(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2016-202156(P2016-202156A)
(43)【公開日】2016年12月8日
(54)【発明の名称】ペットのトイレ
(51)【国際特許分類】
A01K 23/00 20060101AFI20161111BHJP
【FI】
A01K23/00 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】書面
【全頁数】5
(21)【出願番号】特願2015-97728(P2015-97728)
(22)【出願日】2015年4月20日
(71)【出願人】
【識別番号】513310036
【氏名又は名称】及川 郁子
(71)【出願人】
【識別番号】513310047
【氏名又は名称】及川 さつき
(71)【出願人】
【識別番号】513310058
【氏名又は名称】関口 みづき
(72)【発明者】
【氏名】及川 郁子
(72)【発明者】
【氏名】及川 さつき
(72)【発明者】
【氏名】関口 みづき
(57)【要約】 (修正有)
【課題】ペット用のトイレの処理を誰もが簡単にできるトイレの提供。
【解決手段】爪とぎ付きのスロープ8を付けた高さを持った本体1の上にペットが用をたすトイレを設ける。トイレは入り口2と汚物取り出し用の扉3を持つ。本体には引き出しや扉を設け、使用前、使用後の砂入れ、掃掃除道具を収容できる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
高さを設けたことを特徴としたペット用トイレ。
【請求項2】
直接床に置くのではなく高さがあることを特徴とする請求項1記載のペット用トイレ。
【請求項3】
今まで使用していたトイレをムダにする事がない。
【請求項4】
このトイレに必要な物が集約されている。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ペット(主として猫)を飼育している飼い主の為のトイレである。
【背景技術】
【0002】
通常のトイレとは、床に直接置き、排泄後の処理は飼い主がその都度立ったりしゃがんだりする物である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−259483号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、以上の技術によれば、健常者や若者には苦もなく特に問題もなく排泄物の処理は出来るが、脚や腰が不自由な方やお年寄り、太っている方にとっては、とても困難な事だと思う。
そこで、この発明は、老若男女、健常者か否かを問わずに処理が簡単にできるトイレを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以上の課題を解決するために、第一発明は、トイレを床に置くタイプではなく高さを設けたことを特徴とし、市販のトイレをそのまま利用することができる。
また、第二発明は、トイレに付帯する全ての物を一括にまとめられたトイレである。
【発明の効果】
【0007】
第一発明、または第二発明によれば、トイレに高さを設ける事により、足腰に負担を掛けずに排泄物の処理をすることが出来る。
【発明を実施するための形態】
【0009】
この発明の一実施形態を、
図1に示す。
トイレの本体1はアクリル板であり、汚れにくい素材であり、色は4色(赤/黒/ピンク/茶)展開である。
10スロープで、4トレイに上がり、猫が用をたす物である。
本体下5はマグネラッチ式扉になっており、トレイの出し入れが楽である。
2フタは側面がフラップ式扉になっており、汚物の取り出しが容易である。
6、7は引き出しで使用済み猫砂、新しい猫砂入れとなる。
8、9は観音開きになっており、掃除用具、開封前の猫砂がストックできる。
【0010】
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、お洒落でとてもかわいい製品なので、リビング、その他の部屋に置くことができ、若い方を問わず大変喜んでもらえる製品です。
また、老若男女、健常者か否かを問わず全ての飼い主にとって、とても容易にペットのトイレの処理をすることができる。また、全ての物を(ネコ砂、ゴミ袋等)を一カ所に集約することにより移動範囲が少なくて済む。したがって置く場所を問わずどこにでも家具感覚で配置することができる。
「他の実施形態」
図4の実施形態では、ネコがトイレに上がるためのスロープを爪研ぎと兼用にし、トイレに行くことが楽しくなるようにしてある。
【符号の説明】
【0011】
1.本体
2.フタ
3.トイレ出入り口扉
4.開封済み猫砂入れ扉
5.使用済み猫砂入れ扉
6.開封前猫砂貯蔵庫扉
7.掃除用具入れ扉
8.爪とぎつきスロープ
11.開封前猫砂貯蔵庫
12.掃除用具入れ
13.スロープ掛け口
41.開封済猫砂入れ
51.使用済猫砂入れ