技術分野
この発明は、ステアリング装置
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】長期にラトル音の発生を抑制することができるステアリング装置を提供すること。 【解決手段】ステアリング装置1のラックシャフト8は、操舵部材の操舵角が操舵中立位置を含む所定の操舵角範囲にある状態でピニオンシャフトのピニオン歯と噛み合う複数の第1ラック歯81が形成された第1領域A1と、第1領域A1を除く領域であってピニオン歯と噛み合う複数の第2ラック歯82が形成された第2領域A2とを含む。第1ラック歯81の歯丈H1は、第2ラック歯82の歯丈H2よりも長くされている。第1ラック歯81の歯面81aが所定量摩耗した状態で第1ラック歯81の歯先部81bがピニオン歯間の歯底部に接触するように、第1ラック歯81の歯丈H1がピニオン歯の歯丈よりも長くされている。 【選択図】図4
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
特許文献1のラックバーを用いたステアリング装置では、車両の直進状態でピニオン歯と噛み合うラックバーの中央付近のラック歯は、使用頻度が高いため摩耗しやすい。そのため、長期に使用した後において、車両の直進走行時に、前記中央付近のラック歯とピニオン歯との間でラトル音が発生する虞がある。
この発明は、長期にラトル音の発生を抑制することができるステアリング装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
請求項1記載の発明は、操舵部材(2)の回転に応じて回転し、外周面にピニオン歯(7a)が形成されたピニオンシャフト(7)と、前記操舵部材の操舵角(θ)が操舵中立位置(C)を含む所定の操舵角範囲(−θ1≦θ≦+θ1)にある状態で前記ピニオン歯と噛み合う複数の第1ラック歯(81)が形成された第1領域(A1)と、前記第1領域を除く領域であって前記ピニオン歯と噛み合う複数の第2ラック歯(82)が形成さ・・・ 続きを
知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
請求項1記載の発明では、第1ラック歯がピニオン歯と噛み合って使用される頻度は、第2ラック歯がピニオン歯と噛み合って使用される頻度よりも高い。このため、ステアリング装置を長期に使用した場合、第1ラック歯の歯面の摩耗が、第2ラック歯の歯面の摩耗よりも大きくなる。その第1ラック歯の歯面の摩耗が所定量に達すると、第1ラック歯の歯先部が、ピニオン歯間の歯底部に当接する。これにより、第1ラック歯は、歯面と歯先部とで、ピニオンシャフトと接触することになるため、第1ラック歯の歯面の摩耗の進行が抑制される。したがって、長期にわたってラックシャフトとピニオンシャフトとの間でのラトル音の発生を抑制することができる。
請求項2記載の発明では、長期に使用する前の段階において、ピニオンシャフトに対するラックシャフトの摺動抵抗は、第1領域と第2領域とで差異がない。このため、長期に使用する前の段階で、良好な操舵フィーリングを得ることができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)
この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の一ステアリング装置の概略正面図である。
【図2】 転舵機構の要部を示した図である。
【図3】 操舵部材の概略平面図である。
【図4】 ラックシャフトの概略側面図である。
【図5】 ピニオン歯と噛み合った第1ラック歯の周辺を示した概略図である。
【図6】 歯面が摩耗した後の第1ラック歯の周辺を示した概略図である。
【図7】 操舵角とヨーククリアランスとの関係を示したグラフ図である。
1…ステアリング装置、2…操舵部材、7…ピニオンシャフト、7a…ピニオン歯、7b…歯底部、8…ラックシャフト、81…第1ラック歯、81a…歯面、81b…歯先部、82…第2ラック歯、82a…歯面、91…歯形形状、91a…基本歯形形状、91b…延設歯形形状、92…歯形形状、A1…第1領域、A2…第2領域、C…操舵中立位置、H1…歯丈、H2…歯丈、HP…歯丈、θ…操舵角、−θ1≦θ≦+θ1…所定の操舵角範囲
全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録