技術分野
熱処理条件取得装置及び方法
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】人為的な確認作業を伴うことなく被処理品の熱処理条件を取得することができる熱処理条件取得装置を提供する。
【解決手段】熱処理条件取得装置10は、被処理品についての複数の性状データを計測する計測部41,51,42と、計測部41,51,42によって計測された複数の性状データに基づいて被処理品を識別し、当該被処理品に対応する熱処理条件を取得する取得部52とを備える。
【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
熱処理装置によって被処理品Wを熱処理するとき、被処理品Wに応じた熱処理条件を予め設定しておく必要がある。従来は次のような手順で熱処理条件の設定が行われている。
まず、熱処理装置のオペレータは、ケースKから被処理品Wを一つ取り出し、その被処理品Wに刻印された型番を確認し、ケースKに貼付された指示票に記載の型番と照合する。双方の型番が一致する場合、オペレータは、指示票に記載された熱処理条件を確認し、その条件を熱処理装置の制御盤に入力する。
しかし、のような熱処理条件の設定作業には、型番の照合という人為的な作業が必要であるため、ミスを完全に無くすことは困難である。また、指示票に記載された熱処理条件を入力する際にもミスが生じ得る。
また、最近では、被処理品への型番の刻印が省略されたり、熱処理後に刻印が設けられたりすることがあり、熱処理条件の設定のために型番の照合作業自体が行えない場合もある。この場合、新たな設定方法が必要である。
本発明は、以上のような実情に鑑み、人為的な確認作業を伴うことなく被処理品の熱処理条件を取得することができる熱処理条件取得装置及び方法を提供することを主な目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
(1)本発明の熱処理条件取得装置は、被処理品についての複数の性状データを計測する計測部と、前記計測部によって計測された複数の性状データに基づいて前記被処理品を識別し、当該被処理品に対応する熱処理条件を取得する取得部と、を備えているものである。
【発明の効果】
本発明によれば、人為的な確認作業を伴うことなく被処理品の熱処理条件を取得することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】本発明の一熱処理条件取得装置の概略的な構成図である。
【図2】計測部における計測装置を示す説明図である。
【図3】熱処理の対象となる転がり軸受の一例を示す断面図である。
【図4】(a)は、被処理品としての内輪の平面画像を示す図、(b)は、内輪の正面画像を示す図である。
【図5】(a)は、被処理品としての外輪の平面画像を示す図、(b)は、外輪の正面画像を示す図である。
【図6】被処理品の性状データと熱処理条件との対応情報の一例を示すデータベースである。
【図7】熱処理条件取得装置の処理手順を示すフローチャートである。
【図8】従来の熱処理条件の設定の様子を示す説明図である。
10:熱処理条件取得装置,11:熱処理装置,20:転がり軸受,21:内輪,22:外輪,31:計測装置,32:制御装置,52:取得部,53:報知部,54:設定部,56:記憶部,57:照合部,W:被処理品
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