特開2016-222945IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

鉄基粉末冶金用混合粉及びそれを用いて作製した焼結体に関し、無水II型の硫酸カルシウムを特定の割合で含む鉄基粉末冶金用混合粉及びそれを用いて作製した焼結体

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】安定した品質及び性能の焼結体を作製し得る鉄基粉末冶金用混合粉を提供する。
【解決手段】本発明の鉄基粉末冶金用混合粉は、無水II型の硫酸カルシウムを含む粉末を、焼結した後のCaSの重量比が0.01重量%以上0.1重量%以下となるように含む。
【選択図】図3

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1に開示される硫化カルシウムを含有させることにより、機械部品の強度が大幅に低下すること、混合粉末が経時変化して品質が安定しないこと等の課題がある。また、特許文献1に開示の焼結鋼を切削工具によって加工したところ、切屑が細かく分断されにくかった。このことから、特許文献1の開示では良好と評価されている切屑処理性も、現在の切屑処理性の要求を満たすほど優れているとは言い難い。 本発明は、の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、安定した品質及び性能の焼結体を作製し得る鉄基粉末冶金用混合粉を提供することである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するため、本発明者は、特許文献1に開示の焼結体が、なぜ時間の経過とともに品質及び性能が低下するのかを調べ、この原因が、硫化カルシウム及び半水石膏(以下、これら2成分を「CaS成分」と記す)を含むことによるものであることを突き止めた。すなわち、本発明者はCaS成分が大気中の水分を吸収することで硫酸カルシウム二水和物(CaSO4・2H2O)に変化したり、CaS成分が硬化反応により凝・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、安定した性能の焼結体を作製し得る鉄基粉末冶金用混合粉を提供することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】切屑処理性が良好な切り屑の外観の一例を示す画像である。

【図2】切屑処理性が良好でない切り屑の外観の一例を示す画像である。

【図3】実施例26で作製した焼結体をサーメットチップで旋削した後の工具すくい面の摩耗部分の観察画像である。

【図4】実施例30で作製した焼結体をサーメットチップで旋削した後の工具すくい面の摩耗部分の観察画像である。

【図5】実施例32で作製した焼結体をサーメットチップで旋削した後の工具すくい面の摩耗部分の観察画像である。

【図6】実施例33で作製した焼結体をサーメットチップで旋削した後の工具すくい面の摩耗部分の観察画像である。

【図7】実施例34で作製した焼結体をサーメットチップで旋削した後の工具すくい面の摩耗部分の観察画像である。

【図8】参考例1で作製した焼結体をサーメットチップで旋削した後の工具すくい面の摩耗部分の観察画像である。

選択図 図3出願人が指定した本件の代表的な図

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