特開2016-201073(P2016-201073A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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  • 特開2016201073-定時報告書の出力装置および方法 図000003
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2016-201073(P2016-201073A)
(43)【公開日】2016年12月1日
(54)【発明の名称】定時報告書の出力装置および方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/16 20120101AFI20161104BHJP
【FI】
   G06Q50/16 102
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
【全頁数】6
(21)【出願番号】特願2015-82761(P2015-82761)
(22)【出願日】2015年4月14日
(71)【出願人】
【識別番号】000006666
【氏名又は名称】アズビル株式会社
(72)【発明者】
【氏名】野崎 正也
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC29
(57)【要約】
【課題】長期間の中での1時間当たりの積算値の最大値を容易に把握できるような定時報告書の出力装置および方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 複数の管理対象のデータを計量メータ3から収集する制御部5と、収集した管理対象の積算値データを蓄積する記憶部6と、前記管理対象毎に前記蓄積されたデータの所定期間毎の積算値データを含む、定時報告書100を出力する出力部7と、を備え、少なくとも、前記所定期間内における1時間当たりの積算値データの最大値と、前記最大値が発生した日時情報とが、前記定時報告書100に含まれるように、定時報告書の出力装置2を構成する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の管理対象のデータを収集する制御手段と、
収集した前記管理対象のデータを蓄積する記憶手段と、
前記管理対象毎に前記蓄積されたデータの所定期間毎の積算値データを含む、定時報告書を出力する出力手段と、を備え、
少なくとも、前記所定期間内における1時間当たりの積算値データの最大値と、前記最大値が発生した日時情報とが、前記定時報告書に含まれる
ことを特徴とする定時報告書の出力装置。
【請求項2】
制御手段が、複数の管理対象のデータを収集する工程と、
記憶手段が、収集した前記管理対象のデータを蓄積する工程と、
出力手段が、前記管理対象毎に前記蓄積されたデータの所定期間毎の積算値データを含む定時報告書を出力する工程と、を備え、
前記月報、及び/又は、前記年報を出力する工程において、少なくとも、前記所定期間内における1時間当たりの積算値データの最大値と、前記最大値が発生した日時情報とが、前記定時報告書に含まれる
ことを特徴とする定時報告書の出力方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、日報や月報、年報などの定時報告書の出力装置および方法に関する。
【0002】
ビルなどを管理する施設管理システムでは、日報や月報、年報などの定時報告書として、管理対象となるポイントごとの積算電力値や、最大値などを出力するものが知られている。
【特許文献1】特開2005-234823
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
一般的に、日報では1時間ごとの積算値、月報では1日ごとの積算値、年報では1月ごとの積算値、といったようにそれぞれ積算値が出力されることになる。
【0004】
月間や年間でも、1時間ごとの偏差の最大値を知る要望はあるが、従来の方法では、期間内の日報を1日ずつ確認することが必要となり、多くの時間を要していた。
【0005】
そこで本発明では、長期間の中での1時間当たりの積算値の最大値を容易に把握できるような定時報告書の出力装置および方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の問題点を鑑みてなされた本発明は、複数の管理対象のデータを収集する制御手段と、収集した前記管理対象のデータを蓄積する記憶手段と、前記管理対象毎に前記蓄積されたデータの所定期間毎の積算値データを含む、定時報告書を出力する出力手段と、を備え、少なくとも、前記所定期間内における1時間当たりの積算値データの最大値と、前記最大値が発生した日時情報とが、前記定時報告書に含まれることを特徴とする定時報告書の出力装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、長期間の中での1時間当たりの積算値の最大値を容易に把握することができる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[第一の実施の形態]
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係る定時報告書の出力方法及び装置について説明する。各図において対応する部分には同一符号を付し、かかる部分の重複する説明は省略する。
【0009】
本発明の実施の形態にかかわる定時報告書の出力装置及び方法は、例えば、施設管理システムに適用される。図1は、施設管理システム1の構成を示した図である。図1に示すように、施設管理システム1は、施設の中央監視室に設けられた中央監視装置2、施設に設けられ各種設備の物理量を計量する計量メータ3、これら計量メータ3からの情報を、通信回線を介して中央監視装置2に送る上位コントローラ4からなる。この場合、施設の中央監視室に設けられた中央監視装置2が、本発明における出力装置に対応する。
【0010】
中央監視装置2は、制御部5と、記憶部6と、ディスプレイやプリンタなどの出力部7と、キーボードやマウスなどの操作部8と、通信制御部9とを備えている。
【0011】
制御部5は、通信制御部9を介する上位コントローラ4からの情報を記憶部6に蓄積する。また、制御部5は、記憶部6に格納されたプログラムに従って、記憶部6にアクセスしながら動作する。
【0012】
記憶部6には、本実施の形態特有のプログラムとして、定時報告書作成プログラムが格納されている。この定時報告書作成プログラムは、例えばCD−ROMなどの記録媒体に記録された状態で提供され、この記録媒体から読み出されて記憶部6にインストールされている。
【0013】
計量メータ3は、所定の施設に複数設置され、対応するユーティリティ(電力、ガス、水道など)の使用量を積算計量するものである。本実施の形態では、電力量の計量を例にして説明する。
【0014】
以下、定時報告書作成プログラムに従って制御装置が実行する処理動作について、図2に示すフローチャートを用いて説明する。
【0015】
制御部5は、管理対象のデータを収集し(ST1)、収集した管理対象のデータを記憶部6に蓄積する(ST2)。例えば、本実施の形態では、管理対象A,B,C,Dとして施設の1階、2階、3階、4階の電力データを1分周期で収集し、記憶部6に蓄積する。
【0016】
管理者より、操作部8を介して定時報告書の作成の指示があると(ST3のYES)、制御部5は記憶部6に蓄積されている電力データを読み出し、この読み出した電力データを編集して定時報告書を作成する(ST4)。このとき、管理対象ごとの積算電力値を認識できるように、定時報告書が作成される。そして、その作成した定時報告書を出力部7に送り、ディスプレイの画面に表示したり、プリンタより打ち出す(ST5)。
【0017】
図3は、制御部5により作成された定時報告書の一例(月報)を示したものである。図3は、2015年4月の月報を示しており、この月報100の作成は次のようにして行われる。制御部5は、記憶部6に蓄積されている指定された月の管理対象A,B,C,Dの1か月の電力データを読み出し、その電力データの1日毎の積算値(積算電力値)を求める。そして、横方向に管理対象A,B,C,Dを並べ、縦方向に「日」を並べ、管理対象と各日との交点に1日毎の積算電力値を書き込む。また、管理対象毎に、積算電力値の合計を求め、月合計として各管理対象の「月合計使用量」欄に書き込む。
【0018】
そして、対象月における電力使用量の最大値、及び、その日にちを、それぞれ「1日使用量最大」欄、「1日使用量最大日」欄に書き込む。本例の図3における管理対象Aを例にとると、「1日使用量最大」欄には「328」、「1日使用量最大日」欄には「2015/4/29」と書き込まれることになる。
【0019】
更に本実施の形態においては、対象月における時間使用量の最大値、及び、最大時間使用量であった日時を、「時間使用量最大」欄、「時間使用量最大日時」欄に書き込む。本例の図3における管理対象Aを例にとると、「時間使用量最大」欄には「40」、「時間使用量最大日時」欄には「2015/4/27 13:00-14:00」と書き込まれることになる。
【0020】
制御部5は、このようにして作成された日報を出力部7へ送り、ディスプレイの画面に表示したり、プリンタより打ち出す。この月報により、管理者は、管理対象間のデータの傾向を比較することができる。これにより、従来の月報では明らかとならなかった時間使用量の最大値と、その最大時間使用量の生じた日時を確認することができるため、期間内の日報を1日ずつ確認する必要がなくなる。
【0021】
尚、年報の場合には、図4に示すように、対象年における日使用量の最大値、及び、最大時間使用量であった日を、「1日使用量最大」欄、「1日使用量最大日」欄に書き込んでもよい。本例の図4における管理対象Aを例にとると、「1日使用量最大」欄には「520」、「1日使用量最大日」欄には「2015/8/6」と書き込まれることになる。尚、「月使用量最大」や、「月使用量最大月」を追加する様にしてもよい。
【0022】
[他の実施の形態]
図5は、図3に示した月報の変形例である。ここでは、月報に日ごとの最高気温と日時を表示する様に構成されている。また、図6に示すように、年報の場合にも同様に、月ごとの最高気温と日時を表示してもよい。このように、最高気温と日時を、時間使用量最大と共に月報表示機能で表示することで、電力使用量と外気温度との関係性を容易に把握することが可能となる。尚、最高気温ではなく、例えば、平均気温等を表示してもよい。
【0023】
以上、本発明の定時報告書の出力装置を実施の形態によって説明したが、この開示の一部をなす記述及び図面は本発明を限定するものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲で、様々な実施の形態を包含することは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】本発明の第一の実施の形態に係る施設管理システム1の概略図。
図2】第一の実施の形態に係る定時報告書出力のフローチャート。
図3】本発明における月報の一例を示した図。
図4】本発明における年報の一例を示した図。
図5】本発明における月報の他の例を示した図。
図6】本発明における年報の他の例を示した図。
【符号の説明】
【0025】
1 施設管理システム
2 中央監視装置
3 計量メータ
4 上位コントローラ
5 制御部
6 記憶部
7 出力部
8 操作部
9 通信制御部
100 定時報告書
図1
図4
図5
図6
図2
図3