技術分野
入金された紙幣を取り込んで金種別に複数の紙幣収納庫に収納し、入出金指示によって前記紙幣収納庫から収納紙幣を払い出す紙幣処理装置に関し、特に、簡易な構成で、汚れや切れや皺等がある汚損紙幣を釣銭として出金しないようにする紙幣処理装置
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】簡易な構成で、汚れや切れや皺等がある汚損紙幣を釣銭として出金しないようにする紙幣処理装置を提供すること。 【解決手段】入金された紙幣を取り込んで金種別に複数の紙幣収納庫17に収納し、入出金指示によって紙幣収納庫17から収納紙幣を払い出す紙幣処理装置1aであって、紙幣交換モードあるいは入金紙幣回収モードを選択する操作部23または操作表示部53と、入金された紙幣の真贋及び金種を判別する鑑別部16と、前記紙幣交換モードあるいは前記入金紙幣回収モードが選択され、かつ、入金された紙幣が正貨である場合、少なくとも、前記入金された紙幣を釣銭として出金せず回収のみを行う回収領域に収納するモード制御部42と、を備える。 【選択図】図3
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ところで、顧客が支払として差し出した紙幣が、汚れがひどかったり、切れていたり、クシャクシャで皺が寄っている汚損紙幣である場合、店側としては顧客に汚損紙幣の交換を要求することができず、この汚損紙幣を受け取って紙幣処理装置に入金し、金銭授受の処理を行う。なお、顧客から受け取った汚損紙幣の切れが大きい紙幣の場合、そのまま紙幣処理装置に入金すると、詰まりの原因となるため、POSレジスタ毎に非常用として保管してある紙幣と交換して入金する場合もある。
ここで、顧客が差し出した汚損紙幣が千円紙幣であり、非常用の紙幣と交換せずに紙幣処理装置に入金された場合、この顧客の後の顧客が支払として差し出した紙幣が高額紙幣(一万円紙幣)であって、釣銭に千円紙幣がある場合には、先の顧客が支払った汚損紙幣(千円紙幣)が釣銭として出金されてしまう。
このため、汚損紙幣の汚損度にもよるが、店員が、釣銭として汚損紙幣を顧客に渡すことは失礼であると判断した場合であって、非常用の紙幣がPOSレジスタ毎に保管していない場合、店員は、汚損紙幣をサービスカウンター等で交換する。このサービスカウンター等での交換は、現在の顧客のみならず、後続の顧客を待たせることになる。一方、店員が、そのまま汚損紙幣を釣銭として顧客に渡すことは、店に対する印象を悪化させることになる。
なお、特許文献2には、入金時に基準以上の汚れ等を検出した場合、釣銭として出金しない自動取引装置が記載されている。この自動取引装置では、基準以上の汚れ等を検出するために、入金された紙幣を広範囲で監視しなければならず、センサ等が複雑かつ大型化してコストがかかってしまう。
本発明は、に鑑みてなされたものであって、簡易な構成で、汚れや切れや皺等がある汚損紙幣を釣銭として出金しないようにする紙幣処理装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる紙幣処理装置は、入金された紙幣を取り込んで金種別に複数の紙幣収納庫に収納し、入出金指示によって前記紙幣収納庫から収納紙幣を払い出す紙幣処理装置であって、紙幣交換モードあるいは入金紙幣回収モードを選択する操作部と、入金された紙幣の真贋及び金種を判別する鑑別部と、前記紙幣交換モードあるいは前記入金紙幣回収モードが選択され、かつ、入金された・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、紙幣交換モードあるいは入金紙幣回収モードが選択され、かつ、入金された紙幣が正貨である場合、少なくとも、入金された紙幣を釣銭として出金せず回収のみを行う回収領域に収納するようにしているので、簡易な構成で、汚れや切れや皺等がある汚損紙幣を釣銭として出金しない紙幣処理装置を実現できる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 図1は、本発明の実施の形態である紙幣処理装置を含む貨幣処理装置の構成を示す斜視図である。
【図2】 図2は、紙幣処理装置の構成を模式的に示した断面図である。
【図3】 図3は、図1に示した紙幣処理装置の制御系を示すブロック図である。
【図4】 図4は、制御部による紙幣交換モード処理手順を示すフローチャートである。
【図5】 図5は、入金された汚損紙幣が千円紙幣である場合における紙幣交換モード処理を説明する模式図である。
【図6】 図6は、制御部による入金紙幣回収モード処理手順を示すフローチャートである。
【図7】 図7は、制御部による紙幣交換モード処理手順の変形例を示すフローチャートである。
【図8】 図8は、入金された汚損紙幣が千円紙幣である場合における紙幣交換モード処理の変形例を説明する模式図である。
1 貨幣処理装置
1a 紙幣処理装置
1b 硬貨処理装置
2 POSレジスタ装置
10 紙幣収納機構
11 紙幣投入口
12 紙幣払出口
13 回収庫
14 入金部
15 出金部
16 鑑別部
17 紙幣収納庫
17a 千円紙幣収納庫
17b 五千円紙幣収納庫
17c 一万円紙幣収納庫
18 紙幣搬送機構
18a〜18d 切換部
21 硬貨投入口
22 表示部
23 操作部
23a,53a 紙幣交換モード選択部
23b,53b 入金紙幣回収モード選択部
24 硬貨出金口
25 受け皿
26 硬貨返却口
30 記憶部
31 入出金情報
40 制御部
41 入出金制御部
42 モード制御部
53 操作表示部
L1 主搬送路
L2 分岐搬送路
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