技術分野
溶銑搬送容器に収容された溶銑を予備処理する際に、溶銑に冷鉄源を投入する溶銑処理中の冷鉄源使用方法および溶銑処理装置
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】溶銑処理において冷鉄源の使用量を増大させることができる、溶銑処理中の冷鉄源使用方法および溶銑処理装置を提供すること。 【解決手段】溶銑搬送容器2に収容された溶銑Mに対して、溶銑脱珪処理および溶銑脱燐処理のうち少なくとも一方の溶銑処理をする際に、連続的あるいは断続的に、冷鉄源44を下記(1)式の条件を満たす投入密度Vで溶銑Mに投入する。 V≧−0.1×Db+0.9 ・・・(1) V:単位時間、単位投入面積当たりの投入密度[t/(m2 ・min)] Db:冷鉄源44のかさ比重[g/cm3 ] 【選択図】 図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
溶銑に冷鉄源を投入する場合、本来は溶銑処理前の溶銑の成分や温度、溶銑処理後の溶銑の目標成分を確認した上で、温度調整に必要な量の冷鉄源を投入することが好ましい。しかし、特許文献1,2のように高炉で受銑する前の容器内に冷鉄源を入れる方法では、温度調整に必要な冷鉄源の量が分からない状態で冷鉄源を入れることになるため、冷鉄源の使用量を最大限まで増大させることができなかった。
また、特許文献3のように溶銑処理中に冷鉄源を上置き添加する方法では、この方法に適した冷鉄源の形状や大きさ、量などの投入条件が不明である。このため、様々な場合がある冷鉄源の種類や投入条件によっては、冷鉄源がスラグに巻き込まれることで溶銑に入らない等の理由から冷鉄源の鉄歩留りのばらつきが生じ、冷鉄源の使用量を最大限まで有効に活用することができなかった。
さらに、特許文献4のように脱珪処理にて気体酸素を用いる方法では、脱珪反応による発熱を利用して冷鉄源の使用量を増大させることができるが、脱珪処理中に冷鉄源を添加することは記載されておらず、特許文献3と同様に、この方法に適した冷鉄源の性状や投入条件は不明であった。このため、冷鉄源の鉄歩留りのばらつきが生じ、冷鉄源の使用量を最大限まで有効に活用することができなかった。
そこで、本発明は、の課題に着目してなされたものであり、溶銑処理において冷鉄源の歩留りの低下を招くことなく使用量を増大させることができる、溶銑処理中の冷鉄源使用方法および溶銑処理装置を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
目的を達成するために、本発明の一態様に係る溶銑処理中の冷鉄源使用方法は、溶銑搬送容器に収容された溶銑に対して、溶銑脱珪処理および溶銑脱燐処理のうち少なくとも一方の溶銑処理をする際に、連続的あるいは断続的に、冷鉄源を下記(1)式の条件を満たす単位時間、単位投入面積当たりの投入密度Vで溶銑に投入することを特徴とする。
V≧−0.1×Db+0.9 ・・・(1)
V:単・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明に係る溶銑処理中の冷鉄源使用方法および溶銑処理装置によれば、溶銑処理において冷鉄源の使用量を増大させることができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の一溶銑処理装置を示す模式図である。
【図2】 溶銑処理装置のランスを示す断面図である。
【図3】 本発明の一溶銑処理装置の変形例を示す模式図である。
【図4】 本発明の一溶銑処理装置の変形例を示す模式図である。
1,1a :溶銑処理装置
2 :溶銑搬送容器
3 :ランス
31 :内管
32 :外管
33 :吐出孔
34 :耐火物
4,4a :冷鉄源投入装置
41 :ホッパー
42 :フィーダー
43 :シュート
44 :冷鉄源
5 :溶銑搬送容器
M :溶銑
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