(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2016-198467(P2016-198467A)
(43)【公開日】2016年12月1日
(54)【発明の名称】デジタル麻雀ゲーム機
(51)【国際特許分類】
A63F 13/80 20140101AFI20161104BHJP
A63F 13/2145 20140101ALI20161104BHJP
A63F 13/424 20140101ALI20161104BHJP
A63F 13/215 20140101ALI20161104BHJP
A63F 13/235 20140101ALI20161104BHJP
A63F 13/85 20140101ALI20161104BHJP
A63F 13/26 20140101ALI20161104BHJP
【FI】
A63F13/80 A
A63F13/2145
A63F13/424
A63F13/215
A63F13/235
A63F13/85
A63F13/26
【審査請求】有
【請求項の数】12
【出願形態】OL
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2015-111373(P2015-111373)
(22)【出願日】2015年6月1日
(31)【優先権主張番号】104111840
(32)【優先日】2015年4月13日
(33)【優先権主張国】TW
(71)【出願人】
【識別番号】510270683
【氏名又は名称】イーゲンパワー インコーポレーテッド
【氏名又は名称原語表記】Egenpower Inc.
(74)【代理人】
【識別番号】100082418
【弁理士】
【氏名又は名称】山口 朔生
(72)【発明者】
【氏名】邱▲ギョウ▼熙
【テーマコード(参考)】
2C001
【Fターム(参考)】
2C001AA00
2C001AA01
2C001AA12
2C001AA14
2C001BA06
2C001BB10
2C001BD07
2C001CA01
2C001CA07
2C001CB08
2C001CC03
(57)【要約】 (修正有)
【課題】デジタル麻雀ゲーム機を提供する。
【解決手段】デジタル麻雀ゲーム機100はコンピューター10および四つのプレイヤー操作台40を備える。コンピューター10はデスクトップに配置されたタッチパネル20と、内部にインストールされた麻雀ゲームプログラムとを有する。麻雀ゲームプログラムは音声認識プログラムを有する。音声認識プログラムは複数の特定行為に対する音声指令を認識する。コンピューター10は麻雀ゲームプログラムを処理し、タッチパネル20によってゲーム画面を表示する。四つのプレイヤー操作台40は直線状のタッチパネルから構成され、手牌表示部41および指令表示部42を有する。四つのプレイヤー操作台40は有線方式または無線方式でコンピューター10に電気的に接続される。コンピューター10または四つのプレイヤー操作台40はそれぞれ少なくとも一つの音声センサーを有する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピューターおよび四つのプレイヤー操作台を備え、
前記コンピューターは、デスクトップに配置されたタッチパネルと、内部にインストールされた麻雀ゲームプログラムとを有し、前記コンピューターは前記麻雀ゲームプログラムを処理し、前記タッチパネルによってゲーム画面を表示し、
前記タッチパネルは、前記コンピューターに電気的に接続され、捨牌を表示する捨牌表示部と、牌山を表示する牌山表示部と、四つのチー、ポン、カン宣言表示部とを有し、
前記麻雀ゲームプログラムは、音声認識プログラムを有し、前記音声認識プログラムは複数の特定行為に対する音声指令を認識し、
四つの前記プレイヤー操作台は、それぞれ直線状のタッチパネルから構成され、手牌表示部および指令表示部を有し、前記手牌表示部はプレイヤーの手牌を表示し、前記指令表示部はコンピューターに特定行為指令を発し、
四つの前記プレイヤー操作台は、有線方式または無線方式で前記コンピューターに電気的に接続されるため、前記プレイヤーは前記手牌表示部に指で触り、前記捨牌を選び出し、打牌を行うことができ、
前記コンピューターと四つの前記プレイヤー操作台はそれぞれ少なくとも一つの音声センサーを有することを特徴とする、
デジタル麻雀ゲーム機。
【請求項2】
前記コンピューターの前記タッチパネルは、さらに四つの前記プレイヤーの持ち牌を表示する持ち牌表示部を有することを特徴とする請求項1に記載のデジタル麻雀ゲーム機。
【請求項3】
前記コンピューターは、さらに第一無線インターフェースを有し、四つの前記プレイヤー操作台はさらにそれぞれ第二無線インターフェースを有し、前記第一無線インターフェースと四つの第二無線インターフェースとは高周波によって接続されることで前記コンピューターと四つの前記プレイヤー操作台とを相互に電気的に接続されることを特徴とする請求項1に記載のデジタル麻雀ゲーム機。
【請求項4】
前記高周波は、ブルートゥース(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)または別の無線通信プロトコルであることを特徴とする請求項3に記載のデジタル麻雀ゲーム機。
【請求項5】
前記特定行為に対する音声指令は、ロン、ポン、カン、テンパイ、チーまたはツモを宣言する行為であることを特徴とする請求項1に記載のデジタル麻雀ゲーム機。
【請求項6】
前記特定行為に対する音声指令は、他家の捨牌でアガリ形を完成させ、アガリを宣言して手牌を開く行為と、他家から捨牌をもらって三枚の刻子を作る行為と、三枚同じ種類の牌がある刻子の状態で他家から捨牌をもらって四枚の槓子を作る行為と、アガリに必要な牌が残り一枚となる状態と、上家から捨牌をもらって三枚の順子を作る行為と、牌山から牌を一枚取る行為とを含むことを特徴とする請求項1に記載のデジタル麻雀ゲーム機。
【請求項7】
前記コンピューターは、少なくとも一つの音声センサーを有することを特徴とする請求項1に記載のデジタル麻雀ゲーム機。
【請求項8】
四つの前記プレイヤー操作台は、それぞれ一つの音声センサーを有することを特徴とする請求項1に記載のデジタル麻雀ゲーム機。
【請求項9】
前記コンピューターは、さらに内部にインストールされたアプリケーションプログラムを有し、前記アプリケーションプログラムは前記第一無線インターフェースまたは有線方式によってインターネットからダウンロードされ、前記コンピューターによって処理されることを特徴とする請求項3に記載のデジタル麻雀ゲーム機。
【請求項10】
前記アプリケーションプログラムは、大富豪または囲碁類などのゲームプログラムことであることを特徴とする請求項9に記載のデジタル麻雀ゲーム機。
【請求項11】
前記コンピューターは、前記第一無線インターフェースまたは有線方式によってインターネットからテレビ信号をダウンロードし、前記のダウンロードしたテレビ信号を前記タッチパネルによって放送することを特徴とする請求項3に記載のデジタル麻雀ゲーム機。
【請求項12】
前記コンピューターは、さらにテレビアンテナおよびチャンネル選択モジュールを有し、前記チャンネル選択モジュールは前記テレビアンテナおよび前記コンピューターに電気的に接続され、前記コンピューターは前記タッチパネルにチャンネル選択インターフェースを表示するため、ユーザーは前記チャンネル選択インターフェースによって前記チャンネル選択モジュールを制御し、チャンネルを選択することができ、前記テレビアンテナは無線テレビ信号を受信すると、ユーザーは前記チャンネル選択インターフェースにチャンネルを選択し、前記タッチパネルに前記の受信したテレビ信号を放送することができることを特徴とする請求項1に記載のデジタル麻雀ゲーム機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、麻雀ゲームに関し、詳しくはデジタル麻雀ゲーム機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
特許文献1により掲示された麻雀ゲーム機は、本体および四つのプレイヤー操作台を備える。本体はマイクロプロセッサーおよびディスプレーを有する。マイクロプロセッサーは麻雀ゲームプログラムを処理する。ディスプレーは麻雀ゲームの内容を表示する。プレイヤー操作台は断面がL字型を呈し、垂直部および水平部を有する。垂直部は手牌表示機構およびメニュー表示部を有する。水平部は押しボタンを有する。手牌表示機構は別の対戦相手に見せないようにプレイヤーの手牌を表示する。メニュー表示部は麻雀ゲームの進行に応じてプレイヤーの行為を順に表示する。押しボタンはメニュー表示部に行為を入力および表示する。
上述した麻雀ゲーム機は携帯に便利であり、それぞれのプレイヤーをそれぞれの麻雀ゲームに集中させることができるだけでなく、従来の麻雀ゲームと同じような場面を再現できる。
【0003】
特許文献1は従来の麻雀ゲームと同じ場面を再現することが目的であるが、実際にゲームが進行する際にプレイヤーが特定場面に応じてロン、ポン、カン、チーなどを宣言し、ゲームを盛り上げることは再現できない。一方、水平部の押しボタンは押すかカーソルで指示することによって操作を進めるため、操作に不便である。また、製造および組み立てが難しい。従って、改善の余地がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】台湾特許529961号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、プレイヤーに麻雀ゲームを実感させることができるデジタル麻雀ゲーム機を提供することを主な目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の目的を達成するための本発明によるデジタル麻雀ゲーム機はコンピューターおよび四つのプレイヤー操作台を備える。コンピューターはデスクトップに配置されたタッチパネルと、内部にインストールされた麻雀ゲームプログラムとを有する。コンピューターは麻雀ゲームプログラムを処理し、タッチパネルによってゲーム画面を表示する。タッチパネルはコンピューターに電気的に接続され、捨牌を表示する捨牌表示部と、牌山を表示する牌山表示部と、四つのチー、ポン、カン宣言表示部とを有する。麻雀ゲームプログラムは音声認識プログラムを有する。音声認識プログラムは複数の特定行為に対する音声指令を認識する。四つのプレイヤー操作台はそれぞれ直線状のタッチパネルから構成され、手牌表示部および指令表示部を有する。手牌表示部はプレイヤーの手牌を表示する。指令表示部はコンピューターに特定行為指令を発する。四つのプレイヤー操作台は有線方式または無線方式でコンピューターに電気的に接続される。プレイヤーは手牌表示部に指で触り、捨牌を選び出し、打牌を行う。コンピューターまたは四つのプレイヤー操作台はそれぞれ少なくとも一つの音声センサーを有する。
【0007】
上述した構造により、プレイヤーが声で指令を出すと、プレイヤー操作台の音声センサーは音声をキャッチする際、コンピューターは音声認識プログラムによって複数の特定行為に対する音声指令を認識し、麻雀進行中に鳴き用語で指令を出す行為を実現させるため、プレイヤーは本物の麻雀を打つような感覚を感じることができる。
また、四つのプレイヤー操作台はタッチパネルから構成され、指で触ることによって制御を行うため、操作に便利である。またタッチパネルは押しボタンを配置する必要がないため、押しボタンの製造および組み立てを省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】本発明の第1施形態によるデジタル麻雀ゲーム機を示す斜視図である。
【
図2】本発明の第1施形態によるデジタル麻雀ゲーム機において四つのプレイヤー操作台とコンピューターとが高周波によって電気的に接続された状態を示す模式図である。
【
図3】本発明の第2施形態によるデジタル麻雀ゲーム機において四つのプレイヤー操作台とコンピューターとがケーブルによって電気的に接続された状態を示す斜視図である。
【
図4】本発明の第3施形態によるデジタル麻雀ゲーム機のコンピューターのタッチパネルに四つの手牌表示部が表示された状態を示す斜視図である。
【
図5】本発明の第4施形態によるデジタル麻雀ゲーム機のコンピューターに音声センサーが内蔵された状態を示す模式図である。
【
図6】本発明の第5施形態によるデジタル麻雀ゲーム機のコンピューターにアプリケーションプログラムがインストールされた状態を示す模式図である。
【
図7】本発明の第6実施形態による麻雀ゲーム機のコンピューターにテレビアンテナおよびチャンネル選択モジュールが装着された状態を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明によるデジタル麻雀ゲーム機を図面に基づいて説明する。
【0010】
(第1実施形態)
図1および
図2に示すように、本発明の第1実施形態によるデジタル麻雀ゲーム機100は、コンピューター10、四つのプレイヤー操作台40を備える。
【0011】
コンピューター10は、デスクトップに配置されたタッチパネル20と、内部にインストールされた麻雀ゲームプログラム11とを有する。コンピューター10は麻雀ゲームプログラム11を処理し、タッチパネル20によってゲーム画面を表示する。タッチパネル20はコンピューター10に電気的に接続され、かつ捨牌211を表示する捨牌表示部21と、牌山221を表示する牌山表示部22と、四つのチー、ポン、カン宣言表示部24とを有する。
麻雀ゲームプログラム11は音声認識プログラム111を有する。音声認識プログラム111は複数の特定行為に対する音声指令を認識する。
図2に示すように、第1実施形態において、特定行為に対する音声指令は、ロン、ポン、カン、テンパイ、チーまたはツモを宣言する行為である。コンピューター10はさらに無線インターフェース12を有する。
【0012】
四つのプレイヤー操作台40は、それぞれ直線状のタッチパネルから構成され、手牌表示部41および指令表示部42を有する。手牌表示部41はプレイヤーの手牌411を表示する。指令表示部42はコンピューター10に特定行為指令を発する。四つのプレイヤー操作台40は有線方式または無線方式でコンピューター10に電気的に接続される。プレイヤーは手牌表示部41に指で触り、捨牌411を選び出し、打牌を行う。
図2に示すように、第1実施形態において、四つのプレイヤー操作台40はそれぞれ第二無線インターフェース43を有する。四つのプレイヤー操作台40は無線方式によってコンピューター10に電気的に接続される。つまり、四つの第二無線インターフェース43は無線方式、例えば高周波(RF,Radiofrequency)によって第一無線インターフェース12に電気的に接続される。高周波はブルートゥース(登録商標)、無線LANまたは別の無線通信プロトコルである。一方、特定行為指令は他家の捨牌でアガリ形を完成させ、アガリを宣言して手牌を開く行為と、他家から捨牌をもらって三枚の刻子を作る行為と、三枚同じ種類の牌がある刻子の状態で他家から捨牌をもらって四枚の槓子を作る行為と、アガリに必要な牌が残り一枚となる状態と、上家から捨牌をもらって三枚の順子を作る行為と、牌山から牌を一枚取る行為とを含む。
【0013】
コンピューター10または四つのプレイヤー操作台40は、それぞれ少なくとも一つの音声センサー60を有する。
【0014】
以上は、本発明の第1実施形態によるデジタル麻雀ゲーム機100についての説明である。続いて、使用方法を説明する。
【0015】
図1および
図2に示すように、プレイヤーは手前のプレイヤー操作台40に写る手牌表示部41および指令表示部42しか見えない。
続いて、麻雀ゲーム進行中に牌山から牌を一枚取り一枚捨てる行為や、他家から捨牌をもらって三枚の刻子を作る行為について説明を進める。まず、プレイヤーが牌を取ると、牌山表示部22のうちの一枚の牌山221がプレイヤー操作台40の手牌表示部41に自動的に移る。続いて、プレイヤーが牌を捨てる、即ち手牌表示部41のうちの一枚の手牌411に指で触ると、一枚の手牌411がタッチパネル20の捨牌表示部21に移る。
プレイヤーが他家から切った牌をもらって三枚の刻子を作る際、ポンを宣言すると、プレイヤー操作台40は音声センサー60によって音声を受信する。コンピューター10は音声認識プログラム111によって複数の特定行為に対する音声指令を認識する。このときプレイヤーの三枚の刻子になった手牌411はタッチパネル20のチー、ポン、カン宣言表示部24に移る。プレイヤーがポンを宣言しても反応が起こらない際、指令表示部42のうちのポン宣言画面に指で触れば、コンピューター10はポン宣言を受信し、プレイヤーの三枚の刻子になった手牌411をタッチパネル20のチー、ポン、カン宣言表示部に移す。
上述した麻雀ゲームのルールは本発明の要点にかかわる一部分であるが、麻雀ゲームのルールは一般的に知られているため、そのほかの部分の説明を省略する。
【0016】
本発明の達成できる効果は次の通りである。従来の技術により掲示された麻雀ゲーム機は実際にゲームが進行する際に特定場面に応じて鳴き用語で指令を宣言することができない。また、水平部の押しボタンは押すまたはカーソルで指示する方式によって操作されるため、操作に不便である。
それに対し、本発明はプレイヤーが鳴き用語で指令を宣言すると、プレイヤー操作台40の音声センサー60によって音声を受信し、コンピューター10によって音声認識プログラム111を処理し、複数の特定行為に対する音声指令を認識し、麻雀進行中に鳴き用語で指令を出す行為を実現させるため、プレイヤーは本物の麻雀を打つような感覚を感じることができる。
また、四つのプレイヤー操作台40はタッチパネルから構成され、指で触ることによって制御を行うため、操作に便利である。またタッチパネルは押しボタンを配置する必要がないため、押しボタンの製造および組み立てを省くことができる。
【0017】
第1実施形態において、特定行為に対する音声指令はプレイヤーがポンを宣言する行為であるが、これに限らず、ロン、カン、テンパイ、チーまたはツモを宣言する行為でもよい。特定行為は例として他家から切った牌をもらって三枚の刻子を作る行為を挙げるが、これに限らない。プレイヤーはタッチパネルの指令表示部42のうちのロン、カン、テンパイ、チーまたはツモ宣言画面に指で触り、特定行為を行うことができる。
【0018】
図1に示すように、第1実施形態は、捨牌表示部21および牌山表示部22をタッチパネル20の中央に配置し、四つのチー、ポン、カン宣言表示部24をタッチパネル20の四つの隅に配置するが、これに限らない。捨牌表示部21の位置および牌山表示部22の位置は変わってもよい。四つのチー、ポン、カン宣言表示部24はタッチパネル20の四つの側辺の中央、即ち捨牌表示部21および牌山表示部22の後方に位置してもよい。
【0019】
一方、コンピューター10は、第一無線インターフェース12または有線方式によってインターネットからテレビ信号をダウンロードし、ダウンロードしたテレビ信号をタッチパネル20によって放送することができる。
【0020】
(第2実施形態)
図3に示したのは第2実施形態によるデジタル麻雀ゲーム機200である。第1実施形態との違いは次の通りである。
【0021】
四つのプレイヤー操作台40とコンピューター10とはケーブルAによって電気的に接続される。
【0022】
それ以外の構造は第一実施形態とほぼ同じであるため、説明を省略する。
【0023】
(第3実施形態)
図4に示したのは第3実施形態によるデジタル麻雀ゲーム機300である。第1実施形態との違いは次の通りである。
【0024】
タッチパネル20は、さらに四つのプレイヤーの持ち牌261を表示す持ち牌表示部26を有する。持ち牌表示部26の持ち牌261はプレイヤー操作台40の手牌表示部41の手牌411に対応する。
【0025】
それ以外の構造は第一実施形態とほぼ同じであるため、説明を省略する。
【0026】
(第4実施形態)
図5に示したのは第4実施形態によるデジタル麻雀ゲーム機400である。第1実施形態との違いは次の通りである。
【0027】
コンピューター10は、さらに少なくとも一つの音声センサー60を有する。第4実施形態は一つの音声センサー60を配置するとは限らず、二つ以上の音声センサー60を配置することができる。上述した方式によって第4実施形態を理解できるため、図面による表示を省略する。
【0028】
それ以外の構造は第一実施形態とほぼ同じであるため、説明を省略する。
【0029】
(第5実施形態)
図6に示したのは第5実施形態によるデジタル麻雀ゲーム機500である。第1実施形態との違いは次の通りである。
【0030】
コンピューター10は、さらに内部にインストールされたアプリケーションプログラム(APP,ApplicationProgram)13を有する。コンピューター10はアプリケーションプログラム13を処理する。アプリケーションプログラム13は第一無線インターフェース12または有線方式によってインターネットからダウンロードされ、コンピューター10にインストールされる。第5実施形態において、アプリケーションプログラム13は麻雀ゲームに限らず、囲碁類、大富豪などのパズルゲームプログラムであってもよい。
【0031】
それ以外の構造は第一実施形態とほぼ同じであるため、説明を省略する。
【0032】
(第6実施形態)
図7に示したのは第6実施形態によるデジタル麻雀ゲーム機600である。第1実施形態との違いは次の通りである。
【0033】
コンピューター10は、さらにテレビアンテナ70およびチャンネル選択モジュール71を有する。チャンネル選択モジュール71はテレビアンテナ70およびコンピューター10に電気的に接続される。稼動の際に、コンピューター10はタッチパネル20にチャンネル選択インターフェース29を表示する。このときユーザーはチャンネル選択インターフェース29によってチャンネル選択モジュール71を制御し、チャンネルを選択することができる。続いて、テレビアンテナ70は無線テレビ信号を受信すると、ユーザーはチャンネル選択インターフェース29にチャンネルを選択し、タッチパネル20に受信したテレビ信号を放送することができる。
【0034】
本実施形態において、チャンネル選択モジュール71およびテレビアンテナ70はコンピューター10に内蔵されてもよい。
【0035】
それ以外の構造は第一実施形態とほぼ同じであるため、説明を省略する。
【符号の説明】
【0036】
100、200、300、400、500、600 デジタル麻雀ゲーム機
10 コンピューター
11 麻雀ゲームプログラム
111 音声認識プログラム
12 第一無線インターフェース
13 アプリケーションプログラム
20 タッチパネル
21 捨牌表示部
211 捨牌
22 牌山表示部
221 牌山
24 チー、ポン、カン宣言表示部
26 持ち表示部
29 チャンネル選択インターフェース
261 持ち牌
40 プレイヤー操作台
41 手牌表示部
411 手牌
42 指示表示部
43 第二無線インターフェース
60 音声センサー
70 テレビアンテナ
71 チャンネル選択モジュール
A ケーブル