【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 平成27年1月8日にhttp://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=105&oid=014&aid=0003339723に掲載
【解決手段】本発明は、サーバ装置による航空券情報提供方法であって、ユーザ端末から、第1ウェブページを介してユーザによって入力された航空スケジュール情報を受信することと、受信された航空スケジュール情報に対応する複数の航空券情報を収集することと、収集された複数の航空券情報を飛行機便名に基づいて少なくとも一つのグループにグループ化することと、少なくとも一つのグループそれぞれに含まれている航空券情報がグループ別に区分されて表示される第2ウェブページをユーザ端末へ伝送することを含むことを特徴とする、航空券情報提供方法を開示する。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明の利点、特徴、およびそれらを達成する方法は、添付図面と共に詳細に後述されている実施形態を参照すると明確になるだろう。しかし、本発明は、以下で開示する実施形態に限定されるものではなく、互いに異なる様々な形態で実現できる。但し、本実施形態は、本発明の開示を完全たるものにし、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものである。本発明は、請求項の範疇のみによって定められる。明細書全体にわたり、同一の参照符号は同一の構成要素を指し示す。
【0019】
本実施形態で使用される「部」という用語はソフトウェア、FPGAまたはASICなどのハードウェア構成要素を意味し、「部」はいずれかの役割を果たす。ところが、「部」はソフトウェアまたはハードウェアに限定される意味ではない。「部」は、アドレッシングすることが可能な記憶媒体に存在するように構成されてもよく、一つまたはそれ以上のプロセッサを再生させるように構成されてもよい。したがって、一例として、「部」は、ソフトウェア構成要素、オブジェクト指向ソフトウェア構成要素、クラス構成要素およびタスク構成要素などの構成要素と、プロセス、関数、属性、プロシージャ、サブルーチン、プログラムコードのセグメント、ドライバー、ファームウェア、マイクロコード、回路、データ、データベース、データ構造、テーブル、アレイおよび変数を含む。構成要素と「部」の中で提供される機能は、より少ない数の構成要素および「部」として結合されてもよく、追加的な構成要素と「部」にさらに分離されてもよい。
【0020】
前述したように、航空券を検索するユーザの便宜を図るために、各旅行会社サイトの航空券情報を予め収集し、収集された航空券情報をユーザに提供するサービスが提供されているが、
図10aは一般的な航空券情報提供サービスによってユーザ端末の画面に表示されるウェブページを示している。
【0021】
一般的な航空券情報提供サービスは、様々な旅行会社サイトの航空券情報を収集した後、収集された航空券情報を価格順などに並べ替えてユーザへ提供する。
【0022】
このような一般的な航空券情報提供サービスは、ユーザが直接旅行会社サイトを訪れなければならない不便を減少させるが、
図10aに示すように、ユーザは、単に航空券の価格情報のみを確認することができ、該当航空券の予約が可能か該当航空券の出発時間が何時であるかなどの情報を確認するためにはユーザが各航空券の詳細照会を繰り返し行わなければならないという不便があった。
【0023】
図10bは
図10aに示した第1メニュー11を選択したときに表示されるウェブページであり、
図10cは
図10aに示した第2メニュー13を選択したときに表示されるウェブページであるが、
図10bおよび
図10cに示すように、ユーザは、第1メニュー11または第2メニュー13を選択した後で、航空便の残席があるか航空便のスケジュールが何時であるかを確認することができる。
【0024】
また、
図10bおよび
図10cに示した航空券がいずれもチェジュ航空7c 1102便とチェジュ航空7c 1101便の航空券であるので、残席の数とスケジュールが互いに同じであるにも拘わらず、一般的な航空券情報提供サービスは、ユーザが第1メニュー11を選択して該当航空券の残席なしと該当航空券のスケジュールを認知した後で、第2メニュー13を選択して残席の有無とスケジュールを再度確認するしかない構造であるから、ユーザの便宜を図れる航空券情報が提供されていない。
【0025】
本発明の一実施形態に係るサーバ装置100、ユーザ端末200およびこれらによる航空券情報提供方法は、収集された航空券情報を飛行機便名に基づいて区分してユーザへ提供するので、一般的な航空券情報提供サービスに比べてユーザの便宜を増進させることができる。
【0026】
図1は本発明の一実施形態に係るサーバ装置100とユーザ端末200を示す概略図である。
【0027】
図1に示すように、サーバ装置100とユーザ端末200はネットワーク10を介して互いに接続される。ネットワーク10は、有線ネットワークと無線ネットワークを含むことができ、具体的には、ローカルエリアネットワーク(LAN:Local Area Network)、都市規模ネットワーク(MAN:Metropolitan Area Network)、広域ネットワーク(WAN:Wide Area Network)などの様々なネットワークを含むことができる。また、ネットワーク10は、公知のワールドワイドウェブ(WWW:World Wide Web)を含むこともできる。ところが、本発明に係るネットワーク10は、列挙されたネットワークに限定されず、公知の無線データネットワークまたは公知の電話ネットワークまたは公知の有無線テレビジョンネットワークを少なくとも一部として含むこともできる。
【0028】
サーバ装置100はウェブサーバーを含むことができ、ユーザ端末200の要求に応じて、航空券情報を含むウェブページをユーザ端末200へ伝送する。
図1には示していないが、サーバ装置100は、いろいろな旅行会社のサーバまたは航空会社のサーバに接続され、各旅行会社のサーバおよび航空会社のサーバから航空券情報を収集することができる。
【0029】
ユーザ端末200は、サーバ装置100に航空券情報を要求し、航空券情報の含まれているウェブページをサーバ装置100から受信して表示する。ユーザ端末200は、ウェブブラウザなどの所定のアプリケーションを介してサーバ装置100から伝送されるウェブページを実行することができる。
【0030】
ユーザ端末200は、スマートフォン、デスクトップコンピュータ、ノートパソコン、PDA、ウェブパッド、タブレットPCなどのネットワーク10を介してサーバ装置100と通信することが可能な装置であれば、様々な種類の端末装置を含むことができる。
【0031】
以下、
図2を参照してサーバ装置100の動作について説明する。
【0032】
図2は本発明の一実施形態に係る航空券情報提供方法を示すフローチャートである。
【0033】
S210段階で、サーバ装置100は、ユーザ端末200から、第1ウェブページを介してユーザによって入力された航空スケジュール情報を受信する。航空スケジュール情報は、出発地、到着地、出発日および到着日の少なくとも一つに関する情報を含むことができる。ユーザはユーザ端末200の画面に表示された第1ウェブページを介して航空スケジュール情報を入力することができるが、これについては
図3及び
図4を参照して後述する。
【0034】
S220段階で、サーバ装置100は航空スケジュール情報に対応する複数の航空券情報を収集する。サーバ装置100は、航空会社のサイトおよび旅行会社のサイトなどからユーザの航空スケジュール情報に対応する複数の航空券情報を収集することができる。各航空券情報は、飛行機便名、出発地、到着地、出発時間、到着時間、所要時間、経由の有無および価格情報を含むことができる。
【0035】
サーバ装置100は、ユーザ端末200から、第1ウェブページを介してユーザによって入力された検索条件をさらに受信することができるが、サーバ装置100は、航空スケジュール情報と検索条件をさらに考慮して複数の航空券情報を収集することができる。検索条件は、例えば、所要時間、価格、経由の有無、決済手段の種類、および決済カードのカード会社の少なくとも一つを含む。検索条件は、収集される航空券情報を限定することができる様々な種類の条件を含むことができる。例えば、ユーザが15時間〜20時間の所要時間を検索条件として設定した場合、サーバ装置100は、所要時間が15時間〜20時間の航空券情報のみを収集することができる。
【0036】
S230段階で、サーバ装置100は、収集された複数の航空券情報を飛行機便名に基づいて少なくとも一つのグループにグループ化する。つまり、同じ飛行機便名の航空券情報を同じグループに含ませるのである。もし、収集される航空券情報が往復航空券情報である場合、サーバ装置100は、出発するときの飛行機便名と到着するときの飛行機便名が全て同じ航空券情報を同じグループに含ませることができる。
【0037】
S240段階で、サーバ装置100は、少なくとも一つのグループそれぞれに含まれている航空券情報がグループ別に区分されて表示される第2ウェブページをユーザ端末200へ伝送する。
【0038】
本発明の一実施形態に係る航空券情報提供方法によれば、ユーザは、第2ウェブページから飛行機便名に基づいて区分されたいろいろな航空券情報を確認することができるので、いずれかの飛行機便名に対応する航空券情報はすべて同じ出発時間、到着時間および所要時間を有することを予め知ることができる。ユーザは、自分の所望する飛行スケジュールに合致する飛行機便名についての航空券情報のみを照会することができるので、ユーザが各航空券情報の詳細照会を繰り返し行わなければならない従来のサービスの問題点を解決することができる。
【0039】
また、サーバ装置100は、航空券情報を第2ウェブページに埋め込むにあたり、航空券の予約が可能な飛行機便名に対応するグループの航空券情報のみを第2ウェブページに埋め込むことができる。例えば、第1飛行機便名、第2飛行機便名及び第3飛行機便名のうち、第1飛行機便名についてのみ航空券の予約が可能な場合、サーバ装置100は、第1飛行機便名に対応するグループの航空券情報のみを第2ウェブページに埋め込むことができる。これにより、ユーザは航空券の予約が可能な航空券情報のみを確認することができる。
【0040】
一方、サーバ装置100は、第2ウェブページをユーザ端末200へ伝送した後、第2ウェブページの航空券情報のうちいずれか一つの航空券情報の購入要求がユーザ端末200から受信されると、該当航空券情報を提供する旅行会社のサーバにユーザ端末200を接続させる。ユーザ端末200は、旅行会社のサーバと通信をして、該当航空券の予約および決済を行うことができる。
【0041】
図3は
図2のS210段階を詳細に示すフローチャートであり、
図4はユーザ端末200の画面に表示される第1ウェブページを示す例示図である。
【0042】
S310段階で、サーバ装置100は、ユーザ端末200から、航空券の検索のためにユーザによって入力された検索語を受信する。ユーザは、検索語を入力するためのウェブページに検索語を入力することができる。
【0043】
S320段階で、サーバ装置100は、ユーザ端末200から受信された検索語を分析する。サーバ装置100は、受信された検索語に、「航空券」に対応するものと既に設定された第1類型の検索語が含まれているかを判断することができる。第1類型の検索語は、例えば、「航空券」、「飛行機の切符」、「飛行機のチケット」または「航空チケット」を含むことができるが、これに限定されるものではない。サーバ装置100は、第1類型の検索語が受信された検索語に含まれている場合、ユーザ端末200のユーザが航空券情報を検索しようとしていることを知ることができる。
【0044】
S330段階で、サーバ装置100は、ユーザが航空券を検索しようとしていることを知ると、出発地の入力のための第1入力メニューと到着地の入力のための第2入力メニューを含む第1ウェブページをユーザ端末200へ伝送する。
【0045】
図4を参照すると、第1ウェブページは、出発地の入力のための第1入力メニュー430、到着地の入力のための第2入力メニュー450、および旅行時期の入力のための第3入力メニュー470を含むことができる。
図4に示した第1ウェブページは、ユーザの航空スケジュール情報の入力を受けるためにユーザ端末200へ伝送される。
図4の第1ウェブページは一つの例示に過ぎず、第1ウェブページに埋め込まれている各入力メニュー430、450、470の模様および種類は当業者によって様々に変更できる。
【0046】
具現例によっては、サーバ装置100は、第1ウェブページを介して航空スケジュール情報を受信した後、より正確な航空スケジュール情報の受信のための他のウェブページをユーザ端末200へ伝送することもできる。
【0047】
S340段階で、サーバ装置100は、第1ウェブページを介してユーザ端末200から航空スケジュール情報を受信する。前述したように、航空スケジュール情報が受信された後、サーバ装置100は、航空スケジュール情報に対応する複数の航空券情報を収集することができる。
【0048】
一方、本発明の一実施形態に係るサーバ装置100は、第1ウェブページをユーザ端末200へ伝送するとき、第1入力メニューと第2入力メニューそれぞれに、ユーザの意図に合致する場所の名称を予め入力することができる。
【0049】
例えば、ユーザ端末200から受信された検索語に前述した第1類型の検索語が含まれている場合、サーバ装置100は、ユーザの検索回数に基づいて既に決定された第1国の都市名および第2国の都市名を第1入力メニューおよび第2入力メニューに入力することができる。具体的には、過去にユーザが韓国の仁川から米国のLAへの航空券を多く検索した場合、サーバ装置100は、第1ウェブページの第1入力メニューに仁川を入力し、第2入力メニューにLAを入力して該当第1ウェブページをユーザ端末200へ伝送することができる。
【0050】
別の例として、ユーザ端末200から受信された検索語に、第1類型の検索語、および国名または大陸名に対応するものと既に設定された第2類型の検索語が含まれている場合、サーバ装置100は、まず、ユーザの検索回数に基づいて既に決定された第1国の都市名を第1入力メニューに入力し、受信された検索語に含まれている第2類型の検索語に該当する国の都市名のうち、ユーザの検索回数に基づいて決定される都市名を第2入力メニューに入力することができる。例えば、ユーザ端末200から受信された検索語が「フランス航空券」である場合、サーバ装置100は、「フランス」を第2類型の検索語、「航空券」を第1類型の検索語としてそれぞれ判断した後、第1入力メニューには、既に決定された第1国の都市名(例えば、韓国の仁川)を入力し、第2入力メニューには、フランスの都市名のうち、ユーザの検索回数に基づいて決定される都市名(例えば、パリ)を入力するのである。これは、ユーザが航空券の検索のために検索語を入力するとき、検索語に到着地情報を含ませる場合が多いことを考慮したものである。
【0051】
別の例として、ユーザ端末200から受信された検索語に、第1類型の検索語、および都市名に対応するものと既に設定された第3類型の検索語が含まれている場合、サーバ装置100は、ユーザの検索回数に基づいて既に決定された第1国の都市名を第1入力メニューに入力し、受信された検索語に含まれている第3類型の検索語に該当する都市名を第2入力メニューに入力することができる。例えば、端末装置から受信された検索語が「パリ航空券」である場合、サーバ装置100は、「パリ」を第3類型の検索語、「航空券」を第1類型の検索としてそれぞれ判断した後、第1入力メニューには既に決定された第1国の都市名(例えば、韓国の仁川)を入力し、第2入力メニューには第3類型の検索語に対応する都市名、すなわち「パリ」を入力するのである。
【0052】
サーバ装置100によって第1ウェブページに入力された出発地および到着地はユーザによって変更されうるものとすることは自明である。
【0053】
一方、サーバ装置100によって収集された複数の航空券情報は、少なくとも一つのグループにグループ化された後、第2ウェブページを介してユーザ端末200へ伝送されると前述したが、これについては
図5a、
図5bおよび
図6a〜
図6cを参照して説明する。
【0054】
図5aはサーバ装置100によって収集された複数の航空券情報を示す例示図であり、
図5bは
図5aに示した航空券情報が表示された第2ウェブページを示す例示図である。
【0055】
図5aはサーバ装置100によって収集された航空券情報が計6個である場合を示しているが、航空券情報の数は変更されうる。
【0056】
サーバ装置100は収集された複数の航空券情報を飛行機便名に基づいて少なくとも一つのグループにグループ化するが、
図5aに示した航空券情報はすべて往復航空券に該当するので、サーバ装置100は往復の飛行機便名がすべて同一である航空券情報を一つのグループにグループ化する。
【0057】
図5aの第1航空券情報、第3航空券情報及び第6航空券情報の飛行機便名はすべて同じ(AA001とAA002)であるので、第1航空券情報、第3航空券情報及び第6航空券情報は第1グループに含まれる。第2航空券情報は単独で第2グループに含まれ、第4航空券情報と第5航空券情報は第3グループに含まれる。グループに含まれている各航空券情報の出発時間、到着時間および所要時間はすべて同じであることが分かる。
【0058】
第1グループ、第2グループ及び第3グループに含まれているすべての航空券情報を飛行機便名別に区分して第2ウェブページに埋め込むことも可能であるが、本発明の一実施形態に係るサーバ装置100は、各グループに含まれている航空券情報のうちグループ別の代表的な航空券情報を決定して代表的な航空券情報のみを第2ウェブページに埋め込むこともできる。
【0059】
例えば、サーバ装置100は、各グループに含まれている航空券情報の価格に基づいて各グループ別の代表的な航空券情報を決定することができる。第1グループに含まれている航空券情報のうち、第1航空券情報の価格(700,000ウォン)が最も安価なので、第1航空券情報が代表的な航空券情報として決定されてもよい。第2グループには第2航空券情報のみが含まれているので、第2航空券情報が代表的な航空券情報として決定され、第3グループでは第4航空券情報が代表的な航空券情報として決定されてもよい。
【0060】
サーバ装置100は、第2ウェブページを少なくとも一つの領域に区分し、各領域に少なくとも一つのグループそれぞれの代表的な航空券情報を埋め込むことができる。この場合、サーバ装置100は、少なくとも一つのグループそれぞれの代表的な航空券情報の価格および所要時間のうちの少なくとも一つに基づいて決定される順序で、少なくとも一つの領域の最上位領域から最下位領域まで代表的な航空券情報を並べ替えて表示することができる。例えば、価格に基づいて代表的な航空券情報の順位を決定する場合、第1グループの第1航空券情報、第3グループの第4航空券情報及び第2グループの第2航空券情報の順に順位が決定される。
【0061】
図5bを参照すると、第2ウェブページが第1領域510a、第2領域510b及び第3領域510cに区分された場合、第1領域510aには第1グループの第1航空券情報、第2領域510bには第3グループの第4航空券情報、第3領域510cには第2グループの第2航空券情報がそれぞれ表示されていることが分かる。ユーザは、いずれか一つの領域を選択して該当グループの残りの航空券情報を確認することができる。
【0062】
ユーザが整列メニュー550を選択して整列オプションを飛行時間に変更した場合、飛行時間に基づいて各代表的な航空券情報の順位が決定され、それに基づいてグループ別の代表的な航空券情報が第2ウェブページの各領域510a、510b、510cに表示される。
【0063】
具現例によっては、サーバ装置100は、各グループの代表的な航空券情報の順位を決定する上で、代表的な航空券情報の出発地と到着地の間の距離を考慮した後、価格または所要時間に基づいてこれらの順位を決定することもできる。例えば、代表的な航空券情報の出発地と到着地の間の距離が近い場合には価格に基づいてこれらの順位を決定し、出発地と到着地の間の距離が遠い場合には所要時間に基づいてこれらの順位を決定することもできる。
【0064】
一方、
図5bを参照すると、各領域510a、510b、510cに含まれている代表的な航空券情報は、代表的な航空券情報の航空会社、出発時間、到着時間、所要時間、経由の有無、価格情報を含むことができるが、これに限定されるものではない。各領域510a、510b、510cの代表的な航空券情報は、代表航空券の購入条件、例えば、決済カードのカード会社情報530をさらに含むこともできる。
【0065】
図6aはサーバ装置100によって収集される複数の航空券情報を示す例示図、
図6bは
図6aに示した航空券情報が表示された第2ウェブページを示す例示図である。また、
図6cは
図6bに示した選択メニューが選択されたときに表示されるウェブページを示す例示図である。
【0066】
各グループ別の代表的な航空券情報の価格がすべて異なる場合には、価格に基づいて代表的な航空券情報の順位を決定することができるが、
図6aに示すように、第4グループに区分される第7航空券情報の価格が第1グループの第1航空券情報の価格と同じである場合、これらの間の順位が問題になる。
【0067】
サーバ装置100は、第1グループの第1航空券情報の価格と第4グループの第7航空券情報の価格が同一である場合、第1航空券情報の所要時間と第7航空券情報の所要時間とを比較して、所要時間がより短い航空券情報の順位をさらに高く決定することができる。これにより、第1グループの第1航空券情報、第4グループの第7航空券情報、第3グループの第4航空券情報および第2グループの第2航空券情報の順に順位を決定してもよい。
【0068】
サーバ装置100は、第1グループの第1航空券情報、第4グループの第7航空券情報、第3グループの第4航空券情報及び第2グループの第2航空券情報を順位に基づいて並べ替えて第2ウェブページに埋め込むことができる。または、
図6bに示すように、サーバ装置100は、第1航空券情報と第7航空券情報のうち、順位がより高い第1航空券情報のみを第1領域510aに埋め込み、第1領域510aには別途の選択メニュー610を埋め込むこともできる。ユーザによって選択メニュー610が選択された場合、
図6cに示すように、サーバ装置100は、第1航空券情報、および第1航空券情報と価格が同一であるが第1航空券情報の所要時間よりも所要時間が長い第7航空券情報を示すウェブページをユーザ端末200へ伝送することができる。ユーザは、選択メニュー610を選択することにより、価格は同一であるが飛行スケジュールが異なるいろいろな種類の航空券情報を一度に確認することができる。
【0069】
図7は本発明の一実施形態に係るサーバ装置700の構成を示すブロック図である。
【0070】
図7を参照すると、本発明の一実施形態に係るサーバ装置700は、受信部710、制御部730および伝送部750を含むことができる。受信部710、制御部730および伝送部750は、メモリ(図示せず)に格納された少なくとも一つのプログラムの制御下に動作するプロセッサで構成できる。
【0071】
受信部710は、ユーザ端末200から、第1ウェブページを介してユーザによって入力された航空スケジュール情報を受信する。また、受信部710は、ユーザ端末200から、航空券の検索のためにユーザによって入力された検索語を受信することができる。
【0072】
制御部730は、受信された航空スケジュール情報に対応する複数の航空券情報を収集し、収集された複数の航空券情報を飛行機便名に基づいて少なくとも一つのグループにグループ化する。
【0073】
制御部730は、少なくとも一つのグループそれぞれに含まれている航空券情報を飛行機便名別に区分して第2ウェブページに埋め込むことができる。この場合、制御部730は、少なくとも一つのグループそれぞれに対して代表的な航空券情報を決定し、代表的な航空券情報間の順位を決定した後、決定された順位で並べ替えて第2ウェブページに埋め込むことができる。
【0074】
伝送部750は、少なくとも一つのグループそれぞれに含まれている航空券情報が表示される第2ウェブページをユーザ端末200へ伝送する。また、伝送部750は、受信部710が航空券の検索のための検索語を受信した場合、航空スケジュール情報の入力のための第1ウェブページをユーザ端末200へ伝送することができる。このとき、制御部730は、ユーザ端末200によって伝送された検索語を分析し、分析結果に合致する出発地と到着地を第1ウェブページに埋め込むことができる。
【0075】
以下、
図8を参照して、本発明の一実施形態に係るユーザ端末200の動作を説明する。
【0076】
図8は本発明の他の実施形態に係る航空券情報提供方法を示すフローチャートである。
【0077】
S810段階で、ユーザ端末200は、ユーザから第1ウェブページを介して航空スケジュール情報の入力を受ける。ユーザ端末200は、ユーザによって入力された検索語をサーバ装置100へ伝送した後、サーバ装置100から伝送される第1ウェブページを受信して画面に表示することができる。
【0078】
S820段階で、ユーザ端末200は、ユーザによって入力された航空スケジュール情報をサーバ装置100へ伝送する。ユーザによって検索条件がさらに入力された場合、ユーザ端末200は、航空スケジュール情報と一緒に検索条件をサーバ装置100へ伝送することができる。
【0079】
S830段階で、ユーザ端末200は、航空スケジュール情報に対応する複数の航空券情報が飛行機便名に基づいて区分されて表示される第2ウェブページをサーバ装置100から受信する。
【0080】
S840段階で、ユーザ端末200は第2ウェブページを表示する。
【0081】
図9は本発明の別の実施形態に係るユーザ端末900の構成を示すブロック図である。
【0082】
図9を参照すると、本発明の別の実施形態に係るユーザ端末900は、ユーザ入力部910、伝送部930、受信部950およびディスプレイ970を含むことができる。伝送部930および受信部950は、メモリ(図示せず)に格納された少なくとも一つのプログラムの制御下に動作するプロセッサで構成できる。
【0083】
ユーザ入力部910は、ユーザから所定の入力を受ける。ユーザ入力部910は、マウス、キーボード、タッチスクリーンなど、ユーザの入力を受信することができる様々な種類の入力装置を含むことができる。
【0084】
ユーザ入力部910は、ユーザから第1ウェブページを介して航空スケジュール情報の入力を受ける。ユーザ入力部910は、ユーザから検索条件の入力をさらに受けることができる。
【0085】
伝送部930は、ユーザ入力部910を介して入力された航空スケジュール情報をサーバ装置100へ伝送する。
【0086】
受信部950は、航空スケジュール情報に対応する複数の航空券情報が飛行機便名に基づいて区分されて表示される第2ウェブページを受信する。
【0087】
ディスプレイ970は、受信された第2ウェブページを画面に表示する。
【0088】
ユーザ入力部910を介して航空券の検索のための検索語が入力された場合、伝送部930は入力された検索語をサーバ装置100へ伝送し、受信部950はサーバ装置100から第1ウェブページを受信することができる。ディスプレイ970は、受信された第1ウェブページを画面に表示して、ユーザが航空スケジュール情報を入力するようにすることができる。
【0089】
一方、上述した本発明の実施形態は、コンピュータで実行できるプログラムで作成可能であり、コンピュータ可読記録媒体を用いてプログラムを動作させる汎用デジタルコンピュータで実現できる。
【0090】
コンピュータ可読記録媒体は、磁気記憶媒体(例えば、ROM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクなど)、光学式読取媒体(例えば、CD−ROM、DVDなど)およびキャリアウェーブ(例えば、インターネットを介した転送)などの記憶媒体を含む。
【0091】
以上、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者は、本発明がその技術的思想や必須的特徴を変更することなく他の具体的な形態で実施できることを理解することができるだろう。よって、上述した実施形態はあらゆる面で例示的なもので、限定的なものではないと理解すべきである。