特開2016-193449IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

活性金属を含んでなる粉末ろう材、並びにこれを用いた接合体及び真空容器

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】 高真空、低酸素濃度、低露点、低発生ガス等の雰囲気を必要としない、耐酸化性に優れた粉末ろう材を提供する。
【解決手段】 チタン(Ti)、ジルコニウム(Zr)、ハフニウム(Hf)、バナジウム(V)、クロム(Cr)から選択される一種または二種以上の活性金属と、銀(Ag)と、銅(Cu)とを含んでなる粉末ろう材100であって、当該粉末ろう材は、前記活性金属が局在化した活性金属コア11と外殻層13とを含む二層以上の層構造を備える粉末ろう材100、かかる粉末ろう材により金属部材と部材とを接合してなる接合体、並びに真空容器を提供する。
【選択図】 図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明はこのような従来技術の有する問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、従来までに要求されてきた厳密な雰囲気、例えば、高真空、低酸素濃度、低露点、低発生ガス等といった雰囲気を必要としない、粉末ろう材を提供することである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは鋭意検討の結果、活性金属粉末ろう材を構成する元素の酸化物自由エネルギーに着目し、酸化物自由エネルギーの低い元素を粉体のコア部分に配置した構造的特徴を備えるろう材とすることで、課題を解決し、本発明を完成するに至った。
【発明の効果】
本発明によれば、従来問題とされてきた、活性金属の酸化に対して、極めて優れた耐性を示し、空気雰囲気下であっても濡れ性を確保し、セラミックス部材と金属部材との強固な接合を実現し得る粉末ろう材、及びこれにより接合された接合体、並びに真空容器を提供することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】図1は、本発明の一実施形態による粉末ろう材の断面を示す模式図である。

【図2】図2は、本発明の別の実施形態による粉末ろう材の断面を示す模式図である。

【図3】図3は、本発明の粉末ろう材により接合してなる真空容器を示す概念図である。

【図4】図4は、実施例1による粉末ろう材を用いた接合における加熱プロファイルを示す図である。

【図5】図5は、実施例1及び比較例の粉末ろう材を用いた加熱接合における、金属の状態の変化を模式的に示す図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

粉末ろう材100、200   活性金属コア 11、21   中間層 12   外殻層 13、23   真空容器 300

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