特開2016-222013IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

簡単な構成で、除湿暖房時における車両の燃費を向上させることができる車両用空調装置

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】簡単な構成で、除湿暖房時における車両の燃費を向上させることができる車両用空調装置を提供する。
【解決手段】冷却用熱交換器3と、加熱用熱交換器4と、冷却用熱交換器3から加熱用熱交換器4に至るヒータ通過経路9Hと、加熱用熱交換器4を迂回するヒータ迂回経路9Cへの空調風9の流入割合を調整するエアミックスドア5と、を備える車両用空調装置100である。車両用空調装置100は、加熱用熱交換器4よりも空調風9の流れの上流側で、かつ加熱用熱交換4に面する位置に不動に設けられる除湿部材6と、除湿部材6の車両上方側を覆うように配置され、除湿部材6の近傍から車両上方側への空調風9の流れを制限する対流制限板7と、を備える。対流制限板7は、エアミックスドア5と共に、ヒータ通過経路9Hとヒータ迂回経路9Cとを区画する仕切りを形成する。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献2の構成では、チャンバー内で除湿部材の位置を切り変える必要があるため、大型のチャンバーが必要であるという問題がある。また、除湿部材の位置を切り換えるための除湿部材切替手段の分だけ車両の部品点数が増加し、コストを含めた車両の生産性が低下するという問題がある。 本発明は事情に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、簡単な構成で、除湿暖房時における車両の燃費を向上させることができる車両用空調装置を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の一態様に係る車両用空調装置は、車室内あるいは車外からチャンバー内に導入された空気である空調風を冷却する冷却用熱交換器と、前記冷却用熱交換器よりも前記空調風の流れの下流側に配置され、前記空調風を加熱する加熱用熱交換器と、前記冷却用熱交換器と前記加熱用熱交換器との間に配置され、前記冷却用熱交換器から前記加熱用熱交換器に至るヒータ通過経路と、前記加熱用熱交換器を迂回するヒータ迂回経路への前・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
構成では、加熱用熱交換に面する位置に不動に設けられる除湿部材によって、冷却用熱交換器を動作させることなく除湿された温風を得ることができる。また、この除湿部材はチャンバー内に不動に設けられる構成であって、当該除湿部材のチャンバー内での位置を変化させる機構を必要としないため、チャンバーの大型化、車両の生産性の低下などの問題が生じない。 さらに、構成では、除湿部材の車両上方側に配置される対流制限板が、エアミックスドアと共に、ヒータ通過経路とヒータ迂回経路とを区画する仕切りを形成している。このような構成によって、除湿部材がチャンバー内で不動に設けられていても、除湿部材の再生(除湿部材で吸湿した水分を放出させ、除湿部材の吸湿性能を回復すること)を効率的に行なうことができる。その詳細については、実施形態1で詳しく説明する。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】実施形態1の車両用空調装置の概略図である。

【図2】実施形態1の車両用空調装置における除湿部材近傍の部分拡大図である。

【図3】実施形態2の車両用空調装置における除湿部材近傍の部分拡大図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

100 車両用空調装置   1 チャンバー   1A 外気導入路 1B 内気導入路 1X,1Y,1Z 送風路   10 モード切替ドア   2 ブロワ   3 冷却用熱交換器(エバポレータ) 30 蓄冷部材 30p 突出部   4 加熱用熱交換器(ヒータコア)   5 エアミックスドア   6 除湿部材   7 対流制限板   9 空調風 9C ヒータ迂回経路 9H ヒータ通過経路

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