技術分野
ワーク加工装置に関するものである。
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】ワークの厚みのバラツキを少なくできるようにしたワーク加工装置を提供する。 【解決手段】複数のウェハWを同心円上に配列して保持する保持面12aを有し、保持面12aと直交した回転軸心O1を中心に回転するチャックテーブル11と、保持面12a上のウェハWと対向して配設される砥石14と共に回転する加工ホイール15と、加工ホイール15を回転可能に支持してウェハW方向に送り、保持面12a上のウェハWに砥石14を押し付ける送り機構16と、ウェハWよりも回転軸心O1側で保持面12a上に当接されて、その当接している箇所における保持面12aの高さを測定する接触型の第1センサ17と、ウェハWよりも外周縁側で保持面12B上に当接されて、当接している保持面12aの高さを測定する接触型の第2センサ18と、各センサ17、18の測定結果に基づいて加工ホイール15の回転軸心O2とチャックテーブル11の回転軸心O2の相対的な傾きを調整する制御手段20と、を設けた。 【選択図】図2
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
図8及び図9に示すように、特許文献2に開示された加工の仕方は、第1ウェハWaの厚みだけを見て、第2ウェハWbの厚みは見なし測定をしている。このように複数の第2ウェハWbを同心上に配置させて加工をする場合は、ウェハWが配置されているチャックテーブル51の保持面が加工時における熱で膨張して撓み変形を起こすことも少なくない。しかしながら、特許文献2に開示された加工では、その熱膨張による変形については何ら考慮されていない。
その熱膨張による撓み変形について更に説明をすると、本来は、加工後の第2ウェハWbの厚みは、図10の(e)に示すように、全てが均一でなければならない。しかし、加工途中の発熱により、チャックテーブル51の保持面が変形をし、例えば保持面の撓み変形が、図10の(a)に示すように回転軸心O1側が最外周位置側よりも高く、最外周位置側が下がって変形したような場合で、加工ホイール54の回転軸心O2がチャックテーブル51の回転軸心O1と平行で、かつ、加工ホイール54が水平に送られてチャックテーブル51上に押し付けられたときには、各第2ウェハWbの断面形状は、図10の(b)に示すように回転軸心O1側の厚みの方が最外周位置側の厚みよりも小さくなり、厚みが均一にならない。また、反対に、例えば図10の(c)に示すように回転軸心O1側が最外周位置側よりも低く、回転軸心O1側が凹んで変形したような場合で、加工ホイール54が水平に送られてチャックテーブル51上に押し付けられたときには、各第2ウェハWbの断面形状は、図10の(d)に示すように回転軸心O1側の厚みの方が最外周位置側の厚みよりも大きくなり、厚みが均一にならない。
しかしながら、従来の加工装置では、加工途中の発熱などにより、チャックテーブルの保持面が熱変形を起こすことに関しての考慮は行われていなかった。そのため、製品によって仕上がり厚みにバラツキが生じるという問題があった。
そこで、ワークの厚みのバラツキを少なくできるようにしたワーク加工装置を提供するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明は目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、複数のワークを同時に研削又は研磨して所定の厚みへと加工するワーク加工装置において、複数の前記ワークを同心円上に配列して保持する保持面を有し、該保持面と直交した回転軸心を中心に回転するチャックテーブルと、前記保持面上のワークと対向して配設される研削又は研磨部材と共に回転する加工ホイールと、前記加工ホイールを回転可能に支・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、チャックテーブルの保持面の熱変形などを考慮した加工を行うことができるので、製品毎に仕上がり厚みのバラツキが出るのを少なくして、製品の品質を向上させることができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明のワーク加工装置の平面図である。
【図2】 一部を破断して示す同上ワーク加工装置の側面図である。
【図3】 同上ワーク加工装置の制御手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】 第1制御例での、同上ワーク加工装置の動作を説明する図である。
【図5】 同上ワーク加工装置の第1制御例を説明する図で、(a)は保持面が変形している状態の説明図、(b)は保持面が変形しているときに作られるウェハの説明図、(c)は正常なウェハの説明図である。
【図6】 第2制御例での、同上ワーク加工装置の動作を説明する図である。
【図7】 同上ワーク加工装置の第2制御例を説明する図で、(a)は保持面が変形している状態の説明図、(b)は保持面が変形しているときに作られるウェハの説明図、(c)は正常なウェハの説明図である。
【図8】 従来の一例として示すワーク加工装置の概略斜視図である。
【図9】 複数のウェハを支持した環状フレームの一例を示す斜視図である。
【図10】 複数のウェハを加工するときの問題点を説明する図である。
10 研削装置(ワーク加工装置)
11 チャックテーブル
12 支持基盤
12a 保持面
13 冷却水供給ノズル
14 砥石(研削又は研磨部材)
15 加工ホイール
16 送り機構
17 第1センサ
18 第2センサ
20 制御手段
21 チルト機構
22 チルト機構
31a、31b 傾倒方向
W ウェハ
O1、O2 回転軸心
A、B 矢印(回転方向)
C1 内側の円周部分
C2 外側の円周部分
C3 同心円
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