特開2016-177531IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

デバイスクラスとしてHID(Human Interface Devices)を有するデバイスを内蔵した無停電電源装置(Uninterruptible Power Supply、以後、“UPS”と略称する)に対してHID_USB(Universal Serial Bus)通信を用いて双方向の通信を可能としたUPS管理装置及び方法に関する。特に、UPSをホスト(例.サーバやPC等)が管理するに際して、デバイスクラスとしてHIDを有するデバイスを内蔵したUPSの状態監視や設定などの情報(制御情報)を通信するに際し、従来のRS-232C(COMポート)通信等に代わってHID_USB通信のみを用いて通信可能にするUPS管理装置及び方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】UPS管理装置がHIDクラスのデバイスを内蔵するUPSの状態監視や設定などを行う場合、アプリケーションがUPS管理装置のOSに標準に含まれるUSBドライバを使用してUSB通信するだけでUPSの状態監視や設定などの情報通信を可能にすること。
【解決手段】UPS管理装置20は、UPS10に接続されたデバイスの諸元情報を示す全デバイス共通の“デバイスリクエスト”をUPS10にエンドポイント0(11)を介して送信する。HIDクラスのデバイス10は、エンドポイント0(11)を使ってUPS管理装置20に応答を返し、その応答の中にUPS管理装置20との通信で使用するエンドポイントの情報を返す。その上でエンドポイント14を使って、UPS管理装置20にコントロール転送による通信を使用することを知らせるとともに当該転送方式に使用される別のエンドポイント15を用いてUPSの状態監視や設定などの情報をやりとりする。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

上述したように従来では、デバイスクラスに定義されていないデバイス(標準的でないデバイス)にUSBを実装した場合に、そのデバイスとUSB通信を行うためには、ホスト側のドライバソフトウェアとアプリケーションソフトウェアの両方を作成する必要があった。 ドライバソフトウェアは、Operating Systemが使う部分であるため、Operating Systemがバージョンアップされるたびにドライバが正しく動作するかの確認が必要となる。したがって十分な動作確認・評価を実施してからでないと使うことができない。そのため、ドライバソフトウェアの作成には大きなコスト及び時間を要するという課題があった。 また、デバイスクラスに定義されているHID(Human Interface Devices)のような標準的なデバイスとして作成した場合であっても、産業分野によっては、実際の製品用途とは合わないことが多く、そのまま利用できることが少ない。 さらに、デバイスクラスに定義されていても、ホスト側に予めドライバ(ソフトウェア)が準備されていないデバイスも多く、Communication クラスがCOMポートなどのシリアル通信は、標準的なドライバ(ソフトウェア)では使用することができないため、各デバイスメーカーがドライバ(ソフトウェア)も合わせて提供しなければならないといった課題がある。 以上のように近年ではUSBポート(USB通信ポート)が主流となりつつあるが、ドライバ(ソフトウェア)やアプリケーション(ソフトウェア)も合わせて作成して提供する必要があるため、製品開発、運用、保守において多くの時間と費用が掛かってしまうという課題がある。 そこで本発明の目的は、UPS管理装置がHIDクラスのデバイスを内蔵するUPSの状態監視や設定などを行う場合、アプリケーションがUPS管理装置のOSに標準に含まれるUSBドライバを使用してUSB通信するだけでUPSの状態監視や設定などの情報通信を可能にするUPS管理装置を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決するために請求項1に記載のUPS管理装置に係る発明は、 HID_USB通信を用いて、HIDクラスのデバイスを内蔵するUPSを管理するUPS管理装置であって、該UPS管理装置は、 一つの汎用のUSBドライバと、 一つの前記汎用のUSBドライバにアクセスするアプリケーションと、 を備え、 前記UPSは、実装するUSBデバイス構成として、 コンフィグレーション・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、UPS管理装置がHIDクラスのデバイスを内蔵するUPSの状態監視や設定などを行う場合、アプリケーションがUPS管理装置のOSに標準に含まれるUSBドライバを使用してUSB通信するだけでUPSの状態監視や設定などの情報通信を行うことができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明のHID_USB通信を用いたUPS管理装置の構成例を示す図である。

【図2】本発明のUPSの構成例を示す図である。

【図3】図2に示したUSB通信カード(オプション)の構成拡大図である。

【図4】本発明のHID_USB通信を用いたUPS管理装置がUPSの電源管理を行う場合の相互間の対応関係を示す図である。

【図5】従来のRS-232C(COMポート)通信を用いたUPS管理装置の構成例を示す図である。

【図6】図5に示した従来のRS-232C通信を用いたUPS管理装置がUPSの電源管理を行う場合の相互間の対応関係を示す図である。

【図7】USBを用いた従来のUPS管理装置の構成例(その1)を示す図である。

【図8】USBを用いた従来のUPS管理装置の構成例(その2)を示す図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 無停電電源装置(UPS)   2 カードスロット   3 USB通信カード(オプション)   4 制御コントローラ部   3-1 インタフェース(電源用)   3-2 インタフェース(通信用)   3-3 CPU(Central Processing Unit)   3-4 RAM(Random Access Memory)   3-5 USBデバイスコントローラ   3-6 USBコネクタポート(USB通信ポート)   10 UPS   11 エンドポイント0   12 コンフィグレーション   13 インタフェース0   14 転送方式を定義するエンドポイント   15 転送時に使用されるエンドポイント   20 UPS管理装置   30 operating systemが使う部分   31 USBドライバ(汎用部)   40 ユーザ(user)が使う部分   41 アプリケーション

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