技術分野
細胞解析方法に関するものである。
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】より生体内に近い細胞集塊の状態で培養されている細胞の特性を精度よく解析する。 【解決手段】細胞集塊を構成する細胞の構成要素を、少なくとも1つの蛍光または発光を生じさせる化学物質で標識する標識ステップS1と、標識された細胞からの蛍光または発光を検出することにより複数枚のスライス画像を細胞集塊の少なくとも一部に対して取得する撮影ステップS2と、取得された複数枚のスライス画像を画像処理して細胞集塊の少なくとも一部の3次元画像を構築する3次元画像構築ステップS3と、構築された細胞集塊の3次元画像の各細胞の構成要素を隣接する細胞の構成要素と異なる色に配色する配色ステップS4と、配色された3次元画像を表示する表示ステップS6とを含む細胞解析方法を提供する。 【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかしながら、特許文献1の技術は、細胞集塊全体の解析を行うため、細胞集塊を構成する個々の細胞の解析については考慮されていない。細胞ベースの研究や薬剤スクリーニングでは、細胞集塊を構成する個々の細胞の反応を定量化する必要がある。特に、細胞集塊を構成している細胞の内、内側の細胞と外側の細胞とでは反応が異なるため、細胞集塊全体の解析では、個々の細胞の解析を行うことができないという問題がある。
そして、3次元的な構造を有する細胞集塊を構成する個々の細胞を解析する場合に、相互に重なっている細胞については正しく認識できているか否かを確認することが困難である。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、より生体内に近い細胞集塊の状態で培養されている細胞の特性を精度よく解析することができる細胞解析方法を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明の一態様は、細胞集塊を構成する細胞の構成要素を、少なくとも1つの蛍光または発光を生じさせる化学物質で標識する標識ステップと、該標識ステップにおいて標識された前記細胞からの蛍光または発光を検出することにより複数枚のスライス画像を前記細胞集塊の少なくとも一部に対して取得する撮影ステップと、前記撮影ステップにより取得された複数枚の・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、より生体内に近い細胞集塊の状態で培養されている細胞の特性を精度よく解析することができるという効果を奏する。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の第1の細胞解析方法を示すフローチャートである。
【図2】 図1の細胞解析方法を実施するために使用される顕微鏡システムを示す図である。
【図3】 図1の細胞解析方法の3次元画像構築ステップにより構築された細胞集塊の3次元画像の一例を示す図である。
【図4】 図3の細胞集塊に配色ステップにより配色した3次元画像および該3次元画像を所定の切断平面で切断した断面の2次元画像の表示例を示す図である。
【図5】 図4の画像上において切断平面を動かした場合の表示例を示す図である。
【図6】 図4の表示の他の例を示す図である。
【図7】 図4の表示の他の例を示す図である。
【図8】 本発明の第2の細胞解析方法を示すフローチャートである。
【図9】 図8の細胞解析方法により構築された細胞集塊の3次元画像と、該3次元画像を構成する個々の細胞の特性の分布を示すスキャッタグラムの一例を示す図である。
【図10】 図9の表示の他の例を示す図である。
S1 標識ステップ
S2 撮影ステップ
S3 3次元画像構築ステップ
S4 配色ステップ
S5 2次元画像構築ステップ
S6 表示ステップ
S7 評価ステップ
S8 分布生成ステップ
C 切断平面
P1,P2,P8 3次元画像
P3,P4,P5,P6 2次元画像
P7 スキャッタグラム(グラフ)
X 細胞集塊
Y 細胞
Z 特性データ(データ)
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