技術分野
この発明は、例えば車両(自動車)用、建設機械用、航空機等で使用される発電機用、ポンプ等の各種産業機械用の自動変速装置等として利用する、トロイダル型無段変速機を組み込んだ無段変速装置の改良
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】トロイダル型無段変速機の伝達効率を確保しつつ、極低温環境下においても、運転開始直後からこのトロイダル型無段変速機のトラクション部で過大な滑りを生じる事なく、動力伝達を開始できる構造を実現する。 【解決手段】トロイダル型無段変速機21の変速比を、低速モードと高速モードとを切り換える際の変速比であるモード切換ポイントに一致させると共に、前記低速用クラッチ7と前記高速用クラッチ8とを同時に接続し、且つ、出力側クラッチ機構24を切断した状態で、駆動源を始動する。 【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明は、上述の様な事情に鑑み、トロイダル型無段変速機の伝達効率を確保しつつ、極低温環境下においても、運転開始直後からこのトロイダル型無段変速機のトラクション部で過大な滑りを生じる事なく、動力伝達を開始できる無段変速装置の構造を実現する事を目的としている。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の無段変速装置は、エンジン等の駆動源により一方向に回転駆動される入力部材と、発電機の回転子(ロータ)やデファレンシャルギヤの入力部等の被駆動部を回転駆動する為の出力部材と、トロイダル型無段変速機と、複数の歯車を組み合わせて成る歯車式の差動機構と、これらトロイダル型無段変速機と差動機構との動力の伝達状態を切り換える為のクラッチ装置とを備える。
このうちのクラッチ装置は、低速用クラッチ・・・ 続きを
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【発明の効果】
上述の様な本発明の無段変速装置によれば、トロイダル型無段変速機の伝達効率を確保しつつ、極低温環境下においても、運転開始直後からこのトロイダル型無段変速機のトラクション部で過大な滑りを生じる事なく、動力伝達を開始する事ができる。
即ち、本発明の場合、前記トロイダル型無段変速機の変速比をモード切換ポイントに一致させると共に、低速用、高速用両クラッチを同時に接続した状態で、駆動源を始動する様にしている為、この駆動源の始動時(トロイダル型無段変速機の運転開始直後)に、このトロイダル型無段変速機を通過するトルクを小さくする(理想的には、トロイダル型無段変速機を通過するトルクを0にする)事ができる。この為、押圧装置の非作動時にも、前記トロイダル型無段変速機のトラクション部の面圧を必要最低限確保する為の予圧ばねの弾力を小さく抑える事ができる(理想的には予圧ばねを省略できる)。従って、前記トロイダル型無段変速機を通過するトルクが小さい場合に、前記各トラクション部の面圧が過大になる事を防止して、前記トロイダル型無段変速機の伝達効率を確保する事ができる。又、トラクションオイルのトラクション係数が小さくなる、極低温環境下においても、前記トロイダル型無段変速機の運転開始直後から前記各トラクション部で過大な滑りを生じる事なく、動力伝達を開始する事ができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の実施の形態の第1例を示す略断面図。
【図2】 トロイダル型無段変速機の変速比と無段変速装置全体としての速度比との関係の1例を示す線図。
【図3】 本発明の実施の形態の第2例を示す略断面図。
【図4】 トロイダル型無段変速機の従来構造の第1例を示す断面図。
【図5】 同じく第2例を示す断面図。
1、1a 入力回転軸
2a、2b 入力側ディスク
3 出力筒
4 出力歯車
5、5a 出力側ディスク
6 パワーローラ
7 トラニオン
8 駆動軸
9、9a、9b 押圧装置
10a、10b 予圧ばね
11 ローディングナット
12 スプライン孔
13 スプライン軸部
14 係止溝
15 係止環
16 抑え環
17 止め輪
18 ボールスプライン
19 デファレンシャルギヤ
20 出力軸
21 トロイダル型無段変速機
22 遊星歯車式変速機
23 クラッチ機構
24 出力側クラッチ機構
25 枢軸
26 遊星歯車機構
27 中間軸
28 中間歯車
29 キャリア
30 遊星歯車
31 太陽歯車
32 リング歯車
33 入力側歯車伝達機構
34 出力側歯車伝達機構
35 第一歯車
36 第二歯車
37 第三歯車
38a、38b 回転軸
39 クラッチディスク
40 フライホイール
41 ドグクラッチ
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