特開2016-210985IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

熱や光の作用により塩基や酸を発生する反応開始剤が担持された無機粒子(反応性粒子)、およびそれを含む硬化性樹脂組成物

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】樹脂との相性がよく、樹脂と混合したときに分散し易く、均質な樹脂組成物を得ることができる反応性粒子を提供する。
【解決手段】反応性粒子は、無機材料で形成された担体粒子と、前記担体粒子に担持された反応開始剤とを含み、前記担体粒子の平均アスペクト比は、2以上であり、前記反応開始剤は、塩基発生剤および酸発生剤からなる群より選択された少なくとも一種であり、前記塩基発生剤は、光および/または熱の作用により塩基を発生し、前記酸発生剤は、光および/または熱の作用により酸を発生する。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

バリア性や熱伝導性を向上させたり、収縮や線膨張を低減したりする観点からは、無機粒子を多量に樹脂組成物に含ませることが望まれる。特に、アスペクト比が大きい無機粒子、例えば、鱗片状の無機粒子を用いることで、線膨張の低減とともにバリア性を大きく向上させることができる可能性がある。 しかし、特許文献1のように、樹脂組成物に無機粒子を添加する場合、有機物である樹脂と、無機粒子とはなじみ難いため、無機粒子を樹脂組成物中に分散させ難い。よって、無機粒子を多量に樹脂組成物に含ませることは実際には難しい。また、特許文献2のように、無機粒子が球状粒子である場合には、樹脂組成物中に比較的分散し易いものの、鱗片状粒子は分散性が低いことが知られている。さらに、エポキシ樹脂などの硬化性樹脂では、無機粒子を多用すると、水分が樹脂と無機粒子との界面に入り込み易く、層間剥離などが生じ易い。その結果、かえって、バリア性が低下することもある。 本発明の目的は、樹脂との相性がよく、樹脂と混合したときに分散し易く、均質な樹脂組成物を得ることができる反応性粒子、およびそれを含む硬化性樹脂組成物を提供することである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の一局面は、無機材料で形成された担体粒子と、前記担体粒子に担持された反応開始剤とを含み、 前記担体粒子の平均アスペクト比は、2以上であり、 前記反応開始剤は、塩基発生剤および酸発生剤からなる群より選択された少なくとも一種であり、 前記塩基発生剤は、光および/または熱の作用により塩基を発生し、 前記酸発生剤は、光および/または熱の作用により酸を発生する、反応性粒子に関する・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、樹脂との相性がよく、樹脂に対する分散性が高く、均質な樹脂組成物を得ることができる反応性粒子およびそれを含む硬化性樹脂組成物を提供できる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】実施例1の硬化皮膜の厚さ方向の断面の走査型電子顕微鏡(SEM)写真である。

【図2】実施例12の硬化皮膜の厚さ方向の断面のSEM写真である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

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