特開2016-221157(P2016-221157A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2016-221157(P2016-221157A)
(43)【公開日】2016年12月28日
(54)【発明の名称】遊技機
(51)【国際特許分類】
   A63F 7/02 20060101AFI20161205BHJP
【FI】
   A63F7/02 334
   A63F7/02 304D
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2015-113230(P2015-113230)
(22)【出願日】2015年6月3日
(71)【出願人】
【識別番号】000154679
【氏名又は名称】株式会社平和
(74)【代理人】
【識別番号】100060759
【弁理士】
【氏名又は名称】竹沢 荘一
(74)【代理人】
【識別番号】100087893
【弁理士】
【氏名又は名称】中馬 典嗣
(72)【発明者】
【氏名】菊池 潤
(72)【発明者】
【氏名】江中 靖司
(72)【発明者】
【氏名】澤田 直也
【テーマコード(参考)】
2C088
【Fターム(参考)】
2C088BC51
2C088EA06
2C088EB71
(57)【要約】      (修正有)
【課題】回動部材に電気的表示要素を配置した構成で、電線の断線を防止することができる遊技機を提供する。
【解決手段】演出装置は、前後方向へ貫通する軸孔211aを有するベースと、ベースに取り付けられる回動演出用モータ221と、ベースに回動可能に支持されると共に、回動演出用モータ221の駆動により回動可能であって、かつ軸孔211aと共に前後方向へ貫通する通孔232bを有する回動部材232と、回動部材232と一体的に回動可能で、かつ前面で電気的表示演出を行う光源と、光源に一端が電気的に接続される電線236と、を備える。電線236の他端は、回動部材232の通孔232b及びベースの軸孔211aを通ってベースの後側に導出されて配線される。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技状況に応じた演出を行う演出装置を備えた遊技機において、
前記演出装置は、
前記遊技機の所定部位に固定され、前後方向へ貫通する軸孔を有するベースと、
前記ベースに取り付けられる回動演出用電気的駆動源と、
前記ベースに回動可能に支持されると共に、前記回動演出用電気的駆動源の駆動により回動可能であって、かつ前記軸孔と共に前後方向へ貫通する通孔を有する回動部材と、
前記回動部材と一体的に回動可能で、かつ前面で電気的表示演出を行う電気的表示要素と、
前記電気的表示要素に一端が電気的に接続される電線と、を備え、
前記電線の他端は、前記回動部材の前記通孔及び前記ベースの前記軸孔を通って前記ベースの後側に導出されて配線されることを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記演出装置はさらに、
前記回動部材に取り付けられる開閉演出用電気的駆動源と、
前記回動部材と一体的に回動可能に支持されると共に、前記開閉演出用電気的駆動源の駆動により前記電気的表示要素の前面の少なくとも一部を前側から遮蔽する閉鎖位置及び露呈する開放位置に移動可能な可動部材と、
前記可動部材の後側にあって、前記電線が通過する通孔を有すると共に、前記開閉演出用電気的駆動源の駆動により回動し、当該回動により前記可動部材を前記閉鎖位置及び開放位置に移動させるギヤ機構と、を備えることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
【請求項3】
前記可動部材は、前記ギヤ機構により前記電気的表示要素の前面に沿ってスライド可能な1対のシャッターにより構成され、
前記1対のシャッターは、前記開閉演出用電気的駆動源の駆動により、互いに反対方向へスライド可能で、かつ表面に所定の形を模った意匠部を形成すると共に、スライド方向において互いに対向する合わせ面が接触する前記閉鎖位置、及び前記合わせ面が離間する前記開放位置に移動可能であり、
前記1対のシャッターのうちいずれか一方のシャッターの対向面には、前記1対のシャッターのうちいずれか他方のシャッターの対向面に向けて突出する凸部を有し、前記他方のシャッターの対向面には、前記1対のシャッターが閉鎖位置にあるとき、前記凸部に嵌合する凹部を有し、
前記凹部及び前記凸部は、前記意匠部を模る線に沿って形成されることを特徴とする請求項2記載の遊技機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技盤に遊技状況に応じた演出を行う演出装置を配置した遊技機に関する。
【背景技術】
【0002】
パチンコ機、スロットマシン等の各種遊技機においては、遊技盤に設けた液晶ディスプレイ等の表示装置に遊技内容と関わりのある図柄、文字等の種々の演出情報を表示させることに加え、さらに、演出効果を高めるため、遊技盤には遊技状況に応じた演出動作を行う演出装置が配置される。
【0003】
例えば、特許文献1に記載の遊技機は、表示装置の前方に演出装置の一部を構成する1対の扉を配置し、当該1対の扉をモータにより回動させる機械的動作の回動演出を行うことで、演出を複雑化して演出の面白みを向上させるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010−227395号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に記載の遊技機においては、演出装置が機械的動作の回動演出を行うものの、これだけでは、演出が単調になりがちであり面白みに欠けるものである。これを解消する手段として、1対の扉(以下、「回動部材」という)が回動する回動演出に加えて、遊技状況に応じた演出を電気的に表示する電気的表示演出を行うようにすることが考えられる。この電気的表示演出は、回動部材にLED等の光源及び/または所定の演出を表示する液晶ディスプレイ等を設けることによって達成される。
【0006】
しかしながら、回動部材に光源、液晶ディスプレイ等の電気的表示要素を配置した場合には、回動部材の回動に伴って電気的表示要素に電力を供給するための電線(ワイヤハーネス)の姿勢が繰り返し変化するため、電線内部や電気的表示要素と電線との接続個所に疲労断線が生じる虞がある。
【0007】
本発明は、かかる課題に鑑みなされたものであって、回動部材に電気的表示要素を配置した構成で、電線の断線を防止した遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明は、遊技状況に応じた演出を行う演出装置を備えた遊技機において、前記演出装置は、前記遊技機の所定部位に固定され、前後方向へ貫通する軸孔を有するベースと、前記ベースに取り付けられる回動演出用電気的駆動源と、前記ベースに回動可能に支持されると共に、前記回動演出用電気的駆動源の駆動により回動可能であって、かつ前記軸孔と共に前後方向へ貫通する通孔を有する回動部材と、前記回動部材と一体的に回動可能で、かつ前面で電気的表示演出を行う電気的表示要素と、前記電気的表示要素に一端が電気的に接続される電線と、を備え、前記電線の他端は、前記回動部材の前記通孔及び前記ベースの前記軸孔を通って前記ベースの後側に導出されて配線されることを特徴とする。
【0009】
上記構成により、回動部材の回動に伴う電線の姿勢変化が少なくなるため、電線に繰り返し姿勢変化による疲労断線が生じることを防止できる。
なお、ベースの軸孔と回動部材の通孔とを同心円又は同心円状として、回動部材を軸孔を中心として回動し得るように支持すると、単純な構成で、回動部材の円滑な回動を得ることができる。
【0010】
前記演出装置はさらに、前記回動部材に取り付けられる開閉演出用電気的駆動源と、前記回動部材と一体的に回動可能に支持されると共に、前記開閉演出用電気的駆動源の駆動により前記電気的表示要素の前面の少なくとも一部を前側から遮蔽する閉鎖位置及び露呈する開放位置に移動可能な可動部材と、前記可動部材の後側にあって、前記電線が通過する通孔を有すると共に、前記開閉演出用電気的駆動源の駆動により回動し、当該回動により前記可動部材を前記閉鎖位置及び開放位置に移動させるギヤ機構と、を備えるものとする。
【0011】
上記構成により、ギヤ機構による可動部材の機械的動作の開閉演出時においても電線の姿勢変化が少なくなるため、電線に繰り返し姿勢変化による疲労断線が生じることを防止できる。
【0012】
さらに、前記可動部材は、前記ギヤ機構により前記電気的表示要素の前面に沿ってスライド可能な1対のシャッターにより構成され、前記1対のシャッターは、前記開閉演出用電気的駆動源の駆動により、互いに反対方向へスライド可能で、かつ表面に所定の形を模った意匠部を形成すると共に、スライド方向において互いに対向する合わせ面が接触する前記閉鎖位置、及び前記合わせ面が離間する前記開放位置に移動可能であり、前記1対のシャッターのうちいずれか一方のシャッターの対向面には、前記1対のシャッターのうちいずれか他方のシャッターの対向面に向けて突出する凸部を有し、前記他方のシャッターの対向面には、前記1対のシャッターが閉鎖位置にあるとき、前記凸部に嵌合する凹部を有し、前記凹部及び前記凸部は、前記意匠部を模る線に沿って形成されるものとする。
【0013】
上記構成により、電気的表示要素の少なくとも一部を遮蔽したり露呈したりする機械的動作の開閉演出を行う1対のシャッターが閉鎖位置にあるとき、互いの合わせ面の合わせ目が目立ち難くなり、意匠部を綺麗に表示させると共に、互いの対向面の位置合わせを行うことができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、回動部材の回動に伴う電線の姿勢変化が少なくなるため、電線が断線することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明に係る遊技機の斜視図である。
図2】遊技盤の正面図である。
図3】斜め前方から見た演出装置の分解斜視図である。
図4】斜め後方から見た演出装置の分解斜視図である。
図5】閉鎖状態にあるときの演出装置の正面図である。
図6】開放状態にあるときの演出装置の正面図である。
図7】回動状態にあるときの演出装置の正面図である。
図8図5におけるVIII−VIII線縦断面図である。
図9】閉鎖状態にあるときの演出装置の裏面図である。
図10】回動状態にあるときの演出装置の裏面図である。
図11】閉鎖状態にあるときの演出装置の要部の正面図である。
図12】開放状態にあるときの演出装置の要部の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明を実施するための一実施形態を添付図面を参照しながら詳述する。
なお、以下の実施形態は本出願の特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、実施形態の中で説明される特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
また、以下の説明で使用する方位は、遊技機1の正面に対面する遊技者から見た場合の方位を指す。
【0017】
図1に示すように、遊技機1は、遊技場の島設備に設置される矩形枠状の外枠2と、当該外枠2の左枠部に図示略の蝶番により垂直軸回りに開閉自在に取り付けられる内枠3と、当該内枠3に装着され、各種要素が組み付けられる図2に示す遊技盤4と、当該遊技盤4の前側にあって、内枠3の左枠部に上下の蝶番5、5により垂直軸回りに開閉自在に取り付けられ、遊技盤4の前面を遊技者が透視し得るガラス板61を嵌め込んだガラス枠6と、ガラス枠6の下部に設けられ遊技盤4の裏側に設置される図示略の払出装置から払い出される遊技球Bを貯留するための上受皿部7と、上受皿部7に遊技球Bが満杯になった際、溢れ球を導入可能な下受皿部8と、ガラス枠6の前面右下部に設けられ上受皿部7に貯留された遊技球Bを遊技領域401へ打ち出す際に操作される発射ハンドル9と、ガラス枠6の上部に設けられ遊技状況に応じた効果音を出力するスピーカ10L、10Rと、ガラス枠6に設けられ遊技状況に応じて点灯、消灯及び点滅する照明演出を行う電飾装置11と、遊技盤4の後側に設置される表示装置12(図2に点線で表示)とを備える。また、遊技盤4の裏側には、遊技全体を統括的に制御する図示略の主制御部、主制御部からの指令に基づいて演出対象物(スピーカ10L、10R、電飾装置11、表示装置12及び後述の演出装置20等)を制御する図示略の副制御部及び遊技盤4の裏側に設置され各電装部品に電力を供給するための図示略の電源装置等が設置される。
【0018】
図2に点線で示す表示装置12は、例えば液晶ディスプレイから構成され、例えば遊技に係わる情報である各種キャラクタや左列、中列、右列の3列の数字等で構成される図示略の演出図柄を変動、停止表示すると共に、そのときの遊技進行に応じた動画を表示することによって遊技の盛り上げ演出を行う。
【0019】
図2に示すように、遊技盤4は、アクリル樹脂等の透明合成樹脂板により正面視ほぼ方形に形成されると共に、前面に、内外のガイドレール402、403によって包囲される円形(楕円形を含む)の遊技領域401を形成する。上受皿部7に貯留された遊技球Bは、発射ハンドル9が回転操作されることにより、ガラス枠5の右下部裏側に設けられる図示略の発射装置から発射されて、内外のガイドレール402、403により左斜め上方へ誘導されて遊技領域401内に導入されて流下する。
【0020】
遊技領域401の略中央部には、遊技盤4の後側に設置される表示装置12に表示される演出図柄を遊技者が視認し得るように、表示装置12の周囲を前側から包囲する各種模様が施された正面視で枠状の装飾枠13が固定される。
【0021】
さらに、遊技領域401には、遊技領域401に打ち込まれた遊技球Bの流下方向を変化させる多数の図示略の釘と、表示装置12の下方にあって、遊技領域401の左領域(装飾枠13の左側の領域)を流下する遊技球Bのうち装飾枠13の左部に設けられたワープ孔131に進入した遊技球Bを導入し、当該遊技球Bを左右及び前後方向へ転動させ得るステージ14と、当該ステージ14の下方にあって、遊技領域401を流下する遊技球B及びステージ14の前側から落下した遊技球Bが入賞可能な始動入賞口15と、遊技領域401の右領域(装飾枠13の右側の領域)にあって、遊技球Bが通過可能なスルーチャッカ16及び遊技球Bが入賞可能なアタッカー17と、発射装置から発射された遊技球Bを遊技領域401の右領域へ誘導するための右打ち通路404と、遊技領域401に打ち込まれた遊技球Bのうち始動入賞口15、アタッカー17等に入賞しなかったアウト球を遊技盤4の裏面側に排出するアウト口18等が設けられる。
【0022】
また、装飾枠13の上部には、遊技状態が所定の特別遊技状態(例えばリーチ、大当り)になったとき所定の演出動作を行う演出装置20が設けられる。
【0023】
遊技機1の遊技は、発射ハンドル9の回転操作により発射装置の発射力を調節し、上受皿部7に貯留された遊技球Bを遊技領域401に打ち込むことで行われる。
【0024】
遊技領域401を流下する遊技球Bが始動入賞口15に入賞した場合には、これを契機に、主制御部により実行される内部抽選の結果、所定の変動パターンに基づいて、表示装置12に演出図柄が所定時間所定の演出態様で表示演出される。そして、内部抽選の結果、リーチが発生した場合には、副制御部の制御をもって、演出装置20は、後述のシャッター253、254が開閉動作する開閉演出、シャッター253、254が回動する回動演出、及びシャッター253、254の表面が光り輝くような電気的表示演出を行う。
【0025】
その後、表示装置12に表示された演出図柄が左、中、右列に同一の図柄が揃って確定表示された場合には、主制御部は、遊技状態を遊技者にとって有利となる大当りに移行させるように制御し、副制御部は、図7に示すように、演出装置20のシャッター253、254が回動する回動演出、及びシャッター253、254の表面が光り輝く電気的表示演出の制御を行う。そして、遊技状態が大当りに移行した場合には、遊技球Bが右打ちされるように、発射ハンドル9を回転操作して発射装置の発射力が最大力となるように調整する。
【0026】
右打ちされた遊技球Bは、右打ち通路404を通って遊技領域401の右領域に導かれ、所定の開閉パターンで開閉作動するアタッカー17に容易に入賞することができる。
【0027】
アタッカー17は、内部に設けた図示略のアタッカーセンサが遊技球を10個入賞したことを検知するか、または開放してから30秒が経過すると閉鎖し、閉鎖後に再度開放する。これを最大15回まで繰返す。これにより、大当りが発生した場合には、アタッカー17に多数の遊技球が入賞可能となり、図示略の賞球払出装置から賞球として大量の遊技球が短時間に上受皿部7に払い出される。
【0028】
次に、演出装置20の構成について説明する。
図3は、前斜め方向から見た演出装置20の分解斜視図、図4は、後斜め方向から見た演出装置20の分解斜視図、図5〜7は、演出装置20の正面図、図8は、図5におけるVIII−VIII線断面図、図9、10は、演出装置20の裏面図、図11、12は、要部の正面図である。
【0029】
演出装置20は、主要素として、遊技盤4に固定されるベース手段21と、回動演出用駆動手段22と、回動演出用駆動手段22により回動する回動表示手段23と、開閉演出用駆動手段24と、開閉演出用駆動手段24により開閉動作する開閉動作手段25とを備える。
【0030】
ベース手段21は、遊技盤4に固定されるメインベース211と、メインベース211の後側に固定されるサブベース212及びモータベース213とを含んで構成される。
【0031】
メインベース211は、表面に所定の模様211cが施されると共に、略中央部に前後方向へ貫通する軸孔211aを有し、後面における軸孔211aの周囲には後方へ突出する円筒フランジ部211bが形成される。
【0032】
モータベース213は、サブベース212を介してメインベース211の後側に固定されると共に、後述の光源用基板234に電気的に接続される電線236を後方へ導出させるための円形の導出口213aを有する。
【0033】
導出口213aは、モータベース213をメインベース211の後側に固定した形態で、導出口213aの中心とメインベース211における軸孔211aの中心とが略一致するように形成される。また、モータベース213における後面には、導出口213aから導出した電線236を図9、10に示すように保持するためのガイド壁213bが設けられる。ガイド壁213bは、後方へ突出すると共に導出口213aの周囲に沿うような円弧状に形成される。
【0034】
回動演出用駆動手段22は、モータベース213に取り付けられ回動演出用モータ(回動演出用電気的駆動源)221と、モータベース213に前後方向を向く軸により枢支され回動演出用モータ221の出力軸に固定されるピニオンギヤ222に噛合する従動ギヤ223と、モータベース213に前後方向を向く軸225より回動可能に枢支されるリンク224とを含んで構成される。
【0035】
リンク224は、左部にセクタギヤ部224a、右部に長手方向が左右方向を向く長孔224bをそれぞれ有し、長孔224bに従動ギヤ223に設けられた前向き突部223aが係合することにより、回動演出用モータ221の駆動による従動ギヤ223の回動に伴って、軸225を中心に図9に示す初期位置から図10に示す回動位置、及びその逆へ回動することができる。
【0036】
回動表示手段23は、リンク224のセクタギヤ部224aに噛合するギヤ231、当該ギヤ231と一体的に回動する回動部材232、バックプレート233、光源用基板234、光源234a及びレンズ235を含んで構成される。
【0037】
ギヤ231は、図8に示すように、メインベース211の後側から円筒フランジ部211bの外周に外嵌されることにより、軸孔211aを中心に回動可能に支持されると共に、リンク224のセクタギヤ部224aに噛合することによって、リンク224の回動に伴って所定角度(本実施形態では略45度)回動する。さらに、図8から理解できるように、ギヤ231は、軸孔211aの内側に位置する部分に電線236が挿通し得る大きさの円形の通孔231aを有する。
【0038】
回動部材232は、図8から理解できるように、後面中央に設けた後ろ向きの円筒フランジ部232iが、メインベース211の前側から軸孔211aに挿入されてギヤ231の前面にねじ止め固定されることにより、ギヤ231と一体となって軸孔211aを中心に回動し得るように、メインベース211の前側に回動可能に支持される。さらに、回動部材232の中心部には、前方へ突出する軸部232aが形成され、同じく当該軸部232aの近傍で、かつ円筒フランジ部232iの内側には、電線236が挿通し得る大きさの通孔232bが形成され、また同じく円筒フランジ部232iの外側には、複数の横向きの長孔232c〜232hが形成される。
なお、回動部材232の通孔232bを、メインベース211の軸孔211aと同心円又は同心円状として、回動部材232を軸孔211aを中心として回動し得るように支持すると、単純な構成で、回動部材232の円滑な回動を得ることができる。
【0039】
光源用基板234は、前面に電気的表示要素をなす複数の光源(例えば、LED)234aが実装されると共に、光源234aが回動部材232と一体的に回動するように、回動部材232の前面にバックプレート233を介して固定される。これにより、光源234aは、光源用基板234の前面でそのときの遊技状況に応じた光による表示演出を行う。光源用基板234の後面には、光源234aに電力を供給するための電線236の一端236aが電気的に接続されるコネクタ234bが実装される。
【0040】
コネクタ234bに接続された電線236の他端236bは、バックプレート233の通孔233a、後述の左右のスライド部材251、252の切欠部251f、252f、後述のカムギヤ243の通孔243c、回動部材232の通孔232b、メインベース211の軸孔211a、ギヤ231の通孔231a及びモータベース213の導出口213aを通ってモータベース213の後側に導出されて、副制御部に電気的に接続される。
【0041】
なお、ギヤ231、回動部材232及びバックプレート233は、光源用基板234と一体となって回動するものであるため、光源用基板234が回動した場合でも、電線236と、ギヤ231の通孔231a、回動部材232の通孔232b及びバックプレート233の233aとの位置関係が変化しないため、各通孔231a、232b、233aは、少なくとも電線236が挿入できるだけの大きさで足りる。また、左右のスライド部材251、252の切欠部251f、252fについても同様である。しかし、カムギヤ243は、自体の回動時に、光源用基板234に対して相対的に位置関係が変化するため、カムギヤ243の通孔243cは、カムギヤ243の回動を許容し得る長さの円弧状に形成される。
【0042】
レンズ235は、光源用基板234の前面に固定されると共に、左右方向の中央部分には、複数の凹凸による乱反射面を有する縦長の光輝部235aが形成される。光輝部235aは、複数の光源234aのうち光輝部235aの真後ろに位置する複数の光源234aの発光による電気的表示演出を強調するように、表面が所定のパターンで光り輝く。また、光輝部235aを除くレンズ235の表面には、光源234aの光を拡散させるための凹状の複数の乱反射部235bが形成される。
【0043】
開閉演出用駆動手段24は、回動部材232の後側に取り付けられ開閉演出用モータ(開閉演出用電気的駆動源)241と、回動部材232の前面に回動可能に枢支され、開閉演出用モータ241の出力軸に固定されるピニオンギヤ242に噛合するカムギヤ243とを含む。
【0044】
カムギヤ243は、本発明のギヤ機構に相当するものであって、回動部材232の軸部232aに回動可能に枢支され、ピニオンギヤ242に噛合することにより開閉演出用モータ241の回転に基づいて軸部232aを中心に所定角度回動する。さらに、カムギヤ243には、円弧状のカム孔243a、243bが設けられる。カム孔243a、243bは、後述のスライド部材251、252の突部251a、252aにそれぞれ摺動可能に係合することで、カムギヤ243の回転運動を直線運動に変換して、スライド部材251,252を介してシャッター253、254に伝達する構成を備える。
【0045】
開閉動作手段25は、回動部材232の前側にカムギヤ243を挟んで左右方向へ移動可能に支持される左右1対のスライド部材251、252と、左右のスライド部材251、252の前側にそれぞれ固定される左右1対のシャッター253、254とを含んで構成される。
【0046】
スライド部材251、252は、それぞれ半円形状を呈し、カムギヤ243を挟んで回動部材232の前側に左右方向へ移動可能に支持される。また、左のスライド部材251の左部分には、ハンマーの柄を模した飾り部251gが設けられ、右のスライド部材252の右部分には、ハンマーのハンマー部を模した飾り部252gが設けられる。
【0047】
左のスライド部材251は、図11、12に示すように、後面に設けた後ろ向き上突部251bが回動部材232の左上長孔232c、後ろ向き下突部251cが回動部材232の左下長孔232d、また後ろ向き左突部251dが回動部材232の左長孔232eにそれぞれ左右方向へ移動可能に挿入され、さらに後ろ向き中突部251aがカムギヤ243の左側のカム孔243bに挿入されることによって、開閉演出用モータ241の駆動によるカムギヤ243の時計方向への回転に伴って、図11に示す閉鎖位置から左方へスライド移動し、同じく反時計方向への回転に伴って図12に示す開放位置から右方へスライド移動する。なお、図11、12は、左右のシャッター253、254、レンズ235、光源用基板234及びバックプレート233を省略した状態の要部の正面図を示している。
【0048】
右のスライド部材252は、図11、12に示すように、後面に設けた後ろ向き上突部252bが回動部材232の左上長孔232f、後ろ向き下突部252cが回動部材232の左下長孔232g、また後ろ向き左突部252dが回動部材232の左長孔232hにそれぞれ左右方向へ移動可能に挿入され、さらに後ろ向き中突部252aがカムギヤ243の右側のカム孔243bに挿入されることによって、開閉演出用モータ241の駆動によるカムギヤ243の時計方向への回転に伴って、図11に示す閉鎖位置から右方へスライド移動し、同じく反時計方向への回転に伴って図12に示す開放位置から左方へスライド移動する。
なお、左右のスライド部材251、252は、それぞれの上下部に掛止されたスプリング255の付勢力によってそれぞれ閉鎖方向へ付勢されている。
【0049】
さらに、左右のスライド部材251、252には、それぞれが閉鎖位置にあるとき、電線226を通過させるための切欠部251f、252fがそれぞれ設けられる。
【0050】
左右のシャッター253、254は、本発明の可動部材に相当し、それぞれ半円状を呈してレンズ235の前側に配置されると共に、バックプレート233、光源用基板234及びレンズ235を前後から挟むようにして左右のスライド部材251、252の前側にそれぞれ固定されることによって、回動部材232と一体となって回動する。
【0051】
左右のシャッター253、254は、開閉演出用モータ241の駆動により、左右のスライド部材251、252のスライド移動に伴って、レンズ235の表面に沿って互いに反対方向へスライド移動することで、互いに対向する合わせ面253b、254bが接触してレンズ235の少なくとも光輝部235aの表面及び当該光輝部235aの後側に位置する全て(又は一部)の光源234aを遮蔽する図5に示す閉鎖位置、及び合わせ面253b、254bが離間してレンズ235の光輝部235a及び当該光輝部235aの後側に位置する光源234aを露呈させる図6に示す開放位置に移動する。
【0052】
主に図5に示すように、左のシャッター253の表面には、所定の形(本実施形態では、天秤)を模った意匠A(符号「A」は図面に記載無し)の左半分の半意匠部253aが形成される。右のシャッター254の表面には、意匠Aの右半分の半意匠部254aが形成される。
【0053】
意匠Aは、左右のシャッター253、254が前述の前記閉鎖位置にあるとき完全な形(正面視で意匠Aの模様が完全に模られた形)を呈し、同じく前述の開放位置にあるとき、合わせ面253b、254bから左右に分離する。
【0054】
左のシャッター253の合わせ面253bの少なくとも一部には、意匠Aの一部を模る線に沿うような形状で、右のシャッター254の対向面254bに向けて突出する凸部253cが設けられる。右のシャッター254の合わせ面254bには、意匠Aの一部を模る線に沿うような形状で後方へ凹んで、左右のシャッター253、254がそれぞれ前記閉鎖位置にあるとき、凸部253cが上下方向に嵌合する凹部254cが設けられる。
【0055】
凸部253cは、先端に向かって段階的に先細りとなるように階段状に形成される。凹部254cは、凸部253cの形状に合わせた凹みに形状に形成される。
このようにすることで、シャッター253、254が閉鎖位置にあって、意匠Aが完全な形状を呈している形態においては、左右のシャッター253、254の合わせ面の253b、254bの合わせ目を目立ち難くすることができると共に、左右のシャッター253、254の閉鎖位置の位置決めを行うことができる。
【0056】
なお、本実施形態に代えて、凸部253cを右のシャッター254の対向面254bに設け、凹部254cを左のシャッター253の対向面253bに設けても、上述の同様な作用効果を奏する。
【0057】
図6に示すように、左右のシャッター253、254が開放位置にあって、レンズ235の光輝部235aが露出している形態においては、光源用基板234の中央部分に縦配列された光源234aの発光によって光輝部235aの表面が光り輝くことで、恰も意匠部Aが左右半分に切り裂かれるような態様の電気的表示演出が行われる。
【0058】
次に、演出装置20における作用について説明する。
通常の遊技状態においては、図5に示すように、演出装置20は、左右のシャッター253、254の合わせ面253b、254bが互いに接触する閉鎖位置にあって、レンズ235の表面及びその後側に位置する光源234aを遮蔽する閉鎖状態にある。この状態においては、遊技状況に応じて、光源用基板234の光源234aが発光することにより、レンズ235を透してシャッター253、254の表面が光り輝くような電気的表示演出が行われる。
【0059】
遊技状態が例えばリーチ等になった場合には、図6に示すように、演出装置20は、シャッター253、254が開放位置に移動して、レンズ235の光輝部235a及び光輝部235aを介してその後側に位置する光源234aを露呈する開放状態に変化する機械的動作の開閉演出を行う。
【0060】
演出装置20の閉鎖状態から開放状態への変化は、回動演出用モータ241の駆動により行われる。すなわち、回動演出用モータ241が駆動すると、カムギヤ243は、図11に示す初期位置から時計方向へ所定角度回動して図12に示す回動位置まで回動する。当該回動は、左右のスライド部材251、252の各後ろ向き中突部251a、252aとカムギヤ243の各カム孔243a、243bとの係合関係によって左右方向への直線移動に変換され、左右のスライド部材251、252にそれぞれ伝達される。
【0061】
これにより、左右のシャッター253、254は、左右のスライド部材251、252と共に互いに反対方向へスライド移動して、図5に示す閉鎖位置から図6に示す開放位置にスライド移動する。左右のシャッター253、254が開放位置に移動した場合には、左右のシャッター253、254の合わせ面253b、254b間からレンズ235の光輝部235aが露呈し、光輝部235aが当該光輝部235aの真後ろに配置された光源234aの発光によって光り輝く電気的表示演出が行われる。
【0062】
さらに、リーチが発展した場合、またはリーチ終了後に大当りとなった場合には、演出装置20は、左右のシャッター253、254が閉鎖位置にある図5に示す閉鎖状態のまま図7に示す位置まで回動する機械的動作の回動演出及び光源234aの発光により左右のシャッター253、254の表面が光り輝く電気的表示演出が行われる。
【0063】
演出装置20の機械的動作の回動演出は、回動演出用モータ221の駆動により行われる。すなわち、回動演出用モータ221が駆動すると、ギヤ231は、回動演出用モータ221の駆動によるリンク224の回動に伴って、正面視で時計方向へ所定角度回動する。ギヤ231が回動すると、ギヤ231と一体回動する回動部材232に支持されたカムギヤ243、左右のスライド部材251、252、バックプレート233、光源用基板234、レンズ235及び左右のシャッター253、254、さらに、ハンマーを模した飾り部251g、252gがメインベース211の軸孔211aを中心に回動する。
【0064】
これにより、左右のシャッター253、254及び飾り部251g、252gは、図5に示す状態から図7に示す状態に回動することによって、恰もハンマーのハンマー部を模した飾り部252gが何かを叩くような機械的動作の回動演出が行われる。
【0065】
この場合、電線236は、バックプレート233の通孔233a、左右のスライド部材251、252の切欠部251f、252f、回動部材232の通孔232b、メインベース211の軸孔211a及びモータベース213の導出口213aを通ってモータベース213の後側に導出されることから、回動部材232の回動に伴う電線236の姿勢変化が少ないため、電線236に繰り返し姿勢変化による疲労断線が生じることを防止できる。
【0066】
また、演出装置20のシャッター253、254の表面が光り輝く電気的表示演出は、光源用基板234に実装された光源234aの発光によるレンズ235を透した照明を左右のシャッター253、254に裏側から当てることにより行われる。
【0067】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、本実施形態に対して、次のような種々の変形や変更を施すことが可能である。
(a)シャッター253、254を上下方向又は斜め方向へスライド移動する構成とする。
(b)回動演出用モータ221の出力軸に固定されたピニオンギヤ222、従動ギヤ223又はリンク224のセクタギヤ部224aのいずれかに、回動部材232に新たに設けたギヤ部を噛合することにより、回動演出用モータ221の駆動により回動部材232が回動する構成とする。
回動部材232のギヤ部にリンク224のセクタギヤ部224aを噛合した場合にはギヤ231は省略され、同じくギヤ部に従動ギヤ223を噛合した場合にはギヤ231及びリンク224は省略され、またピニオンギヤ222を噛合した場合にはギヤ231、リンク224及び従動ギヤ223は省略される。
(c)開閉演出用電気的駆動源を、モータに代えてソレノイドとする。この場合には、カムギヤ243及びスライド部材251、252を省略することができる。
(d)電気的表示要素を、光源234aに代えて、又はそれに加えて、遊技状況に応じた所定の演出情報を表示可能な液晶ディスプレイ又は7セグメントディスプレイとする。この場合には、シャッター253、254は、閉鎖位置にあるとき、液晶ディスプレイ又は7セグメントディスプレイの表示面を前側から遮蔽し、開放位置にあるとき、液晶ディスプレイ又は7セグメントディスプレイの表示面を開放して、表示面に表示される演出情報を視認可能な構成とする。また、レンズ235は、必要に応じて省略することができる。
(e)1対のシャッター253、254が開放位置にあるとき、必要に応じてレンズ235の全域又は一部を開放可能とする。
(f)演出装置20を設ける位置を、本実施形態以外の位置する。
(g)意匠Aの形を適宜変更する。
(h)左右のシャッター253、254の合わせ面253b、254bの全域を、意匠Aを模る線に沿うように設ける。
(i)ギヤ機構をカムギヤ243に代えて、他の構成を用いる。例えば、ラックピニオン等。
(j)遊技機1をスロットマシンとする。
(k)前記(a)〜(j)を適宜組み合わせる。
【符号の説明】
【0068】
1 遊技機 2 外枠
3 内枠 4 遊技盤
401 遊技領域 402、403ガイドレール
404 右打ち通路 5 蝶番
6 ガラス枠 61 ガラス板
7 上受皿部 8 下受皿部
9 発射ハンドル 10L、10R スピーカ
11 電飾装置 12 表示装置
13 装飾枠 131 ワープ孔
14 ステージ 15 始動入賞口
16 スルーチャッカ 17 アタッカー
18 アウト口 20 演出装置
21 ベース手段 211 メインベース
211a 軸孔 211b 円筒フランジ部
212 サブベース 213 モータベース
213a 導出口 213b ガイド壁
22 回動演出用駆動手段
221 回動演出用モータ(回動演出用電気的駆動源)
222 ピニオンギヤ 223 従動ギヤ
223a 前向き突部 224 リンク
224a セクタギヤ部 224b 長孔
225 軸 23 回動表示手段
231 ギヤ 231a 通孔
232 回動部材 232a 軸部
232b 通孔 232c 左上長孔
232d 左下長孔 232e 左長孔
232f 右上長孔 232g 右下長孔
232h 左長孔 232i 円筒フランジ部
233 バックプレート 233a 通孔
234 光源用基板 234a 光源(電気的表示要素)
234b コネクタ 235 レンズ
235a 光輝部 235b 乱反射部
236 電線 236a 一端
236b 他端 24 開閉演出用駆動手段
241 開閉演出用モータ(開閉演出用電気的駆動源)
242 ピニオンギヤ 243 カムギヤ
243a、243b カム孔 243c 通孔
25 開閉動作手段 251、252 スライド部材
251a 後ろ向き中突部 251b 後ろ向き上突部
251c 後ろ向き下突部 251d 後ろ向き左突部
251f 切欠部 251g 飾り部
252a 後ろ向き中突部 252b 後ろ向き上突部
252c 後ろ向き下突部 252d 後ろ向き右突部
252f 切欠部 252g 飾り部
253、254 シャッター(可動部材)
253a、254a 半意匠部 253b、254b 合わせ面
253c 凸部 254c 凹部
255 スプリング
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12