(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2016-185279(P2016-185279A)
(43)【公開日】2016年10月27日
(54)【発明の名称】複合容器
(51)【国際特許分類】
A47G 19/22 20060101AFI20160930BHJP
【FI】
A47G19/22 B
A47G19/22 S
【審査請求】有
【請求項の数】6
【出願形態】OL
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2015-67495(P2015-67495)
(22)【出願日】2015年3月27日
(71)【出願人】
【識別番号】515007143
【氏名又は名称】株式会社森銀器製作所
(74)【代理人】
【識別番号】100081282
【弁理士】
【氏名又は名称】中尾 俊輔
(74)【代理人】
【識別番号】100085084
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 高英
(74)【代理人】
【識別番号】100115314
【弁理士】
【氏名又は名称】大倉 奈緒子
(74)【代理人】
【識別番号】100117190
【弁理士】
【氏名又は名称】前野 房枝
(72)【発明者】
【氏名】森 ▲将▼
【テーマコード(参考)】
3B001
【Fターム(参考)】
3B001AA02
3B001AA03
3B001BB10
3B001CC01
3B001CC40
(57)【要約】
【課題】底面に魅力的な像を映し出すことができ、また、複数種類の素材、例えば、金属と他の素材をそれぞれの素材の特性を引き出すような装飾効果を引き出すように組合わせた複合容器を提供すること。
【解決手段】環状に開いている凹状反射底面3aと、前記凹状反射底面3aの環状の上端縁部から上方に連続して延出された上方環状内周面2aとを備えていることを特徴とする。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
環状に開いている凹状反射底面と、
前記凹状反射底面の環状の上端縁部から上方に連続して延出された上方環状内周面とを備えている
ことを特徴とする複合容器。
【請求項2】
前記凹状反射底面の焦点が前記上端縁部と底面との間に設定されている
ことを特徴とする請求項1に記載の複合容器。
【請求項3】
前記上方環状内周面には装飾が施されている
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の複合容器。
【請求項4】
前記凹状反射底面には、当該凹状反射底面の中心から環状の上端縁部に至る大きさに対応して、前記凹状反射底面の光軸方向上部に向けて、
中心部に前記上方環状内周面の上端縁部より外部の実像が径方向の逆側位置に上下逆かつ左右逆の円形の中心像として反射され、
前記中心像の外側には前記上方環状内周面に到達するまで貯留された液体の下面に全反射する前記上方環状内周面の上端縁から前記凹状反射底面の中心部に至る内周面像が径方向の逆側位置に上下そのままかつ左右逆の環状の内側環状像として反射され、
前記内側環状像の外側には前記上方環状内周面の下端縁から前記上方環状内周面の上端縁部より外部の実像が径方向の逆側位置に上下逆かつ左右逆の環状の外側環状像として反射される
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の複合容器。
【請求項5】
前記凹状反射底面および上方環状内周面はそれぞれ回転面とされている
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の複合容器。
【請求項6】
前記凹状反射底面を有する内側容器を、
前記上方環状内周面を有する外側容器内に固着して形成されている
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の複合容器。
【請求項7】
前記内側容器の下面側は容器外部に連通している
ことを特徴とする請求項6に記載の複合容器。
【請求項8】
前記内側容器の上端縁部と前記外側容器の前記上方環状内周面との接合部を封止剤をもって気密液密に封止している
ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の複合容器。
【請求項9】
前記内側容器は金属製の杯をもって形成されている
ことを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の複合容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は複合容器に係り、底面に魅力的な像を映し出すことのできる複合容器に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、杯やぐい飲み等の酒器やティーカップ、マグカップ等の飲物用の容器には各種のデザインが施されたものが利用されている。
【0003】
また、この種の容器は金属、木材、ガラス、陶器、樹脂、紙等の素材を用いて作成されている。
【0004】
中でも金属は他の素材と比較して破損の心配がないので、種々の容器に利用されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】実用新案登録第3145845号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前記特許文献1に記載されている容器を含む従来の容器においては、液体が収容される内面に各種の模様や凹凸部を設けた装飾がなされているが、単に容器の上部から目視により鑑賞するにとどまっていた。
【0007】
また、複数種類の素材、例えば、金属と他の素材をそれぞれの素材の特性を引き出すような装飾効果を引き出すように組合わせた容器はなかった。
【0008】
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、底面に魅力的な像を映し出すことができ、また、複数種類の素材、例えば、金属と他の素材をそれぞれの素材の特性を引き出すような装飾効果を引き出すように組合わせた複合容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記の課題を解決するために、本発明の第1の態様の複合容器は、環状に開いている凹状反射底面と、前記凹状反射底面の環状の上端縁部から上方に連続して延出された上方環状内周面とを備えていることを特徴とする。
【0010】
また、本発明の第2の態様の複合容器は、前記第1の態様において、前記凹状反射底面の焦点が前記上端縁部と底面との間に設定されていることを特徴とする。
【0011】
また、本発明の第3の態様の複合容器は、前記第1または第2の態様において、前記上方環状内周面には装飾が施されていることを特徴とする。
【0012】
また、本発明の第4の態様の複合容器は、前記第1から第3のいずれかの態様において、前記凹状反射底面には、当該凹状反射底面の中心から環状の上端縁部に至る大きさに対応して、前記凹状反射底面の光軸方向上部に向けて、中心部に前記上方環状内周面の上端縁部より外部の実像が径方向の逆側位置に上下逆かつ左右逆の円形の中心像として反射され、前記中心像の外側には前記上方環状内周面に到達するまで貯留された液体の下面に全反射する前記上方環状内周面の上端縁から前記凹状反射底面の中心部に至る内周面像が径方向の逆側位置に上下そのままかつ左右逆の環状の内側環状像として反射され、前記内側環状像の外側には前記上方環状内周面の下端縁から前記上方環状内周面の上端縁部より外部の実像が径方向の逆側位置に上下逆かつ左右逆の環状の外側環状像として反射されることを特徴とする。
【0013】
また、本発明の第5の態様の複合容器は、前記第1から第4のいずれかの態様において、前記凹状反射底面および上方環状内周面はそれぞれ回転面とされていることを特徴とする。
【0014】
また、本発明の第6の態様の複合容器は、前記第1から第5のいずれかの態様において、前記凹状反射底面を有する内側容器を、前記上方環状内周面を有する外側容器内に固着して形成されていることを特徴とする。
【0015】
また、本発明の第7の態様の複合容器は、前記第6の態様において、前記内側容器の下面側は容器外部に連通していることを特徴とする。
【0016】
また、本発明の第8の態様の複合容器は、前記第6または第7の態様において、前記内側容器の上端縁部と前記外側容器の前記上方環状内周面との接合部を封止剤をもって気密液密に封止していることを特徴とする。
【0017】
また、本発明の第9の態様の複合容器は、前記第6から第8のいずれかの態様において、前記内側容器は金属製の杯をもって形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
本発明の複合容器は前記のように構成されているために、底面に魅力的な像を映し出すことができ、また、複数種類の素材、例えば、金属と他の素材をそれぞれの素材の特性を引き出すような装飾効果を引き出すようことができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【
図1】本発明の複合容器の実施形態を示す正面斜視図
【
図2】(a)は
図1の正面断面図、(b)は(a)の円部拡大図
【
図3】本発明の複合容器の内周面の断面を用いた結像状態を示す光学的説明図
【
図4】一杯に水を満たした状態の複合容器の
図1の平面図
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明の実施の形態について、
図1から
図4に基づいて説明する。
【0021】
図1および
図2は本発明の複合容器の1実施形態を示している。
【0022】
本実施形態の複合容器1は、外側容器2の内側に内側容器3を固着して形成されている。
【0023】
一方の内側容器3は環状に開いている凹状反射底面3aを有している。本実施形態においては、内側容器3は金属(例えば、銀、ステンレス等)の杯状に形成されており、回転凹曲面状の凹状反射底面3aを有している。
【0024】
他方の外側容器2は上方に末広がりな筒状に形成されており、高さ方向の途中に内側容器3の周縁部3bを載置する段部2bが形成されており、内側容器3より上側部分の内周面は、内側容器3の凹状反射底面3aの環状の上端縁部から上方に連続して延出された回転円筒面状の上方環状内周面2aとされている。この上方環状内周面2aには、種々の装飾4(本実施形態においては上下左右の方向がわかりやすい絵柄としている)が施されている。また、本実施形態においては、外側容器2は木材、ガラス、陶器、樹脂等の熱膨張率の小さい素材を用いて作成されている。
【0025】
外側容器2の内側に内側容器3を固着する手法としては、各種の手法を選択して実行すると良い。例えば、外側容器2の段部2b上に内側容器3の周縁部に形成したフランジ部3bを載置して、両者を接着剤を用いて接着したり、金属製の内側容器3の熱的膨縮を利用して熱的嵌合させると良い。フランジ部3bとしては、図示例のように湾曲させて段部2bとの間に接着剤を収容するポケットを形成したり、水平に平坦に伸びるように形成しても良い。接着剤としては、エポキシ樹脂系(弾力性ある物を含む)、弾力接着可能なシリコーン樹脂系、UV硬化系、EB硬化系等を単独若しくは組合わせて接着目的に応じて選択すると良い。更に、内側容器3の周縁部と外側容器2の上方環状内周面2aとの接合部の上面を封止剤(図示せず)をもって気密液密に封止している。この封止剤としては、食品衛生上に優れている透明漆を用いるとよい。更に、複合容器1は殺菌、消毒のために煮沸処理されることがあるので、内側容器3の下面側を閉空間としないで容器外部に連通させておくと良い。これにより閉空間内の気体の膨張による内側容器3と外側容器2との剥離を防止することができる。
【0026】
次に、本実施形態の複合容器1による結像状態を
図3および
図4により説明する。
【0027】
図3は、本発明の複合容器1の内周面の断面を用いた結像状態を示す光学的説明図であり、
図4は一杯に水を満たした状態の複合容器1の内周面に映る像を示す平面図である。
【0028】
図3において、鉛直方向(図において上下方向)を光軸L方向とし、内側容器3の凹状反射底面3aと外側容器2の上方環状内周面2aとを示しており、上方環状内周面2aに施された装飾4を太矢印で示しており、上方環状内周面2aの上端部まで水が満たされている水面を横線Wによって示している。凹状反射底面3aの焦点Fは当該凹状反射底面3aの上端縁部と底面との間に設定されている。当該焦点Fは凹状反射底面3aの上端縁部より外側に設定しても良い。
【0029】
この凹状反射底面3aには、凹状反射底面3aの中心から環状の上端縁部に至る大きさに対応して、凹状反射底面3aの光軸L方向上部に向けて、
【0030】
第1に、中心部に上方環状内周面2aの上端縁部より外部の実像が径方向の逆側位置に上下逆かつ左右逆の円形の中心像5a(
図4参照)として反射され、
【0031】
第2に、中心像5aの外側には上方環状内周面2aに到達するまで貯留された液体の下面(W)に全反射する上方環状内周面2aの上端縁から凹状反射底面3aの中心部に至る内周面像が径方向の逆側位置に上下そのままかつ左右逆の環状の内側環状像5bとして反射され、
【0032】
第3に、内側環状像5bの外側には上方環状内周面2aの下端縁から上方環状内周面2aの上端縁部より外部の実像が径方向の逆側位置に上下逆かつ左右逆の環状の外側環状像5cとして反射される。
【0033】
これらの中心像5a、内側環状像5bおよび外側環状像5cが凹状反射底面3aに反射する領域(大きさ)は、凹状反射底面3aの径方向の大きさならびに水Wの貯留量に応じて変化するので、調整すると良い。
【0035】
外側環状像5cは、装飾4が焦点Fを通り凹状反射底面3aにおいて反射して光軸L方向と平行に出光して形成される(
図3の細破線参照)。
【0036】
内側環状像5bは、装飾4が水面Wに反射してその後焦点Fを通り凹状反射底面3aにおいて反射して光軸L方向と平行に出光して形成される(
図3の細実線参照)。
【0037】
中心像5aは、上方環状内周面2aの上端縁部より外部の実像Pが水面Wを通過しその後焦点Fを通り凹状反射底面3aにおいて反射して光軸L方向と平行に出光た光と、実像Pから光軸L方向と平行にして水面Wを通過して凹状反射底面3aにおいて反射してその後焦点Fを通過した光とが交差することにより実像Paとして形成される(
図3の細鎖線参照)。
【0038】
このように
図4に示す通り、本実施形態の複合容器1においては、内側容器3の底面となる凹状反射底面3aに中心像5a、内側環状像5bおよび外側環状像5cからなる魅力的な像を映し出すことができる。更に、中心像5aは光軸Lから外方に移動した位置より目視すると透明な球状(ボール状)の像として視認される。この球状の中心像5aと組合せるために、凹状反射底面3aの中心部に兎、月見草等の模様を装飾するとよい。
【0039】
更に、内側容器3を金属とし、外側容器2を木材、ガラス、陶器、樹脂等の素材を用いることにより、複数種類の素材、例えば、金属と他の素材をそれぞれの素材の特性を引き出すような装飾効果を引き出すように用いることができる。
【0040】
装飾4としては複合容器1の用途に応じて公知の装飾手法を選択して施すと良い。
【0041】
なお、本発明は前記実施形態に限られず必要に応じて種々変更することができる。
【0042】
例えば、凹状反射底面3aとしては、双曲線、円その他の二次曲線の回転面とする他に、平面が多角形状の凹面としても良い。
【0043】
外側容器2としては、既存の容器の内側に内側容器3を内蔵するようにしても良い。この場合、内側容器の下面と外側容器の底面との間に形成される閉空間を外部に連通させる連通孔を外部容器に形成すると良い。
【符号の説明】
【0044】
1 複合容器
2 外側容器
2a 上方環状内周面
3 内側容器
3a 凹状反射底面
4 装飾
L 光軸
【手続補正書】
【提出日】2016年7月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
環状に開いている凹状反射底面と、
前記凹状反射底面の環状の上端縁部から上方に連続して延出された上方環状内周面とを備えている複合容器であって、
前記上方環状内周面には装飾が施されており、
前記凹状反射底面の焦点は前記上端縁部と底面との間に設定されており、
前記上方環状内周面に到達するまで貯留された液体の存在下において、
前記凹状反射底面には、当該凹状反射底面の中心から環状の上端縁部に至る大きさに対応して、前記凹状反射底面の光軸方向上部に向けて、
中心部に前記上方環状内周面の上端縁部より外部の実像が径方向の逆側位置に上下逆かつ左右逆の円形の中心像として反射され、当該中心像は光軸から外方に移動した位置より目視すると透明な球状(ボール状)の像として視認され、
前記中心像の外側には前記上方環状内周面に到達するまで貯留された液体の下面に全反射する前記上方環状内周面の上端縁から前記凹状反射底面の中心部に至る内周面像が径方向の逆側位置に上下そのままかつ左右逆の環状の内側環状像として反射され、
前記内側環状像の外側には前記上方環状内周面の下端縁から前記上方環状内周面の上端縁部より外部の実像が径方向の逆側位置に上下逆かつ左右逆の環状の外側環状像として反射される
ことを特徴とする複合容器。
【請求項2】
前記凹状反射底面および上方環状内周面はそれぞれ回転面とされている
ことを特徴とする請求項1に記載の複合容器。
【請求項3】
前記凹状反射底面を有する内側容器を、
前記上方環状内周面を有する外側容器内に固着して形成されている
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の複合容器。
【請求項4】
前記内側容器の下面側は容器外部に連通している
ことを特徴とする請求項3に記載の複合容器。
【請求項5】
前記内側容器の上端縁部と前記外側容器の前記上方環状内周面との接合部を封止剤をもって気密液密に封止している
ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の複合容器。
【請求項6】
前記内側容器は金属製の杯をもって形成されている
ことを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の複合容器。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】
前記の課題を解決するために、本発明の第1の態様の複合容器は、環状に開いている凹状反射底面と、前記凹状反射底面の環状の上端縁部から上方に連続して延出された上方環状内周面とを備えている
複合容器であって、前記上方環状内周面には装飾が施されており、前記凹状反射底面の焦点は前記上端縁部と底面との間に設定されており、前記凹状反射底面には、当該凹状反射底面の中心から環状の上端縁部に至る大きさに対応して、前記凹状反射底面の光軸方向上部に向けて、中心部に前記上方環状内周面の上端縁部より外部の実像が径方向の逆側位置に上下逆かつ左右逆の円形の中心像として反射され、当該中心像は光軸から外方に移動した位置より目視すると透明な球状(ボール状)の像として視認され、前記中心像の外側には前記上方環状内周面に到達するまで貯留された液体の下面に全反射する前記上方環状内周面の上端縁から前記凹状反射底面の中心部に至る内周面像が径方向の逆側位置に上下そのままかつ左右逆の環状の内側環状像として反射され、前記内側環状像の外側には前記上方環状内周面の下端縁から前記上方環状内周面の上端縁部より外部の実像が径方向の逆側位置に上下逆かつ左右逆の環状の外側環状像として反射されることを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0013】
また、本発明の第
2の態様の複合容器は、前記第
1の態様において、前記凹状反射底面および上方環状内周面はそれぞれ回転面とされていることを特徴とする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0014】
また、本発明の第
3の態様の複合容器は、前記第1
または第2の態様において、前記凹状反射底面を有する内側容器を、前記上方環状内周面を有する外側容器内に固着して形成されていることを特徴とする。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0015】
また、本発明の第
4の態様の複合容器は、前記第
3の態様において、前記内側容器の下面側は容器外部に連通していることを特徴とする。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0016】
また、本発明の第
5の態様の複合容器は、前記第
3または第
4の態様において、前記内側容器の上端縁部と前記外側容器の前記上方環状内周面との接合部を封止剤をもって気密液密に封止していることを特徴とする。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0017】
また、本発明の第
6の態様の複合容器は、前記第
3から第
5のいずれかの態様において、前記内側容器は金属製の杯をもって形成されていることを特徴とする。