技術分野
ブーツおよびブーツ取付構造
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】組立性に優れたブーツを提供する。 【解決手段】ブーツ30は、かしめにより縮径される無端バンド40によってハウジング20の端部21の外周21aに締付固定される第1の環状端部31を備える。第1の環状端部31は、無端バンド40が収容される外周溝34と、外周溝34に隣接して配置されたバンド抜け止め用の無端または有端の環状凸部35とを含む。環状凸部35の周方向Zの一部に、径方向内方Y2へ凹む凹部36が形成されている。かしめ前(縮径前)の無端バンド40が凹部36を通して、外周溝34に嵌め入れられる。 【選択図】図5
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
バンドとして、かしめにより縮径可能な無端の締付バンドが用いられる場合がある。その場合、まず、縮径前のバンドが、ハウジングに外嵌されたブーツの環状凸部(バンドストッパー)を乗り越えて、バンド固定溝に装着される。その後、かしめによりバンドが縮径され、縮径されたバンドによって、ブーツの端部が、ハウジングの外周に締付固定される。
縮径前のバンドの内径が大きいと、かしめによるバンドの縮径量が大きくなるため、かしめが困難となる。そこで、縮径前のバンドの内径を小さくした場合、バンドの内径とブーツの環状凸部の外径との差が小さくなる。このため、バンドが環状凸部を乗り越え難くなり、組立性が低下する。
そこで、本発明の目的は、組立性に優れたブーツおよびブーツ取付構造を提供することである。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
請求項1の発明は、かしめにより縮径される無端バンド(40)によってハウジング(20)の端部(21)の外周(21a)に締付固定される環状端部(31)を備え、前記環状端部は、前記無端バンドが収容される外周溝(34)と、前記外周溝に隣接して配置されたバンド抜け止め用の無端または有端の環状凸部(35)と、を含み、前記環状凸部の周方向(Z)の一部に、径方向内方(Y2)へ凹む凹部(36)が形成されている・・・ 続きを
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【発明の効果】
請求項1の発明のブーツでは、無端バンドを、ブーツの環状端部の外周溝に隣接する環状凸部の凹部を通して、前記外周溝内へ容易に嵌め入れることができる。無端バンドに環状凸部を乗り越えさせる作業が不要となり、無端バンドに対する組立性が向上する。
請求項2の発明では、凹部の底と外周溝の溝底とが面一とされる。このため、凹部を通して外周溝内へ組み入れやすくなり、無端バンドに対する組立性が一層向上する。
請求項3の発明では、組立性に優れたブーツ取付構造を実現することができる。また、かしめ前の無端バンドを小径化することができる。このため、無端バンドのかしめ代を低減することができる。これにより、無端バンドによる締付を安定させてブーツ取付構造のシール性を向上することができる。
請求項4の発明では、かしめ前の無端バンドを一層小径化することができる。このため、無端バンドのかしめ代の一層の低減を通じて、無端バンドによる締付をより安定させてブーツ取付構造のシール性を一層向上することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の一実施形態のブーツが適用されたブーツ取付構造を含むステアリング装置の概略構成の模式図である。
【図2】 ブーツ取付構造の要部の断面図である。
【図3】 ブーツの斜視図である。
【図4】 無端バンドの要部の概略図である。(a)は無端バンドのかしめ前の段階のかしめ予定部を示し、(b)は無端バンドのかしめ部を示している。
【図5】 (a)および(b)は、ブーツ取付構造の組立工程を順次に示す概略断面図および概略斜視図である。
1…ステアリング装置、2…操舵部材、3…転舵輪、5…ステアリングシャフト、7…ピニオン軸、8…ラック軸、9…ボールジョイント、10…タイロッド、11…ナックルアーム、20…ハウジング、21…端部、21a…外周、22…収容凹部、30…ブーツ、31…第1の環状端部、31a…外周、32…第2の環状端部、33…蛇腹部、34…外周溝、34a…底、35…環状凸部、36…凹部、36a…底、40…無端バンド、41…本体、42…かしめ部、42P…かしめ予定部、A…ブーツ取付構造、D1…(外周溝の)溝底径、D2…(縮径前の無端バンドの)内径、X…軸方向、Y1…径方向外方、Y2…径方向内方、Z…周方向
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