技術分野
熱交換用プレートの凸部形状の決定方法、及び熱交換用プレートの凸部形状の算出プログラム
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】熱交換用プレートの元材となる平板材のプレス成形性を鑑み、伝熱プロセスでの伝熱性向上に有効な形状となるようにとなるように、熱交換用プレートにプレス加工される凸部の形状を決定する熱交換用プレートの凸部形状の決定方法、及び熱交換用プレートの凸部形状の算出プログラムを提供する。 【解決手段】本発明は、プレス加工によって、金属製の平板材の表面に複数の凸部を形成して熱交換用プレートを作成する際の前記凸部の形状を決定する方法であって、プレス加工時に前記平板材が破断する場合の、前記凸部の所定のピッチに対する成形限界高さを求めておき、求めた前記凸部の成形限界高さをもとに、熱交換用プレート作成時の前記凸部の形状を決定する。 【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかしながら、特許文献1の技術を用いて、所望の性能となるように熱交換用プレートの凸部形状を決定したとしても、実際に熱交換用プレートを製造する際に、その決定した形状の凸部を熱交換用プレートに付与することができない虞がある。
具体的には、特許文献1は、3次元数値シミュレーションによる温度及び強度解析によって熱交換用プレートの凹凸形状を決定し、その決定した凹凸形状を基に熱交換用プレートを製造する技術ではあるが、その凹凸形状が強度解析のみによって決定されているので、実際に熱交換用プレートをプレス加工などにより成形すると、成形中にプレートが割れたり、歪んだりする虞がある。
つまり、特許文献1は、熱交換用プレートを成形する際に元となる平板材の成形許容度(材料成形性)を考慮していないため、3次元数値シミュレーションで熱交換用プレートの強度を導出しても、伝熱性の高い熱交換用プレートとして成立しない凹凸形状になり、所望の性能を有した熱交換用プレートを製造することができない虞がある。
そこで、本発明は、問題点に鑑みてなされたものであり、熱交換用プレートの元材となる平板材のプレス成形性を鑑み、伝熱プロセスでの伝熱性向上に有効な形状となるように、熱交換用プレートにプレス加工される凸部の形状を決定する熱交換用プレートの凸部形状の決定方法、及び熱交換用プレートの凸部形状の算出プログラムを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。
本発明にかかる熱交換用プレートの凸部形状の決定方法は、プレス加工によって、金属製の平板材の表面に複数の凸部を形成して熱交換用プレートを作成する際の前記凸部の形状を決定する方法であって、予め、プレス加工時に前記平板材が破断する場合の、前記凸部の所定のピッチに対する成形限界高さを求めておき、求めた前記凸部の成形限界高さをもと・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、熱交換用プレートの元材となる平板材のプレス成形性を鑑み、伝熱プロセスでの伝熱性向上に有効な形状となるように、熱交換用プレートにプレス加工される凸部の形状を決定することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の決定方法で決定された形状の凸部を有する熱交換用プレートを模式的に示した図である。
【図2】 図1のA部分の拡大断面図であり、熱交換用プレートに形成された凸部の形状を示した図である。
【図3】 本発明の熱交換用プレートの凸部形状の決定方法を示したフローチャート図である。
【図4】 熱交換用プレートの凸部の成形限界高さを導出する方法を説明するための模式図である。
【図5】 熱交換用プレートの凸部の成形限界高さを導出する際に用いられるインターフェースの一例を示した図である。
【図6】 熱交換用プレートの凸部の成形限界高さを決定する過程を示した図である。
【図7】 熱交換用プレートの凸部の成形限界高さの結果から、最適な凸部のピッチを示した図である。
1 熱交換用プレート
2 凸部
2a 矩形凸部
2b 横凸部
4 横凸領域
W 平板材(プレート用ブランク、チタン材)
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