特開2016-221547IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

アルミニウム合金ブレージングシート、フラックス組成物及びフラックス組成物塗布方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】低コストでろう付性を高めることができるブレージングシートを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、マグネシウムを含有するアルミニウム合金からなる芯材と、この芯材の少なくとも一方の面に積層されるろう材とを備えるアルミニウム合金ブレージングシートであって、ろう材の一方の面に積層されるフラックス組成物からなるフラックス層を備え、フラックス組成物が、[A]KAlF4を含むフラックス成分、及び[B]第1族元素及び第2族元素以外の元素を含み、Kを含まないフッ化物を含有し、フラックス層における[A]フラックス成分100質量部に対する[B]フッ化物の添加量X(質量部)とフラックス組成物の固形分換算での単位面積当たりの塗布量Y(g/m2)との積を芯材のマグネシウム含有量Z(質量%)で除した値が、50g/m2以上800g/m2以下であることを特徴とする。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、上述の事情に基づいてなされたものであり、低コストでろう付性を高めることができるブレージングシート及びフラックス組成物を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者は、マグネシウム含有アルミニウム合金のろう付性低下原因が、従来報告されているマグネシウムとフラックス成分(KAlF4)とが反応し、マグネシウムを含む高融点化合物が形成されることだけではなく、ろう付性を向上させる低融点共晶組成物であるKAlF4のフラックス組成物中の相対量が減少することもろう付性低下の一因であることに着目した。そこで、このKAlF4のフラックス成分中の相対量を維持するた・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のブレージングシート及びフラックス組成物は、KAlF4のフラックス成分中の相対量を的確に維持できるため、低コストでろう付性を高めることができる。従って、本発明のブレージングシート又はフラックス組成物によりろう付された構造体は、高い強度と軽量化とを両立させることができ、例えば自動車の熱交換器等として用いることができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の一実施形態のブレージングシートを示す模式的断面図

【図2】ブレージングシートのろう付性の評価方法を示す模式図

【図3】フッ化物の添加量X及びフラックス組成物の塗布量Yの積をブレージングシートの芯材のマグネシウム含有量Zで除した値(X×Y/Z)とフィレット形成長さLとの関係を示すグラフ

【図4】図1のブレージングシートとは異なる実施形態のブレージングシートを示す模式的断面図

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1、11 ブレージングシート   2 芯材   3 ろう材   4 フラックス層   5 犠牲材   101 下板   102 上板   103 スペーサー   104 フィレット

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