特開2016-202852(P2016-202852A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特開2016-202852しゃもじで蓋を開閉する、しゃもじ入れ
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  • 特開2016202852-しゃもじで蓋を開閉する、しゃもじ入れ 図000003
  • 特開2016202852-しゃもじで蓋を開閉する、しゃもじ入れ 図000004
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  • 特開2016202852-しゃもじで蓋を開閉する、しゃもじ入れ 図000007
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2016-202852(P2016-202852A)
(43)【公開日】2016年12月8日
(54)【発明の名称】しゃもじで蓋を開閉する、しゃもじ入れ
(51)【国際特許分類】
   A47J 47/16 20060101AFI20161111BHJP
   A47G 21/00 20060101ALI20161111BHJP
【FI】
   A47J47/16 H
   A47G21/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】4
(21)【出願番号】特願2015-99461(P2015-99461)
(22)【出願日】2015年4月22日
(71)【出願人】
【識別番号】515130533
【氏名又は名称】本庄 賢次
(72)【発明者】
【氏名】本庄 賢次
【テーマコード(参考)】
3B115
4B066
【Fターム(参考)】
3B115AA22
3B115AA28
3B115BA27
3B115CB09
4B066EE24
(57)【要約】
【課題】蓋のないしゃもじ入れは、しゃもじのご飯と触れる先端部分がしゃもじ入れの内面と接触してしまう。蓋つきのしゃもじ入れは、しゃもじの出し入れのときに毎回蓋を手で開閉しなければならないものである。
本発明は、しゃもじの先端部分がしゃもじ入れの内面と接触せず、蓋のしゃもじ受け部に置いたしゃもじの柄を動かすことで蓋が開閉できる、しゃもじで蓋を開閉する、しゃもじ入れを提供するものである。
【解決手段】しゃもじ入れの蓋の内側部分に、しゃもじの先端部分がしゃもじ入れの内面に接触しないように置けるしゃもじの形態に合致したしゃもじ受け部を設け、しゃもじ入れ本体と蓋の間に蝶番を設け、蓋のしゃもじ受け部に置いたしゃもじの柄を動かすことで蓋が開閉できるようにしたことを特徴とするしゃもじで蓋を開閉する、しゃもじ入れ。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
しゃもじ入れの蓋に、しゃもじの形態に合致する形態のしゃもじ受け部を設け、しゃもじをしゃもじ受け部に置けるようにし、しゃもじ入れ本体と蓋の間に蝶番を設け、蓋のしゃもじ受け部に置いたしゃもじの柄を手で動かすことで蓋の開閉ができる、しゃもじで蓋を開閉する、しゃもじ入れ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、家庭の台所や食事の場所において使う、しゃもじで蓋を開閉する、しゃもじ入れに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の蓋のない、しゃもじ入れは、しゃもじのご飯と触れる先端部分を、しゃもじ入れに入れるだけのものである。蓋つきのしゃもじ入れもある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−148067号公報
【特許文献2】特開2001−087147号公報
【特許文献3】特開平10−225387号公報
【特許文献4】実開平06−085623号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の蓋のない、しゃもじ入れは、しゃもじのご飯と触れる先端部分が、しゃもじ入れの内面と接触してしまうものである。蓋付きのしゃもじ入れは、しゃもじの出し入れのとき毎回蓋を手で開閉しなければならないものである。
本発明は、以上の問題点を解決するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
しゃもじ入れの蓋の内側部分に、しゃもじの先端部分が蓋や収納部の内面に接触せず落下もしないように置ける形態のしゃもじ受け部を設け、また、しゃもじにしゃもじ受け部に合致する形態を設け、しゃもじの収納部下の台座と蓋の下部に蝶番を設け、蓋を閉めたとき収納部にしゃもじの柄が当たらないようにする切り欠き部を設け、蓋を開いたときには適度に開いて止まるよう蓋の外側下部に開口角度を決めるための台座に当たる凸部を設ける。
以上の構成よりなるしゃもじで蓋を開閉する、しゃもじ入れ。
【発明の効果】
【0006】
しゃもじ受け部の形態と合致するしゃもじの形態により、しゃもじは裏、表の向きに関係なくしゃもじ受け部に置くことができ、しゃもじのご飯と触れる先端部分が、しゃもじ入れの蓋や収納部の内面と接触しなくなった。しゃもじ受け部にしゃもじがあれば、しゃもじの柄を握ったまま、左右に動かすことで蓋の開閉ができるので、毎回蓋を手でつかみ開閉する必要が無くなった。しゃもじを取り出し、再度入れるときも、蓋は開いた方向に重心がかかり開いたまま静止しているので、しゃもじ受け部にすぐしゃもじを置くことができ、蓋を閉じれば重心が収納部の方向にかかるので閉じたまま静止する構造である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の斜視図
図2】本発明の使用状態を示す斜視図
図3】蓋(1)の内側にある、しゃもじ受け部(2)の拡大図
図4】しゃもじ(3)の形態図
図5】しゃもじ受け部(2)にしゃもじ(3)を置いた拡大図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)しゃもじ(3)に、落下防止凸部(5)と落下防止部接触位置(7)を設ける。
(ロ)しゃもじ受け部(2)に落下防止凹部(6)と落下防止部(8)を設ける。
(ハ)蓋(1)の内側に、しゃもじ受け部(2)を設ける。
(ニ)収納部(9)に柄の入る切り欠き部(11)を設ける。
(ホ)台座(13)と蓋(1)の下部に蝶番(10)を設ける。
(ヘ)蓋(1)の外側下部に台座(13)に当たる開口角度制限凸部(12)を設ける。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは、はじめは、手で蓋(1)を開け、柄(4)を握り、落下防止凹部(6)と落下防止凸部(5)を合致させ、また落下防止部(8)に落下防止部接触位置(7)が重なるようにしゃもじ(3)を置き、握ったままの柄(4)を収納部(9)の方向に動かせば、蓋(1)の重心が収納部(9)の方向にかかり閉まったまま静止しているので、しゃもじ(3)が収納できる。
しゃもじ(3)を取り出すときには、柄(4)を握り収納部(9)の反対方向に動かせば蓋(1)が開き、取り出すことが出来る。蓋(1)は、しゃもじ(3)を取り出しても重心が収納部(9)の反対方向にかかっているので、開いたまま静止しているので、再度収納がすぐ出来る。
しゃもじ(3)の出し入れに際しては落下防止凹部(6)と落下防止凸部(5)の形態により自然な手の動作で、出来るよう配慮した。
【符号の説明】
【0009】
1蓋、2しゃもじ受け部、3しゃもじ、4柄、5落下防止凸部、
6落下防止凹部、7落下防止部接触位置、8落下防止部、9収納部、10蝶番、
11柄の入る切り欠き部、12開口角度制限凸部、13台座
図1
図2
図3
図4
図5