(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2016-168309(P2016-168309A)
(43)【公開日】2016年9月23日
(54)【発明の名称】剣道着カバン
(51)【国際特許分類】
A45C 7/00 20060101AFI20160826BHJP
【FI】
A45C7/00 G
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】4
(21)【出願番号】特願2015-73728(P2015-73728)
(22)【出願日】2015年3月13日
(71)【出願人】
【識別番号】515088681
【氏名又は名称】大田 政夫
(72)【発明者】
【氏名】大田 政夫
【テーマコード(参考)】
3B045
【Fターム(参考)】
3B045AA51
3B045CB05
3B045GA01
3B045GC01
(57)【要約】
【課題】剣道具袋は防具と道着や袴などを収納するが、道着と袴は重ねて収納できないサイズの剣道具袋が多く、汗に濡れた剣道着で防具に負担を掛けている。この汗で濡れた道着と袴を剣道防具袋へ無理なく入れ剣道防具への負担を軽減するカバンを提供する。
【解決手段】剣道着と袴を折り畳んで分けて入れるように構成された2つの収納部と、2つの収納部を互いに接合する柔軟な布状の接合部とを有している。接合部は、通気性を確保しながらも各収納部の開口部を覆うように構成され接合部には、提げ手が設けられている。分割収納されている状態でも剣道具袋より同時に取り出せ、提げ手で携行するとき、2つの収納部の底面がハの字形に開くのを抑えるため、面ファスナーなどの留め具で仮固定し、内面素材に制菌・抗菌・防臭・消臭素材を使用して汗や臭いも考慮したことを特徴とするカバン。
【選択図】
図13
【特許請求の範囲】
【請求項1】
一辺のみで接合された2つの収納部を持つカバンへ剣道着と袴を折りたたんで分けて入れ、2つの収納部を正面側と上面側など2辺に開き、剣道防具の入った剣道具袋の空きスペースに無理なく収納する。接合部は蓋と提げ手を兼ね備え、通気性を確保しながらも収納開口部より上面からは中身が見え難い蓋のサイズとして、分割収納されている状態でも剣道具袋より同時に取り出せ、提げ手で携行するとき、2つの収納部の底面がハの字形に開くのを抑えるため、面ファスナーなどの留め具で仮固定し、内面素材に制菌・抗菌・防臭・消臭素材を使用して汗や臭いも考慮したことを特徴とするカバン。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、剣道具袋の中に入れる剣道着と袴を入れるカバンに関する。
【背景技術】
【0002】
剣道具袋は剣道防具と剣道着や袴などを収納するが、剣道着と袴は重ねて収納できるスペースが確保できない場合が多く、剣道着と袴を分散収納する。
【0003】
特に女性は、別室で着替えるとき剣道着と袴を剣道具袋から取り出し携行するので、剣道着と袴を収納できる別のカバンを利用する。
【0004】
使用後の汗で濡れた剣道着と袴は剣道具袋へ入れ、使用後の汗に濡れた剣道着や袴で剣道防具に負担を掛けている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
以上のような剣道着や袴のカバンに次のような解決すべき課題があった。
【0006】
使用後の剣道着や袴は汗で濡れており、そのまま剣道具袋へ入れると、洗濯が難しい剣道防具に直接汗が触れ負担を掛け痛み易くなるため、汗で濡れた使用後の剣道着や袴と剣道具との衛生面と携行性の改善。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は以上のような点を解決するために次のような構成を採用する。
【0008】
剣道具袋の制約あるスペースでも従来の方法である剣道着と袴の入れる場所を分けるのと同じ効果が保てる2辺へ分割できる剣道着、袴を収納するカバン。
【0009】
通気性を保持し、内面に制菌・抗菌・防臭・消臭素材を使用するカバン。
【発明の効果】
【0010】
本発明の剣道着・袴のカバンは次のような効果がある。
【0011】
剣道具袋の制約あるスペースに収納できるので携行性が保てる。
【0012】
使用後の剣道着・袴の汗と剣道防具との直接接触を避けられ制菌・抗菌・防臭・消臭でき剣道防具への負担の軽減ができる。
【0013】
剣道着・袴を剣道具袋から同時に取り出せ携行できる。