空間を保ちながら、前記天板から前記透光底部に向かう天板底部方向に立ち上がる底部方向側面部とを有する器具本体部と
を備えた照明器具。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下の各実施の形態で述べるカバー固定孔1322、2121、4222、カバー固定溝2121−1、5221は、いずれも固定係止部9100である。
以下の実施の形態で述べる取付正面部1210、取付側面部4120、カバー受部5120は、いずれも化粧部9200である。
【0015】
実施の形態1.
照明器具1は、器具本体部100と、固定機構200により器具本体部100に着脱自在に取り付けられる光源ユニット1000とを備えている。
【0016】
<***構成の説明***>
(器具本体部100)
器具本体部100は、ボルトなどの固定部材により被取付部(天井など)に取り付けられるものであり、正方形状の本体底面部110と、この本体底面部110の四辺から折り曲げられ形成される4つの側面部120と、本体底面部110に取り付けられ、外部から引き込まれる電源線が取り付けられる電源端子台130と、を備えている。
【0017】
(本体底面部110)
また、本体底面部110には、光源ユニット1000を固定(保持)する為の取付バネ210M(
図8)、引掛受部220M(
図11)が取り付けられている。
【0018】
(側面部120)
図2に示すように、4つの側面部120は、略台形状であり本体底面部110周部から広がるように斜め方向に立ち上がる4つの傾斜部121と、各傾斜部121の先端から本体底面部110と略平行に外方向へ形成された光源受部122とが形成されている。
一つの傾斜部121は
図2にabcdとして示す部分であり、光源受部122はdcefとして示す部分である。
【0019】
図8に示すように、取付バネ210Mは、本体底面部110に取り付けられる取付部211M、円弧形状部212M、先端部213Mを有する。取付バネ210Mは、本体底面部110に2つ並列するように取り付けられている。また側面部120のいずれか1つ側に寄って配設されている。
【0020】
図11は引掛受部220Mの斜視図であるが
図11のY方向は
図12の(a)に示すY方向である。
図11に示すように、引掛受部220は、開口221M、開口縁部221M−1Mを有する。引掛受部220は、取付バネ210が配設された側面部120側と対向する他方の側面部120側に寄って本体底面部110に2つ並列するよう配設されている。
【0021】
(光源ユニット1000)
光源ユニット1000は、
(1)発光モジュール1100と、
(2)発光モジュール1100が取り付けられたモジュール取付部1200と、
(3)発光モジュール1100を覆うようにモジュール取付部1200に固定されるカバー部1300と、
(4)カバー部1300をモジュール取付部1200に固定する固定具1400と、
(5)発光モジュール1100を点灯させる点灯装置1500と、
(6)取付バネが挿入されるバネ受部230Lと、
(7)引掛受部に引っ掛けられる爪部と
を備えている。
【0022】
(発光モジュール1100)
図3、
図5に示すように、発光モジュール1100は、複数の発光素子1101、略正方形状の矩形形状であり複数の発光素子1101が実装された基板1102を備える。また、発光モジュール1100はモジュール取付部1200に固定されているが、ネジで固定してもよいし接着剤で固定しても良い。なお、
図5では発光モジュール1100を4つ記載しているが、1つの発光モジュール1100で4つ分を形成してもよいし、また4つより多く細かく分割しても良い。また、長方形状に形成されたものを並列しても良い。発光素子はこの実施の形態及び以降の実施の形態ではLEDである。
【0023】
(モジュール取付部1200)
モジュール取付部1200は、
(1)略四角形状(矩形形状)であり発光モジュール1100が取り付けられる取付正面部1210と、取付正面部1210の側辺1210−1である4辺から発光モジュール1100が取り付けられた側へ立ち上がる(突設する)取付側面部1220とが形成されている。
(2)また、
図5に示すように、取付正面部1210のそれぞれの取付側面部1220側には後述する固定具1400が挿し込まれる挿通孔1211が対として形成されている。(3)このように、モジュール取付部1200は、取付正面部1210を有する。取付正面部1210は板状であり、一方の面1210aと一方の面1210aの反対側の他方の面1210bとのうち一方の面1210aに発光素子1101を有する発光モジュール1100が配設される。
【0024】
(カバー部1300)
カバー部1300は、一面が開口した略箱形状をしており、開口と対向する面が発光モジュール1100と対向するカバー正面部1310であり、略箱形状の側面がカバー側面部1320になる。カバー側面部1320は開口側端部において、略中央付近に凸部1321が形成されており、また後述する固定具1400が挿し込まれるカバー固定孔1322が形成されている。なお、カバー部1300は4つのカバー側面部1320の外側の寸法は、モジュール取付部1200の4つの取付側面部1220の内側の寸法より小さくなるよう形成されている。
【0025】
このようにカバー部1300は、板状のカバー正面部1310とカバー正面部1310の周縁から立ち上がる壁状のカバー側面部1320とを有し、カバー部1300は、カバー側面部1320の立ち上あがる立上方向1320aの端部によって開口(ABCD)(
図2)が形成される箱形状であり、発光モジュール1100の発した光を透過する。
図2のようにカバー部1300は、開口(ABCD)が発光モジュール1100を覆うようにモジュール取付部1200に配設される。またカバー部1300は、箱形状の内部となるカバー側面部1320の内面1320bに、箱形状の内部から外部に向かう方向でありカバー正面部に沿う方向である挿込方向1310aにカバー固定爪部1420が挿し込まれてカバー固定爪部1420を受ける固定係止部9100であるカバー固定孔1322を有する。
【0026】
(固定具1400)
モジュール取付部1200に固定される。固定具1400(
図6)は、モジュール取付部1200にカバー部1300を配設するためのカバー固定爪部1420を有する。固定具1400は、モジュール取付部1200に配設されカバー部1300を保持する。この実施の形態では固定具1400は金具(固定金具)であるが、金属でなくても、樹脂やカーボン繊維材料でもよい。固定具1400は、略四角形状でありモジュール取付部1200の取付正面部1210に当接し固定される固定正面部1410、固定正面部1410の側辺より間隔をあけて対になるよう配設されたL形状のカバー固定爪部1420を備える。
図6に示すように、カバー固定爪部1420は挿通孔1211を介してカバー部1300のカバー固定孔1322に係止し、カバー部1300を固定する。
【0027】
(点灯装置1500)
点灯装置1500は、照明器具1の外部から電力供給を受け、発光モジュール1100に電力を供給し点灯させる。点灯装置1500は、取付正面部1210の発光モジュール1100が取り付けられた面の裏側となる反対面に配設される。
【0028】
(バネ受部230L)
図9に示すように、バネ受部230Lは、取付バネ210Mの円弧形状部212Mが挿し込まれる円弧形状部212が摺動する。バネ受部230Lは、取付バネに対応するよう取付正面部1210に2つ並列し配設されている。
【0029】
(爪部240L)
爪部240Lは、
図10に示すように、爪先端部241L、爪軸部242Lを備える。爪部240Lは、爪先端部241Lが引掛受部220M(
図11)の開口縁部221M−1に引っ掛けられて取付正面部1210に固定される。爪部240Lは、引掛受部220Mに対応するように取付正面部1210に2つ並列し配設されている。
【0030】
(光源ユニット1000の組み立て)
次に、
図7を用いて光源ユニット1000の組み立て方法に関して説明を行う。
図7は
図6のX方向を法線とする断面で、
図6の左側(矢印Xに近い方)のカバー固定孔1322を通るように切断した場合の断面に相当する。
(1)はじめに、カバー部1300の開口(
図2のABCD)を覆うように、発光モジュール1100がとりつけられたモジュール取付部1200を配設する。このとき、発光モジュール1100はカバー正面部1310と対面するとともに、取付側面部1220がカバー側面部1320の外側になるように、モジュール取付部1200は配設される(
図7の(a))。
(2)次に、固定具1400をモジュール取付部1200の挿通孔1211を介してカバー部1300のカバー固定孔1322に挿し込む。
図7の(a)の状態より、固定具1400をカバー固定爪部1420の先端から挿通孔1211に挿し込む。このとき、固定具1400を回転(
図7の(c)に示す回転方向;V1,V2は固定正面部1410の向き)させながら挿し込んでいくことで、カバー固定爪部1420の先端がカバー固定孔1322に挿し込まれるとともに、固定正面部1410が取付正面部1210に当接する(
図7の(c))。この固定正面部1410が取付正面部1210に当接したのち、ビス10などにより、固定具1400をモジュール取付部1200に固定する。
(3)以上の工程を固定具1400が設置される所定の箇所(
図5では4箇所)に実施し、カバー部1300はモジュール取付部1200に固定される。以上のように、光源ユニット1000では、カバー部1300の開口側から発光モジュール1100が取り付けられたモジュール取付部1200を配設し、固定具1400を挿通孔1211を介してカバー部1300のカバー固定孔1322に挿込むことで組み立てる。よって、一方の方向(
図5においてモジュール取付部1200からカバー部1300に向かう方向)から作業ができ、容易に組立ができる。また、
図4の(a)、
図7の(c)に示すように、光源ユニット1000は、取付側面部1220がカバー固定爪部1420の外側に配置される。よって、取付側面部が意匠部(化粧板の役割)となり、取付機構(カバー固定爪部1420、凸部1321及びカバー固定孔1322等)が、意匠面となる取付側面部1220にかくれて表われないため、意匠性が向上する。
(4)以上、
図6、
図7に示すように、固定具1400は、カバー部1300を保持するためのカバー固定爪部1420を有する。モジュール取付部1200は、カバー固定爪部1420が通り抜け可能な挿通孔1211を有する。カバー部1300は、箱形状の内部から外部に向かう方向でありカバー正面部1310に沿う方向である挿込方向1310a(
図7の(c))にカバー固定爪部1420が挿し込まれてカバー固定爪部1420を受ける固定係止部9100であるカバー固定孔1322を有する。固定具1400は、カバー固定爪部1420の一部がカバー固定孔1322に挿し込まれ、一部以外のカバー固定孔1322に挿し込まれていない残りのうちの一部が挿通孔1211を通り抜ける状態でモジュール取付部1200に固定される(
図7の(c))。
【0031】
図4を参照してモジュール取付部1200とカバー部1300との寸法関係を説明する。
図4の(a)は光源ユニット1000の断面図であり、
図4の(b)は組み立て完了後の光源ユニット1000を模式的に示す図である。モジュール取付部1200とカバー側面部1320との位置関係は
図4に示すようになる。つまり、取付正面部1210と、カバー側面部1320の凸部1321との距離は隙間A(寸法A)であり、取付正面部1210とカバー側面部1320の凸部1321以外の端部との距離は隙間B(寸法B)となる。また、取付側面部1220はカバー固定爪部1420を覆うようにカバー側面部1320を覆っている。この隙間Aは、例えば1mm程度であり、隙間Aを設けることでカバー部1300が熱により膨張し取付正面部1210と当接し擦れるのを抑制する寸法である。また、隙間Bは隙間Aより大きく形成されている。隙間Bは、カバー部1300が
図4の(b)の点線Aに示すような成形公差が発生したときに、カバー部1300のカバー側面部1320の端部が取付正面部1210と干渉するのを防ぐものである。隙間Bは、成形によりカバー側面部1320の端部が取付正面部1210と干渉しカバー固定爪部1420に負荷がかかるのを抑制する。また、取付側面部1220はカバー側面部1320を覆うことで、
図4の(b)の点線Bに示すようなカバー部1300の成形公差が発生したときに、カバー側面部1320の端部が側面に現れるのを抑制し、意匠性を保つことができる。
【0032】
以上のように、固定具1400は、モジュール取付部1200に固定されカバー部1300のカバー側面部1320の端部と取付正面部1210の一方の面1210aとの間に、立上方向1320aの隙間を有してカバー部1300を保持する。また、
図4に示したように、カバー側面部1320は、開口(ABCD)(
図2)をなす端部から、立上方向1320aに凸となるように形成されるとともに、固定係止部9100として貫通孔であるカバー固定孔1322が形成された凸部1321を有する。取付正面部1210は、一方の面1210aと凸部1321との間に、立上方向1320aの隙間Aが設けられている。
【0033】
(光源ユニット1000の器具本体部100への取り付け)
次に、
図12を用いて光源ユニット1000の器具本体部100への取付けに関して説明を行う。
図12は、
図11の開口縁部221M−1の中央で切断した断面に相当する。(1)はじめに、光源ユニット1000は爪部の爪先端部241Lを器具本体部100に配設された引掛受部220Mの開口221Mに挿し込みし、開口縁部221M−1に引っ掛ける。
(2)次に、器具本体部100に配設された取付バネを
図12の(b)のように弾性変形させ、取付バネの先端部213Mをバネ受部230Lの開口231Lの開口縁部231L−1に引っ掛ける。
(3)次に、
図12の(b)の状態より、光源ユニット1000を器具本体部100側に押し込むことで、取付バネの円弧形状部212Mがバネ受部230Lの開口縁部231L−1を摺動する(
図12の(c))。
このとき、点灯装置1500が器具本体部100の内側に収容されるとともに、光源ユニット1000の取付正面部1210の発光モジュール1100が配設された面の反対面が、器具本体部100の光源受部122と当接する。これによって光源ユニット1000は器具本体部100に固定される(
図12の(d))。
【0034】
<***効果の説明***>
(1)本実施の形態は、一面が開口した略箱形状のカバー部1300に、発光モジュール1100と点灯装置1500とを備えたモジュール取付部1200が、カバー部1300の開口(
図2のABCD)を塞ぐように配設された光源ユニット1000である。
光源ユニット1000は、固定具1400がモジュール取付部1200の挿通孔1211を介してカバー部1300のカバー固定孔1322に挿込まれて組み立てられるので、一方の方向から作業ができるため、容易に組立ができる。
(2)また、光源ユニット1000は、カバー部1300が隙間Bを設けてモジュール取付部1200に固定される為、カバー部1300の成形を吸収できる。
(3)また、光源ユニット1000は固定具1400が、カバー部1300をモジュール取付部1200に接触しないよう隙間Aを設けてモジュール取付部1200に固定することで、カバー部1300の熱膨張、熱収縮によるきしみ音の発生を抑制できる。
(4)また、光源ユニット1000は、固定具1400によりカバー部1300がモジュール取付部1200に固定されるので、カバー部1300の側方が覆われることがない。よって、側方から発光モジュール1100の光を出射することができる。
【0035】
なお、本実施の形態では、固定機構200に関して取付バネ210Mと、引掛受部220Mと、バネ受部230Lと、爪部240Lの組み合わせに関して説明しているが、取付バネとバネ受部230Lの組み合わせだけによるものでも良い。また、器具本体部100にバネ受部230Lと爪部が配設され、光源ユニット1000に取付バネと引掛受部が配設されるなど、どちらに配設されていても良い。
【0036】
モジュール取付部1200は、固定係止部9100であるカバー固定孔1322の位置を、カバー側面部1320の外部から覆う化粧部9200を有する。
図4、
図7の(c)等に示すように、化粧部9200は、取付正面部1210の側辺1210−1おいて他方の面1210bから一方の面1210aに向かう方向に立ち上がる取付側面部1220である。取付側面部1220が化粧部9200となるので、カバー固定爪部1420の先端がカバー側面部1320からの露出状態を覆うことができる。
【0037】
実施の形態2.
図13〜
図16を参照し、実施の形態2では、実施の形態1で説明したカバー部1300の変形例であるカバー部2100を備えた光源ユニット2000に関して説明する。なお、実施の形態1と同様の構成は実施の形態1と同じ符号を付し、詳細な説明を省略し異なる構成について説明する。
【0038】
図13、
図14に示すように、光源ユニット2000は、一面が開口した略箱形状をしたカバー部2100と、発光モジュール1100と点灯装置1500を備え、カバー部2100の開口を塞ぐように配設されるモジュール取付部1200と、カバー部2100をモジュール取付部1200に固定する固定具1400を備えている。
【0039】
(外凸部)
カバー部2100は、一面が開口した略箱形状をしており、開口の対向面はカバー正面部2110(
図14)であり、側面がカバー側面部2120(
図14)である。カバー側面部2120は、箱形状の外部となる外面2120cから凸形状に突き出る外凸部2130を有する。外凸部2130は、
図14に示すように、モジュール取付部1200の取付側面部1220の端部を覆うよう取付側面部1220の端部と対向するように設けられている。外凸部2130は、化粧部9200である取付側面部1220の、他方の面1210bから一方の面1210aに向かう方向の端部を覆うので、取付側面部1220の端部が正面方向に意匠面に表れない。よって、意匠性が向上する。また、この外凸部2130は、既に表面処理された部材(カラー鋼板など)を切断・折り曲げなど加工してモジュール取付部1200を形成したときの端部処理にとくに有効である。
【0040】
本実施の形態では、カバー部2100が外凸部2130を備えていることで、光源ユニット2000の意匠性を向上させることができる。
【0041】
なお、外凸部2130の変形例として、
図15に示すようなカバー部2100−1でも良い。カバー部2000−1はカバー側面部2120−1が外凸部の機能を有するように傾斜部を有している。また、変形例の一例として、カバー側面部2120−1は傾斜部を有しているが、傾斜部は曲線状に形成しても良い。
【0042】
また、実施の形態1および実施の形態2ともに、カバー固定孔1322、カバー固定孔2121は貫通孔にしているが、
図16に示すように、外側に、カバー固定爪部の先端の化粧部9200となるように、カバー固定孔を溝形状のカバー固定溝2121−1にしたカバー部2100−2でも良い。また、カバー固定爪部1420の先端に位置する箇所にシボなどを設けることで、カバー固定爪部1420の先端がカバー側面部2120に透けることを抑制できる。
【0043】
実施の形態3.
図17、
図18を参照して実施の形態3を説明する。本実施の形態3では、実施の形態1で説明したモジュール取付部1200の変形例であるモジュール取付部3100と、カバー部1300の変形例であるカバー部3200と、を備えた光源ユニット3000に関して説明を行う。なお、実施の形態1および実施の形態2と同様の構成は実施の形態1および実施の形態2と同じ符号を付し、詳細な説明を省略し異なる構成について説明する。
【0044】
光源ユニット3000は、一面が開口した略箱形状をしたカバー部3200と、発光モジュール1100と点灯装置1500を備える。光源ユニット3000は、カバー部3200の開口を塞ぐように配設されるモジュール取付部3100と、カバー部3200をモジュール取付部3100に固定する固定具1400とを備えている。
【0045】
モジュール取付部3100は、略四角形をした板状をしており、一方の面に発光モジュール1100が配設され、他方の面に点灯装置1500が配設されている。また、固定具1400のカバー固定爪部1420が挿し込まれる。挿通孔3110が形成されている。
【0046】
(内凸部)
カバー部3200は、一面が開口した略箱形状をしており、開口の対向面はカバー正面部3210であり、側方がカバー側面部3220である。また、カバー側面部3220は、側面の一部から
図18に示すように開口より間隔Cをあけて内方向へ突設した内凸部3230が設けられている。固定係止部9100である内凸部3230は、カバー側面部3220の内面3220bから挿込方向3210aの反対方向に凸形状に突き出るように形成されてカバー固定爪部1420を受ける。
図18のように、内凸部3230は下面でカバー固定爪部1420を受けている。
【0047】
光源ユニット3000では、発光モジュール1100と点灯装置1500を備えたモジュール取付部3100を、カバー部3200の開口を覆うように配設する。このとき、モジュール取付部3100は、内凸部3230がカバー固定爪部1420に当接するとともに、カバー側面部3220の内側(間隔C)に配設される。また、固定具1400のカバー固定爪部1420を挿通孔3110から内凸部3230のカバー正面部3210側の面と当面するまで挿し込みをおこない、カバー部3200はモジュール取付部3100に保持される。このとき、内凸部3230のカバー正面部3210側の面とカバー固定爪部1420の間に隙間Aが形成されるが、この隙間Aは光源ユニット3000を器具本体部100に固定したときに、カバー部3200の自重により内凸部3230の開口側の面とモジュール取付部3100との間に形成される。
【0048】
本実施の形態では、内凸部3230がカバー部3200の固定係止部となり固定具1400が係止しカバー固定爪部1420の先端に化粧部9200としてカバー側面部3220が位置するとともに、モジュール取付部3100がカバー側面部3220の内側に配置されることにより、光源ユニット3000の意匠面はカバー部3200で覆われ意匠性を向上することができる。
【0049】
実施の形態4.
図19〜
図23を参照して実施の形態4を説明する。実施の形態4は、実施の形態1で説明したモジュール取付部1200の変形例であるモジュール取付部4100、カバー部1300の変形例であるカバー部4200、固定具1400の変形例である固定具4300を備える光源ユニット4000を説明する。固定具4300は金具(固定金具)を想定するが、金属でなくとも樹脂やカーボン繊維材料でもよい。なお、実施の形態1および実施の形態2、実施の形態3と同様の構成は実施の形態1および実施の形態2、実施の形態3と同じ符号を付し、詳細な説明を省略し異なる構成について説明する。
【0050】
図19、
図20に示すように、光源ユニット4000は、一面が開口した略箱形状をしたカバー部4200と、発光モジュール1100と点灯装置1500を備え、カバー部4200の開口を塞ぐ(覆う)ように配設されるモジュール取付部4100と、カバー部4200をモジュール取付部4100に固定させる固定具4300、4300−1,4300−2とを備えている。
【0051】
図19に示すように、カバー部4200は、一面が開口した略箱形状をしており、この開口と対面するカバー正面部4210と、略箱形状の側方になるカバー側面部4220が配設されている。カバー側面部4220の端部には
図19に示すような挿込凸部4221が配設されており、挿込凸部4221には後述する固定具4300が挿し込まれるカバー固定孔4222が形成されている。
【0052】
図19に示すように、モジュール取付部4100は、
(1)略四角形状をしており一方の面に発光モジュール1100が取り付けられる取付正面部4110と、
(2)この取付側面部4120の周部より発光モジュール1100が取り付けられる面と反対方向に突設した取付側面部4120と、
(3)取付側面部4120に沿って取付正面部4110に形成される挿通孔4130と
が形成されている。
【0053】
(固定具4300)
図22に示すように、固定具には固定具4300、4300−1,4300−2の種類がある。
図23は固定具4300等の配置を説明する概略的な平面図(
図19のX矢視)である。
図23は
図19のモジュール取付部4100をX方向から見た場合を示している。
(1)固定具4300は、
図22の(a)に示すように、板状に形成され取付正面部4110と当接し固定される固定本体部4310と、カバー部4200のカバー固定孔4222に挿し込まれるカバー固定爪部4320とを備える。
(2)固定具4300−1は、
図22の(b)に示すように、器具本体部100に引掛ける為の爪を有している。
(3)固定具4300−2は、
図22の(c)に示すように、取付側面部4120の略中央に形成された挿込凸部4221のカバー固定孔4222に挿し込まれる。
【0054】
図21を参照して光源ユニット4000の組み立て方法を説明する。光源ユニット4000の組み立て方法は、カバー部4200の挿込凸部4221をモジュール取付部4100の挿通孔4130に、カバー固定孔4222が取付正面部4110より突出するまで挿し込みをする。次に、取付正面部4110から突出したカバー固定孔4222に固定具4300のカバー固定爪部4320を挿し込み、固定具4300を取付正面部4110にビス10等の固定部材で固定する。この固定によりカバー部4200はモジュール取付部4100に固定される。なお、固定具4300等の角部が,モジュール取付部4100の角に当接して、横方向への移動を抑制する。また、カバー側面部4220が化粧部9200として、カバー固定爪部4320の外側側方に位置する。
【0055】
以上のように、カバー側面部4220は、開口(ABCD)をなす端部に、カバー側面部4220の立ち上がる立上方向4220aに凸となるように形成されるとともに、固定係止部9100として貫通孔であるカバー固定孔4222が形成された挿込凸部4221を有する。取付正面部4110は、挿込凸部4221が、一方の面4110aから他方の面4110bに向かう方向に挿し込まれてカバー固定孔4222が通り抜ける挿通孔4130が形成されている。
【0056】
またモジュール取付部4100は、固定係止部9100であるカバー固定孔4222の位置を、カバー側面部4220の外部から覆う化粧部9200である取付側面部4120を有する。化粧部9200である取付側面部4120は、取付正面部4110の側辺4110−1において一方の面4110aから他方の面4110bに向かう方向に立ち上がる。
【0057】
本実施の形態では、挿込凸部4221が取付正面部4110の発光モジュール1100が配設された面の反対面に突出することで、固定具4300が板状の簡単な形状にすることができるとともに、カバー固定孔4222に挿し込みが容易にでき、組み立てを容易にしている。
【0058】
実施の形態5.
図24〜
図26を参照して実施の形態5を説明する。本実施の形態5では、実施の形態1から実施の形態4で説明したモジュール取付部の変形例である光源ユニット5000を説明する。光源ユニット5000は、モジュール取付部5100と、実施の形態1から実施の形態4で説明したカバー部の変形例であるカバー部5200とを備える。なお、実施の形態1から実施の形態4と同様の構成は実施の形態1から実施の形態4と同じ符号を付し、詳細な説明を省略し異なる構成について説明する。
【0059】
図24、
図25に示すように、光源ユニット5000は、一面が開口した略箱形状のカバー部5200、発光モジュール1100と点灯装置1500とを有しカバー部5200の開口を塞ぐように配設されるモジュール取付部5100、カバー部5200をモジュール取付部5100に固定する固定具5300を備える。固定具5300は金具(固定金具)を想定するが、金属でなくとも樹脂やカーボン繊維材料でもよい。
【0060】
図25に示すように、モジュール取付部5100は、取付正面部5110と、カバー受部5120(
図26)を有する。取付正面部5110(
図25)は略四角形をした板状をしており、一方の面に発光モジュール1100が配設され、他方の面に点灯装置1500が配設される。カバー受部5120(
図26)は、取付正面部5110の側辺に枠状に配設され、発光モジュール1100側に開口をした断面がU字形状をなす。また、U字形状における凹部をなすカバー受部5120の内側の側面には、固定具5300のカバー固定爪部5320が挿し込まれる挿通孔5130が形成されている。
【0061】
図26に示すように、モジュール取付部5100は、カバー受部5120を有する。カバー受部5120は、取付正面部5110の側辺5110−1において一方の面5110aから他方の面5110bに向かう方向に立ち上がるとともに反転して他方の面5110bから一方の面5110aの方向に向かうU字形状をなし、U字形状の凹部5121でカバー側面部5220の立ち上がりの端部を受ける。カバー受部5120は、側辺5110−1から立ち上がる箇所に挿通孔5130が形成されている。
【0062】
図26に示すように、カバー受部5120では、U字形状のうち反転して一方の面5110aの方向に向かう部分が、化粧部9200となる。
【0063】
カバー部5200は、一面が開口した略箱形状をしており、開口の対向面はカバー正面部5210であり、側方がカバー側面部5220である。カバー側面部5220は、内側側面の開口よりに
図26に示すように溝形状をしたカバー固定溝5221が設けられており、外側の側面には外凸部5230(外凸部2130と同等)が形成されている。
【0064】
図25の(c)に示す固定具5300は、カバー正面部5210に固定される固定正面部5310と、カバー固定溝5221に係止されるカバー固定爪部5320とを有している。なお、カバー固定爪部5320は固定正面部5310よりやや斜め方向に形成されている。
【0065】
図26に示すように、光源ユニット5000は、モジュール取付部5100のカバー受部5120をカバー部5200の端部に嵌め込みするとともに、カバー固定爪部5320をカバー部5200のカバー固定溝5221に挿通孔を介して係止し、固定具5300を取付正面部5110に固定する。このように固定することで、カバー部5200はモジュール取付部5100に保持される。また、カバー受部5120の外側側面が化粧部9200となり、この化粧部9200がカバー固定爪部5320の先端およびカバー固定溝5221を覆うことで、カバー固定爪部5320がカバー部5200に透けて見えることがなく、意匠性を良くしている。
【0066】
また、固定具5300は、カバー部5200の開口側端部と取付正面部5110の間に隙間Aができるように保持している。この為、きしみ音の発生を抑制しているとともに、カバー固定爪部5320は固定正面部5310に対して斜めに形成されていることで、カバー部5200の保持をより強固にしている。
【0067】
また、モジュール取付部5100は取付正面部5110カバー部5200内側に配設されることで、発光モジュール1100が取り付けられた面と反対面側に部品配設空間が形成され、器具本体の厚さを薄くすることができる。
【0068】
なお、実施の形態1から実施の形態5に関して器具本体部100に関して説明を行っている。この器具本体部100は、光源ユニット側開口に対して本体底面部110が小さくなるように側面部120が傾斜して形成されており、光源ユニット側開口および光源受部122はモジュール正面部により覆われている。よって、器具本体部100は照射方向から見た際に、光源ユニットの内側に隠れ、意匠性を向上させている。なお、光源ユニットが取り付けられる本体部は、器具本体部100のようなシームレス型だけでなく、埋込型や化粧枠型などのものであっても良い。
【0069】
以上に説明した実施の形態1〜5によれば、意匠性に優れ、拡散パネルを安全に保持し、広角に配光できる(照明器具の側方にも出射できる)照明器具を提供することができる。
【0070】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらの実施の形態のうち、2つ以上を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態のうち、2つ以上を部分的に組み合わせて実施しても構わない。なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
【0071】
実施の形態6.
図27〜
図33を参照して実施の形態6を説明する。本実施の形態6では、実施の形態1から実施の形態5で説明した器具本体部100の変形例である器具本体部6100と、器具本体部6100を備えた照明器具6001に関して説明を行う。なお、実施の形態1から実施の形態5と同様の構成は実施の形態1から実施の形態5と同じ符号を付し、詳細な説明を省略し異なる構成について説明する。なお、照明器具6001の説明に光源ユニット5000を用いて説明を行うが、光源ユニットは実施の形態1から実施の形態4で説明した光源ユニットでも良い。
【0072】
(器具本体部6100)
はじめに、
図27、
図28、
図29を用いて、器具本体部6100の形状に関して説明する。
図27に示すように、照明器具6001は、器具本体部6100と、光源ユニット5000を備えている。器具本体部6100は、ボルトなどの固定部材により天井などの被取付部9010に取り付けられる。また器具本体部6100は、電源端子台130(
図2)、取付バネ210M(
図2)が配設される第一の本体部6110と、光源ユニット5000の側方を覆う第二の本体部6120を備えている。
【0073】
(第一の本体部6110)
第一の本体部6110は、ボルトなどの固定部材により被取付部9010に取り付けられる正方形状の本体正面部6111と、本体正面部6111の四辺から立ち上がる第一側面部6112を備えている。第一の本体部6110は、本体正面部6111と対向する面が開口した箱形状をしている。また、本体正面部6111には外部から引き込まれる電源線が取り付けられる電源端子台130と、光源ユニット5000を固定、保持する為の取付バネ210M、引掛受部220M(
図8、
図11)が取り付けられている。
【0074】
(第二の本体部6120)
第二の本体部6120は、第一側面部6112の端部より本体正面部6111と略平行に外側へ形成された光源受部6121と、光源受部6121から略垂直に形成され光源ユニット5000のカバー側面部5220の側方に位置する第二側面部6122と、第二側面部6122の端部より外側へ形成された本体鍔部6123を有している。
【0075】
(操作空間6000S)
次に、
図28、
図29を用いて照明器具6001に関して説明を行う。
図29は、
図28の器具本体部6100に光源ユニット5000が取り付けられた状態である。
【0076】
図29の光源ユニットは光源ユニット5000の場合である。光源ユニット5000は、光を透過する透光底部9301であるカバー正面部5210と、光を透過し透光底部9301の周縁から立ち上がる壁状の透光側面部9302であるカバー側面部5220と、透光側面部9302の立ち上あがる立上方向の端部によって形成される開口9305を塞ぐ天板9303であるモジュール取付部5100とを有する箱形状である。光源ユニット5000は、箱形状の内部に、発光素子1101が透光底部9301であるカバー正面部5210に対向するように配置されている。器具本体部6100は、天板受部9401である光源受部6121と、天板底部方向9304に立ち上がる底部方向側面部9402である第二側面部6122とを有する天板受部9401は、光源ユニット5000の天板9303を受ける板状での部材である。底部方向側面部9402は、天板受部9401の周縁9406から、光源ユニット5000の透光側面部9302に対向し、かつ、透光側面部9302との間に操作空間6000Sを保ちながら、天板9303から透光底部9301に向かう天板底部方向9304に立ち上がる。
【0077】
照明器具6001は、
図29に示すように、カバー受部5120が光源受部6121に当接する。また、モジュール取付部5100の発光モジュール1100の反対面に取り付けられた点灯装置1500(
図24)は、第一の本体部6110に収納される。また、このとき、光源ユニット5000の側方(カバー受部5120の外側面、カバー側面部5220)と第二の本体部6120の第二側面部6122の間には、光源ユニット5000を着脱す為の操作空間6000Sが形成されている。操作空間6000Sは、光源ユニット5000を着脱する為に、作業者が光源ユニット5000をつかむ為のスペースである。また操作空間6000Sは、光源ユニット5000の着脱の際に必要となるスペースでもあり、光源ユニット5000を回動して着脱する空間、手を挿し込む空間、光源ユニット5000をずらす空間などの役割を有する。操作空間6000Sによって、光源ユニット5000は容易に器具本体部6100に着脱することができる。
【0078】
次に、
図30を用いて照明器具6001の配光に関して説明をする。
図30は、照明器具6001から照射される光の光路の一例をしめした配光図である。
図30では、底部方向側面部9402である第二側面部6122は、天板底部方向9304の端部9408が、透光底部9301よりも天板9303に近い位置に位置する。
【0079】
図30において、照明器具6001のモジュール取付部5100に取り付けられた発光モジュール1100から照射される光は、カバー正面部5210にて透過・拡散され照射される光である光路Aの光と、カバー側面部5220にて透過・拡散され照射される光である光路Bの光がある。また、この光路Bの光は、カバー側面部5220からそのまますすみ、上方向、横方向、下方向などにすすむ光路B1の光と、第二側面部6122に照射され第二側面部6122で反射・拡散される光路B2の光がある。この光路B1の光により、被取付部9010も照射されるとともに、光路B2の光により照明器具6001全体の光力を向上することができる。
【0081】
まず
図31を用いて照明器具6001−1を説明する。底部方向側面部9402である第二側面部6122−1は、天板底部方向9304の端部9408が、透光底部9301の天板底部方向9304の外面と同じ位置に位置する。
【0082】
図31に示す照明器具6001−1は、器具本体部6100−1と光源ユニット5000を備える。
図31の(b)に示すように、器具本体部6100−1の第二側面部6122−1が、光源ユニット5000の側方と同等の大きさ、つまり天板底部方向9304で同等の長さで形成されている。そのため、カバー正面部5210と第二側面部6122−1の端部(または本体鍔部6123)は、天板底部方向9304で、同じ位置になる。よって、照明器具6001−1の光路Bの光は、照明器具6001の光路Bの光よりも、多くが、第二側面部6122−1に照射し、反射される。
【0083】
図32に示す照明器具6001−2は、光源ユニット5000が第二の本体部6120−2の内側に配置される。照明器具6001−2の第二側面部6122−2は、光源ユニット5000のカバー側面部5220よりも、天板底部方向9304で、長く形成されているとともに、第二側面部6122−2の内側面には、凹凸が形成されている。つまり底部方向側面部9402である第二側面部6122−2は、天板底部方向9304の端部9408が、透光底部9301の天板底部方向9304の外面よりも遠い位置に位置し、照明器具6001−2では、光源ユニット5000が器具本体部6100−2の開口より奥まって配置される意匠になる。また、底部方向側面部9402は、光源ユニット5000の透光側面部9302と対向する内面に凹凸が形成され、光源ユニット5000から照射される光がより拡散される。
【0084】
図33に示す照明器具6001−3は、器具本体部6001−3の第二側面部6122−3が、光源ユニットのカバー受部5120の側方を覆うように形成されている。また、第二側面部6122−3の天板底部方向9304の長さは、カバー受部5120の天板底部方向9304の長さよりも同じか多少長く形成されている。このため、カバー部5200の大部分は、第二側面部6122−3の形成する開口から突設するような配置になっている。また第二側面部6122−3の端部から被取付部9010側に傾斜した、反射部の機能を有した本体鍔部6123−3が形成されている。よって光源ユニット5000は広角に照射するとともに、反射部である本体鍔部6123−3に照射された光は反射されるので、照明器具6001−3の全体の光力が向上する。
【0085】
本実施の形態6では、
(1)光源ユニット5000が光源受部6121に当接し器具本体部6100に配設された状態で、光源ユニット5000の側方と第二側面部6122の間に操作空間6000Sが形成されていることで、光源ユニット5000の着脱を安全かつ容易に行うことができる。光源ユニット5000の装着時は、操作空間6000Sの存在により、最後まで作業者がカバー部5200をつかんだ状態で光源ユニット5000の取付作業を行える。よって、取付バネ210Mの復元力に対して作業者のつかむ力で調整がとれるので、取付バネ210Mで光源ユニット5000が急に引き上げられることで光源ユニット5000が破損することを防ぐことができ、また、操作空間6000Sによって、光源ユニット5000を外すときは確実に光源ユニット5000の把持ができる。
(2)また、照明器具6001は、第二側面部6122,6122−1、6122−2、6122−3のように、天板底部方向9304の長さの異なるバリエーションを持つことにより、照明器具ごとに、配光特性を変更することができる。
【0086】
以上の実施の形態6によれば、操作空間6000Sを確保したので、光源ユニットの取付け時に光源ユニットが破損しないように光源ユニットを安全に装着でき、また光源ユニットの着脱がしやすく、照明器具の側方にも出射し広角に配光する照明器具を提供できる。
【0087】
実施の形態7.
図34、
図35、
図36を参照して、実施の形態7の照明器具7001を説明する。実施の形態7では、実施の形態6で説明した器具本体部6100に対して、第一の本体部7100と第二の本体部7200とを有する器具本体部7000を説明する。なお、実施の形態1から実施の形態6と同様の構成は実施の形態1から実施の形態6と同じ符号を付して詳しい説明は省略し、異なる構成について説明する。また、器具本体部7000に取り付けられる光源ユニットは、実施の形態1から実施の形態6で説明した光源ユニットのどの光源ユニットでも良い。
【0088】
図34の(a)は、第一の本体部7100、第二の本体部7200の断面図である。
図34の(b)は、第二の本体部7200の側辺部7210である。
図34の(c)は、側辺部7210を説明する図である。
図34に示すように、器具本体部7000は、箱形状をした第一の本体部7100と、第一の本体部7100に取り付ける第二の本体部7200を有する。(c)の辺ABを構成する現実の部材を「側辺部7210」とした場合、第二の本体部7200は、辺ABをなす側辺部7210を、辺BC、辺CD、辺DAにも用いて四角状の枠形状に組み立てた形状であり、側辺部7210とは言い換えると、この枠形状の断面形状である。
【0089】
(第二の本体部7200)
側辺部7210は、第一の本体部7100の側辺に当接しネジなどにより連結される本体当接部7211、第一の本体部7100の開口端縁が当接する本体受部7212、光源受部7213、光源ユニット5000の側方に位置する第二側面部7214、本体鍔部7215、を有している。
【0090】
図35の(a)(b)(c)は、それぞれ、側辺部7210の3つのバリエーションである側辺部7210−1、7210−2,7210−3を有する照明器具7001−1,7001−2,7001−3を示す。
【0091】
照明器具7001−1を例として、照明器具7001−1の構成を説明する。照明器具7001−1は、光源ユニット5000、受け側器具本体部9407である第二の本体部7200−1、受け側器具本体部9407とは異なる別部品の別本体部9502である第一の本体部7100−1を備える。光源ユニット5000は、天板9303であるモジュール取付部5100の二面のうち、開口9305を塞ぐ面の反対側の面9306に発光素子1101を点灯する点灯装置1500が配置されている。受け側器具本体部9407である第二の本体部7200−1は、天板受部9401である光源受部7213−1と、底部方向側面部9402である第二側面部7214−1とを有する。天板受部9401は中央の領域に開口である中央領域開口9403が形成され、中央領域開口9403の周囲9404で天板9303の周縁9405であるカバー受部5120を受ける板状をなす。
底部方向側面部9402は、中央領域開口9403の周囲9404から離れて位置する天板受部9401の周縁9406から、光源ユニット5000の透光側面部9302に対向して天板9303から透光底部9301に向かう天板底部方向に立ち上がる。受け側器具本体部9407とは異なる別部品の別本体部9502である第一の本体部7100−1は、受け側器具本体部9407の中央領域開口9403を天板底部方向9304から塞ぐ箱形状をなす。別本体部9502は、天板底部方向9304の端部が中央領域開口9403に接続する端部開口9501をなし、天板底部方向9304と反対方向に中央領域開口9403からはみ出した点灯装置1500を天板底部方向9304から塞ぐ箱形状の内部に収納する。
【0092】
器具本体部7000は、
図34の(b)の側辺部7210に対して、側辺部を、
図35の(a)に示す側辺部7210−1、(b)に示す側辺部7210−2、(c)に示す側辺部7210−3のような構成としてもよい。
図35の(a)では、側辺部7210−1は、本体当接部7211−1、本体受部7212−1、光源受部7213−1、第二側面部7214−1、本体鍔部7215−1を有している。
図35の(b)では、側辺部7210−2は、本体当接部7211−2、本体受部7212−2、光源受部7213−2、第二側面部7214−2、本体鍔部7215−2を有している。
図35の(c)では、側辺部7210−3は、本体当接部7211−3、本体受部7212−3、光源受部7213−3、第二側面部7214−3、本体鍔部7215−3を有している。
(1)
図35の(a)は、底部方向側面部9402である第二側面部7214−1は、天板底部方向9304の端部9408が、透光底部9301の天板底部方向9304の外面の位置に位置する。また本体鍔部7215−1の角度θが第二側面部7214の角度θよりも大きい。
(2)
図35の(b)は、底部方向側面部9402である第二側面部7214−2は、天板底部方向9304の端部9408が、透光底部9301の天板底部方向9304の外面よりも遠い位置に位置する。また第二側面部7214−2の透光側面部9302と対向する内面には凹凸が形成されている。さらに本体鍔部7215−2の角度θが第二側面部7214の角度θよりも大きい。
(3)
図35の(c)は、第二側面部7214−3が形成する開口が、天板底部方向9304方向に進むにつれて大きくなる。また本体鍔部7215−3が垂直に立っている形状である。
【0093】
図35の(a)(b)(c)のように、第二側面部7214の高さ、本体鍔部7215の形状が異なるものを用意することで、配光特性の・意匠の異なる照明器具を容易に形成することができる。つまり、実施の形態6で述べたのと同じように、底部方向側面部9402である第二側面部7214が、光源ユニット5000から照射される光の配光を制御する。また、第一の本体部7100は共通とすることで、生産効率を向上することができる。なお、第二の側面部の高さは
図35の(a)(b)(c)に限るものではなく、
図29、
図33の器具本体のような高さでも良い。
【0094】
なお、第一の本体部7100、第二の本体部7200の連結方法は、
図36の(a),(b)に示すようなものでも良い。
図36の(a)は第二の本体部7200−4、第一の本体部7100−1の組み合わせを示す。
図36の(a)では、第二の本体部7200−4の光源受部7213−3で、第一の本体部7100−1のフランジ部7101−1を受ける構成である。
図36の(b)は、第二の本体部7200−5と第一の本体部7100−2の組み合わせを示す。
図36の(b)では、第二の本体部7200−2のフランジ部7201−5で、第一の本体部7100−2のフランジ部7101−2を受ける構成である。
【0095】
また、側辺部7210は板金などにより形成しても良いが、アルミ押出成形により政策しすることで、凹凸などの形状が容易に制作することができる。
【0096】
図35で述べたように、実施の形態7の照明器具は、受け側器具本体部9407である第二の本体部7200を、光源ユニット5000を交換することなく、第二の本体部7200と異なる種別の他の第二の本体部7200−1、7200−2,7200−3等に交換することにより、光源ユニット5000から照射される光の配光を変更可能である。
【0097】
以上の実施の形態7によれば、取付け時に破損しないように光源ユニットを安全に着脱ができ、また光源ユニットの着脱がしやすく、照明器具の側方にも出射し広角に配光する照明器具を提供することができる。