特開2016-219808IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

複数のはんだ粒子を含む導電ペーストを用いる接続構造体の製造方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】汚染が防止されており、更にはんだが、接続されるべき電極間に十分に配置されており、かつ、電極間の導通信頼性に優れる接続構造体を得ることができる接続構造体の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る接続構造体の製造方法は、第1の接続対象部材の表面上に配置された導電ペーストの硬化を進行させて、Bステージ層を形成し、前記Bステージ層の表面上に、第2の接続対象部材を配置し、次にはんだ粒子の融点以上に加熱して、第1の電極と第2の電極との対向し合う部分の面積100%中の50%以上に、接続部中のはんだ部が配置されている接続構造体を得る。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

はんだ粉や、はんだ層を表面に有する導電性粒子を含む異方性導電ペーストを用いた従来の接続構造体の製造方法では、導電接続時に、導電ペースト層に荷重が加わると、導電ペーストが流出することがあり、汚染が生じることがある。さらに、従来の接続構造体の製造方法では、はんだ粉又は導電性粒子が電極(ライン)上に十分に配置されず、導通信頼性が低くなることがある。 また、特許文献1に記載の異方性導電材料を用いて、特許文献1に記載の方法で電極間を電気的に接続すると、はんだを含む導電性粒子が電極(ライン)上に効率的に配置されないことがある。また、特許文献1の実施例では、はんだの融点以上の温度で、はんだを十分に移動させるために、一定温度に保持しており、接続構造体の製造効率が低くなる。特許文献1の図8に示された温度プロファイルで実装を行うと、接続構造体の製造効率が低くなる。 また、特許文献2に記載の接着テープは、フィルム状であり、ペースト状ではない。このため、ボイドが発生し易い。さらに、接続部の厚みを変更したり、調整したりするためには、異なる厚みの導電フィルムを用意したり、所定の厚みの導電フィルムを用意したりしなければならないという問題がある。 また、特許文献3では、はんだ粉を含む導電ペースト中に、対流添加剤を添加している。しかしながら、特許文献3に記載のような対流添加剤を添加した場合には、導電ペーストの硬化物に、対流添加剤が異物として残留することがある。また、対流添加剤の添加によって、導電ペーストの性質が変わることもある。さらに、導電ペーストの硬化物にボイドが生じやすい。結果として、電極間の導通信頼性が低くなることがある。また、用いることができる導電ペーストが制約される。 本発明の目的は、汚染が防止されており、更にはんだが、接続されるべき電極間に十分に配置されており、かつ、電極間の導通信頼性に優れる接続構造体を得ることができる接続構造体の製造方法を提供することである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の広い局面によれば、複数のはんだ粒子とバインダーとを含む導電ペーストが用いられ、第1の電極を表面に有する第1の接続対象部材が用いられ、かつ、第2の電極を表面に有する第2の接続対象部材が用いられ、前記第1の接続対象部材の表面上に、前記導電ペーストを配置する工程と、前記導電ペーストの硬化を進行させて、Bステージ層を形成するBステージ化工程と、前記Bステージ層の前記第1の接続対象部材側とは反・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明に係る接続構造体の製造方法では、複数のはんだ粒子とバインダーとを含む導電ペーストが用いられ、第1の電極を表面に有する第1の接続対象部材が用いられ、かつ、第2の電極を表面に有する第2の接続対象部材が用いられる。本発明に係る接続構造体の製造方法は、第1の接続対象部材の表面上に、導電ペーストを配置する工程と、導電ペーストの硬化を進行させて、Bステージ層を形成するBステージ化工程と、Bステージ層の第1の接続対象部材側とは反対の表面上に、第2の接続対象部材を、第1の電極と第2の電極とが対向するように配置する工程と、はんだ粒子の融点以上に加熱することで、第1の接続対象部材と第2の接続対象部材とを接続している接続部を、Bステージ層により形成し、かつ、第1の電極と第2の電極とを、接続部中のはんだ部により電気的に接続する加熱工程とを備え、第1の電極と接続部と第2の電極との積層方向に第1の電極と第2の電極との対向し合う部分をみたときに、第1の電極と第2の電極との対向し合う部分の面積100%中の50%以上に、接続部中のはんだ部が配置されている接続構造体を得るので、汚染が防止されており、更にはんだが、接続されるべき電極間に十分に配置されており、かつ、電極間の導通信頼性に優れる接続構造体を得ることができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】図1は、本発明の一接続構造体の製造方法により得られる接続構造体を模式的に示す部分切欠正面断面図である。

【図2】図2(a)〜(c)は、本発明の一接続構造体の製造方法の各工程を説明するための図である。

【図3】図3は、本発明の一接続構造体の製造方法の各工程を説明するための図である。

【図4】図4は、接続構造体の変形例を示す部分切欠正面断面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1,1X…接続構造体   2…第1の接続対象部材   2a…第1の電極   3…第2の接続対象部材   3a…第2の電極   4,4X…接続部   4A,4XA…はんだ部   4B,4XB…硬化物部   11…導電ペースト   11A…はんだ粒子   11B…熱硬化性成分   11X…Bステージ層

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