特開2016-223382IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

内燃機関の制御装置

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】内燃機関のシリンダにおけるデポジットの厚さを好適に計測する。
【解決手段】内燃機関が有するシリンダにおいて、該シリンダのシリンダライナ表面の温度を検出する表面温度検出部と、シリンダライナの所定深部の温度を検出する深部温度検出部と、シリンダ内での1燃焼サイクルにおいて表面温度検出部によって検出された表面温度と深部温度検出部によって検出された所定深部温度との差に基づいて、シリンダライナに堆積しているデポジットの堆積量を算出するデポジット算出部と、を備える内燃機関の制御装置であって、表面温度検出部及び深部温度検出部は、シリンダの上面視において、該シリンダの中心を挟んで、該シリンダボアへの潤滑油供給のために設けられた潤滑油供給噴射孔とは反対側の、シリンダライナの所定部位における表面温度と所定深部温度を検出する。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

内燃機関が有するシリンダの内壁面においては、燃料の燃焼により生成されるデポジットが堆積する。デポジットが堆積し過ぎると、潤滑油の消費量が増大する等の支障が生じるため、デポジットを適宜除去するためにもその堆積量を適時正確に把握できることが好ましい。ここで、従来技術による超音波パルスを利用してデポジットの厚さ測定を行おうとすると、一般に内燃機関のシリンダは鋳物で形成されるため反射エコーが好適に形成されず正確なデポジット厚さの計測は困難となる。 また、内燃機関のシリンダにおいては、必ずしも一様にデポジットが堆積するわけではなく、燃焼室を形成するシリンダ内壁面でのデポジット形成の特性を十分に考慮した上で、そのデポジットの厚さを計測しなければならないが、従来技術においてはその点に関する考察は一切なされていない。 本発明は、した問題点に鑑みてなされたものであり、内燃機関のシリンダにおけるデポジットの厚さを好適に計測可能な制御装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明において、課題を解決するために、シリンダに堆積するデポジットの厚さを、堆積箇所のシリンダライナの表面温度とその深部温度との温度差に基づいて算出する構成を採用した。デポジットが堆積することで、それがいわば断熱材として機能することになるため、シリンダライナの表面と深部との間の温度差と、デポジットの厚さとの間に、所定の相関が形成されることになる。そこで、当該温度差を利用することで、鋳物で・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、内燃機関のシリンダにおけるデポジットの厚さを好適に計測することが可能となる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)

この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明に係る制御装置が適用される内燃機関の概略構成を示す図である。

【図2】内燃機関のシリンダライナ表面におけるデポジットの堆積状態を示す図である。

【図3】シリンダライナ表面温度とシリンダライナ深部温度を検出する温度センサの、シリンダの軸方向における取り付け位置を説明するための、第1の図である。

【図4】内燃機関のシリンダライナ表面の温度推移と、該シリンダライナ深部の温度推移とを示す図である。

【図5】シリンダライナ表面温度とシリンダライナ深部温度との温度差と、該シリンダライナに堆積したデポジットの厚さとの相関を示す図である。

【図6】シリンダライナ表面温度とシリンダライナ深部温度を検出する温度センサの、シリンダの周方向における取り付け位置を説明するための図である。

【図7】本発明に係る制御装置において実行される、内燃機関のシリンダライナ表面に堆積したデポジットを除去するためのデポジット除去制御のフローチャートである。

【図8】シリンダライナ表面温度とシリンダライナ深部温度を検出する温度センサの、シリンダの軸方向における取り付け位置を説明するための、第2の図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1・・・燃料噴射弁   2・・・シリンダライナ   2a・・・気筒   3・・・ピストン   5、6・・・温度センサ   8・・・冷却水路   12・・・堆積デポジット   20・・・燃焼室   30・・・ECU

全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録

[広告欄]

ログインすれば広告は減ります

ログインすれば広告は減ります