特開2016-202857(P2016-202857A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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▶ 水戸部 俊行の特許一覧

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  • 特開2016202857-足指間ネット 図000003
  • 特開2016202857-足指間ネット 図000004
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2016-202857(P2016-202857A)
(43)【公開日】2016年12月8日
(54)【発明の名称】足指間ネット
(51)【国際特許分類】
   A47K 7/02 20060101AFI20161111BHJP
【FI】
   A47K7/02 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】3
(21)【出願番号】特願2015-102253(P2015-102253)
(22)【出願日】2015年4月27日
(71)【出願人】
【識別番号】594189877
【氏名又は名称】水戸部 俊行
(72)【発明者】
【氏名】水戸部 康世
(72)【発明者】
【氏名】水戸部 麻里
【テーマコード(参考)】
2D134
【Fターム(参考)】
2D134CD03
(57)【要約】
【課題】構造が簡単で軽くて使い易く、かつ足の指の間を素早く確実にきれいに洗うことができる足指間ネットを提供すること。
【解決手段】ハンドルの一端と横軸の間に3本のネットを放射状にした。したがって同時に3ヶ所のネットが足の指の間の隅々まで入り込み、きれいに洗うことができる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハンドルの一端と横軸の間に1〜4本のネットを放射状に設けたことを特徴とする足指間ネット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、足指の間や足を洗うための足指間ネットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、足は蒸れたり汚れたりすると、異臭を放って不衛生になり、水虫等の皮膚病の原因ともなっている。
なお、この種の足専用の洗い具で指間ブラシ(特許文献1参照)が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】 特開2000−50960公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の特開2000−50960公報の指間ブラシは、ハンドルの一端に1〜4本のロッドを取り付け、この各ロッドに複数のリングを着脱自在に嵌め込み、各リングの外周壁にブリッスルを放射状に植毛した構成であるが、構造が複雑で重く使用が難しく、さらに製品単価も高額である。
【0005】
本発明は、この従来の不満点を解消し要求に応えるべく発明された足指間ネットであって、構造が簡単で軽くて、使い易く、かつ指の間を素早く洗えて、無理な前屈姿勢も緩和されて、心地が良くて確実に足の汚れや臭いを落とし、美麗な足を維持することができるようにすることを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための足指間ネットにおいて、ハンドルの一端と横軸の間に1〜4本のネットを設けたことを特徴とする。
【0007】
上記した本発明に係る足指間ネットは、3本のネットを放射状にした。したがって同時に3ヶ所のネットが指の間の隅々まで入り込み、きれいに洗うことが可能となる。
【発明の効果】
【0008】
以上述べたように、ハンドルを持ってネットで同時に足の指の間を洗うことができる。したがって、足指間ネットは素早く洗えて、肌に負担がなく、足指の間の洗いが可能となる。さらに、足の裏や甲等をきれいに洗うことができる。
【0009】
また本発明は、シャワー等での立ち姿勢のままで、洗うことができるので、足指の間の隅々まで入り込ませて、きれいに洗うことが可能となる。
【0010】
他にも、お風呂などでの無理な前屈姿勢が緩和されるので、身体的ハンディのある人や高齢者や妊婦などに、軽くて、素早く、綺麗にあらえる足指間ネットの使用は好適である。
【0011】
以上の効果よりなる本発明の足指間ネットは、構造が簡単で廉価に製造できることから、多くの需要が見込まれるなど、多くの優れた作用効果が現れる。
【図面の簡単な説明】
【00012】
図1】 本発明の斜視図
図2】 本発明の使用状態を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実地の形態を説明す。
(イ) ハンドル(3)の一端に支軸(5)を設ける。
(ロ) 支軸(5)の湾曲の先端に横軸(4)を設ける。
(ハ) ハンドル(3)と横軸(4)の間にネット(2)を設ける。
本発明は以上のような構造である。
【0014】
本発明を使用するときは、ハンドル(3)を持ってネット(2)にソープをつけて足指の間に入れて軽くこすりつけながら動かすことでソープ泡(6)が立ち優しくソープが足指の間を包み込み、ネット(2)が肌に負担をかけずに皮脂や汚れを落とすことができる。
【0015】
前記実施の形態では、ハンドルの一端と横軸の間に、3本のネットを設けたが例えばネットは1本でもよく、また2〜4本であってもよい。
【符号の説明】
【0016】
1 足指間ネット、2 ネット、3 ハンドル、4 横軸、5 支軸、6 ソープ泡。
図1
図2