特開2016-182330(P2016-182330A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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▶ ブライアン カルアナの特許一覧

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  • 特開2016182330-改良されたマッサージベッド 図000003
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2016-182330(P2016-182330A)
(43)【公開日】2016年10月20日
(54)【発明の名称】改良されたマッサージベッド
(51)【国際特許分類】
   A61G 13/00 20060101AFI20160926BHJP
【FI】
   A61G13/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
【全頁数】5
(21)【出願番号】特願2016-41737(P2016-41737)
(22)【出願日】2016年3月4日
(31)【優先権主張番号】2015100388
(32)【優先日】2015年3月26日
(33)【優先権主張国】AU
(71)【出願人】
【識別番号】516067106
【氏名又は名称】ブライアン カルアナ
【氏名又は名称原語表記】Brian Caruana
(74)【代理人】
【識別番号】100180781
【弁理士】
【氏名又は名称】安達 友和
(72)【発明者】
【氏名】ブライアン カルアナ
【テーマコード(参考)】
4C341
【Fターム(参考)】
4C341MM17
4C341MN03
(57)【要約】      (修正有)
【課題】マッサージベッドのシートの硬さで患者の背中に力を入れると痛くて耐えらなく、更に損傷を引き起こすことがないマッサージベッドを提供する。
【解決手段】ヘッド部1、シート2、接続部4、ベッド脚部、分離部分3、バネ蝶番が含まれ、ヘッド部は接続部によってシートに連結固定され、シートはベッド脚部が取り付けられ、シートの中央に分離部分があり、分離部分はシートに連結され、分離部分の底面はバネ蝶番によってシートの底面の縁部に接続される構成とする。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
改良されたマッサージベッドであって、ヘッド部(1)と、シート(2)と、接続部(4)と、ベッド脚部(5)とを含み、更に分離部分(3)と、バネ蝶番(6)とを含み、
前記ヘッド部(1)は前記接続部(4)を介して前記シート(2)に連結固定され、前記シート(2)は前記ベッド脚部(5)が取り付けられており、前記シート(2)の中央に前記分離部分(3)があり、前記分離部分(3)はシート(2)に連結し、前記分離部分(3)の底面は前記バネ蝶番(6)によって前記シート(2)の底面の縁部に接続する、改良されたマッサージベッド。
【請求項2】
前記ヘッド部(1)の中央に凹部(7)がある、請求項1に記載の改良されたマッサージベッド。
【請求項3】
前記凹部(7)が円形である、請求項2に記載の改良されたマッサージベッド。
【請求項4】
前記凹部(7)が線形である、請求項2に記載の改良されたマッサージベッド。
【請求項5】
前記バネ蝶番(6)が四つある、請求項1に記載の改良されたマッサージベッド。
【請求項6】
前記接続部(4)が弾性材料である、請求項1に記載の改良されたマッサージベッド。
【請求項7】
前記バネ蝶番(6)が、調節可能なバネを有する、請求項1に記載の改良されたマッサージベッド。
【請求項8】
前記ヘッド部(1)が円形である、請求項1に記載の改良されたマッサージベッド。
【請求項9】
前記ヘッド部(1)が長方形である、請求項1に記載の改良されたマッサージベッド。
【請求項10】
前記ヘッド部(1)が弾性を有する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の改良されたマッサージベッド。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はマッサージベッドに関し、特に改良されたマッサージベッドに関する。
【背景技術】
【0002】
事務室で働いているサラリーマンは、背中と首筋の痛みで悩んでいることがあるので、その痛みが和らぐために脊椎マッサージが必要である。硬い筋肉がリラックスするように、マッサージ師が大きな力で治療を行う。患者が頭を伏せ、マッサージベッドに横になり、脊椎と肩を普通の位置に調節する。
【0003】
従来のマッサージベッドはいくつかの水平方向分離部分があり、図1図2のように示される。マッサージベッドは、患者の脊椎によって分離部分が上がり、マッサージ師が患者の背中に力を入れる。シートが硬くて力を和らげることができないせいで、患者が痛くて耐えらなく、更にひどい損傷が起こることがある。
【0004】
この従来のシートデザインが患者の脊椎に損傷を引き起こしやすく、さらに患者の背中の一部が上げられた分離面に触れ合って治療されるので、単なるマッサージ師が患者の背中と脊椎を回すと、他の患部を治療することができる。
【発明の概要】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明は改良されたマッサージベッドを開示する。ヘッド部1、シート2、分離部分3、接続部4、ベッド脚部5、バネ蝶番6が含まれている。
【0006】
上記ヘッド部1は接続部4によってシート2に連結して固定する。上記シート2はベッド脚部5が取り付けられている。上記シート2の中央に分離部分3がある。上記分離部分3はシート2に連結する。上記分離部分3の底面はバネ蝶番6によってシート2の底面の縁部に接続する。
【0007】
最適な選択は上記ヘッド部1の中央に凹部7がある。
【0008】
最適な選択は上記凹部7が円形である。
【0009】
最適な選択は上記凹部7が線形である。
【0010】
最適な選択は上記バネ蝶番6が四つがある。
【0011】
最適な選択は上記接続部4が弾性材料である。
【0012】
最適な選択は上記バネ蝶番6が調節できるバネである。
【0013】
最適な選択は上記ヘッド部1が円形である。
【0014】
最適な選択は上記ヘッド部1が長方形である。
【発明の効果】
【0015】
本発明の構造が簡単で、科学的に合理的である。
【0016】
この分離部分のデザインはマッサージ師が患者の脊椎に施術した力を和らげる機能があって、効果的に脊椎への二次損傷を防ぐ。また患者の背中全体はきちんと分離部分に触れ合って、科学的で効果的に患部を治療することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1図1は従来のマッサージベッドの平面図である。
図2図2は従来のマッサージベッドの正面図である。
図3図3は本発明の平面図である。
図4図4は本発明の正面図である。
図5図5は本発明のヘッド部(円形の凹部)の平面図である。
図6図6は本発明のヘッド部(長方形の凹部)の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
添付の図面を参照し、本発明につき詳しく説明する。
【0019】
図3〜6に示されたように、改良されたマッサージベッドはヘッド部1、シート2、分離部分3、接続部4、ベッド脚部5、バネ蝶番6が含まれている。
【0020】
上記ヘッド部1は接続部4によってシート2に連結固定する。上記シート2はベッド脚部5が取り付けられている。上記シート2の中央に分離部分3がある。上記分離部分3はシート2に連結する。上記分離部分3の底面はバネ蝶番6によってシート2の底面の縁部に接続する。
【0021】
上記ヘッド部の中央に凹部7がある。上記凹部7は円形或いは線形であり、頭部を安定することができるし、施術する時に患者をマッサージベッドに伏せるとスムーズに呼吸することができる。上記バネ蝶番6は四つある。上記接続部4は弾性材料である。上記バネ蝶番6は調節できるバネである。上記ヘッド部1は円形或いは長方形である、弾力性もある。
【0022】
患者が上記マッサージベッドのシート2に伏せて、マッサージ師が患者の背中に力を入れる時、上記バネ蝶番6が圧縮して変形し、分離部分3は下に開いて、内側に折れ、患者の背中が耐えられる力を和らげるおかげで、頸椎、腰椎、骨盤の損傷が少なくなる。患者の頸椎、腰椎、骨盤は和らげた力に耐えられるので、合理的な調整と治療を得る。
【0023】
上記の具体的な実施方法はただ本発明を詳しく説明するために例を挙げることであり、実施態様を限定することではない。この当業者にとって、上記のように説明したことに基づき、様々な変更をなすことができる。ここでは全ての方法を挙げるのは無理であり、その必要もない。これによって明からに分かる変化や変更も本発明の保護範囲にある。
【符号の説明】
【0024】
1、ヘッド部
2、シート
3、分離部分
4、接続部
5、ベッド脚部
6、バネ蝶番
7、凹部
図1
図2
図3
図4
図5
図6