【課題】キーワードに基づいて共通関心事ネットワークを形成することにより、ユーザがリアルタイムで他のユーザと情報を共有することができる情報共有システム及び情報共有法を提供する。
【解決手段】ユーザが入力したキーワードを受信し1210、キーワードの入力に応答して、キーワードと関連する共通関心事ネットワークが生成されているか否かを判断し1220、共通関心事ネットワークが存在しないことが判断されると、キーワードに関連する共通関心事ネットワークを生成し1230、キーワードを含む共通コンテンツを探索及び/又は生成し1240、共通コンテンツを前記共通関心事ネットワークにリアルタイムで提供する1250。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
キーワードに基づいて共通関心事ネットワークを形成することにより、ユーザがリアルタイムで情報を共有することができる空間を提供することを目的とする。
【0007】
共通関心事ネットワークで生成されたコンテンツをリアルタイムで選別してランキングを決める方法を提供することをさらなる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態に係る情報を共有する方法において、ユーザが入力したキーワードを受信し、前記キーワードの入力に応答して、前記キーワードと関連する共通関心事ネットワークが生成されているか否かを判断し、前記共通関心事ネットワークが存在しないことが判断されると、前記キーワードに関連する共通関心事ネットワークを生成し、前記キーワードを含む共通コンテンツを探索及び/又は生成し、前記共通コンテンツを前記共通関心事ネットワークにリアルタイムで提供することを含む。
【0009】
前記共通コンテンツを前記共通関心事ネットワークにリアルタイムで提供することは、前記共通関心事ネットワークに、前記ユーザが入力したキーワードに対応して探索された共通コンテンツおよび/又は前記ユーザがコンテンツ生成インターフェースを利用して生成した共通コンテンツを提供することを含んでもよい。
【0010】
前記共通コンテンツを前記共通関心事ネットワークにリアルタイムで提供することは、前記コンテンツ生成インターフェースを提供し、前記ユーザが前記コンテンツ生成インターフェースに入力したコンテンツ生成情報に基づいて前記共通コンテンツを生成して前記共通関心事ネットワークに提供することを含んでもよい。
【0011】
前記共通コンテンツを前記共通関心事ネットワークにリアルタイムで提供することは、前記共通コンテンツのうち、前記ユーザが選択した共通コンテンツに関する詳細ページを提供し、前記ユーザの意見を共有するように提供することを含んでもよい。
【0012】
前記共通コンテンツを前記共通関心事ネットワークにリアルタイムで提供することは、前記ユーザが選択した共通コンテンツの詳細ページに前記ユーザの意見を共有する意見共有インターフェースを提供し、前記ユーザが意見共有インターフェースに入力した意見を、前記詳細ページの一定の領域に前記共通コンテンツに関する情報と共に提供することを含んでもよい。
【0013】
前記共通コンテンツを前記共通関心事ネットワークにリアルタイムで提供することは、それぞれの前記共通コンテンツに対して前記共通コンテンツが生成された時間、前記共通コンテンツが消える時間、および前記共通コンテンツに対して前記ユーザが推薦した回数を提供することを含んでもよい。
【0014】
前記共通コンテンツを前記共通関心事ネットワークにリアルタイムで提供することは、それぞれの前記共通コンテンツに対し、前記共通コンテンツが提供された時間を基準として一定の速度で減少するゲージバーを提供することを含んでもよく、前記ゲージバーは、前記ユーザが入力したキーワードに対する共通コンテンツが作成される速度の増加に基づいて、一定基準以上の速度で減少してもよい。
【0015】
前記共通コンテンツを前記共通関心事ネットワークにリアルタイムで提供することは、前記共通コンテンツが消える時間が近付く間または前記共通コンテンツに対するゲージバーが減少する間に、前記ユーザが前記共通コンテンツに対する推薦を選択した場合、前記推薦された共通コンテンツを再度提供することを含んでもよい。
【0016】
前記共通コンテンツを前記共通関心事ネットワークにリアルタイムで提供することは、前記ユーザから入力されたキーワードに対応する検索結果を提供し、前記検索結果を含む検索結果領域のうちの一部の領域に、前記共通関心事ネットワークに該当する共通コンテンツをランキング順に提供することを含んでもよい。
【0017】
前記キーワードを含む共通コンテンツを探索することは、前記入力されたキーワードに対応する前記共通コンテンツが存在するか否かを判断し、前記探索された共通コンテンツから予め設定された基準に基づいて共通コンテンツを抽出することを含んでもよい。
【0018】
本発明の一実施形態に係るコンピュータシステムが情報を共有するように制御する命令(instruction)を含むコンピュータで読み取り可能な媒体であって、前記命令は、ユーザが入力したキーワードを受信し、前記キーワードの入力に応答して、前記キーワードと関連する共通関心事ネットワークが生成されているか否かを判断し、前記共通関心事ネットワークが存在しないことが判断されると、前記キーワードに関連する共通関心事ネットワークを生成し、前記キーワードを含む共通コンテンツを探索及び/又は生成し、および前記共通コンテンツを前記共通関心事ネットワークにリアルタイムで提供することを含む方法によって前記コンピュータシステムを制御してもよい。
【0019】
一実施形態に係る情報を共有するシステムであって、ユーザが入力したキーワードを受信する受信部、前記キーワードの入力に応答して、前記キーワードと関連する共通関心事ネットワークが生成されているか否かを判断する判断部、前記共通関心事ネットワークが存在しないことが判断されると、前記キーワードに関連する共通関心事ネットワークを生成する生成部、前記キーワードを含む共通コンテンツを探索する探索部、および前記探索された共通コンテンツ及び/又は生成した共通コンテンツを前記共通関心事ネットワークにリアルタイムで提供する提供部を備えてもよい。
【0020】
前記提供部は、コンテンツ生成インターフェースを提供し、前記ユーザが前記コンテンツ生成インターフェースに入力したコンテンツ生成情報に基づいて共通コンテンツを生成し、前記生成した共通コンテンツを前記共通関心事ネットワークに提供してもよい。
【0021】
前記提供部は、前記共通関心事ネットワークに提供された共通コンテンツのうち、前記ユーザが選択した共通コンテンツに関する詳細ページを提供し、前記ユーザの意見を共有するように提供してもよい。
【0022】
前記提供部は、前記ユーザが選択した共通コンテンツの詳細ページに前記ユーザの意見を共有する意見共有インターフェースを提供し、前記ユーザが意見共有インターフェースに入力した意見を、前記詳細ページの一定の領域に前記共通コンテンツに関する情報と共に提供してもよい。
【0023】
前記提供部は、それぞれの前記共通コンテンツに対して前記共通コンテンツが生成された時間、前記共通コンテンツが消える時間、および前記共通コンテンツに対して前記ユーザが推薦した回数を提供してもよい。
【0024】
前記提供部は、それぞれの前記共通コンテンツに対し、前記共通コンテンツが提供された時間を基準として一定の速度で減少するゲージバーを提供し、前記ゲージバーは、前記ユーザが入力したキーワードに対する共通コンテンツが作成される速度の増加に基づいて、一定基準以上の速度で減少してもよい。
【0025】
前記提供部は、前記共通コンテンツが消える時間が近付く間または前記共通コンテンツに対するゲージバーが減少する間に、前記ユーザが前記共通コンテンツに対する推薦を選択した場合、前記推薦された共通コンテンツを再度提供してもよい。
【0026】
前記提供部は、前記ユーザが入力したキーワードに対応する検索結果を提供し、前記検索結果を含む検索結果領域のうちの一部の領域に、前記共通関心事ネットワークに該当する共通コンテンツをランキング順に提供してもよい。
【0027】
前記探索部は、前記入力されたキーワードに対応する前記共通コンテンツが存在するか否かを判断し、前記探索された共通コンテンツから予め設定された基準に基づいて共通コンテンツを抽出してもよい。
【発明の効果】
【0028】
一実施形態に係る情報共有システムは、ユーザが入力したキーワードに基づいて共通関心事ネットワークを生成することにより、ユーザの関心事を共有することが可能な環境を提供することができる。これにより、情報共有システムは、共通関心事ネットワークを利用して誰にでも開かれた空間を提供することができ、即時性と直観性を兼ね備えた共通コンテンツを提供することができる。
【0029】
一実施形態に係る情報共有システムは、共通関心事ネットワークで生成された共通コンテンツをリアルタイムでランキング順に提供することにより、有益な情報の提供に寄与することができる。
【発明を実施するための形態】
【0031】
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照しながら詳しく説明する。
【0032】
図1において、情報共有システムとは、例えば、コンテンツ、ショッピング、検索、ニュース、およびSNSなどを包括したユーザの共通関心事ネットワーク環境を提供するためものである。情報共有システムは、検索サイトでショッピング、ニュース、および検索結果を提供するだけではなく、ユーザがSNSでやり取りした情報のように、共通関心事ネットワークを生成してリアルタイムで情報を共有できるように提供する。ここで、共通関心事ネットワークとは、ユーザが関心を持つキーワードに関する情報を取り交わすための仮想空間であって、リアルタイムでキーワードに関する情報を共有することができる環境を意味する。共通関心事ネットワークは、ユーザ端末の表示画面などの表示部を介してユーザに提供される。
【0033】
図2は、一実施形態における、情報共有システムの概括的な動作を説明するための図である。
【0034】
情報共有システム200とユーザ端末210は、ネットワーク220を介してデータを送受信してもよい。但し、ネットワークの構成は、
図2に示したものよりもさらに多い、又はさらに少ない要素、コネクション、および相互作用を含んでもよい。
【0035】
ネットワーク220は、データプロセッシングシステム、コンピュータ、サーバ、各種装置間の通信リンクを提供するために使用される媒体である。ネットワーク220は、情報共有システム200とユーザ端末210とが互いに通信するためにTCP/IP(Transmission Control Protocol Internet Protocol)プロトコルスイート(suite of protocols)を使用するネットワークおよびゲートウェイのワールドワイドコレクションであってもよい。一例として、ネットワーク220は、イントラネット、LAN(local area network)、またはWAN(wide area network)を含んでもよいし、その一部であってもよい。一例として、ネットワーク220は、インターネットの一部であってもよい。
【0036】
ユーザ端末210は、PC、ノート型パンコン、スマートフォン(smart phone)、タブレット(tablet)、ウェアラブルコンピュータ(wearable computer)などであって、情報共有システム200と関連するウェブ/モバイルサイトへの接続、またはサービス専用アプリケーションのインストールおよび実行が可能なすべての端末装置を意味してもよい。ここで、ユーザ端末210は、ウェブ/モバイルサイトまたは専用アプリケーションの制御下で、サービス画面の構成、データ入力、データ送受信、データ格納などのようなサービス全般の動作を実行する。
【0037】
情報共有システム200は、検索サービスを提供する検索プラットフォーム上に実現されてもよく、検索サービスを利用するクライアント(client)であるユーザ端末210を対象に、検索サイト上で共通関心事ネットワークを共有する環境を提供する。ここで、情報共有システム200は、検索サイト上にて、共通コンテンツに対するコンテンツの推薦、コンテンツ情報の共有機能などを提供してもよい。
【0038】
情報共有システム200は、検索サービスを提供する検索サーバ(図示せず)のプラットフォームに含まれる形態で実現されてもよいが、これに限定されることはなく、検索サーバとは別のシステムによって構築され、検索サーバとの連動によって共通関心事ネットワークを管理する形態で実現されることも可能である。さらに、情報共有システム200は、少なくとも一部の構成要素がユーザ端末210上にインストールされているアプリケーションの形態で実現されてもよいし、クライアント−サーバ環境でサービスを提供するプラットフォームに含まれる形態で実現されることも可能である。
【0039】
図3は、一実施形態における、情報共有システムの内部構成を説明するためのブロック図である。
【0040】
本実施形態における情報共有システム300は、プロセッサ310、バス320、ネットワークインターフェース330、メモリ340、およびデータベース350を備える。メモリ340は、オペレーティングシステム341およびサービス提供ルーチン342を含む。プロセッサ310は、受信部311、判断部312、生成部313、探索部314、および提供部315を含む。情報共有システム300の構成は、以上に述べた構成に限定されない。他の実施形態において、情報共有システム300は、
図3の構成要素よりもさらに多くの構成要素を備えてもよい。しかし、大部分の従来技術的な構成要素を明確に図に示す必要はない。例えば、情報共有システム300は、ディスプレイやトランシーバ(transceiver)のような他の構成要素を備えてもよい。
【0041】
メモリ340は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体であって、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)、およびディスクドライブのような永久大容量記録装置(permanent mass storage device)であってもよい。また、メモリ340には、オペレーティングシステム341およびサービス提供ルーチン342のためのプログラムコードが格納されていてもよい。このようなソフトウェア構成要素は、ドライブメカニズム(drive mechanism)(図示せず)を利用してメモリ340とは別のコンピュータで読み取り可能な記録媒体からロードされてもよい。このような別のコンピュータで読み取り可能な記録媒体は、フロッピー(登録商標)ドライブ、ディスク、テープ、DVD/CD−ROMドライブ、メモリカードなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体(図示せず)であってもよい。他の実施形態において、ソフトウェア構成要素は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体ではないネットワークインターフェース330を利用してメモリ340にロードされてもよい。
【0042】
バス320は、情報共有システム300の構成要素間の通信およびデータ送信を可能にする。バス320は、高速シリアルバス、パラレルバス、SAN(Storage Area Network)、および/または他の適切な通信技術を利用して構成されてもよい。
【0043】
ネットワークインターフェース330は、情報共有システム300をコンピュータネットワークに接続するためのコンピュータハードウェア構成要素である。ネットワークインターフェース330は、イーサネット(登録商標)カードのようなネットワークインターフェースカード、光送受信機、無線送受信機、あるいは情報を送受信することのできる任意の他のタイプのデバイスであってもよい。このようなネットワークインターフェースの他の例は、モバイルコンピューティングデバイスおよびUSB内のブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、3G、およびWi−Fiなどを含む無線機器であってもよい。一例において、コンピューティングデバイスは、サーバ、モバイルフォン、あるいは他のネットワーク化されたコンピューティングデバイスのような外部デバイスと無線で通信するためにネットワークインターフェース330を使用してもよい。ネットワークインターフェース330は、情報共有システム300を無線または有線接続を介してコンピュータネットワークに接続させてもよい。
【0044】
データベース350は、キーワードに対応する共通コンテンツ情報などを管理するために必要なすべての情報を格納および保持する。データベース350は、キーワードと関連する共通関心事ネットワークをリアルタイムで生成するために必要な情報を格納し、ユーザによって共通関心事ネットワークに形成された共通コンテンツを通じて共有される情報を格納してもよい。
図3では、情報共有システム300の内部にデータベース350を構築して含むものが示されているが、これに限定されることはなく、システムの実現方式や環境などに応じて省略されてもよいし、全体または一部のデータベースが別の他のシステム上に構築された外部データベースとして存在することも可能である。
【0045】
プロセッサ310は、基本的な計算、ロジック、および情報共有システム300の入出力演算を実行することにより、コンピュータプログラムの命令を処理するように構成される。命令は、メモリ340またはネットワークインターフェース330によって、バス320を介してプロセッサ310に提供されてよい。プロセッサ310は、受信部311、判断部312、生成部313、探索部314、および提供部315のためのプログラムコードを実行するように構成されてよい。このようなプログラムコードは、メモリ340のような記録装置に格納されてもよい。
【0046】
受信部311は、ユーザが入力したキーワードを受信する。
【0047】
判断部312は、キーワードの入力に応答し、キーワードと関連する共通関心事ネットワークが生成されているか否かを判断する。
【0048】
生成部313は、判断部312において共通関心事ネットワークが存在しないことが判断されると、キーワードに関連する共通関心事ネットワークを生成する。
【0049】
探索部314は、生成された共通関心事ネットワークに対応する共通コンテンツを提供するために、キーワードを含む共通コンテンツを探索してもよい。探索部314は、入力されたキーワードに対応する共通コンテンツが存在するか否かを判断し、探索された共通コンテンツから予め設定された基準に基づいて共通コンテンツを抽出してもよい。探索部314で予め設定された基準とは、共通コンテンツのキーワードへの関連度、共通コンテンツに含まれるキーワードの個数などであってもよい。例えば、探索部314は、キーワードを含むカテゴリに該当する共通コンテンツを探索し、探索された共通コンテンツのうちでキーワードへの関連度が最も高い、或いは、共通コンテンツにキーワードが最も多く含まれている共通コンテンツを抽出してもよい。
【0050】
提供部315は、探索された共通コンテンツを共通関心事ネットワークにリアルタイムで出力してもよい。提供部315は、共通関心事ネットワークに、ユーザが入力したキーワードに対応して探索された共通コンテンツおよび/又はユーザがコンテンツ生成インターフェースを利用して生成した共通コンテンツを提供してもよい。コンテンツ生成インターフェースは、共通関心事ネットワークで入力されたキーワードに対応する共通コンテンツを生成するためにユーザに提供される。提供部315は、コンテンツ生成インターフェースを提供し、ユーザがコンテンツ生成インターフェースに入力したコンテンツ生成情報に基づいて共通コンテンツを生成して共通関心事ネットワークに提供してもよい。
【0051】
提供部315は、共通関心事ネットワークに提供された共通コンテンツのうち、ユーザが選択した共通コンテンツに関する詳細ページを提供し、ユーザが意見を共有できるように提供してもよい。提供部315は、ユーザが選択した共通コンテンツの詳細ページに、ユーザの意見を共有する意見共有インターフェースを提供し、ユーザが意見共有インターフェースに入力した意見を、詳細ページの一定の領域に共通コンテンツに関する情報と共に提供してもよい。
【0052】
提供部315は、提供されたそれぞれの共通コンテンツに対して共通コンテンツが生成された時間、共通コンテンツが消える時間、および共通コンテンツに対してユーザが推薦した回数を提供してもよい。提供部315は、それぞれの共通コンテンツに対し、共通コンテンツが表示された時間を基準として一定の速度で減少していくゲージバーを提供してもよい。
【0053】
提供部315は、共通コンテンツが消える時間が近付く間または共通コンテンツに対するゲージバーが減少する間に、ユーザが共通コンテンツに対する推薦を選択した場合、推薦された共通コンテンツを共通関心事ネットワークに再度提供してもよい。即ち、推薦された共通コンテンツは、ユーザ端末の表示部に再表示されてもよい。
【0054】
提供部315は、ユーザが入力したキーワードに対応する検索結果を提供し、検索結果を含む検索結果領域のうちの一部の領域に、共通関心事ネットワークに対応する共通コンテンツをランキング順に提供してもよい。
【0055】
図4〜
図6は、一実施形態における、情報共有システムでキーワードに基づいて共通関心事ネットワークが動作することを説明するための図である。
【0056】
情報共有システムは、インターネットポータルサイトのようなインターネット検索を提供するサイトにおいてキーワードに関連する共通関心事ネットワークを生成し、ユーザがリアルタイムで情報を共有することができる環境を提供してもよい。さらに、情報共有システムは、メッセンジャーサービスを提供するメッセンジャーアプリケーションにおいてキーワードに関連する共通関心事ネットワークを生成し、ユーザがリアルタイムで情報を共有することができる環境を提供してもよい。
【0057】
図4において、ユーザが検索ウィンドウ411に「AA」というキーワード410を入力したと仮定する。情報共有システムは、ユーザが入力した「AA」というキーワード410を受信して、「AA」というキーワード410に関する共通関心事ネットワーク420が生成されているかを判断する。情報共有システムは、「AA」というキーワード410に関連する共通関心事ネットワーク420が生成されている場合には、共通関心事ネットワーク420に対応する共通コンテンツを提供するために、「AA」というキーワード410を含む共通コンテンツを探索してもよい。また、情報共有システムは、「AA」というキーワード410に関連する共通関心事ネットワーク420が生成されていない場合には、「AA」というキーワード410に関する共通関心事ネットワーク420を生成した後、ユーザが「AA」というキーワード410に対応する共通コンテンツを生成することができるコンテンツ生成インターフェースを提供してもよい。情報共有システムは、探索された共通コンテンツを共通関心事ネットワーク420にリアルタイムで提供してもよい。ここで、「AA」というキーワード410を含む共通コンテンツは、領域430にリアルタイムで提供されてもよい。
【0058】
また、上述したように、情報共有システムは、メッセンジャーアプリケーションでキーワードに関連する共通関心事ネットワークを形成してもよく、ユーザが情報を共有できるように提供してもよい。例えば、ユーザがメッセンジャーアプリケーションに、現在中継されている「サッカーの試合」という特定のキーワードを入力すると、情報共有システムは、ユーザが入力した「サッカーの試合」に対するチャットルームあるいはコメントルームを生成することによって共通関心事ネットワークを形成してもよい。ユーザは、メッセンジャーアプリケーションで生成された「サッカーの試合」という共通関心事ネットワークを利用することにより、「サッカーの試合」に関する情報をリアルタイムで共有できるようになる。
【0059】
情報共有システムは、検索サイトの別途のタブ、例えば、共通関心事ネットワークタブを提供してもよく、共通関心事ネットワークタブを利用することにより、ユーザがキーワードに対応する共通コンテンツを生成し、情報を共有することができる環境を提供してもよい。また、情報共有システムは、共通関心事ネットワークを提供するサイトまたはアプリケーションを提供することにより、共通コンテンツを生成し、情報を共有することができる環境を提供してもよい。
【0060】
図5は、「AA」というキーワード510を含む共通コンテンツが共通関心事ネットワーク520に提供された例を示したものである
図4を参照して説明したように、共通コンテンツは領域530に提供されてもよい。共通関心事ネットワーク520に提供された共通コンテンツのそれぞれには、共通コンテンツが生成された時間540、共通コンテンツが消える時間550、および共通コンテンツに対してユーザが推薦した回数560などが提供されてもよい。「AA」というキーワード510に対して複数の共通コンテンツが領域530に提供されてもよい。ここで、「AA」というキーワード510に対する第1共通コンテンツ570について説明する。第1共通コンテンツ570が生成された時間として2014年12月16日午後3時10分、第1共通コンテンツ570が消える時間として9分40秒後、第1共通コンテンツ570に対して推薦された回数として0(
図5では復活回数と表記)が表示されてもよい。
【0061】
さらに、情報共有システムは、共通コンテンツが消える時間を、例えば、ゲージバー形態で提供してもよい。ここで、ゲージバーは、時間自体は表示しないが、一定基準の速度で減少する形態を有してもよい。このとき、情報共有システムは、ユーザが特定のキーワードに対応する共通コンテンツを生成する速度の増加に基づき、ゲージバーが一定基準の速度よりも速い速度で減少させてもよく、一定基準の速度よりも遅い速度で減少させてもよい。
図5において、復活回数は、ユーザが共通コンテンツを選択したり推薦したりすることにより、共通コンテンツを再表示させた回数を示す。ここで、情報共有システムは、ユーザによって新たに生成された共有コンテンツが推薦数の高い共通コンテンツと共に提供されるように、領域530に新たに生成された共有コンテンツだけが提供される一部の領域を提供してもよい。
【0062】
一実施形態に係る情報共有システムは、共通関心事ネットワークアプリケーションを利用してキーワード別の人気リストをユーザに提供することができ、ユーザが入力したキーワードに基づいてユーザが情報を共有できるようにすることができる。
【0063】
図6を参照すると、情報共有システムでは、「AA」というキーワードに基づいて提供される共通コンテンツに対し、共通コンテンツが生成された時間の比較にしたがってランキング順位をつけている。
【0064】
例えば、情報共有システムにおいて、「AA」というキーワードに基づいて入力された共通コンテンツは、ここ最近に共通コンテンツが生成された時間順に提供されてもよい。ここで、生成された共通コンテンツが他のユーザによって推薦された場合には、共通関心事ネットワークの上位に再度提供されてもよい。「AA」というキーワードに対する共通コンテンツが生成された時間として、2014年12月16日午後3時10分に生成された第1共通コンテンツ610と、2014年12月16日午後8時に生成された第2共通コンテンツ620があると仮定する。これによると、第2共通コンテンツ620が第1共通コンテンツ610よりも上位に表示されてもよい。このとき、第1共通コンテンツ610の推薦回数(復活回数)が第2共通コンテンツ620よりも多い場合には、第1共通コンテンツ610が第2共通コンテンツ620よりも上位に表示されてもよい。
【0065】
一実施形態に係る情報共有システムは、共通コンテンツが生成された時間または推薦回数(復活回数)にしたがって表示される位置を変化させることができ、この他にも多様な基準にしたがって共通コンテンツの表示順位を変動させてもよい。
【0066】
図7〜
図8は、一実施形態における、情報共有システムの共通コンテンツを通じて情報を共有することを説明するための図である。
【0067】
図7を参照すると、情報共有システムは、ユーザ730が共通コンテンツを選択720したことにより、選択された共通コンテンツに対する意見共有インターフェースを提供してもよい。情報共有システムは、選択された共通コンテンツに関する情報を提供すると同時に、選択された共通コンテンツに対する意見共有インターフェースを提供してもよい。このとき、情報共有システムは、ユーザ730が意見共有インターフェースに入力した意見を、共通コンテンツの詳細ページの一定の領域に、共通コンテンツに関する情報と共に提供してもよい。
【0068】
情報共有システムは、「AA」というキーワードに関連する共通関心事ネットワークに出力された共通コンテンツを提供してもよい。ユーザ730が、共通関心事ネットワークに出力された共通コンテンツのうち、第1共通コンテンツ710を選択720したと仮定する。情報共有システムは、第1共通コンテンツ710に関する詳細ページを提供してもよい。ここで、第1共通コンテンツ710に関する詳細ページには、第1共通コンテンツ710に関する情報と共に、意見を共有することができるインターフェースが提供されてもよい。
【0069】
図8を参照すると、情報共有システムは、キーワードに関連する共通関心事ネットワークに出力された共通コンテンツのうち、ユーザから共通コンテンツが選択されることにより、選択された共通コンテンツに関する詳細ページ810を提供してもよい。
【0070】
例えば、
図7で説明したように、「AA」というキーワード710に対する共通コンテンツのうち、第1共通コンテンツ710が選択720されると、
図8に示すように第1共通コンテンツ710に関する詳細ページ810が提供される。詳細ページ810には、キーワード「AA」に関する情報を提供する情報領域820、提供された情報に対する意見を共有することができる入力ウィンドウ830、入力された意見を表示する意見共有ウィンドウ831、および提供された情報または意見などを推薦することができるおすすめボタン840などが提供されてもよい。ここで、意見共有ウィンドウ831は、ユーザが自由に意見を共有できるように提供することにより、リアルタイムで状況に応じた情報を共有できるようになる。
【0071】
例えば、情報共有システムが、現在放映されているドラマ「D」に対する共通関心事ネットワークを生成したと仮定する。ドラマ「D」に対する共通関心事ネットワークには、ドラマ「D」の内容、ドラマ「D」に登場する登場人物などのような多様な共通コンテンツが存在するようになる。ユーザが、ドラマ「D」に関する共通関心事ネットワークを利用して登場人物「E」が着用している服に対して共通コンテンツを生成したとする。情報共有システムは、ユーザが最初に入力した登場人物「E」が着用している服に関する情報を提供してもよく、登場人物「E」が着用している服に関する詳細ページ810で、ユーザ間にてリアルタイムで、登場人物「E」が着用している服、靴、髪型なども共有できるようになる。
【0072】
図9〜
図10は、一実施形態における、情報共有システムで共通コンテンツを生成することを説明するための図である。
【0073】
情報共有システムは、ユーザが入力したキーワードを受信し、キーワードと関連する共通関心事ネットワークが生成されていないことが判断されると、入力されたキーワードに関連する共通関心事ネットワーク920を生成する。情報共有システムは、共通関心事ネットワーク920で入力されたキーワードに対応する共通コンテンツを生成するためのコンテンツ生成インターフェース930を提供してもよい。
【0074】
例えば、ユーザが情報共有システムの検索ウィンドウ911に「BB」というキーワード910を入力したと仮定する。情報共有システムは、「BB」というキーワード910に関連する共通関心事ネットワークが生成されているかを判断し、「BB」というキーワード910と関連する共通関心事ネットワークが生成されていない場合、「BB」というキーワード910に関連する共通関心事ネットワーク920を生成してもよい。情報共有システムは、「BB」というキーワード910に対応する共通コンテンツを生成するコンテンツ生成インターフェース(
図9においては、「コンテンツ生成」と表示)930を提供してもよい。
【0075】
図10を参照すると、情報共有システムは、キーワードに基づいた共通関心事ネットワークにコンテンツ生成インターフェースを提供し、ユーザがコンテンツ生成インターフェースに入力したコンテンツ生成情報に基づいて共通コンテンツを生成して共通関心事ネットワークに提供してもよい。
【0076】
例えば、情報共有システムは、「BB」というキーワード910に対応する共通コンテンツを生成するコンテンツ生成インターフェース(
図10において、「コンテンツ生成」と表示)を提供してもよい。ユーザ1020は、コンテンツ生成インターフェースを選択1010してもよく、情報共有システムは、ユーザ1020がコンテンツ生成インターフェースが選択1010されたことにより、共通コンテンツを生成するためのインターフェースを提供してもよい。ここで、ユーザがコンテンツ生成インターフェースにキーワードに関する情報および意見などを入力することによって共通コンテンツ1030が生成され、「BB」というキーワードに関連する共通関心事ネットワークに、ユーザが生成した共通コンテンツ1030が
図10のように提供されてもよい。同じように、コンテンツ生成インターフェースを利用して生成された共通コンテンツ1030にも、共通コンテンツが生成された時間、共通コンテンツが消える時間、共通コンテンツに対してユーザが推薦した回数などが共に提供されてもよい。
【0077】
図11は、一実施形態における、情報共有システムでキーワードに基づいて共通関心事ネットワークが動作するさらに他の例を示した図である。
【0078】
情報共有システムは、ユーザが入力したキーワードに対応する検索結果を提供し、検索結果に含まれる検索結果領域のうちの一部の領域に、共通関心事ネットワークに該当する共通コンテンツをランキング順に提供してもよい。
【0079】
例えば、情報共有システムにおいて、ユーザから「AA」というキーワードが入力されたと仮定する。情報共有システムは、「AA」というキーワードに対応する全体検索結果を提供すると同時に、「AA」というキーワードに関連する共通関心事ネットワーク領域1110には、「AA」というキーワードに対応する共通コンテンツを提供してもよい。さらに、情報共有システムは、「AA」というキーワードに対応するニュース、「AA」というキーワードに対応するブログ、「AA」というキーワードに対応するグループコメントなどを領域1120に提供してもよい。ここで、「AA」というキーワードに関する共通関心事ネットワーク領域1110に提供される共通コンテンツは、ランキング順に提供されてもよい。このとき、ランキングは、予め設定された基準、例えば、共通コンテンツが生成された時間、生成された共通コンテンツに対する推薦数などに基づいて順位が決められてもよく、決められた順位にしたがって全体検索結果に提供されてもよい。
【0080】
情報共有システムにおいて、全体検索結果を提供するウィンドウに提供される共通関心事ネットワーク領域1110は、例えば、1位、2位、および3位の共通コンテンツだけが表示されるため、共通関心事ネットワークに形成された「AA」というキーワードに対する4位以下の共通コンテンツは表示されない。そこで、共通関心事ネットワークへ移動することができるインターフェースを提供してもよい。
図11に示すように「Cへ移動」と示されたインターフェース1130を選択することによって共通関心事ネットワークに移動し、4位以下の共通コンテンツが閲覧できるようにしてもよい。
【0081】
一実施形態に係る情報共有システムは、共通コンテンツが作成された直後に提供するため、リアルタイムでユーザの反応を判断することができ、リアルタイムで提供された共通コンテンツによって透明性のある現在の状況情報を提供することができる。さらに、情報共有システムは、共通コンテンツの表示時間が限定されているため、供給者の立場では検索画面を効率的に使用することができ、ユーザの立場ではユーザが生成した共通コンテンツを維持させるための機会を提供することができる。
【0082】
一実施形態に係る情報共有システムは、ユーザが生成した共通コンテンツが推薦されることによって再度提供されるという特徴に基づいてユーザに興味を誘発させることにより、他のユーザを流入させることができる。
【0083】
図12〜
図13は、一実施形態に係る情報共有システムの情報共有方法を説明するためのフローチャートである。
【0084】
ステップ1210で、情報共有システムは、ユーザが入力したキーワードを受信する。
【0085】
ステップ1220で、情報共有システムは、ユーザが入力したキーワードと関連する共通関心事ネットワークが存在するか否かを判断する。ここで、情報共有システムは、キーワードと関連する共通関心事ネットワークが存在する場合には、キーワードを含む共通コンテンツを探索し(1240)、キーワードと関連する共通関心事ネットワークが存在しない場合には、キーワードに関連する共通関心事ネットワークを生成する(1230)。
【0086】
ステップ1240で、情報共有システムは、生成された共通関心事ネットワークに共通コンテンツを提供するために、キーワードを含む共通コンテンツを探索する。例えば、情報共有システムは、キーワードを含む共通コンテンツを予め設定された基準に基づいて抽出してもよい。ここで、キーワードに対応する共通コンテンツが存在しない場合には、
図13に示すように、情報共有システムは、コンテンツ生成インターフェースを提供し(1310)、ユーザがコンテンツ生成インターフェースに入力したコンテンツ生成情報に基づいて共通コンテンツを生成する(1320)。ここで、情報共有システムは、入力されたキーワードに対応する共通コンテンツが存在しない場合だけではなく、入力されたキーワードに対応する共通コンテンツが存在する場合にも、コンテンツ生成インターフェースを提供してもよい。例えば、ユーザが入力したキーワードに対するさらに他の共通コンテンツを生成したい場合に備えて共通コンテンツ生成インターフェースを提供してもよい。
【0087】
ステップ1250で、情報共有システムは、探索された共通コンテンツを共通関心事ネットワークにリアルタイムで提供してもよい。
【0088】
ステップ1260で、情報共有システムは、予め設定された時間内にユーザから共通コンテンツが推薦されたか否かを判断する。ここで、情報共有システムは、それぞれの共通コンテンツに対する予め設定された時間内にユーザから推薦がなされた場合には、推薦された共通コンテンツを共通関心事ネットワークに再度提供してもよく、予め設定された時間内に共通コンテンツが推薦されなかった場合には、当該プロセスを終了する。
【0089】
図14は、本発明の一実施形態におけるコンピュータシステムの内部構成の一例を説明するためのブロック図である。
【0090】
図14に示すように、コンピュータシステム1400は、少なくとも1つのプロセッサ1410、メモリ1420、周辺装置インターフェース(peripheral interface)1430、入力/出力サブシステム(I/O subsystem)1440、電力回路1450、および通信回路1460を備える。ここで、コンピュータシステム1400は、ユーザ端末に該当してよい。
【0091】
メモリ1420は、一例として、高速RAM、磁気ディスク、SRAM、DRAM、ROM、フラッシュメモリ、または不揮発性メモリであってもよい。メモリ1420は、コンピュータシステム1400の動作に必要なソフトウェアモジュール、命令語集合、またはその他にも多様なデータを含んでもよい。ここで、プロセッサ1410や周辺装置インターフェース1430などの他のコンポーネントからメモリ1420へのアクセスは、プロセッサ1410によって制御される。
【0092】
周辺装置インターフェース1430は、コンピュータシステム1400の入力周辺装置および/または出力周辺装置をプロセッサ1410およびメモリ1420に接続させる。プロセッサ1410は、メモリ1420に格納されたソフトウェアモジュールまたは命令語集合を実行し、コンピュータシステム1400のための多様な機能を実行してデータを処理する。
【0093】
入力/出力サブシステム1440は、多様な入力/出力周辺装置を周辺装置インターフェース1430に接続させる。例えば、入力/出力サブシステム1440は、モニタやキーボード、マウス、プリンタ、または必要に応じてタッチスクリーンやセンサなどの周辺装置を周辺装置インターフェース1430に接続させるためのコントローラを含んでよい。他の形態によると、入力/出力周辺装置は、入力/出力サブシステム1440を介さずに周辺装置インターフェース1430に接続されてもよい。
【0094】
電力回路1450は、端末機のコンポーネントの全部または一部に電力を供給する。例えば、電力回路1450は、電力管理システム、バッテリや交流(AC)などのような1つ以上の電源、充電システム、停電検出回路(power failure detection circuit)、電力変換器やインバータ、電力状態表示子、または電力生成、管理、分配のための任意の他のコンポーネントを含んでもよい。
【0095】
通信回路1460は、少なくとも1つの外部ポートを利用して他のコンピュータシステムとの通信を可能にしてもよい。または、上述したように、必要に応じて、通信回路1460はRF回路を含み、電磁信号(electromagnetic signal)とも知られているRF信号を送受信することにより、他のコンピュータシステムとの通信を可能にしてもよい。
【0096】
このような
図14の実施形態は、コンピュータシステム1400の一例に過ぎず、コンピュータシステム1400は、
図14に示されたコンポーネントの一部が除去されてもよいし、
図14には示されていない追加のコンポーネントをさらに備えてもよいし、2つ以上のコンポーネントを接続させる構成または配置を有してもよい。例えば、モバイル環境の通信端末のためのコンピュータシステムは、
図14に示されたコンポーネントの他にも、タッチスクリーンやセンサなどをさらに備えてもよく、通信回路1460には、多様な通信方式(WiFi(登録商標)、3G、LTE、Bluetooth(登録商標)、NFC、Zigbee(登録商標)など)のRF通信のための回路が備えられてもよい。コンピュータシステム1400に備わるコンポーネントは、1つ以上の信号処理またはアプリケーションに特化した集積回路を含むハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアとソフトウェアとの組み合わせによって実現されてもよい。
【0097】
本発明の実施形態に係る方法は、多様なコンピュータシステムによって実行可能なプログラム命令の形態で実現され、コンピュータで読み取り可能な媒体に記録されてもよい。特に、本実施形態に係るプログラムは、PC基盤のプログラムまたはモバイル端末専用のアプリケーションで構成されてもよい。本発明が適用されるメッセンジャアプリは、独立に動作するプログラム形態で実現されてもよいし、特定のアプリケーションのイン−アプリ(in−app)形態で構成され、前記特定のアプリケーション上で動作可能なように実現されてもよい。また、このようなアプリケーションは、ファイル配布システムが提供するファイルによってユーザ端末機にインストールされてもよい。一例として、ファイル配布システムは、ユーザ端末機の要請に応じて前記ファイルを送信するファイル送信部(図示せず)を備えてもよい。
【0098】
このように、実施形態に係る情報共有システムは、キーワードに基づく共通関心事ネットワークを土台として共通コンテンツを生成して提供することにより、より迅速にリアルタイムで情報を共有することができる。さらに、情報共有システムは、共通関心事ネットワークを利用することにより、ユーザ間に主観的かつ率直な情報共有を成立させることができる。
【0099】
上述した装置は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、および/またはハードウェア構成要素とソフトウェア構成要素との組み合わせによって実現されてもよい。例えば、実施形態で説明された装置および構成要素は、例えば、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor)、マイクロコンピュータ、FPA(field programmable array)、PLU(programmable logic unit)、マイクロプロセッサ、または命令を実行して応答することができる様々な装置といった、1つ以上の汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータを利用して実現されてもよい。処理装置は、オペレーティングシステム(OS)およびOS上で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーションを実行してもよい。また、処理装置は、ソフトウェアの実行に応答して、データにアクセスし、データを格納、操作、処理、および生成してもよい。理解の便宜のために、1つの処理装置が使用されるとして説明される場合もあるが、当業者は、処理装置が複数の処理要素(processing element)および/または複数種類の処理要素を含んでもよいことが理解できるであろう。例えば、処理装置は、複数のプロセッサまたは1つのプロセッサおよび1つのコントローラを含んでもよい。また、並列プロセッサ(parallel processor)のような、他の処理構成(processing configuration)も可能である。
【0100】
ソフトウェアは、コンピュータプログラム、コード、命令、またはこれらのうちの1つ以上の組み合わせを含んでもよく、所望するとおりに動作するように処理装置を構成してもよく、独立的または集合的に(collectively)処理装置に命令してもよい。ソフトウェアおよび/またはデータは、処理装置に基づいて解釈されたり、処理装置に命令またはデータを提供したりするために、ある種類の機械、コンポーネント、物理装置、仮想装置(virtual equipment)、コンピュータ格納媒体または装置、または送信される信号波(signal wave)に永久的または一時的に具現化(embody)されてもよい。ソフトウェアは、ネットワークによって接続されたコンピュータシステム上に分散され、分散された態様で格納されて実行されてもよい。ソフトウェアおよびデータは、1つ以上のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されてもよい。
【0101】
実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段によって実行可能なプログラム命令の形態で実現されてコンピュータで読み取り可能な媒体に記録されてもよい。前記コンピュータで読み取り可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独でまたは組み合わせて含んでもよい。前記媒体に記録されるプログラム命令は、実施形態のために特別に設計されて構成されたものであってもよいし、コンピュータソフトウェア当業者に公知な使用可能なものであってもよい。コンピュータで読み取り可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光媒体、フロプティカルディスク(floptical disk)のような光磁気媒体、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を格納して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令の例は、コンパイラによって生成されるもののような機械語コードだけではなく、インタプリタなどを使用してコンピュータによって実行される高級言語コードを含む。上述したハードウェア装置は、実施形態の動作を実行するために1つ以上のソフトウェアモジュールとして動作するように構成されてもよく、その逆も同じである。
【0102】
以上のように、実施形態を、限定された実施形態と図面に基づいて説明したが、当業者であれば、上述した記載から多様な修正および変形が可能である。例えば、説明された技術が、説明された方法とは異なる順序で実行されたり、及び/又は、説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が、説明された方法とは異なる形態で接続されたりまたは組み合わされたり、他の構成要素または均等物によって対置されたり置換されたとしても、適切な結果を達成することができる。
【0103】
したがって、異なる実施形態であっても、特許請求の範囲と均等なものであれば、添付される特許請求の範囲に属する。